JPS6323636A - 内視鏡画像診断装置 - Google Patents

内視鏡画像診断装置

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JPS6323636A
JPS6323636A JP61166639A JP16663986A JPS6323636A JP S6323636 A JPS6323636 A JP S6323636A JP 61166639 A JP61166639 A JP 61166639A JP 16663986 A JP16663986 A JP 16663986A JP S6323636 A JPS6323636 A JP S6323636A
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伸一 螺良
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、被検体内に進入させた内視鏡により患部の状
態をディスプレイに画像化して観察するようにした内視
鏡画像診断装置に関するものである。
(従来の技術) 内視鏡にJ:って患者の体内の例えば気管のにうに分岐
された組織構造を有する器官を診断する揚台は気管支内
視鏡が用いられる。このJ:うな内視鏡診断を行う場合
は先ず前検査として単純または気管支造影によるX線眼
影を行い、)qられた画像に基づいて、内視鏡を進入さ
せていく患部に至るパスが医師によって決定される。次
にその画像を児ながらパスに沿って体内に内視鏡を進入
させることにより患部の診断が行われる。
ところでこのような方法で診断を行う場合、医師は長時
間内視鏡を児続けるため眼に疲れか生じ、内視鏡操作を
誤るおそれがあり、体内の組織を傷つけることが多くな
る。また内視鏡を誤ったパスに進めてしまったときは、
正しい位置まで戻す必要があるが、どの位置まで戻せば
良いかの判断をつけるのが困難となる。このため、同じ
患部を2度診断したりすることもあり、診断時間が長く
なることから患者に不必要な苦痛を与えるという問題点
を生じている。また、内視鏡を進めていく途中で気にな
る部位を見つけた場合にその部位をチェックしたり、あ
るいは多数の気管支を診断したい場合にどの気管支を診
断したかを記憶するのは医師であり、このため医師は余
計な負担を余儀なくされる。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように従来の内視鏡診断においては、患者に与
える苦痛が大きく、また医師の負担が大きいという問題
点を生じている。
この発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、そ
の目的とするところは、患者に与える苦痛の軽減、及び
医師の負担軽減を図った内視鏡画像診断装置を提供する
ことにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、内視鏡の進入方向及び距離を認識する内視鏡
パス認識部と、検査対象器官にd′3(プる関心部位チ
ェック情報を入力する外部入力手段と、前記内視鏡パス
認識部の認識結果に基づく既診断パス、内視鏡の現在位
置情報、及び前記外部入力手段による関心部位チェック
情報を前記検査対象器官像上に重畳表示する内視鏡ログ
情報合成表示部とを有するものである。
(作 用) 上記構成において、内視鏡パス認識部の認識結果に基づ
く既診断パス、内視鏡の現在位置情報。
及び前記外部入力手段による関心部位チェック情報が、
検査対象器官像上に重畳表示される。これにより、医師
の負担の軽減を図ることができ、しかも内視鏡の適切な
る操作が可能となるため患者に与える苦痛の軽減を図る
ことができる。
(実施例) 以下本発明実施例の内視鏡画像診断装置を説明する。
例えば肺野の気管支診断を行う場合について述べると、
一般的な診断順序として、(1)X線型IiT!1影、
(2)X線気管支造影撤影、(3)内視鏡診断の手順が
踏まれる。すなわち、(1)によって何らかの異常が例
えば肺ガンなどの病巣、患部が認められると、精密検査
を行う(3)の手順を踏む前に予め前検査として、内視
鏡を進入させていくパスを知るために(2)が施される
。この(2)では必要に応じてX線CT装置、MRI装
置、超音波装置などによる倣形が行われる。次いで(3
)が施され確定診断に近い検査が行われる。この(3)
では実際に患部の細胞を採取して細胞診断も行われる。
上記(2)の画像として第2図に示すような画像が得ら
れる。背骨9を中心に左肺、右肺に造影された気管1.
気管支2が写っている。この気管1及び気管支2は、2
分支を次々と繰り返し分かれていく組織構造をもってい
る。このような画像はCRTディスプレイ等に表示され
る。
次に上記(3)を行う。その画像は第3図のような画像
として得られる。この時第2図上では、現在内視鏡があ
る位置3.既に内視鏡を通し観察診断された部分4.そ
こにおいて医師がチェックし指定した部分5,7及びそ
のコメント用番@6,8が表示されている。画像内には
右方向に気管支11.12.左方向に気管支10が見え
ている。医師のチェック部分は、内視鏡を通し観察した
時に異常と思われた領域をROI(関心領域)表示した
場合(5)と、内視鏡を通していく途中で気になる部分
があり、悦在の気管支観察後にこれらを診断しようとチ
ェックしておいた場合(7)等に使われる。
この部分を指定するには、現在位置がチェックしたい部
分であるときには、面ROI設定ボタンを押す。このボ
タンを押して内pA鏡を移動させると、再び設定ボタン
を押すまでがROI指定される。
点ROI NN定ボタンを押した場合にはその個所のみ
がROI指定される。現在位置が、チェックした部分に
ない時にはROI用カーソルを出現され、それを移動し
、上記と同様に指定する。コメント番号は設定ごとに自
動的にふられる。キーボードよりコシン1〜入力を行う
こともできる。コメント番号が邪魔に思える時には当然
表示させずにおくこともできる。また表示部分3〜8は
色を変えて表示したり、あるいは輝度を変えたり、若し
くはグラフィック的に表示したりして、画像1,2゜9
〜12と区別するとよい。これらの表示機能は適宜に選
択することができる。
次に、第1図を参照しながら、本実施例装置の構成につ
いて説明する。この内視鏡画像診断装置は、内視鏡装置
123.内視鏡パス認識部121゜内視鏡ログ情報合成
表示部122.外部入力手段141を有する。
内視鏡装置123は、例えば固体搬像素子を備えた内視
鏡スコープと、この固体撮像素子からの画像情報を処理
するビデオ処理系等を有して成る。
内視鏡パス認識部121は、前記内視鏡装置123によ
り得られた内視鏡像より内視鏡の進入方向及び距離を認
識するものであり、内視鏡操作認識手段127.イメー
ジメモリ1242分岐点認識手段125.内視鏡像気管
支ベクトル認識手段126、内視鏡座標認識手段128
を有して成る。
内視鏡操作認識手段127は、内視鏡の回転量。
移動量及びアングル操作等を認識するものであり、イメ
ージメモリ124は、前記内視鏡Hfff1123より
の内視鏡像を記憶するものであり、分岐点認識手段12
5は、内視鏡先端部が分岐点に位置することを内祝鏡像
より認識するものであり、内視鏡気管支ベタ1〜ル認識
手段126は、分岐している気管支それぞれのベクトル
を認識するものであり、内視鏡座標t2識手段128は
、内視鏡の現在のポジションの座標を認識するものであ
る。
内視鏡ログ情報合成表示部1221は、前記内視鏡パス
認識部121の認識結果に基づく既診断パス、内視鏡の
現在位置情報、及び後述する外部入力手段による関心部
位チェック情報を検査対象器官(ここでは気管支)像上
に重畳表示するものであり、次分岐点検出手段133.
気管支認識手段134、気管支ベクトル検出手段135
.内視鏡座標追従手段136.情報記憶手段1391表
示制御手段137.コメント情報制御手段138゜記憶
手段142.イメージメモリ131.グラフィックメモ
リ132.CR丁ディスプレイ143を有して成る。次
分岐点検出手段133は、内視鏡進入方向数の分岐点を
検出するものでおり、気管支認識手段134は気管支の
パスを認識するものであり、気管ベクトル検出手段13
5は、気管支が分岐する方向のベクトルを認識するもの
である。内視鏡座標追従手段136は、内視鏡の進入方
向を気管支ベクトルと内視鏡座標とから判定するもので
あり、情報記憶手段139は、前記次分岐点検出手段1
33の検出結果、気管支認識手段134の認識結果、気
管支ベクトル検出手段135の検出結果、内視鏡座標追
従手段136の判定結果を記憶するものである。また、
表示制御手段137は、上記各情報の表示制御を行うも
のであり、コメント情報制御手段13Bは、必要に応じ
て入力されるコメント情報の記憶手段142への書き込
み、読み出し制御等を行うものであり、イメージメモリ
131は表示制御手段137の制御下にあり、X線診断
装置130により得られた検査対象器官(気管支)X線
像、前記情報記憶手段139の記憶内容及び前記記憶手
段122の記憶内容はこのイメージメモリ131を介し
てCRTディスプレイ143に送出され、ここで表示さ
れるようになっている。また、表示内容中、特に第2図
3〜8についてはグラフィック的に表示することが考え
られ、この場合にはグラフィックメモリ132の記憶内
容が表示制御手段137の制御の下で読み出され、それ
がCRTディスプレイ143に表示されることになる。
さらに外部入力手段144は検査対象器官にお【ノる関
心部位チェック情報を入力するものであり、キーボード
140及び座標入力装置(例えばトラックボール、ジョ
イステック等)を有して成る。
次に、上記構成の作用について説明する。
前検査としてX線診断装置130により、思考の気管支
造影のX線像が)qられ、これがイメージメモリ131
を介してCRTディスプレイ143に表示される(第2
図参照)。次分岐点検出手段133により次の分岐点が
検出されるまで気管支認識手段134による気管支パス
認識が改められ、気管支ベク]・ル検出手段135によ
り、気管支が分岐する方向のベクトルが検出される。こ
れらの情報は情報記憶手段139に書き込まれる。第′
4図は次の分岐点までの気管支パスの認識を説明するも
のであり、151は内視鏡の現在位置、152は内視鏡
の進入方向を示す。現在位置151より進入方向152
に向って輪郭ベクトル153を求める。気管支造影のX
線像ゆえ輪郭検出は容易である。この輪郭ベクトルに差
異が生じてきた場合(154)、そこを仮の分岐点とみ
なしそこから適当な距離をとり(155)そこまでの範
囲内の気管支内部領域(156)を2値化し求める。
この領域を細線化し気管支パスを認識する(157)。
この気管支パスより、市らためて仮の分岐点が実際に分
岐点であったかどうか判定、認識する(158)。分岐
点からの方向ベクトルは内視鏡がそこに到達した後に設
定される。ここで、気管支ベクトル検出手段135によ
る気管支ペクトル検出方法を第5図(a)、(b)、(
C)を基に説明する。気管支31が岐路32,33に分
岐している。気管支31に進入された内視鏡は下方向に
向って進み、このとき内?i iJt像としては、気管
支31の中心34に垂直な面35が映し出される。その
ため、分岐点より分岐した方向へ単位ベクトル36.3
7を描き、而35へ投影したベク1〜/L/38,39
を気管支ベクトルとして検出する。
内視鏡がここから動いた時、どららの進入方向へ進んだ
のかをこれらと内視鏡座標とJ:り判定する。
この判定は内視鏡座標認識手段136により行われる。
一方同時に、内視鏡装置123よりイメージメモリ12
4へ順々に第3図のにうな内視鏡像が送られてくる。こ
の画像より、分岐点認識手段125(j5、主として分
岐点へきた時に分岐していることを認識する。そして内
視鏡像気管支ベクトル認識手段126により、分岐して
いるそれぞれの気管支ベクトルがt2識され、内視鏡が
どちらに進んだのかが内視鏡座標認識手段128により
判定される。また内視鏡操作認識装置127より内視鏡
の回転、移動量及び内視鏡のアングル操作が認識され、
分岐以外の直進進行の相対的な移動が認識され、これに
基づいて内?J[の現在のポジションの座標が内視鏡座
標認識手段128により求められる。そして内pA鏡座
標追従手段136により、これらの内視鏡の進入のポジ
ション情報と、X線像における気管支パスとが整合され
、X線像中の現在位置が求められる。
ここで、内視鏡像より気管支ベクトルを認識し、整合す
る方法について第6図、第7図を参照しながら説明する
。まず分岐している気管支の入り口の輪郭を近似的に円
としてへ2識しその中心61を求める。これは簡単に円
で分岐口を近似して得られる場合である。これは、気管
がU字形の軟骨と輪状靭帯で結合している軟骨幅である
ため可能である。仝休の内視鏡像の中心61が第5図(
a)の371に対応する。また分岐口の中心62.63
を求め、61→62.61→63のベクトルを求めこれ
らをX線像を得るときにX線が照射された方向[第5図
(a)のY方向(/IO)に相当する]64に垂直な而
65に投影してjqられたベクトル66.67を第5図
(a)の38.39に対応させることができる。
ここで内祝鏡像にお(プる表示座標系とX線像にお(プ
る投影面35の因子座標系を常に対応をとっておくこと
が必要となる。内視鏡を回転させるとこれに合せて第6
図の面65も回転し、気管支ベクトル66.67が得ら
れる。第5図と第8図との対応づけにはベクトルの方向
と大ぎさの比が利用される。以上の31明では、分岐口
が近似的に円として簡単に求められる場合について述べ
たが、分岐口が複雑な場合には第8図のように、暗部の
利用及び次の分岐の情報を利用することができる。
先ず内視鏡の中心71を求める。次に、気管支が奥へ続
いている場合そこは光の反射がないので暗部となるがこ
の暗部を認識することにより、より径の小さい円とみな
せる輪郭72によって中心7/′Iを求め、これより気
管支ベクトル75を求めることができる。また、次なる
暗部76が存在ず−L41− ることにより、そこを利用して周囲と区別することで、
同様に気管支ベクトルを求めることができる。
さらに、第5図<a>のように岐路32.33が明白に
判別できれば良いが、第5図(b>のように岐路32.
33が狭い角度で分岐していて明白に判別できない対象
の場合がある。この場合2つの岐路32.33は気管支
ベクトルの大きさよりもその比が必要となる。ここで内
視鏡を多少動かすことにより、第5図(C)のように前
記中心34を371′の位置にずらせば第5図(a)に
近い配置とすることができる。これは内視鏡操作認識手
段127により内視鏡の動きを検出し、分岐点認識手段
125.内視鏡像気管支ベクトル認識手段126.内視
鏡座標認識手段128及び内視鏡座標追従手段136に
より対応付けを行うことで可能となる。
また、第15図(a)、(b)に示すように複雑で判別
つけ難い場合がある。実際には分岐しているが分岐点と
しては認識できない場合201や−15= 実際には曲ったたけだが、分岐点として認識してしまう
場合202である。このため、分岐点ごとに内視鏡像と
の対応づけを行うのではなく、ある移動量又はタイミン
グごとに対応づ(プを適時行った方が良い。これにより
201のとき、第15図(C)の内視鏡像が得られ、実
際には分岐していることを認識することができる。後述
するようにデータベースを設けたり、3次元画像生成の
ように骨格情報を使う特に利用する。また、後述するに
うに2枚の直角方向よりのX線画像を使用する場合には
、前述の分岐点ごとでも椙わない。201から20’l
へ進んだ場合、それを記憶しておく。
202では逆に分岐点とパス認識してしまうが、内視鏡
像より進行ベクトル206が得られるため対応づ(プが
可能である。さらに、第15図(b)に示すように重な
ったまま次に分岐している場合等も移動量と内視鏡の対
応づけにより、208で分岐するのか209で分岐する
のかを判断する。
これらが複合している場合は必要ならば、該当する候補
のパスを複数指定し、その後内祝鏡像としてそのような
像が得られるかにより判別する。
さらに、ここでは内視鏡像も、内視鏡の回転量。
移動量、アングル操作等の操作情報に加え、内視鏡の位
置を判定するのに使用したが、操作情報のみから、内視
鏡の位置を決定することもできるし、また当然ながら、
内視鏡座標追従手段136が誤った位置を検出してしま
った場合には、外部入力手段144を介して訂正するこ
とができる。
この内pA鏡座標追従手段136により、内pA鏡の現
在位置を求めた債、その情報に基づくログ情報をCRT
ディスプレイ143に表示する。この際、情報記憶手段
139内に記憶されている過去の位置を全て表示すると
、第2図4のようになる。
医師がチェックしたい領域(部位)は外部入力手段17
14を介して設定することができる。このとき必要があ
れば、当該領域についてのコメントも入力する。CRT
ディスプレイ143には、チェック符@6.8.チェッ
ク部分5,7等が重畳表示される。
このように本実施例装置にあっては、内視鏡を進めてい
った道筋を記憶することができ、複雑に分岐している気
管支で同じ患部を診断したり、内視鏡を所望の患部にま
で進めていく途中で別に気になる部位がある場合にそこ
をチェックし、所望の患部を診断した後に前記チェック
箇所に戻り改めて気になる方向に内視鏡を適確に進めて
いくことができ、またはその逆もでき、さらには、病変
部位を表示画懺上にチェックしておくことかでき、医師
の診断時間を省くことができる。また、内視鏡を使い易
くし、負担を軽減し、医師に診断そのものに注意を集中
させることができ、内視鏡ににり組織を傷つ(プるとい
うような事故を防雨することができる。さらに、同じ部
位に何度も内視鏡を通したすせずに効率的な内視鏡の進
行を図ることができるので、患者の苦痛を低減すること
かできると共に、診断能の向上を図ることができる。ま
た、ログ情報をとっているため、検査後に所望の内視鏡
像を速やかに検索し表示することができるという利点も
ある。この表示は検査過程と同様な内視鏡像表示である
ため、検査内容の再検討、あるいは教育等に有効に利用
することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
上記実施例では検査対象器官像としてX線による2次元
画像としたが、この2次元画像では分岐してることの判
別がつけにくい場合もあり、この判別をより正確にする
ためには第9図に示すように、直交する2方向にりのX
線像4a、4bを表示するとよい。また、CT、磁気共
鳴イメージング装置等により擬似3次元像(第10図参
照)を構成し、これを表示するようにしてもよい。さら
に、予めX線像における主な気管支の全てを細線化し、
気管支ベクトルを求めておいてもよい。その際には第1
4図に示すようなポインタを用い簡単なデータベースを
構築して記憶しておくとよい。
また、前検査用としての画像がない場合には、内視鏡パ
ス認識部121の各種情報を基に同様の画像を発生させ
、ログ情報を表示することもできる。この場合の装置構
成例を第11図に示す。同図の装置が第1図に示すのと
相違するのは次分岐検査手段133.気管支認識手段1
34.気管支ベクトル検出手段135.内視鏡座標追従
手段136の代わりに骨格形成手段150.ログ用画像
発生手段151を設けた点である。骨格形成手段150
は、内視鏡気管支ベクトル認識手段126及び内視鏡座
標認識手段128の出力を基に細線化と同様に分岐点と
直線とで構成された3次元骨格構造(第12図(a>参
照)を得るものであり、ログ用画像発生手段151は、
前記3次元骨格構造を中心として、近似的に求めた気管
支の入り口の輪郭に基づく円柱を描出する(第12図(
b)参照)ごとにより疑似的な3次元気管支像を発生さ
れるものである。実際の過程では徐々に画像が発生し、
次の骨格は第12図(b)の152で示すように既に作
成された画像に加える形で形成される。ざらに、必要が
あれば、この骨格構造に内視鏡像を肉付けすることによ
り、真の3次元気管支像を発生されることもできる。勿
論、ここで発生ずるのは3次元画像ではなく、X線像の
ように投影された2次元画像を作成してもよい。その伯
、医師によるチェック情報やコメント等ログ情報を併せ
て表示できるのは言うまでもない。また、内視鏡操作認
識手段127において、アングル操作については、その
機構部から情報を得ることができる。回転、移動量の情
報を得るためには、第13図のような装置を使用すると
よい。周辺外部はマウスピース210になっており、フ
ァイバーが折れる等の内視鏡の故障及び画像劣化の最大
の原因となっている、患者にによる噛合を防止する。
内視鏡の柔軟性部211に、回転量及び移動量測定用の
突起212,213を設け、これを利用して測定器部2
14にて測定する。
尚、チェックされたログ情報は、そのチェック部分の内
視鏡像をすぐさま検索し表示装置に出力したり、内視鏡
検査の過程を可視するためパスを指定することによりそ
の進行順に内視鏡画像を連続表示したり、広範囲に拡が
る病巣の内視鏡画像をマルチ表示したり(例えば第2図
のA、Bの内視鏡像2枚を同時に表示する)こと、いわ
ゆるログ解析に利用できるのは言うまでもない。
以−L1気管支を例にあげて説明したが、検査対象は気
管支に限ることなく、これに類似した11織構造を有す
る器官なら、すべて対象となる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば患者に与える苦痛の
軽減、及び医師の負担軽減を図った内視鏡画像診断装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例たる内視鏡画像診断装置を示
すブロック図、第2図は本実施例装置の表示画像の一例
を示す説明図、第3図は内祝鏡像の説明図、第4図は分
岐点までの気管支パス認識の説明図、第5図(a、)、
(b)、(C)は気管支ベクトル検出の説明図、第6図
及び第7図は気管支ベクトルの認識と整合の説明図、第
8図は気管支ベクトルのその他の検出方法の説明図、第
9図は2方向からのX線像を表示する場合の説明図、第
10図は3次元画像を用いた表示例の説明図、第11図
は他の実施例装置のブロック図、第12図(a)、(b
)はログ用画像作成の説明図、第13図は回転移動量測
定用マウスピースの斜視図、第14図は記憶用データー
ベース構造の説明図、第15図(a)、(b)、(C)
、(d)は複91な場合の分岐点認識の説明図である。 121・・・内視鏡パス認識部、 122・・・内視鏡ログ情報合成表示部、144・・・
外部入力手段。 代理人 弁理士 則  近  憲  缶周     大
   胡   典   夫第4図 第10図 (b) 弔 15 (d ) :図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体の検査対象器官内に進入させた内視鏡によ
    り得られた内視鏡像を表示して観察するようにした内視
    鏡像診断装置において、内視鏡の進入方向及び距離を認
    識する内視鏡パス認識部と、検査対象器官における関心
    部位チェック情報を入力する外部入力手段と、前記内視
    鏡パス認識部の認識結果に基づく既診断パス、内視鏡の
    現在位置情報、及び前記外部入力手段による関心部位チ
    ェック情報を前記検査対象器官像上に重畳表示する内視
    鏡ログ情報合成表示部とを有することを特徴とする内視
    鏡画像診断装置。
  2. (2)前記内視鏡パス認識部は、内視鏡像より内視鏡の
    進入方向及び距離を認識する特許請求の範囲第1項に記
    載の内視鏡画像診断装置。
  3. (3)前記内視鏡パス認識部は、内視鏡の操作情報から
    内視鏡の位置情報を得る特許請求の範囲第1項に記載の
    内視鏡画像診断装置。
JP61166639A 1986-07-17 1986-07-17 内視鏡画像診断装置 Pending JPS6323636A (ja)

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JP2007319547A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Olympus Medical Systems Corp 回転自走式内視鏡システム
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