JPS63238404A - 絞り弁開度検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の吸入空気量を調整する絞り弁の開度
を検出する絞り弁開度検出装置に関し、特に刷子と抵抗
パターンとから成る可変抵抗型絞り弁開度検出装置に関
する。

〔従来の技術〕

従来の絞り弁開度検出装置は、特開昭５９−１８３０３
２に記載されているように、摺動刷子は複数本の摺動刷
子片から形成されており、各々の摺動刷子片に対向して
厚膜技術で形成された抵抗パターンが、設けられている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来技術に示された摺動刷子は各摺動刷子片の共振周波
数について配慮がされておらず、各刷子片の共振が同じ
周波数で同時に発生することによリセンサ出力が不作意
に変化する問題があった。

本発明の目的は、ある周波数で刷子片各々の内の一本が
共振しても少なくとも一本の刷子片が共振しないように
してセンサ出力の変化を防止することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

刷子一本一本の固有振動数を異なる値に設定することに
よって達成される。

〔作用〕

刷子片一本一本は各々固有振動数をもつ。本発明は刷子
４片一本一本の固有振動数を変えたことにより、同一周
波数で全ての刷子が共振するような現象は起こらなくな
る。それによって刷子の共振による出力変化はなくなり
、安定した出力精度を得ることができる。

〔実施例〕

第１図から第３図は、本発明の一実施例による絞り弁開
度検出装置を示す。

上記構造の絞り弁開爪検出装置の動作を説明する。

図示していないが内燃機関の吸気系に有る絞り弁は絞り
弁軸に取り付けられており、絞り弁軸の軸端の一方にレ
バーが結合されており、前記レバーが絞り弁開度検出装
置側のレバー５と連結される。以上の構成によって絞り
弁軸の回転がレバー５を介し、回転体６に伝達される。

回転体６には刷子４が取り付けられており刷子４が抵抗
体基板１の抵抗パターン上を摺動することによっである
出力値が得られ、その出力値によって絞り弁の開度を検
出することになるメ付号７，８．９はポテンショメータ
からの接続端子であり、第３図のような電気回路となっ
ている。上記構造において、刷子４は刷子片４ａの固有
振動数を各々異なる値に設定してあり、刷子共振による
出力変化を防止する効果がある。第１図は刷子片４ａの
長さを各容度えたことにより固有振動数を異なる値に設
定した。第４図から第７図に本発明の他の実施例を示す
。第４図と第５図は刷子片４ａの長さを各々変えたもの
であり、第４図は２つの母材から成る刷子の例であり、
第５図はワイヤ状刷子片の例である。第６図は刷子片４
ａ各々の板厚を変えたことにより固有振動数を異なる値
に設定した。第７図は刷子片４ａ各々の板幅を変えたこ
とにより固有振動数を異なる値に設定した例である。

〔発明め効果〕

本発明によれば、特定の周波数で刷子片全数が共振する
ことがなくなったので、刷子の共振による出力変化を防
止できるという効果がある。

ら第７図は本発明の他の実施例による刷子を示す。

第４図と第５図は刷子片各々の長さを変えたものであり
、第４図は２つの母材から成る刷子の例であり、第５図
はワイヤー状刷子片の例である。第６図は刷子片各々の
板厚を変え、第７図は板幅を変えたものである。

１・・・基板、２・・・導体パターン、３・・・抵抗パ
ターン、４・・・刷子、４ａ・・・刷子片、５・・・レ
バー、６・・・回転体、７，８．９・・・端子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内燃機関の吸気系にある絞り弁と連動する回転体を
   有し、前記回転体には、複数の刷子片を有する刷子を有
   するとともに、前記刷子と近接対向して設けられた基板
   の抵抗パターン上を前記刷子が摺動する可変抵抗型の絞
   り弁開度検出装置において、前記刷子の複数の刷子片の
   固有振動数を各々異なる値に設定したことを特徴とする
   絞り弁開度検出装置。 ２、特許請求の範囲記載の第１項において刷子片各々の
   長さを変えたことを特徴とする絞り弁開度検出装置。 ３、特許請求の範囲記載の第１項において刷子片各々の
   断面形状を変えたことを特徴とする絞り弁開度検出装置
   。