JPS63226102A - 2偏波共用パラボリツクシリンダアンテナ - Google Patents

2偏波共用パラボリツクシリンダアンテナ

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JPS63226102A
JPS63226102A JP5897687A JP5897687A JPS63226102A JP S63226102 A JPS63226102 A JP S63226102A JP 5897687 A JP5897687 A JP 5897687A JP 5897687 A JP5897687 A JP 5897687A JP S63226102 A JPS63226102 A JP S63226102A
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aperture
dielectric
polarized
antenna
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマイクロ波を利用したレーダ又は通信装置等に
おいて、互に直交する2つの偏波の電波を切替え又は同
時に放射するときに使用する2偏波共用ツクラボリツク
シリンダアンテナに関するものである。
(従来の技術) マイクロ波をオリ用したレーダ、通信等の分野において
は、互に直交する偏波の電波全同時に、1たは切替えて
発射する場合がある。例えばi9ラデリックシリンダア
ンテナのような場合には、フィードアンテナとして平行
導体板により形成されるホーンアンテナを使用したとき
、平行導体板に直角な偏波(以下、直角偏波という)と
平行導体板に平行な偏波(以下、平行偏波という)の電
波とでは、該電波がホーンの開口部から外部に放射され
るときに電波の進行方向が異る場合があった。
第6図aおよび第6図すは従来のホーンアンテナの動作
説明図で、いづれも側面f:2枚の平行導体板で構成し
たものである。第6図aは放射ツクターンがeO8ee
2θ特性を示すような変形ビームを生ずるようにした場
合のホーンアンテナ内外の電波の通路を示し、第6図す
は・ぞラボリックシリンダ型反射鏡に対してオフセット
フィードを行う場合の夫々のホーンアンテナ内外の電波
の通路を示している。
第6図ajbにおいて、1及び2はホーンアン+1 テナ、1aI2νホーンアンテナの開口面、1b。
2bは等制約な給電源の位置、LlとL2は位置lb、
2bから発射され、ホーン内の反射面で反射後、開口面
1aと2aとから外部に放射される電波のうち、その進
行方向が夫々開口面1aと2aに直角にならない直角偏
波の電波の進行方向を示す。この直角偏波の電波はホー
ンアンテナの平行導体板の中をほぼTEMモードで伝搬
するためホーンアンテナ内の管内波長は自由空間波長と
ほぼ等しく開口面1a又は1bから外部に出るとき屈折
せずそのま1直進する。これに対し平行偏波の電波はホ
ーンアンテナの平行導体板の中i TEモード(通常F
iTE16基本モード)で伝搬するため、ホーンアンテ
ナ内の管内波長は自由空間波長より大きくなり、電波の
屈折率が自由空間に対して1より小さくなって、開口面
から外部に出るときに屈折現象を起す。第6図a、bに
おいて、L、′とL12はこの平行偏波の電波の進行方
向を示す。
このように電波の進行方向がホーンアンテナの開口面に
直角にならない電波があるときは、電波が開口面から外
部に出るとき直角偏波と平行偏波の場合とでは電波の進
行方向が異るようになる。
従って円偏波を切替えて使用したとき放射パターンが異
ることになる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上述べたように、第6図aに示すようなホーンアンテ
ナをフィードアンテナとして使用したバラポリツクシリ
ンダアンテナの場合は、変形ヒームの形状が円偏波に対
して異るようになシ、また、第6図すに示すようなホー
ンアンテナをフィードアンテナとして使用したパラデリ
ックシリンダアンテナの場合は、主放射方向が円偏波に
対して異るようになシ、いづれの場合も所定の角度範囲
で円偏波の電波が得られないということのほか、円偏波
を切替えて使用するときも、円偏波の電波の受信レベル
に差がでる等の不都°合を生ずるという問題点があった
本発明はパラデリックシリンダアンテナのフィードアン
テナとして使用するホーンアンテナにおいて、電波の進
行方向が開口面に対して直角とならない電波がある場合
でも、開口面の各点からの電波の放射方向が、直角偏波
と平行偏波に対して同一になるようにして、上記の問題
点を解決した2偏波共用のノ?ラボリックシリンダアン
テナを提供することを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は、開口面と反射面を有し、相対する2面が平行
導体板で構成され、平行偏波と直角偏波との円偏波の電
波を伝搬させ、該電波を開口面より放射させるとき、該
電波の全部又は一部の電波の進行方向が開口面と直角に
ならないようなホーンアンテナをフィードアンテナとし
て使用する/ぐラブリックシリンダアンテナにおいて、
前記ホーンアンテナの平行導体板の間に、開口面に近接
して、平行導体板に平行な面の断面が一様で、且つ電波
の入力面に対し、出力面に特別の関係を有する傾斜を与
えた誘電体を挿設し、前記反射面より該誘電体の入力血
止の電波の進行方向が開口面と直角にならない場合でも
、該誘電体を通過させることにより、該電波が開口面よ
り外部に放射されるときの進行方向が前記円偏波に対し
て同一となるようにして、前記パラデリックシリンダア
ンテナから放射される両側波の電波のビーム形状と主放
射方向を等しくするようにしたものである。
(作用) 本発明は前記のようにバラポリツクシリンダアンテナの
フィードアンテナとして使用するホーンアンテナの開口
面の内側に平行導体板に内接して誘電体を挿設したもの
である。
電波が平行導体板に内接して挿設された誘電体内を伝搬
するとき、平行偏波の場合と直角偏波の場合とで誘電体
内波長が異るので、電波が平行導体板内から誘電体内へ
入射するときと誘電体内から平行導体板内へ放射される
ときの屈折率は夫々異り、平行偏波の方が大きく屈折す
る。又平行導体板内を電波が伝搬するとき管内波長は直
角偏波の場合は自由空間波長と殆んど変わらないが平行
偏波の場合は自由空間波長より大きくなり、屈折率は自
由空間に対して1より小さくなり開口面か−ら外部に放
射されるときに屈折する。このような特性を利用して本
発明では誘電体の電波の入力面と出力面との間に一定の
関係を満足するような傾斜を与え、平行偏波の電波が誘
電体から平行導体板内に放射される角度を調整すれば、
平行偏波の電波が開口面から自由空間へ放射されるとき
の角度を直角偏波の電波の放射角にほぼ一致させること
ができ、前記問題点を除去することができる。
(実施例) 第1図は本発明の・ぐラボリックシリンダアンテナのフ
ィードアンテナとして用いるホーンアンテナの動作を説
明するだめの図で、第1図aは本発明の一実施例のホー
ンアンテナの側面図、第1図すは第1図aのAA断面図
である。第1図a、bにおいて、10は側板が平行導体
板で構成されたホーンアンテナ、10aはその開口面、
10bは前記平行導体板に直角な方向に線状となってい
る等価的な給電源の位置、10cは電波の入力面(本実
施例では送信アンテナとして使用するものとする)、1
0dは反射面、11は誘電体、βは誘電体11の入力面
が開口面10aに平行な面となす角、”10は前記給電
源の位置10bから発射される電波のうちの一部の電波
の進行方向、aはホーンアンテナ10の平行導体板の間
隔である。
第2図は誘電体の作用を説明するための図で、前記誘電
体11の前記平行導体板に平行な面内の断面を示す。該
断面は平行導体板と直角の方向には一様である。第2図
においてT1.T2は夫々誘電体11の電波の入力面と
出力面、Pは進行方向”10の電波の入力面T、への入
射点、Qは入射点Pへ入射した電波が平行偏波である場
合の出力面T2からの出力点、Rは前記平行偏波の電波
の開口面10aからの出力点、Q′とR′は入射点Pへ
入射した電波が直角偏波である場合の夫々の出力面T2
と開口面10aからの出力点、10は入射点Pへ入射す
る電波の進行方向と開口面10aに直角な方向とのなす
角、11とrlは夫々平行偏波の電波の入射点Pにおけ
る入射角と屈折角(以下、入射点又は出力点における入
射面又は出力面への垂線となす角をいう)、12とT2
は夫々、入射点Pより入射した前記平行偏波の電波の出
力点Qにおける入射角と屈折角、13とT3は夫々出力
点Q全通過した該電波の出力点Rにおける入射角と放射
角、αは出力面T2の入力面T1に対する傾斜角、L1
o′は入射点Pに入射した直角偏波の進行方向、Oは前
記断面と入力面T、の交線上任意の位置に設けた座標の
原点、Uは該交線方向にとった座標軸、Vは前記断面上
で座標軸Uと直角な方向にとった座標軸である。
次に第1図および第2図を用いて、前記実施例のホーン
アンテナの動作を説明する。第1図の入力面10cから
入力された電波は等価的な給電源の位置10bから反射
面10dに向って発射され、該反射面10dにより反射
された後、誘電体1ノを通過して開口10aより外部へ
放射される。平行導体板の間隔aは放射される電波の自
由空間波長λに対し、λ/2<a<λのように選んであ
りまた開口面10aの長さは波長λに比べて十分大きい
とすると入力面10cから入力された電波が平行偏波の
ときは、ホーンアンテナ10内の伝搬モードは平行導体
板内のTE1oモードとなり、直角偏波のときはほぼT
EMモードとなる。
従って、ホーンアンテナ10内の管内波長は両側波に対
して異ったものとなり、誘電体11に入射後の両側波の
電波の進行方向は異ったものとなる。
以下電波の振舞いを幾何光学的に考えるため、1ず両側
波の屈折率を求める。
平行偏波の電波に対する平行導体板内における管内波長
をλ2、誘電体ノー内の管内波長をλ1、誘電体11の
誘電体外部に対する屈折率ヲnD、平行導体板の開口面
10aから外部に対する屈折率ヲnpとし、直角偏波の
電波に対する誘電体ノー内の管内波長をλ。、誘電体ノ
ーの誘電体外部に対する屈折率fn。′、そして前記誘
電体の比誘電率をεとすると、次の式(1)〜(6)が
成立する。
λ 平行偏波の誘電体外部への屈折率 平行偏波の開口面より外部への屈折率 ただし、前記説明により直角偏波の電波の平行導体板内
の管内波長は自由空間波長λに等しいものとする。従っ
て、直角偏波の電波は開口面10aから放射されるとき
屈折しないことになる。
1だ、比誘電率ε〉■であるから、上記の式(4)。
(5)及び(6)より、 no > nD’ > 1 > np        
 (7)なる関係が成立する。従って第2図において直
角偏波の電波は入射点Pで上方に屈折される程度が平行
偏波の電波より少ないので、出力点Q′は出力点Qより
下方になる。また直角偏波の電波は出力点Q′で下方に
屈折される程度は同様に平行偏波の電波より少ない。更
に、直角偏波の電波は開口面10aから放射されるとき
屈折されないのに対し、平行偏波の電波は開口面10a
で上方に屈折される。従って、傾斜角αの値を適当に選
ぶことにより、直角偏波と平行偏波の電波の開口面10
aからの放射角を等しくすることができる可能性のある
ことがわかる。以下にこの点について式を用いて更に詳
しく説明する。
直角偏波の電波に対する入射点Pにおける屈折角e’r
1’、出力点Q′における入射角と屈折角を夫夫12’
 h r2’、出力点R′における入射角と放射角(開
口面10aへの垂線と電波の進行方向とのなす角)とを
夫々+3’ h r3’、また出力点Q′における出力
面T2の入力面T1に対する傾斜角をα′とすると、平
行偏波と直角偏波に対し、幾何条件より次の式(8)〜
(1■が得られる。
11=10−β           (8)12−r
、+α           (9)i3=r2−α十
β           α112′=r1′+α′ 
         α→13′−r2′−α′+β  
       αaまた、入射点P、出力点Q 、 Q
’及び出力点R2R′において屈折に関するスネル(5
nell )の法則を適用すると次の弐α]〜o*i得
る。     ′5=土           αυ sin r 3  ” P r31=i31(IlS ここにおいて、仮にi。=β=0としてみると、第2図
より考えてα=0なる場合に平行と直角の両側波の電波
の放射方向がT3−r3′=0となって等しくなること
がわかる。このことから角i。とβが1に比べてかなり
小さい場合は、他のすべての角も1に比べてかなり小さ
くなると推察できる。
従って5lni=i等の近似式を使用し、寸だ角l。の
人力面T、上の位置に対する変化は緩やかであるとする
とαユαIなる近似がなしうるから次式α場と翰とが導
出できる。すなわち式(8) 、 (9) 、α1及び
α力から r2二i。−β十nDα が得られ、この式と式αOとへ→とからr 3上np 
l 6 +np (no 1 )α     (1萌を
得る。同様にして式(8)、α■、α2 、 a* 、
α力及びα樽から r 3’ ys o+ (n D’  1 )α   
    翰を得る。平行と直角との両側波の開口面10
aからの放射角が等ルくなるための条件は、式(lりと
翰よりT3 ”” r3’とおくことにより次の式が求
まる。
α二Kio(27) すなわち、両側波に対する放射角を等しくするためには
、式(ハ)により誘電体1ノの出力面T2の入力面T1
に対する傾斜角αが、入力面T、に入射する電波の進行
方向が開口面10aに直角な方向となす角1゜に比例す
るようにすればよいことがわかる。そしてこのときの比
例定数には式(ハ)で与えられる。
弐〇めと(イ)は角βに無関係であるから、入力面T1
は平面でなく、βの値があ1り大きくならない範囲で緩
やかに変化する曲面であってもよいことになる。
式Q])における角i。は入力点Pにおける値であるが
、前記のように角i。の入力面T1上の位置に対する変
化が緩やかであるときは出力点QのU座標と同じU座標
における角i。の値i。(u) を近似的に用いること
ができる。
出力亙、、Qの座標を(u、v)とすると、dv/du
=−αであるから、式(ハ)と上記の近似を用いると、
を得る。上式を積分すると、 を得る。ここにulは誘電体1ノの下端のUの値、■1
はu ”” u 1におけるVの値である。式(ハ)が
誘電体1ノの出力面T2の断面曲線の表示式であり、U
座標における角i。の値i。(u)を与えると、上記断
面曲線の形状を決めるUとVの関係が求まることを示し
ている。
今までは角i。とβが1に比べてかなり小さい場合であ
ったが、角i。とβがもっと大きい場合は、前記の式(
8)〜α樽をそのまま満足するようにして、r 3 =
r 3 ’となるαとi。の関係を求めればよい。ただ
し、この場合の計算は複雑となる。
以上説明した実施例ではホーンアンテナの平行導体板の
間隔aは一定値であったが、平行導体板と直角な面内の
指向性の広がりを適当にするために開口面10aの横幅
(平行導体板に直角な方向の幅)を間隔aとは異なる値
にしたい場合がある。
第3図は前記横幅と平行導体板の間隔が異る場合の開口
への変換方法を示す図で、ホーンアンテナの平行導体板
と開口面10aに夫々直角な断面図である。第3図aは
ステップ変換の例でBはステップ部である。!、た第3
図すはチー・ぐ変換の例で、Cはチーie部である。b
は夫々の開口面10aの横幅を示す。第3図aに示すよ
うなステップ変換の場合、ここを電波が通過するとき、
直角偏波の場合は屈折しないが、平行偏波の場合は屈折
する。
平行偏波の場合、横幅がbである平行導体板部分の開口
面10aから外部に対する屈折率を角をia、屈折角’
k ra、開口面10aにおける入射角ヲi6、放射角
irbとすると、 ml= 1 a /S石r、== Ilq /np  
# S石ib/S石rb01/nq  s  1b:l
:r の関係式が成立する。上記の関係式より、5In
rB=nPs石iaが得られる。
一方、ステップがない場合は、前記平行偏波の電波は入
射角laで開口面10aに入射することになり、このと
きの放射角fr  とすると、5inia15111 
rc =1 / n pなる式が成立し、この式より5
lnr。
=npsiniaが得られる。従って前記のSin r
 b=sin 1aなる関係式よりr。=r、なる関係
が得られる。すなわち、平行偏波の電波に対して開口面
lθaからの放射角はステップがあってもなくても同じ
であることがわかる。
次にステップの数を増やし、各ステップの横幅の値をa
からbに順に変えていっても、開口面1θaからの放射
角は変わらないので、極限の場合として、第3図すに示
すようなテーノe変換の場合も、開口面10aからの放
射角はテーパがない場合と同じになる。
このようにしてステソゾ変換又はチー・ぞ変換を行って
も本発明による平行と直角の両側波の電波の開口面10
aからの放射角が等しいという特性は維持されることが
わかる。
以上述べたようにホーンアンテナにおいて、平行と直角
の両側波の電波の放射角を同一にすることができると、
ホーンアンテナのビーム形状と主放射方向は両側波に対
してほぼ等しくなる。(正確にはホーンアンテナの開口
面における両側波の電力分布の相違にもとづくビーム形
状の相違は若干残るが、実用上は無視できる程度のもの
である。
第4図a、bは前記実施例のホーンアンテナをパラデリ
ックシリンダ型の反射鏡と組合せて2偏波共用1’ラデ
リツクシリンダアンテナヲ構成した場合の構成図で、第
4図aは変形ビームの場合、第4図すはオフセントフィ
ードの場合である。
第4図a、bにおいて、12と13はノクラ?リッタシ
リンダ型反射鏡で、F、とF2はこの反射鏡)2と13
の夫々の焦点軸である。反射鏡12と13の夫々の焦点
軸F1とF2に直交する平面との交線は焦点軸F1とF
2とその平面との交点を焦点とする放物線となっている
。また反射鏡12と13の夫々の焦点軸F1とF2ヲ含
む平面との交線は、夫々焦点軸F1とF2に平行な直線
となっている。
第4図a、bにおいてホーンアンテナ10は夫夫の反射
鏡ノ2と13の焦点軸F、とF2付近にその開口面がく
るように置かれている。第4図aの場合はホーンアンテ
ナ10より変形ビームの電波を放射し、この電波を反射
鏡12で反射し、最終ビームを形成するが、焦点軸F1
ヲ含む面内のビーム形状はホーンアンテナ11の変形ビ
ームとほぼ等しくなる。
第4図すの場合はホーンアンテナ10よりその開口面に
直角な方向より上方に傾いた電波を放射し、この電波を
反射鏡13で反射し、最終ビームを形成するが、最終ビ
ームの主方向は焦点軸F2に直角な方向とは異なる方向
になっている。
第5図a、bは第4図の本発明のi4うぎリックシリン
ダアンテナのフィードアンテナとして用いるホーンアン
テナ10内の電波の進行方向の例を示す図で、第5図a
は変形ビームの場合、第5図すはオフセットフィードの
場合を夫々示す。第5図aは変形ビームとして逆コセカ
ント2乗ビーム特性を得るようにした場合のもので、下
方の一部の電波は主方向に放射されるが、上方の一部の
電波は徐々に主方向から離れた方向に放射されるような
場合のものであり、このような場合、誘電体1ノは下方
では一定の厚さ、上方では徐々に厚さが小さくなるよう
な形状となる。傾斜角βは零にしていないため、下方で
電波が誘電体11に直角に入射せず、従って誘電体の入
出力面で反射した電波は入射するまでの電波経路とは異
なる経路をとることになり、ホーンアンテナ10の入力
定在波比が良くなる。このように傾斜角βはホーンアン
テナの入力定在波比特性を良好にするのに役立つ。第5
図すの場合は傾斜角βを零に選んであるため、電波は誘
電体11に斜め一定の角度で入射することになり、誘電
体11の形状は上方に行くに従って直線状に厚さが大き
くなったものとなる。
またこの場合は傾斜角βは零でも電波は入出力面で直角
に当らないので、ホーンアンテナ10の入力定在波比は
良好となる。なお前記の第5図すのオフセントフィード
ではホーンアンテナJOの平行導体板に平行な面内の指
向性は変形を行っていないが、オフセントフィードをす
る場合でも当然第5図aのような変形ビームとすること
が可能である。この場合は誘電体11の形状は第5図す
の誘電体1ノの出力面に第5図aの誘電体1ノの入力面
を重ね合わせたような形状となる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、開口面付近
の相対する2面が平行導体板から構成され、平行偏波と
直角偏波との2偏波の電波を伝搬させ、開口面から放射
される電波の全部又は一部の電波の進行方向が該開口面
と直角にならないようなホーンアンテナをフィードアン
テナとして使用した2偏波共用・ぐラボリックシリンダ
アンテナにおいて、前記開口面に近接して前記平行導体
板の間に誘電体を設け、該誘電体は平行導体板に平行な
面内の断面が一様で、出力面の入力面に対する傾斜が入
射する電波の進行方向と開口面に直角な方向とのなす角
に特定な関係をもって比例するように形成することによ
って該誘電体の入力面に入射する電波の進行方向が開口
面に直角とならない場合でも前記2偏波の電波に対して
開口面からの放射角を等しくすることができる。
また、開口面の横幅と平行導体板の間隔が異る場合でも
、ステップ状またはチー・ぐ状の伝搬部分を設けること
により、前記2偏波の電波の放射角を等しくすることが
できる。従って、上記のように構成したホーンアンテナ
をパラポリンクシリンダアンテナのフィードアンテナと
して使用した2偏波共用パラ?リンクシリンダアンテナ
において、変形ビーム、オフセットフィード及び変形ビ
ームのオフセットフィードを実施しても、前記2偏波に
対するビーム形状と主放射方向をほぼ等しくすることが
できる。このようにして、ノぐラボリックシリンダアン
テナにおいて、円偏波を形成するときの従来の問題点を
解決でき、寸だ2偏波を切替えて使用するときも2偏波
に対するビーム形状及び主ビームの方向の相異による従
来の不都合を除去することができる。
したがって本発明は、マイクロ波を利用したレータ装置
、通信装置等各方面に適用して大、きい効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明に使用するホーンアンテナの一実施例
の側面図、第1図すは第1図aのAA断面図、第°2図
は誘電体の作用全説明するだめの図、第3図はホーンア
ンテナの開口面への変換方法を示す断面図、第4図は本
発明の実施例の構成図、第5図は本発明に使用するホー
ンアンテナ内の電波の進行方向の例を示す図、第6図は
従来のホーンアンテナの動作を説明するための図である
。 1.2・・・ホーンアンテナ、1 a * 2 a・・
・開口面、Ll t L2・・・直角偏波の電波の進行
方向、L12.L12・・・平行偏波の電波の進行方向
、10・・・ホーンアンテナ、10a・・・開口面、l
Oc・・・電波の入力面、10d・・・反射面、1ノ・
・・誘電体、T、・・・誘電体11の電波の入力面、F
2・・・誘電体1ノの電波の出力面、L ・・・一部の
電波の進行方向、a・・・平行導体板の間隔、b・・・
開口面への変換を行ったときの開口面の横幅、B・・・
ステップ部、C・・・チーツク部、Fl、F2・・・焦
点軸、12.13・・・反射鏡。 10ホーンアンテナ 本発明に使用するホーンアンテナの一実施例の側面同第
1 図(0) 第1図aのAA断面図 第1図(b) (側面図) (0) 変形ビームの場合 本発明の実施例の 第4図 (b)  オフセットフィードを行う場合苛成図 IO開口面   1 ホー 1b (G)変形ヒームの場合 従来のホーンアンチ 第1 ホーンアンテナ (b) オフセZトフィードを行う場合tの動作を説明
するための図 5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、開口面を有し、相対する2面が平行な導体板で形成
    され、該平行導体板に平行又は直角に偏波された電波を
    伝搬させ、前記開口面より放射する該電波の全部又は一
    部の電波の進行方向が、前記開口面と直角とならないよ
    うな放射特性を有するホーンアンテナをフィードアンテ
    ナとして構成した2偏波共用パラボリックシリンダアン
    テナにおいて、 前記ホーンアンテナの開口面の内側に平行導体板に内接
    して誘電体を挿設し、該誘電体の形状を前記平行導体板
    に平行する断面が平行導体板に直角な方向については一
    定とし、該誘電体の電波の入力面と出力面とのなす角(
    α)が、前記入力面に入射する電波の進行方向と、前記
    開口面に直角な方向とのなす角(i_0)と、前記2つ
    の偏波の電波に対する誘電体の誘電体外部への夫々の屈
    折率並びに平行偏波の電波の開口面より外部への屈折率
    により定まる定数(K)との積に比例するように形成し
    た前記ホーンアンテナをフィードアンテナとして構成し
    たものであることを特徴とする2偏波共用パラボリック
    シリンダアンテナ。 2、前記ホーンアンテナの開口面と誘電体の間に前記平
    行導体板に直交する面の断面を左右対称にステップ状又
    はテーパ状とした伝搬部分を設けた特許請求の範囲第1
    項記載の2偏波共用パラボリックシリンダアンテナ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7518566B2 (en) 2004-04-07 2009-04-14 Robert Bosch Gmbh Waveguide structure for creating a phase gradient between input signals of a system of antenna elements
CN106602207A (zh) * 2016-12-01 2017-04-26 西安电子科技大学 四棱柱模块化可展开抛物柱面天线
CN107436978A (zh) * 2017-07-26 2017-12-05 西安电子科技大学 一种基于模块化拼接思想的抛物柱面网状可展开天线的设计方法

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CN106602207B (zh) * 2016-12-01 2019-04-23 西安电子科技大学 四棱柱模块化可展开抛物柱面天线
CN107436978A (zh) * 2017-07-26 2017-12-05 西安电子科技大学 一种基于模块化拼接思想的抛物柱面网状可展开天线的设计方法
CN107436978B (zh) * 2017-07-26 2020-10-02 西安电子科技大学 一种基于模块化拼接思想的抛物柱面网状可展开天线的设计方法

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