JPS63217180A - 極低温用膨脹タ−ビン - Google Patents
極低温用膨脹タ−ビンInfo
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- JPS63217180A JPS63217180A JP4823587A JP4823587A JPS63217180A JP S63217180 A JPS63217180 A JP S63217180A JP 4823587 A JP4823587 A JP 4823587A JP 4823587 A JP4823587 A JP 4823587A JP S63217180 A JPS63217180 A JP S63217180A
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Landscapes
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、ヘリウム、水素、ネオン、アルゴン等を常圧
下で一200’C以下の極低温で液化する低沸点ガスを
媒体とする極低温用液化冷凍1置の寒冷発生用の膨謳タ
ービンに関する。
下で一200’C以下の極低温で液化する低沸点ガスを
媒体とする極低温用液化冷凍1置の寒冷発生用の膨謳タ
ービンに関する。
(従来の技術)
第3図は低沸点ガスとしてヘリウムガスを用いた極低温
用液化冷凍装置の従来技術のフローシートダイヤグラム
の一例である。
用液化冷凍装置の従来技術のフローシートダイヤグラム
の一例である。
ヘリウムガスを用いる液化冷凍装置には油噴射式のスク
リュー圧縮機が広く使用されている。
リュー圧縮機が広く使用されている。
スクリュー圧縮機41で昇圧されたヘリウムガスはガス
冷却器42、油分V器43、吸着器44を順次流通する
ことにより冷部され、油を分離し、不純ガスを除去され
た後、吐出管45、次に高圧ガス管50を経てコールド
ボックス46に入る。コールドボックス46の内部は高
真空に保たれ、対流よって外部から内部の低温機器への
熱侵入を防止している。
冷却器42、油分V器43、吸着器44を順次流通する
ことにより冷部され、油を分離し、不純ガスを除去され
た後、吐出管45、次に高圧ガス管50を経てコールド
ボックス46に入る。コールドボックス46の内部は高
真空に保たれ、対流よって外部から内部の低温機器への
熱侵入を防止している。
コールドボックス46内には6個の熱交換器51ないし
56が設置され、順次第1ないし第6の熱交換器となっ
ている。第1熱交換器51には流入口60より液体窒素
が流入しヘリウムガスと熱交換した後、流出口61より
流出するようになっている。この液体窒素と低圧ガス管
49を流れるスクリュー圧縮機41への戻りガスとによ
り冷却されて、高圧ガス管50を流れる高圧のヘリウム
ガスは、第1熱交換器51の出目でほぼ液体窒素の温度
まで冷部される。第2熱交換器52を出たヘリウムガス
の一部は、バイパス管62を流れて第1段目の膨張機5
7に流入し膨張仕事をして低圧低温のヘリウムガスとな
り、低圧ガス管49に流入し、第3熱交換器53内で高
圧ガス管50を流れる残りの高圧ガスと熱交換してこれ
を冷却する。また第4熱交換器54を出た高圧ガスの一
部はバイパス管64を流れて第2段目のv$脹線機58
入り、膨張仕事をして低圧低温のヘリウムガスとなり、
第5熱交換器55で残りの高圧ガスと熱交換してこれを
冷却する。第6熱交換鼎56でさらに冷却された高圧ガ
スは、ジュールトム、ソン弁59に入り、ここで等エン
タルピー1服をしてその一部が液化し、液留容器41内
に溜る。この液は適宜の負荷48のために使用される。
56が設置され、順次第1ないし第6の熱交換器となっ
ている。第1熱交換器51には流入口60より液体窒素
が流入しヘリウムガスと熱交換した後、流出口61より
流出するようになっている。この液体窒素と低圧ガス管
49を流れるスクリュー圧縮機41への戻りガスとによ
り冷却されて、高圧ガス管50を流れる高圧のヘリウム
ガスは、第1熱交換器51の出目でほぼ液体窒素の温度
まで冷部される。第2熱交換器52を出たヘリウムガス
の一部は、バイパス管62を流れて第1段目の膨張機5
7に流入し膨張仕事をして低圧低温のヘリウムガスとな
り、低圧ガス管49に流入し、第3熱交換器53内で高
圧ガス管50を流れる残りの高圧ガスと熱交換してこれ
を冷却する。また第4熱交換器54を出た高圧ガスの一
部はバイパス管64を流れて第2段目のv$脹線機58
入り、膨張仕事をして低圧低温のヘリウムガスとなり、
第5熱交換器55で残りの高圧ガスと熱交換してこれを
冷却する。第6熱交換鼎56でさらに冷却された高圧ガ
スは、ジュールトム、ソン弁59に入り、ここで等エン
タルピー1服をしてその一部が液化し、液留容器41内
に溜る。この液は適宜の負荷48のために使用される。
液化しなかったヘリウムガスは飽和蒸気の状態で第6熱
交yI!器56へ戻り、膨@機58の出口ガスと合流し
、低圧ガス管49中を流れて順次、高圧ガス管50を流
れる高圧ガスと熱交換器内で熱交換した後、吸込管6G
を経てスクリュー圧縮[41へ戻る。
交yI!器56へ戻り、膨@機58の出口ガスと合流し
、低圧ガス管49中を流れて順次、高圧ガス管50を流
れる高圧ガスと熱交換器内で熱交換した後、吸込管6G
を経てスクリュー圧縮[41へ戻る。
以上のように高圧ガスと低圧ガスとは対向流で熱交換し
、また高圧ガスを液化するために必要な寒冷熱は第1熱
交換器51の液体窒素及び第1、第2の膨張機57.5
8で与えられる。
、また高圧ガスを液化するために必要な寒冷熱は第1熱
交換器51の液体窒素及び第1、第2の膨張機57.5
8で与えられる。
次に前記において57.58として示された従来の膨張
タービンの構造を第4図により説明する。
タービンの構造を第4図により説明する。
コールドボックス46の壁1に適宜のフランジ2が固定
される。タービンハウジング3の一端側の円筒部4が高
圧配管部5と低圧配管部7に溶接により連結固定され、
他端側のフランジ部6がフランジ2に支持固定される。
される。タービンハウジング3の一端側の円筒部4が高
圧配管部5と低圧配管部7に溶接により連結固定され、
他端側のフランジ部6がフランジ2に支持固定される。
デヒューザ8が円筒部4に挿入され、これをノズルリン
グ9で押えながらネジリング10で円筒部4に締付は固
定する。11はOリングrある。
グ9で押えながらネジリング10で円筒部4に締付は固
定する。11はOリングrある。
一方、タービンハウジング3内に収納される回転体部分
は次のような構造となっている。16はベアリング内筒
、17はラジアルベアリング、18はスラストベアリン
グ、19はスラストスペーサ、20は回転軸、21はタ
ービンインペラー、22はブロワ−インペラーである。
は次のような構造となっている。16はベアリング内筒
、17はラジアルベアリング、18はスラストベアリン
グ、19はスラストスペーサ、20は回転軸、21はタ
ービンインペラー、22はブロワ−インペラーである。
スラストベアリング18は、スラストスペーサ19とベ
アリング内筒16とは適宜の連結手段27により一体に
固定される。この回転体部分は筐体15内に収納され、
側板24、座金25を介してボルト26によりベアリン
グ内816と断熱壁板23とが固定された後、タービン
ハウジング3に収納されて筐体15とタービンハウジン
グ3のフランジ部6とが適宜の連結手段12により固定
される。
アリング内筒16とは適宜の連結手段27により一体に
固定される。この回転体部分は筐体15内に収納され、
側板24、座金25を介してボルト26によりベアリン
グ内816と断熱壁板23とが固定された後、タービン
ハウジング3に収納されて筐体15とタービンハウジン
グ3のフランジ部6とが適宜の連結手段12により固定
される。
次にこの膨張機の作動について説明する。
バイパス管62の低温高圧のヘリウムガスは高圧配管部
5を通って膨)脹タービンの円筒部4内に流入し、ノズ
ルリング9とデヒューザ8で形成されているノズル部1
4からタービンインペラー21のタービンブレード13
内を断熱11服しながら低温低圧のヘリウムガスとなっ
てデヒューザ8から低圧配管部7を経てバイパス管63
から低圧ガス管49に流出する。膨張タービン内でのヘ
リウムガスはタービンインペラー21、回転軸20及び
ブロワ−インペラー22のタービン回転体を回転させる
ことによってIfi脹仕事を行ない、ブロワ−インペラ
ー22の圧縮仕事として回収消費される。
5を通って膨)脹タービンの円筒部4内に流入し、ノズ
ルリング9とデヒューザ8で形成されているノズル部1
4からタービンインペラー21のタービンブレード13
内を断熱11服しながら低温低圧のヘリウムガスとなっ
てデヒューザ8から低圧配管部7を経てバイパス管63
から低圧ガス管49に流出する。膨張タービン内でのヘ
リウムガスはタービンインペラー21、回転軸20及び
ブロワ−インペラー22のタービン回転体を回転させる
ことによってIfi脹仕事を行ない、ブロワ−インペラ
ー22の圧縮仕事として回収消費される。
このようにll11タービンはヘリウムガスの断熱膨脹
によって発生する膨張仕事をタービン回転体の回転仕事
によって回収し、これによりヘリウムガスを低温にして
寒冷を発生させるものである。
によって発生する膨張仕事をタービン回転体の回転仕事
によって回収し、これによりヘリウムガスを低温にして
寒冷を発生させるものである。
スラストベアリング18、ラジアルベアリング17は一
般的にヘリウムガスによるガスベアリングが使用されて
おり、ガスベアリングの特性上、常温で使用されるのが
一般的rある。したがって膨脹タービンの運転時は筐体
15からブロワ−インペラー22側は常温下の雰囲気に
あり、一方タービンインベラ−21、ノズルリング9、
デヒューザ8側 ゛は極低温の雰囲気となっている。
般的にヘリウムガスによるガスベアリングが使用されて
おり、ガスベアリングの特性上、常温で使用されるのが
一般的rある。したがって膨脹タービンの運転時は筐体
15からブロワ−インペラー22側は常温下の雰囲気に
あり、一方タービンインベラ−21、ノズルリング9、
デヒューザ8側 ゛は極低温の雰囲気となっている。
このような従来形式の膨張タービンは、前記のように、
最初にデヒ1−ザ8を低圧配管部7に取付けてそれを固
定するようにノズルリング9を押えながらネジリング1
0で締付けるのであるから、ノズルリング9、デヒュー
ザ8の組立時の中心線は加工公差内でずれ、中心線を一
致させることは事実上困難である。
最初にデヒ1−ザ8を低圧配管部7に取付けてそれを固
定するようにノズルリング9を押えながらネジリング1
0で締付けるのであるから、ノズルリング9、デヒュー
ザ8の組立時の中心線は加工公差内でずれ、中心線を一
致させることは事実上困難である。
次にタービンインペラー21、ブロワ−インペラー22
、回転!1k20、ラジアルベアリング17、スラスト
ベアリング18等は筐体15に設置された上、これらは
一体としてコールドボックスのフランジ2、フランジ部
6に対し筐体15のフランジ部15aは嵌合部15bに
より嵌合され、連結手段12により互いに固定される。
、回転!1k20、ラジアルベアリング17、スラスト
ベアリング18等は筐体15に設置された上、これらは
一体としてコールドボックスのフランジ2、フランジ部
6に対し筐体15のフランジ部15aは嵌合部15bに
より嵌合され、連結手段12により互いに固定される。
したがってタービンインペラー21、ノズルリング9、
デヒューザ8の組立中心線は回転軸20の中心線に対し
ずれを生じ、その調整は困難である。
デヒューザ8の組立中心線は回転軸20の中心線に対し
ずれを生じ、その調整は困難である。
前記のような構造のため従来技術の膨張タービンには次
のような欠点がある。
のような欠点がある。
ω 前記のような組立過程からしてタービンインペラー
21とデヒューザ9の組立中心線の合致調整が不可能で
あり、111mタービンの性能に影響を及ぼすところの
タービンブレード13とデヒューザ8とのクリアランス
(シュラウドクリアランス)を所定の最小必要猷の大き
さに保つことがむずかしい。そのため実際には前記のク
リアランスを測定しながらデヒューザ8の突部28を研
磨加工したり、突部28の位置にシムを入れたりして前
記クリアランスを必要以上に大きく調整する必要がある
。
21とデヒューザ9の組立中心線の合致調整が不可能で
あり、111mタービンの性能に影響を及ぼすところの
タービンブレード13とデヒューザ8とのクリアランス
(シュラウドクリアランス)を所定の最小必要猷の大き
さに保つことがむずかしい。そのため実際には前記のク
リアランスを測定しながらデヒューザ8の突部28を研
磨加工したり、突部28の位置にシムを入れたりして前
記クリアランスを必要以上に大きく調整する必要がある
。
ロ 低温運転時にはラジアルベアリング17が常温の雰
囲気であることより、タービン回転体の中心線は組立時
に調整された中心線と殆んど変化しない。しかしノズル
リング9、デヒューザ8はコールドボックス46の高低
圧配管部5.7に接続されているため低温運転時には前
記高低圧配管部5゜7が極低温になり、軸方向と半径方
向に熱歪を生じ、このためノズルリング9、デヒューザ
8の中心線が変化したり、タービンブレード13とデヒ
ューザ8との間のクリアランスが変化したりして、ター
ビンインペラー21とノズルリング9、デヒューザ8の
中心線のずれが一層大きくなり、シュラウドクリアラン
スの不均一性が助長され性能が低下する。そしてこれが
甚だしい場合には接触トラブルが発生する。このような
接触トラブルの発生を避けるためにはシュラウドクリア
ランスを大きくしなければならないが、これによりヘリ
ウムガスの漏洩が多くなり、膨張タービンの性能をそれ
だけ犠牲にしなければならないことになる。
囲気であることより、タービン回転体の中心線は組立時
に調整された中心線と殆んど変化しない。しかしノズル
リング9、デヒューザ8はコールドボックス46の高低
圧配管部5.7に接続されているため低温運転時には前
記高低圧配管部5゜7が極低温になり、軸方向と半径方
向に熱歪を生じ、このためノズルリング9、デヒューザ
8の中心線が変化したり、タービンブレード13とデヒ
ューザ8との間のクリアランスが変化したりして、ター
ビンインペラー21とノズルリング9、デヒューザ8の
中心線のずれが一層大きくなり、シュラウドクリアラン
スの不均一性が助長され性能が低下する。そしてこれが
甚だしい場合には接触トラブルが発生する。このような
接触トラブルの発生を避けるためにはシュラウドクリア
ランスを大きくしなければならないが、これによりヘリ
ウムガスの漏洩が多くなり、膨張タービンの性能をそれ
だけ犠牲にしなければならないことになる。
、(発明が解決しようとする問題点)
従来技術においては前記ように種々の問題がある。
本発明はその組立構造を変えることにより前記の問題点
を解決する極低温用膨脹タービンを得ることを目的とす
るものである。
を解決する極低温用膨脹タービンを得ることを目的とす
るものである。
(発明の構成〕
(問題点を解決するための手段〉
本発明の極低温用11iiI&タービンは次の構成から
なる。
なる。
タービンインペラー、ブロワ−インペラー、回転軸、ベ
アリング及びこれらが設置される筐体、断熱壁板等から
なるタービン部にノズルリングとデヒ1−ザを固定して
一体化したタービン本体を有すること。(第1の発明) タービンインペラー、ブロワ−インペラー、回転軸、ベ
アリング及びこれらが設置される筐体、断熱壁板等から
なるタービン部にノズルリングとデヒューザを固定して
一体化したタービン本体をコールドボックス内に接続す
るにあたり、前記ノズルリングとコールドボックスの高
圧配管部とを接続し、前記デヒューザとコールドボック
スの低圧配管部とを接続するとともに、前記の両接続部
において作動流体の漏洩を防止しかつ構成部分の熱膨脹
、熱歪等に対し軸方向及び軸直角方向に前記接続部相互
が気密を保持しつつ相対的に運動できるように、前記両
接続部にシール部材を介在させたこと。(第2の発明) (作用) タービンインペラー、ブロワ−インペラー、回転軸、ベ
アリング等からなるタービン部にノズルリングとデヒュ
ーザを一体的に固定することにより、タービンインペラ
ーとデヒューザとの中心線を常温組立時にあたり正しく
合致させることができ、またタービンインペラーとデヒ
ューザとのクリアランスも小さく設定することができる
。
アリング及びこれらが設置される筐体、断熱壁板等から
なるタービン部にノズルリングとデヒ1−ザを固定して
一体化したタービン本体を有すること。(第1の発明) タービンインペラー、ブロワ−インペラー、回転軸、ベ
アリング及びこれらが設置される筐体、断熱壁板等から
なるタービン部にノズルリングとデヒューザを固定して
一体化したタービン本体をコールドボックス内に接続す
るにあたり、前記ノズルリングとコールドボックスの高
圧配管部とを接続し、前記デヒューザとコールドボック
スの低圧配管部とを接続するとともに、前記の両接続部
において作動流体の漏洩を防止しかつ構成部分の熱膨脹
、熱歪等に対し軸方向及び軸直角方向に前記接続部相互
が気密を保持しつつ相対的に運動できるように、前記両
接続部にシール部材を介在させたこと。(第2の発明) (作用) タービンインペラー、ブロワ−インペラー、回転軸、ベ
アリング等からなるタービン部にノズルリングとデヒュ
ーザを一体的に固定することにより、タービンインペラ
ーとデヒューザとの中心線を常温組立時にあたり正しく
合致させることができ、またタービンインペラーとデヒ
ューザとのクリアランスも小さく設定することができる
。
また、前記タービン部をコールドボックス内に接続する
に際し、ノズルリングを高圧配管部に、ゲヒューザを低
圧配管部に夫々接続すると共に、接続部にシール部材を
介在させることにより熱歪に対応でき、構成部分の気密
を保持しつつ互いの相対的運動を可能とする。
に際し、ノズルリングを高圧配管部に、ゲヒューザを低
圧配管部に夫々接続すると共に、接続部にシール部材を
介在させることにより熱歪に対応でき、構成部分の気密
を保持しつつ互いの相対的運動を可能とする。
(実施例)
本発明の実施例を第1図により説明する。第1図中、第
4図と同一符号の部分は同一の構造からなっている。
4図と同一符号の部分は同一の構造からなっている。
この実施例において、ベアリング内筒16、ラジアルベ
アリング11、スラストベアリング18、スラストスペ
ーサ19、回転軸20、タービンインペラー21、ブロ
ワ−インペラー22からなる回転体部分を筐体15に設
置した後、側板24、座金25(図示しない)を介して
ボルト26(図示しない)により断熱壁板23と固定す
る構造は従来技術(第4図)と同様であるが、本発明の
実施例においては、回転軸20の軸中心を中心とする円
周上で前記ボルト26と位相のずれた(例えば600)
適宜の複数箇所において更にボルト33による締付固定
手段が設けられている。そして、ノズルリング32とデ
ヒューザ31とが、デヒューザ31の数ケ所に設けたボ
ルト座を利用して断熱スペーサ34を介しボルト33に
より断熱壁板23に固定される。これによりノズルリン
グ32とデヒューザ31とは断熱壁板23を介してター
ビン回転体の部分と一体に組立てられることになる。
アリング11、スラストベアリング18、スラストスペ
ーサ19、回転軸20、タービンインペラー21、ブロ
ワ−インペラー22からなる回転体部分を筐体15に設
置した後、側板24、座金25(図示しない)を介して
ボルト26(図示しない)により断熱壁板23と固定す
る構造は従来技術(第4図)と同様であるが、本発明の
実施例においては、回転軸20の軸中心を中心とする円
周上で前記ボルト26と位相のずれた(例えば600)
適宜の複数箇所において更にボルト33による締付固定
手段が設けられている。そして、ノズルリング32とデ
ヒューザ31とが、デヒューザ31の数ケ所に設けたボ
ルト座を利用して断熱スペーサ34を介しボルト33に
より断熱壁板23に固定される。これによりノズルリン
グ32とデヒューザ31とは断熱壁板23を介してター
ビン回転体の部分と一体に組立てられることになる。
このように組立られた後、タービンハウジング3の円筒
部4の内径部とデヒューザ31の外径部との間隙及び前
記円筒部4とノズルリング32の外径部との間隙にそれ
ぞれシールリング38.35を介在させ、筐体15とタ
ービンハウジング3のフランジ部6とが適宜の連結手段
により固定される。
部4の内径部とデヒューザ31の外径部との間隙及び前
記円筒部4とノズルリング32の外径部との間隙にそれ
ぞれシールリング38.35を介在させ、筐体15とタ
ービンハウジング3のフランジ部6とが適宜の連結手段
により固定される。
このようにすることにより、タービン本体が高圧配管部
5と接続する際の高圧作動ガスのタービン本体への間隙
36からの漏洩はシールリング35により防止され、ま
たタービン本体が低圧配管部7と接続する際の作動ガス
の低圧配管部7への間隙37からの漏洩はシールリング
38により防止されるとともに、デヒューザ31とノズ
ルリング32は夫々間隙37.36を有して円筒部4内
に収納され該円筒部4とは縁が切れて浮上した状態にあ
ることになる。また、スペーサ34の両面を研eiする
ことによりデヒューザ31とノズルリング32の上下位
置を微細にv!4節することができる。
5と接続する際の高圧作動ガスのタービン本体への間隙
36からの漏洩はシールリング35により防止され、ま
たタービン本体が低圧配管部7と接続する際の作動ガス
の低圧配管部7への間隙37からの漏洩はシールリング
38により防止されるとともに、デヒューザ31とノズ
ルリング32は夫々間隙37.36を有して円筒部4内
に収納され該円筒部4とは縁が切れて浮上した状態にあ
ることになる。また、スペーサ34の両面を研eiする
ことによりデヒューザ31とノズルリング32の上下位
置を微細にv!4節することができる。
なお、前記のシールリング35.38は第2図00に示
すように、テフロン製のカバー70とその内部に納めら
れるステンレス製のスプリング71との組合Uからなっ
ている。一般にゴム材質は一150℃程度で弾性をなく
し、シール性が著しく低下する。したがって本発明のよ
うな極低温の温度域(70″に以下)では使用できない
が、本発明の実施例では前記のような構造であるから、
シール性低下の少いテフロンとスプリングの弾性とによ
り極低温域でもセルフシーリングi能が十分に維持でき
る。同図中72は流体圧力の働く方向、73はスプリン
グの弾力の働く方向である。
すように、テフロン製のカバー70とその内部に納めら
れるステンレス製のスプリング71との組合Uからなっ
ている。一般にゴム材質は一150℃程度で弾性をなく
し、シール性が著しく低下する。したがって本発明のよ
うな極低温の温度域(70″に以下)では使用できない
が、本発明の実施例では前記のような構造であるから、
シール性低下の少いテフロンとスプリングの弾性とによ
り極低温域でもセルフシーリングi能が十分に維持でき
る。同図中72は流体圧力の働く方向、73はスプリン
グの弾力の働く方向である。
本実施例の膨張タービンの作動は第4図の従来技術の場
合と同じである。
合と同じである。
本実施例の[111タービンには次のような特徴がある
。
。
ω タービン本体が作動ガスの高低圧配管Pus 5
。
。
7と接続される前にノズルリング32、デヒl−ザ31
も含めて組立ができるため、タービンインペラー21と
ノズルリング32、デヒューザ31の中心線を一致させ
る調整が容易にできることとなり、均一なシュラウドク
リアランスが確保され、低温運転になっても軸方向と半
径方向の熱歪による位置関係のずれがないためタービン
ブレード13とノズルリング32及びデヒューザ31の
各々のクリアランスが一定に保たれる。このため膨張タ
ービンの安定した高性能運転を行うことができる。ター
ビン効率を従来技術より10〜20%向、Lできる。
も含めて組立ができるため、タービンインペラー21と
ノズルリング32、デヒューザ31の中心線を一致させ
る調整が容易にできることとなり、均一なシュラウドク
リアランスが確保され、低温運転になっても軸方向と半
径方向の熱歪による位置関係のずれがないためタービン
ブレード13とノズルリング32及びデヒューザ31の
各々のクリアランスが一定に保たれる。このため膨張タ
ービンの安定した高性能運転を行うことができる。ター
ビン効率を従来技術より10〜20%向、Lできる。
ロ ノズルリング32の接続部にシールリング35、デ
ヒューザ31の接続部にシールリング38を使用するこ
とによって、低温運転時において作動ガスの高低圧配管
部5.7とノズルリング32、デヒューザ31との接続
部の中心線がずれても、気密を保持することができ、か
つ接続部分の部材同士が自在に軸方向及び軸直角方向に
動くことができるため、組立時に調整された均一なシュ
ラウドクリアランスはタービンブレード13とデヒュー
ザ31との間においてそのまま維持されるため、従来方
式のように回転中の熱歪によるインペラーとデヒューザ
の接触による大事故は確実に防止でき、高信頼度の膨張
タービンが可能となる。
ヒューザ31の接続部にシールリング38を使用するこ
とによって、低温運転時において作動ガスの高低圧配管
部5.7とノズルリング32、デヒューザ31との接続
部の中心線がずれても、気密を保持することができ、か
つ接続部分の部材同士が自在に軸方向及び軸直角方向に
動くことができるため、組立時に調整された均一なシュ
ラウドクリアランスはタービンブレード13とデヒュー
ザ31との間においてそのまま維持されるため、従来方
式のように回転中の熱歪によるインペラーとデヒューザ
の接触による大事故は確実に防止でき、高信頼度の膨張
タービンが可能となる。
タービンインペラー、プロワ−インペラー、回転軸、ベ
アリング及びこれらが収容ないし設置される筐体、断熱
壁板等からなるタービン部にノズルリングとデヒューザ
を固定して一体化することによりタービン本体が構成さ
れているので、タービンインペラーとデヒューザの組立
中心線を正しく一致させることができ、またタービンブ
レードとデヒューザとのクリアランスを所定の必要最小
値に調整することが容易である。
アリング及びこれらが収容ないし設置される筐体、断熱
壁板等からなるタービン部にノズルリングとデヒューザ
を固定して一体化することによりタービン本体が構成さ
れているので、タービンインペラーとデヒューザの組立
中心線を正しく一致させることができ、またタービンブ
レードとデヒューザとのクリアランスを所定の必要最小
値に調整することが容易である。
また、タービン本体をコールドボックス内に接続するた
めに、ノズルリングと高圧配管部とを接続しまたデヒュ
ーザと低圧配管部とを接vt′1jると共に両接続部に
シール部材を介在させて軸方向及び軸直角方向に接続部
相互が気密を保持しつつ相対的に運動できるようにした
から、作動流体の漏洩を防止すると共に、構成部分の熱
歪に対し柔軟に対応することができる。
めに、ノズルリングと高圧配管部とを接続しまたデヒュ
ーザと低圧配管部とを接vt′1jると共に両接続部に
シール部材を介在させて軸方向及び軸直角方向に接続部
相互が気密を保持しつつ相対的に運動できるようにした
から、作動流体の漏洩を防止すると共に、構成部分の熱
歪に対し柔軟に対応することができる。
第1図は本発明の実施例の極低温用膨脹タービンの要部
の縦断面図、第2図は前記実施例において使用されるシ
ール部材の説明図、第3図は極低温用液化冷凍装置の従
来技術のフローシートダイヤグラム、第4図は極低温用
膨脹タービンの従来技術の要部の縦断面図である。 5・・高圧配管部、7・・低圧配管部、15・・筐体、
16・・ベアリング内筒、17・ベアリングとしてのラ
ジアルベアリング、1B・・ベアリングとしてのスラス
トベアリング、20・・回転軸、21・・タービンイン
ペラー、22・・プロワ−インペラー、23・・断熱壁
板、31・・デヒューザ、32・・ノズルリング、46
・・コールドボックス、70・・シール部材としてのカ
バー、71・・シール部材としてのスプリング。
の縦断面図、第2図は前記実施例において使用されるシ
ール部材の説明図、第3図は極低温用液化冷凍装置の従
来技術のフローシートダイヤグラム、第4図は極低温用
膨脹タービンの従来技術の要部の縦断面図である。 5・・高圧配管部、7・・低圧配管部、15・・筐体、
16・・ベアリング内筒、17・ベアリングとしてのラ
ジアルベアリング、1B・・ベアリングとしてのスラス
トベアリング、20・・回転軸、21・・タービンイン
ペラー、22・・プロワ−インペラー、23・・断熱壁
板、31・・デヒューザ、32・・ノズルリング、46
・・コールドボックス、70・・シール部材としてのカ
バー、71・・シール部材としてのスプリング。
Claims (2)
- (1)タービンインペラー、ブロワーインペラー、回転
軸、ベアリング及びこれらが設置される筐体、断熱壁板
等からなるタービン部にノズルリングとデヒューザを固
定して一体化したタービン本体を有することを特徴とす
る極低温用膨脹タービン。 - (2)タービンインペラー、ブロワーインペラー、回転
軸、ベアリング及びこれらが設置される筺体、断熱壁板
等からなるタービン部にノズルリングとデヒューザを固
定して一体化したタービン本体をコールドボックス内に
接続するにあたり、前記ノズルリングとコールドボック
スの高圧配管部とを接続し、前記デヒューザとコールド
ボックスの低圧配管部とを接続するとともに、前記の両
接続部において作動流体の漏洩を防止しかつ構成部分の
熱膨脹、熱歪等に対し軸方向及び軸直角方向に前記接続
部相互が気密を保持しつつ相対的に運動できるように、
前記両接続部にシール部材を介在させたことを特徴とす
る極低温用膨脹タービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4823587A JPS63217180A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 極低温用膨脹タ−ビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4823587A JPS63217180A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 極低温用膨脹タ−ビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63217180A true JPS63217180A (ja) | 1988-09-09 |
JPH039385B2 JPH039385B2 (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=12797780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4823587A Granted JPS63217180A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 極低温用膨脹タ−ビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63217180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381544A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-05 | Hitachi Ltd | 内燃機関の燃焼状態制御方法 |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP4823587A patent/JPS63217180A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381544A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-05 | Hitachi Ltd | 内燃機関の燃焼状態制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039385B2 (ja) | 1991-02-08 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |