JPS63218700A - 新規蛋白質およびその製造法 - Google Patents

新規蛋白質およびその製造法

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JPS63218700A
JPS63218700A JP62053848A JP5384887A JPS63218700A JP S63218700 A JPS63218700 A JP S63218700A JP 62053848 A JP62053848 A JP 62053848A JP 5384887 A JP5384887 A JP 5384887A JP S63218700 A JPS63218700 A JP S63218700A
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JP
Japan
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egf
human egf
performance liquid
human
high performance
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JP62053848A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tsukumo
九十九 賢一
Toshiharu Sakamoto
俊治 坂本
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Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 技術分野 本発明は、新規蛋白質およびその製造法に関する。さら
に詳細には、本発明は、分子量が約30,000、等重
点が3.9〜4.0、N未端部のアミノ酸配列が特定の
ものであって、かつEGF様活性を有する新規蛋白質、
およびこれを人尿中から取得する製造方法に関するもの
である。
先行技術 ]−エン(S、Cohen )らは、マウス顎下腺中よ
り神経成長因子(NGF)を精製する過程で新生児マウ
スの眼瞼開裂及び切歯出現を早める物質を発見して上皮
細胞成長因子(Eplder*al GrowthFa
ctor、以下EFGという)を名づけた(J、Blo
l、Chem、、 237.1555(1982) )
このEGFは、人にも存在することが知られている。す
なわち、hEGFは、1975年コーエコーS、Coh
en )らにより人尿中から単離された上皮組織の増殖
角化を促進するヒト由来の因子として紹介(Proc、
Natl、Acad、Sci、USA、 72.131
7(1975))されたものであって、同年、グレゴリ
−(H,Gregory )らによって人尿中から単離
された胃酸分泌抑制作用をもつヒトウロガストロン(h
uman Urogastrone )として紹介(N
ature。
257.325(1975))されたポリペプチドと同
一物質であり、分子量約6000.53コのアミノ酸よ
り構成され、その分子量に3本のジスルフィド結合を有
するポリペプチド〔代謝、17.51(1980))で
あるということがわかっている。
ところで、従来より、人尿または血清中からEGF様活
性を有する種々のEGF誘導体(EGFを構成するアミ
ノ酸の任意のアミノ酸付加もしくは欠如等の点で上記E
GFとは相違するが、該因子と同様のあるいは類似の生
理活性および薬理活性を有するもの)が発見、分離され
ている。
例えば、グレゴリ−(H,OregOr)l )らによ
って、尿中から発見された、hEGFのC未端アミノ酸
の1つ(アルギニン)が欠如した誘導体(Nature
罎57.325〜327(1975)) 、さらに、本
発明者らにより尿中から単離された、hEGFのC未端
アミノ酸の2つ(ロイシン−アルギニン)が欠如した誘
導体、および3つのアミノ酸(グルタミン酸−ロイシン
−アルギニン)が欠如した誘導体、などが確認されてい
る(いずれも特願昭60−263534号明細書参照)
一方、アミノ酸が付加した高分子型誘導体に関しては、
血漿中の分子量約33,000の物質(J、Cl1n、
Invest、、 72.249〜259(1983)
) 、血清中の分子量約100.000〜200,00
0の物質[Gastroenterology 、77
、 313〜318(1979)) 、または人尿中の
分子量約28,000および33,000の物質[Jo
urnal orCIinical  Endocrl
nology  and  Metabolism、 
 48  。
873(1979) )等の存在が示唆されているが、
朱だ単離同定されてないのが現状である。
〔発明の概要〕
要旨 本発明は、人尿中のEGF様活性成分に関して鋭意、研
究を行った結果、新規蛋白質を発見し、かつその製造法
を確立したことに基づくものである。
すなわち、本発明による新規蛋白質は、下記イ)〜ハ)
の理化学的性状により特定化され、かつEGF様活性を
有すること、を特徴とするものである。
イ) 分子量が約30,000 (SDS電気泳動によ
る測定)であること。
口) 等電点が3.9〜4.0(ポリアクリルアミド等
電点電気泳動による測定)であること。
ハ) N未端アミノ酸配列が下記の通りであること。
(表中、1.5.10..15.16および20の数字
は、N未端からの順番を示す。
()は、アミノ酸が未定であることを示す。
矢印(−)は、N未端側から分析を行ったことを示す。
) 二)  トリプシンで処理したものが、これを逆相系高
速液体クロマトグラフィーに付したときにヒトEGFお
よびヒトEGF (1−48)と同じ溶出パターンを示
す画分にヒトEGFの免疫活性を有するものであること
ホ) アルギニンエステラーゼで処理したものが、これ
を逆相系高速液体クロマトグラフィーに付したときにヒ
トEGFと同じ溶出パターンを示す画分にヒトEGFの
免疫活性を有するものであること。
また、本発明による上記新規蛋白質の製造法は、下記a
)〜d)の工程からなること、を特徴とするものである
a) 人尿を用意すること。
b) 上記人尿を抗hEGF抗体結合アフィニティクロ
マトグラフィーに付すこと。
C) 工程b)で得られた吸着画分をゲルか過に付すこ
と。
d) 工程C)で得られた精製画分を逆相系高速液体ク
ロマトグラフィーに付すこと。
効果 本発明による新規蛋白質は、EGFと同様な活性を有す
ることより、種々の医薬品化が期待できること、また本
発明による新規蛋白質は、生体内酵素であるアルギニン
エステラーゼで消化されてhEGFに、またトリプシン
で消化されてhEGFとhEGF (1−48)とにな
ることが、後記実験例のHPLCによる分析で認められ
ることより、プロドラッグとしても大いに期待できる。
〔発明の詳細な説明〕
新規蛋白質 本発明による新規蛋白質は、下記の理化学的性状、およ
びEGF様活性を示すものである。
1) 理化学的性状 a) 分子量:約30,000 (SDS電気泳動)。
b) 等電点:3.9〜4.0(ポリアクリルアミド等
重点電気泳動)。
c)  N未端アミノ酸配列: (1,51,10,15,16,20数字、()、(→
)の定義は前記と同様である。) 2)  EGF様活性 a)  373細胞の増殖促進作用。
b) 抗hEGF抗体との反応性。
C)  トリプシンで、またアルギニンエステラ−ゼで
、処理したものを逆相系HPLCに付したときにhEG
FおよびhEGF (1−48)(トリプシンの場合)
あるいはhEGF (アルギニンエステラーゼの場合)
と同じ溶出パターンを示す画分は、hEGFの免疫活性
を有する。
なお、詳細は後記実験例を参照されたい。
製造法 本発明における新規蛋白質の製造法は、下記の工程a)
〜d)からなるものである。
a) 人尿を用意すること。
b) 上記人尿を抗hEGF抗体結合アフィニティクロ
マトグラフィーに付すこと。
C) 工程b)で得られた吸着画分をゲル濾過に付すこ
と。
d) 工程C)で得られた精製画分を逆相系高速液体ク
ロマトグラフィーに付すこと。
各工程の詳細は、下記の通りである。
人尿の調整(a) 本発明製造法に用いる人尿は、格別の処理をせずにその
まま使用してもよく、また必要に応じて、人尿を酢酸、
塩酸等の任意の酸によりpH3〜4に調整し、弱酸性イ
オン交換体(カルボキシメチルセルロース、カルボキシ
メチルアガロース、メタクリル酸系樹脂等のカルボキシ
ル基を導入したイオン交換樹脂など)に吸着させたのち
弱酸性下で洗浄し、酢酸アンモニウムのような弱アルカ
リ性緩衝液で溶出させるという一般的な方法で前処理し
て、あらかじめ尿中の夾雑タンパクを除去しておいても
よい。
上記a)で調整された尿は、これを抗hEGF抗体結合
アフィニティクロマトグラフィーに付し、吸着画分とし
て目的とする新規蛋白質画分を得ることができる。
本発明でいう抗hEGF抗体結合アフィニティクロマト
グラフィーは、任意の抗hEGF抗体を任意のアフィニ
ティクロマトグラフィー用樹脂に固定化してなるもので
ある。その調製方法、具体例等はいずれも公知ないし周
知である。高純度の抗hEGF抗体を使用する該クロマ
トグラフィーについては、本発明者らにより提出された
特願昭60−263534号明細書を参照することがで
きる。
ゲル濾過による精製(c) ゲルか過は、はぼ均一な孔径の三次元の網目構造を有し
ている高分子のゲルか過剤を用いて分子量の異なる水溶
性高分子物質を分離する方法をいう。ゲルか過剤として
はデキストランゲル〔例えばSephadexR(Ph
armaeia Pine CheIllcals) 
)、アクリルデキストランゲル〔例えば、 5ephacryl R(Phar macia Fi
ne Chesicals ) )、ポリアクリルアミ
ドゲル〔例えばBio−Get R(Bio−Rad 
Laboratories) )あるいはアガロースゲ
ル等任意のものを使用することができる。
本発明におけるゲル濾過による精製工程は少なくとも1
回行えばよいが、複数回行うことにより精製効率が上る
ことは言うまでもない。
逆相系高速液体クロマトグラフィーによる精製(すγ 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、充填剤の
種類によって、分配吸着クロマトグラフィー、ゲル浸透
クロマトグラフィーおよびイオン交換クロマトグラフィ
ーに分類できるが、本発明の場合は、前者の分配吸着ク
ロマトグラフィー(逆相系)が好ましい。
ここで逆相系とは、逆相系クロマトグラフィーをいい、
リガンドとしてアルキル基(C1−018)などの疎水
性基、好ましくはメチル基、を化学的に結合させた担体
たとえばシリカを固定相として含水有機溶媒で溶出を行
う方法をいう。また、このような系における所望蛋白質
の溶出は、アセトニトリルやアルコール類(エタノール
、プロパツール等)で行うのがふつうであり、これらの
濃度を直線的に増加させる直線的濃度勾配法によって行
なうのが好ましい。
このような高速液体クロマトグラフィー自体は公知であ
って、種々の成書や文献、例えば(1)化学増刊102
「タンパク質・ペプチドの高速液体クロマトグラフィー
J  (1984)、東京化学問人刊、(11)底置「
クロマトグラフィー分離システムJ  (1981)丸
善刊等を参照することができる。また、このようにして
得られた新規蛋白質の精製度の確認は、高速液体クロマ
トグラフィーや電気泳動等の手段によって行う(後記参
考側参照)のが一般的である。そして、さらにここで得
られた蛋白質の物理化学的性質(アミノ酸組成、−次構
造、二次構造等)を調べればなおさらよい。
本発明の場合はこのようなりロマトグラフィーの一興体
例として、まず工程C)で得られた粗精製新規蛋白質画
分を凍結乾燥し、ついでこれを溶媒(アセトニトリル、
酢酸を含む水溶液)に溶解したのち逆相系の高速液体ク
ロマトグラフィーに付すことにより精製された新規蛋白
質画分を、常法により凍結乾燥したのち、酢酸塩として
得ている(詳細は後記実験例を参照されたい)。
実験例 1) 人尿から新規蛋白質の精製 成人男子法20リットルに酢酸1リツトルを加え(pH
3〜4)、この中に、5%酢酸で活性化させた約250
m1の[バイオ・レックス(Blo−Rex)70J(
バイオ・ラド(Bio−Rad )社、200〜400
メツシユ)を加え、4℃で1晩攪拌してhEGF吸着さ
せた。約2時間静置後、上清を除去し、樹脂をグラスフ
ィルター上で回収し、まず、3.6リツトルの0.0O
IN塩酸で洗浄後、1リツトルの1.0M酢酸アンモニ
ウム緩衝液pH8,0で溶出させた。溶出液の電気型導
度が室温で30 mmhaになるまで蒸留水で希釈後、
上述のアフィニティカラムに供給した。0.15M塩化
ナトリウムを含むpH7,0のリン酸緩衝液で溶出液の
280 nm+こおける吸光度が0.003以下になる
まで洗浄後、1.0M酢酸で溶出させた。
溶出液を凍結乾燥後、5.0mlの1M酢酸に溶解させ
て、同緩衝液で平衡化した5ephadex G −5
0(φ1.6X100備)カラムに負荷した。
溶出ff157〜77m1の間の画分を集め、凍結乾燥
後、1.0mlのPBS(−)l:溶解し、同緩衝液(
PBS (−))で平衡化した。これを、5ephac
ryl S −200(φ1.0X120CI11)カ
ラムに負荷した。
溶出量50〜55m1の画分を、凍結乾燥後、500R
gのHPLC用開始液に溶解し、TMS−250(東洋
ソーダ社製)カラムを用いた逆相系HPLCによる分離
精製に付した。
分離条件は下記のとおりである。
・装 置二日本分光 5R−2 ・カラム:東洋曹達 TMS−250 φ4.6mmX7. 501ト 力ラム温度:40℃  ・流速:0.6ml/分・溶離
液及び溶離条件: A液 1%アセトニトリル 0.05%TFA ()リフルオロ酢酸)B液 80%
アセトニトリル 0.05%TFA 溶離条件は、下表のようなA液とB液濃度によるグラジ
ェントで行なった。
・検出波長:210n厘 第1図に示すように、この段階で、はぼ均一に精製され
、同一条件下で再度分離精製する事により、高純度な目
的物質を得る事が出来た。収量は、hEGFに対するR
IAより求めた結果、約6.0Rgであった。
得られた目的蛋白質を5DS−ポリアクリルアミド電気
泳動で分析すると、2−メルカプトエタノール存在下、
非存在下とも、単一バンドを示し、その推定分子量は、
30にであった。また、pH勾配(pH3,5からpH
5,0)を有するポリアクリルアミド・ディスクゲル等
電点電気泳動により、等重点を求めた結果、3.9〜4
.0を示した。
2)  N未端アミノ酸配列 N未端配列分析は、公知の方法(J、Biol。
Chem、、258.7990(1981) )に従っ
て、気相プロテインシークエンサーにより行なった。そ
の結果は、第1表に示した通りである。
第1表 アミノ酸配列 零 表中1.5.1O115,16,20の数字は、N
未端からの順番を示す。
()は、アミノ酸が未定であることを示す。矢印(=)
は、N未端側から分析を行ったことを示す。
3) 細胞増殖活性 3T3細胞(2X 10’セル/ ml )と牛胎児血
清1%を含むダルベツコ変法EMEを培地2mlを35
m+sφX10+amシャーレに入れ、37℃、炭酸ガ
ス5%、空気95%のインキユベーターで単層培養した
。1日後、1)で得た新規蛋白質を約1−  Oa+g
/mlになるように入れ、毎日(4日間)血球計算盤を
もちいて細胞数を測定した。また、新規蛋白質を含まな
いコントロールも同時に行なった。結果は、第2図に示
したとおりである。
4) 抗ヒトEGF抗体との反応性 ヒトEGFに対するポリクローナル抗体を用いたラジオ
イムノアッセイに於て、1)で得られた新規蛋白質は第
3図に示した様にhEGFと平行な標準曲線を示した。
5) 新規蛋白質の酵素によるプロセシングl)で得ら
れた新規蛋白質9.0μgを100μgのPBC(−)
に溶解し、45μgのトリプシン(TPCK処理、Wa
shington社)を加え、37℃で1時間消化を行
なった。反応液をただちに、1)に示した条件下に逆相
系HPLCで分析した結果、hEGFとhEGF (1
−48)の溶出位置に、免疫活性が溶出した。その結果
は、第4図に示した通りである。
6) さらに、1)で得られた新規蛋白質12μgをμ
MEDTAを含む0.1Mりん酸緩衝液(pH8,0)
100μgに溶解し、60μgのアルギニンエステラー
ゼ(ピアス社)を加えて、37℃で14時間消化を行な
った。反応液をただちに、1)に示した条件下に逆相系
HPLCで分析した結果、hEc;F溶出位置にのみ、
免疫活性が溶出した。その結果は、第5図に示す通りで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実験例1)項で逆相系高速液体クロマトグラ
フィーを行なったときのクロマトグラムを複写したもの
である。 1・・・hEGF免疫活性 2・・・逆相HPLCクロマトグラフィーにより溶出さ
れた画分の吸光度、 3・・・CH3CNの濃度 第2図は、実験例3)項における上皮細胞の増殖試験結
果を示すグラフである。 第3図は、実験例4)項における抗ヒトEGF抗体との
反応性を調べた結果を示すグラフである。 第4図は、実験例5)項における逆相HPLCクロマト
グラフィーを行ったときのクロマトグラムを模写したも
のである。 第5図は、実験例6)項における逆相HPLCクロマト
グラフィーを行ったときのクロマトグラムを模写したも
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記イ)〜ハ)の理化学的性状により特定化され、
    かつEGF様活性を有することを特徴とする、新規蛋白
    質。 イ)分子量が約30,000(SDS電気 泳動による測定)であること。 ロ)等電点が3.9〜4.0(ポリアクリ ルアミド等電点電気泳動による測定)であること。 ハ)N未端アミノ酸配列が下記の通りであ ること。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (表中、1、5、10、15、16および20の数字は
    、N未端からの順番を示す。 ( )は、アミノ酸が未定であることを示す。 矢印(→)は、N未端側から分析を行ったことを示す。 ) ニ)トリプシンで処理したものが、これを 逆相系高速液体クロマトグラフィーに付したときにヒト
    EGFおよびヒトEGF(1−48)と同じ溶出パター
    ンを示す画分にヒトEGFの免疫活性を有するものであ
    ること。 ホ)アルギニンエステラーゼで処理したも のが、これを逆相系高速液体クロマトグラフィーに付し
    たときにヒトEGFと同じ溶出パターンを示す画分にヒ
    トEGFの免疫活性を有するものであること。 2、下記a)〜d)の工程からなることを特徴とする、
    下記イ)〜ホ)の理化学的性状により特定化され、かつ
    EFG様活性を有する新規蛋白質の製造法。 a)人尿を用意すること。 b)上記人尿を抗hEGF抗体結合アフィ ニティクロマトグラフィーに付すこと。 c)工程b)で得られた吸着画分をゲルろ 過に付すこと。 d)工程c)で得られた精製画分を逆相系 高速液体クロマトグラフィーに付すこと。 イ)分子量が約30,000(SDS電気 泳動による測定)であること。 ロ)等電点が3.9〜4.0(ポリアクリ ルアミド等電点電気泳動による測定)であること。 ハ)N未端アミノ酸配列が下記の通りであ ること。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (表中、1、5、10、15、16および20の数字は
    、N未端からの順番を示す。 ( )は、アミノ酸が未定であることを示す。 矢印(→)は、N未端側から分析を行ったことを示す。 ) ニ)トリプシンで処理したものが、これを 逆相系高速液体クロマトグラフィーに付したときにヒト
    EGFおよびヒトEGF(1−48)と同じ溶出パター
    ンを示す画分にヒトEGFの免疫活性を有するものであ
    ること。 ホ)アルギニンエステラーゼで処理したも のが、これを逆相系高速液体クロマトグラフィーに付し
    たときにヒトEGFと同じ溶出パターンを示す画分にヒ
    トEGFの免疫活性を有するものであること。
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