JPS6323187Y2 - - Google Patents

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JPS6323187Y2
JPS6323187Y2 JP1982110526U JP11052682U JPS6323187Y2 JP S6323187 Y2 JPS6323187 Y2 JP S6323187Y2 JP 1982110526 U JP1982110526 U JP 1982110526U JP 11052682 U JP11052682 U JP 11052682U JP S6323187 Y2 JPS6323187 Y2 JP S6323187Y2
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JP
Japan
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clip
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hole
cap
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JP1982110526U
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JPS5915587U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は筆記具のクリツプ取付装置に関し、更
に詳しくは簡単な構成でクリツプを確実かつ容易
にキヤツプに取付けるとともに、耐久性を向上せ
しめ、更には、キヤツプ被嵌時のエアータイト性
も極力向上せしめた筆記具のクリツプ取付装置に
関する。
(従来の技術とその問題点) 従来より筆記具のクリツプ取付装置として、部
品点数を少なくしたり、その構成を簡単にしてク
リツプの確実かつ容易な取付けを行なわんとした
ものは知られている。例えば実公昭43−12981号
公報に記載の如く、上端部近くをクリツプ本体と
若干の間隙を設けて鉤状に延長すると共に、該鉤
の先端部を略逆台形と成る如く形成して係止部を
左右に凸出させたクリツプを、上面より側面に互
りクリツプの鉤と適合する切溝孔を開設けた有蓋
筒状のキヤツプの切溝孔に鉤部を嵌挿し、キヤツ
プの上面内部の水平面と係止部を係止するような
したのもあるが、このものは衣服などへの挾持の
際、クリツプ本体が外方に持ち上げられると、そ
れに応じて鉤および係止部が軸心から外方向に移
動しようとする力が鉤および係止部に集中的に働
く。このとき、この移動しようとする力を主に阻
止しているのは間隙に入り込んだキヤツプ壁の端
部であるが、このキヤツプ壁は樹脂からなり、し
かもさほど厚みがないため、衣服などへの挾持操
作を繰り返すことにより、前記キヤツプ壁の端部
が劣化を生じ易くなり、結果的にはキヤツプ壁の
端部に損傷を来す如く耐久性に劣るという問題点
と共に、更には、このキヤツプは両端において開
口しているものであるから、キヤツプに前記クリ
ツプを取付けたとしても設計寸法上のバラツキに
よつてクリツプの取付部には隙間が生じる恐れが
有り、従つてこのキヤツプをいくら確実に軸筒に
被嵌したところで、前記隙間を通じて空気の流出
入が外部と行なわれるため確実なエアータイト機
能を得る上で好しいものとは言えなかつた。
また特公昭49−2136号公報に記載のクリツプ組
立体は、クリツプ、キヤツプ、止め輪といつた三
部材を最底必要とするため、部品点数増加に伴な
うコスト高を招来し、加えて、前記実公昭43−
12981号公報に記載のものと同理由からエアータ
イト性に劣るという問題点を有していた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述せる事情に鑑みなされたもので、
両側壁に凹溝を有し、該凹溝より端面に向つた両
側壁にテーパー部を有する脚部をクリツプの上端
より略直角方向に連設したクリツプ本体と、内部
両側壁に前記凹溝と適合する凸部を有する貫通孔
を上方部に独立して設けた帽体とからなり、前記
クリツプ本体の脚部を前記帽体の貫通孔に圧入し
た際、脚部両側壁の凹溝が貫通孔内部両側壁の凸
部に合致して嵌まり、前記脚部の端面が前記帽体
より露出する如くクリツプ本体を帽体に止着した
ことを特徴とする筆記具のクリツプ取付装置を要
旨とすることにより上記従来の問題点を解消する
ものである。
(実施例) 以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、参照符号1はクリツプ2の上端より直角方
向に連設された脚部3を有する樹脂よりなるクリ
ツプ本体である。該脚部3はその両側壁に縦方向
の凹溝4,4′を有し、更に該凹溝4,4′より端
面5に向つた両側壁にはテーパー部6,6′を有
している。参照符号7は樹脂よりなるキヤツプで
ある帽体であつて、該帽体7はその上方部に前記
脚部3の断面形状に略一致した貫通孔8が半径方
向にキヤツプ内部と独立して設けられており、該
貫通孔8内の両側壁には前記凹溝4,4′が合致
して嵌まる如く凸部9,9′が縦方向に形成され
ている。
上述したクリツプ本体1を帽体7に取付ける方
法としては、脚部3を貫通孔8に圧入するだけで
良いが、この場合、まず脚部3のテーパー部6,
6′が貫通孔8内の凸部9,9′の角部9a,9
a′に当接し、次いで脚部3および帽体7が可撓性
を有する樹脂であるため、更なる圧入により脚部
3のテーパー部6,6′が凸部9,9′を乗り越
え、最終的に凹溝4,4′と凸部9,9′とが合致
して嵌り、クリツプ本体の取付けが行なわれるわ
けである。このとき、脚部3の端面5は帽体7よ
り露出しており、同時に帽体7の外壁面と面一に
なつている。
上記構成に於いて、クリツプ2を使用するに当
たつては、このクリツプ2を外方に指で引張りポ
ケツト等にこれを挾持させればよいが、このとき
クリツプ2の脚部3に与えられた力は貫通孔8の
底全面に働くため、応力の集中によつて引き起こ
される部分的な部材劣化も極力抑止でき、もつて
耐久性に優れたクリツプ取付装置が提供できるも
のであるが、更に、クリツプ2の取付箇所である
前記貫通孔8は帽体7内部と独立して設けられて
いるため設計寸法上のバラツキによつて若干の隙
間が生ずることも皆無となり、もつて帽体として
の筆記具に対する確実なエアータイトが期待で
き、所期の目的に充分応じられるものである。
第4図および第5図は本考案の他の実施例を示
すもので、上記実施例と異なる点は、脚部3の長
手方向中間部に上下に貫通した空間Sを設けた点
にあり、特に第5図においては該空間Sが脚部3
の端面5′にまで開口している点にある。これに
より、クリツプ本体1を帽体7に取付けるとき、
テーパー部6,6′が凸部9,9′の角部9a,9
a′に当接して内方に撓んだ際のテーパー部6,
6′の逃げ場となる空間Sがあるため、クリツプ
本体の取付けがより容易なものとなるが、特に第
5図においては凹溝と凸部の合致状態を外すのに
脚部3を挾み持つて内方に押し出せば、クリツプ
本体の取外しもできるというように着脱可能なク
リツプ取付装置が得られるものである。
(考案の効果) 叙上の如き本考案は、両側壁に凹溝を有し、該
凹溝より端面に向つた両側壁にテーパー部を有す
る脚部をクリツプの上端より略直角方向に連設し
たクリツプ本体と、内部両側壁に前記凹溝と適合
する凸部を有する貫通孔を上方部に独立して設け
た帽体とからなり、前記クリツプ本体の脚部を前
記帽体の貫通孔に圧入した際、脚部両側壁の凹溝
が貫通孔内部両側壁の凸部に合致して嵌まり、前
記脚部の端面が前記帽体より露出する如くクリツ
プ本体を帽体に止着するようなしたので、構成は
二部材と簡単であり、クリツプ本体を確実かつ容
易に帽体に止着できるとともに、特に衣服などへ
の挾持の際、クリツプが何度も外方に持ち上げら
れても、それに応じた脚部の動きは帽体内部の上
面という厚みのある強固な面で受られるため、従
来のようにクリツプの止着個所に損傷を来すこと
もなく、耐久性にすぐれたクリツプ取付装置が得
られるものである。更に本考案においては、クリ
ツプの取付箇所となる貫通孔がキヤツプ内部と完
全に独立して設けられているため、若干の隙間形
成によるエアータイト性悪化の問題も完全に解消
でき、実用上優れた長所を有するクリツプ取付装
置が提供できるものである。
尚、本考案においては脚部の端面が帽体より露
出することを利用してワンポイント的な色表示を
行なうなど種々の意匠的変化を施すことも可能で
あり、また脚部の凹溝と貫通孔の凸部との合致す
る位置を帽体の中心にもつてくれば、クリツプ本
体の取付けが貫通孔の両開口から行なえるという
態様も採用できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は第2図
におけるA−A線断面図、第4図および第5図は
第3図に相当する他の実施例を示す断面図であ
る。 1……クリツプ本体、2……脚部、3……クリ
ツプ、4……凹溝、5……端面、6,6′……テ
ーパー部、7……帽体、8……貫通孔、9,9′
……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側壁に凹溝を有し、該凹溝より端面に向つた
    両側壁にテーパー部を有する脚部をクリツプの上
    端より略直角方向に連設したクリツプ本体と、内
    部両側壁に前記凹溝と適合する凸部を有する貫通
    孔を上方部に独立して設けた帽体とからなり、前
    記クリツプ本体の脚部を前記帽体の貫通孔に圧入
    した際、脚部両側壁の凹溝が貫通孔内部両側壁の
    凸部に合致して嵌まり、前記脚部の端面が前記帽
    体より露出する如くクリツプ本体を帽体に止着し
    たことを特徴とする筆記具のクリツプ取付装置。
JP11052682U 1982-07-21 1982-07-21 筆記具のクリツプ取付装置 Granted JPS5915587U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052682U JPS5915587U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 筆記具のクリツプ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052682U JPS5915587U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 筆記具のクリツプ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5915587U JPS5915587U (ja) 1984-01-30
JPS6323187Y2 true JPS6323187Y2 (ja) 1988-06-24

Family

ID=30257003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11052682U Granted JPS5915587U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 筆記具のクリツプ取付装置

Country Status (1)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4312981Y1 (ja) * 1965-08-19 1968-06-03
JPS492136A (ja) * 1972-03-16 1974-01-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56130878U (ja) * 1980-03-04 1981-10-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4312981Y1 (ja) * 1965-08-19 1968-06-03
JPS492136A (ja) * 1972-03-16 1974-01-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5915587U (ja) 1984-01-30

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