JPS6323961Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6323961Y2 JPS6323961Y2 JP4633484U JP4633484U JPS6323961Y2 JP S6323961 Y2 JPS6323961 Y2 JP S6323961Y2 JP 4633484 U JP4633484 U JP 4633484U JP 4633484 U JP4633484 U JP 4633484U JP S6323961 Y2 JPS6323961 Y2 JP S6323961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- iron powder
- electrode plate
- magnetic
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 239000006148 magnetic separator Substances 0.000 claims description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 21
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 13
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 description 6
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 208000028659 discharge Diseases 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000010721 machine oil Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、円周内面に永久磁石2を固着した円筒体
1(ステンレスなどの非磁性体製)を油槽3内で
回転駆動して、汚油4中に混入した鉄粉(磁性
体)を円筒体1周面に磁力吸着して回転搬送し、
その吸着された鉄粉を適宜の位置で掻き板5で掻
き取つて外部へ排除する磁力分離機が広く用いら
れているが、該磁力分離機は、永久磁石2の磁力
を利用するものであるから、当然、磁性体(鉄
粉)だけしか分離できないものである。
1(ステンレスなどの非磁性体製)を油槽3内で
回転駆動して、汚油4中に混入した鉄粉(磁性
体)を円筒体1周面に磁力吸着して回転搬送し、
その吸着された鉄粉を適宜の位置で掻き板5で掻
き取つて外部へ排除する磁力分離機が広く用いら
れているが、該磁力分離機は、永久磁石2の磁力
を利用するものであるから、当然、磁性体(鉄
粉)だけしか分離できないものである。
ところが、この種分離機を多く使用するのは、
各種研削、研磨工作機械等の工作油の処理であ
り、鉄粉の他に非磁性体の砥粒等も多く含まれて
いるが、該砥粒等は非磁性体であるため、この磁
力分離機では分離不可能である。
各種研削、研磨工作機械等の工作油の処理であ
り、鉄粉の他に非磁性体の砥粒等も多く含まれて
いるが、該砥粒等は非磁性体であるため、この磁
力分離機では分離不可能である。
そこで、本考案は、従来の磁石を利用して磁性
体の分離作用を行う構成に、静電気を利用して非
磁性体の分離作用を行う構成を加えて、両者を組
み合せ構成することによつて、鉄粉(磁性体)と
同時に砥粒等(非磁性体)も有効に分離し得るよ
うに構成した分離機を考案したものである。
体の分離作用を行う構成に、静電気を利用して非
磁性体の分離作用を行う構成を加えて、両者を組
み合せ構成することによつて、鉄粉(磁性体)と
同時に砥粒等(非磁性体)も有効に分離し得るよ
うに構成した分離機を考案したものである。
即ち、本考案の構成をその実施例につき説明す
れば、 円周内面に永久磁石2を固着した円筒体1を油
槽3内で回転駆動して、汚油4中に混入した鉄粉
7を円筒体1周面に磁力吸着して回転搬送し、吸
着された鉄粉7を掻き板5で掻き取つて外部へ排
除する磁力分離機において、 円筒体1を−極として接地(アース)するかま
たは高圧電源(図示せず)の−極に接続する一
方、該円筒体1と間隔を置いた適宜位置、例え
ば、汚油流入口8付近から円筒体1下部周面の一
部に沿つた位置に、+電極板6(導電性金属板)
を設置して、該+電極板6に高圧電源の+極を接
続したものである。
れば、 円周内面に永久磁石2を固着した円筒体1を油
槽3内で回転駆動して、汚油4中に混入した鉄粉
7を円筒体1周面に磁力吸着して回転搬送し、吸
着された鉄粉7を掻き板5で掻き取つて外部へ排
除する磁力分離機において、 円筒体1を−極として接地(アース)するかま
たは高圧電源(図示せず)の−極に接続する一
方、該円筒体1と間隔を置いた適宜位置、例え
ば、汚油流入口8付近から円筒体1下部周面の一
部に沿つた位置に、+電極板6(導電性金属板)
を設置して、該+電極板6に高圧電源の+極を接
続したものである。
上記において、
(i) …+電極板6は、図示例の如く、汚油流入口
8付近からゆるい傾斜で円筒体1下部周面の一
部に相対する間など、流入された汚油4が該板
6上を比較的時間をかけて通過するように形成
して、汚油中の混入物に+帯電する機会をなる
べく多く与えることが望ましい。
8付近からゆるい傾斜で円筒体1下部周面の一
部に相対する間など、流入された汚油4が該板
6上を比較的時間をかけて通過するように形成
して、汚油中の混入物に+帯電する機会をなる
べく多く与えることが望ましい。
なお、付号9は浄化油の流出口である。
(ii) …+電極板6は、その設置位置、例えば油槽
3が金属板製等の導電性材質である場合には、
該導電体との間に絶縁材10を介在して、絶縁
する必要がある。
3が金属板製等の導電性材質である場合には、
該導電体との間に絶縁材10を介在して、絶縁
する必要がある。
(iii) …円筒体1は−極として適宜接地(アース)
しても可であるが、実施例では、高圧電源の−
極に接続した方が好成績が得られた。
しても可であるが、実施例では、高圧電源の−
極に接続した方が好成績が得られた。
(iv) …円筒体1と+電極板6との間隔は、電圧の
高低と、有効な静電吸着作用が発生する距離
と、吸着物の堆積等によつて発生の危険がある
放電現象の防止との兼ね合いによつて定める。
実施例では15〜25mmとした。
高低と、有効な静電吸着作用が発生する距離
と、吸着物の堆積等によつて発生の危険がある
放電現象の防止との兼ね合いによつて定める。
実施例では15〜25mmとした。
(v) …空気中において放電現象が発生すると、油
に引火して火災の危険があるので、+電極板6
はその全体を油中に浸漬設置する事が望まし
い。
に引火して火災の危険があるので、+電極板6
はその全体を油中に浸漬設置する事が望まし
い。
以上のような構成において、本考案は、汚油流
入口8から汚油4を継続的に少量宛流入すると、
汚油4中の特に砥粒等7′(非磁性体)は+電極
板6上を流下する間に+高電圧が印加されて+帯
電し(勿論、磁性体即ち鉄粉も+帯電する。)、油
槽3内において−極たる円筒体1周面に静電吸着
され、また当然に鉄粉7は磁力吸着されて、回筒
体1の回転に伴つて上方へ逐次搬送され、掻き板
5で掻き取られて外部へ排除されるものである。
また、鉄粉、砥粒等の流入物を分離されて清浄化
された油は流出口9から外部へ移送される。
入口8から汚油4を継続的に少量宛流入すると、
汚油4中の特に砥粒等7′(非磁性体)は+電極
板6上を流下する間に+高電圧が印加されて+帯
電し(勿論、磁性体即ち鉄粉も+帯電する。)、油
槽3内において−極たる円筒体1周面に静電吸着
され、また当然に鉄粉7は磁力吸着されて、回筒
体1の回転に伴つて上方へ逐次搬送され、掻き板
5で掻き取られて外部へ排除されるものである。
また、鉄粉、砥粒等の流入物を分離されて清浄化
された油は流出口9から外部へ移送される。
而して、本考案の場合は従来同様の磁力による
鉄粉の分離排除に加えて、静電気利用によつて砥
粒等の非磁性体をも効果的に分離排除し得て、特
に、静電気の場合には極めて微細なものゝ吸着能
力に秀れるので、それらの相乗的作用によつて、
汚油の清浄化処理能力を格段に向上し得る特長が
ある。
鉄粉の分離排除に加えて、静電気利用によつて砥
粒等の非磁性体をも効果的に分離排除し得て、特
に、静電気の場合には極めて微細なものゝ吸着能
力に秀れるので、それらの相乗的作用によつて、
汚油の清浄化処理能力を格段に向上し得る特長が
ある。
そして更に、従来ならば鉄粉を分離排除する磁
力分離機の他に、非磁性体を除去するためのろ過
装置等を必要としたが、本案機の使用によつてそ
れ等を不要ならしめ得る大きな利点がある。
力分離機の他に、非磁性体を除去するためのろ過
装置等を必要としたが、本案機の使用によつてそ
れ等を不要ならしめ得る大きな利点がある。
第1図は本考案の一実施例の構成概略を示す図
である。 付号、1……円筒体、2……永久磁石、3……
油槽、4……汚油、5……掻き板、6……+電極
板、7……鉄粉(磁性体)、7′……砥粒(非磁性
体)、8……汚油流入口、9……流出口、10…
…絶縁板。
である。 付号、1……円筒体、2……永久磁石、3……
油槽、4……汚油、5……掻き板、6……+電極
板、7……鉄粉(磁性体)、7′……砥粒(非磁性
体)、8……汚油流入口、9……流出口、10…
…絶縁板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 円周内面に永久磁石2を固着した円筒体1を油
槽3内で回転駆動して、汚油4中に混入した鉄粉
を円筒体1周面に磁力吸着して回転搬送し、吸着
された鉄粉を掻き板5で掻き取つて外部へ排除す
る磁力分離機において、 円筒体1を−極として接地するかまたは高圧電
源の−極に接続する一方、該円筒体1と間隔を置
いた適宜位置に+電極板6を設置して、該+電極
板6に高圧電源の+極を接続した、静電気磁力併
用分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4633484U JPS60161448U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 静電気磁力併用分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4633484U JPS60161448U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 静電気磁力併用分離機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161448U JPS60161448U (ja) | 1985-10-26 |
JPS6323961Y2 true JPS6323961Y2 (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=30560628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4633484U Granted JPS60161448U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 静電気磁力併用分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161448U (ja) |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4633484U patent/JPS60161448U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60161448U (ja) | 1985-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3875061A (en) | Centrifugal separator with field effect separation | |
EP1892044B1 (en) | Electrostatic precipitator | |
US3970437A (en) | Electric Dust Separator | |
JP3325010B2 (ja) | 磁気固液分離装置 | |
JPS6323961Y2 (ja) | ||
US2874839A (en) | Grit separator | |
US4029485A (en) | Gas cleaners | |
EP0496092A2 (en) | Electrostatic gas cleaner | |
JPH08332410A (ja) | 粉塵中性化及び凝集システム | |
US1068453A (en) | Magnetic separator. | |
SU1546160A1 (ru) | Магнитный электростатический сепаратор | |
CN208512800U (zh) | 一种对旋离心式净化器 | |
US3068628A (en) | Magnetic cleaning means for electrodes of electrostatic precipitator | |
CN104121632A (zh) | 维护方便的空气净化器 | |
CN1046687A (zh) | 静电液体除浊装置 | |
JPS6287262A (ja) | 空気清浄装置 | |
JPH0733882Y2 (ja) | 磁気吸着式スラツジ分離装置 | |
WO1995027565A1 (en) | Electrostatic method and apparatus for separating particles | |
JPH0474547A (ja) | 空気清浄機 | |
RU2583844C1 (ru) | Электростатический сепаратор | |
SU1071796A1 (ru) | Устройство дл обработки воздуха | |
CN208407296U (zh) | 一种选粉机高效环保型通风除尘设备 | |
KR20040063391A (ko) | 대전된 미스트를 이용한 공기정화장치 | |
RU2094127C1 (ru) | Электрический воздушный фильтр | |
JPH07303810A (ja) | 磁気分離機 |