JPS6321565Y2 - - Google Patents

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JPS6321565Y2
JPS6321565Y2 JP12703784U JP12703784U JPS6321565Y2 JP S6321565 Y2 JPS6321565 Y2 JP S6321565Y2 JP 12703784 U JP12703784 U JP 12703784U JP 12703784 U JP12703784 U JP 12703784U JP S6321565 Y2 JPS6321565 Y2 JP S6321565Y2
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JP
Japan
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protector
strip
cooling chamber
wind box
wind
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JP12703784U
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JPS6143258U (ja
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は竪型連続焼鈍炉のガス吹付け式冷却装
置を設けた冷却室においてストリツプ破断による
破断片のかみ込みを防止するプロテクター装置に
関する。
(従来の技術) 従来竪型焼鈍炉は特開昭56−65935を例として
第4図に示すように、加熱室、均熱室26、冷却
室28、過時効室30等により独立したチヤンバ
ーにより構成されている。ストリツプは加熱室か
ら冷却室へ順次ハースロールを介して搬送され所
定の熱処理が行なわれる。
そして冷却室28においては、ハースロール2
により搬入されるストリツプの両側、縦列に2分
割〜8分割(第4図例では2分割)された冷却用
ウインドボツクス28−3,28−4により気体
をストリツプ両面に吹付けてストリツプの冷却が
行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) 竪型連続焼鈍炉における問題点としてストリツ
プの破断があり、このストリツプの破断は冷却室
にて多発している。ストリツプ破断の原因は、搬
送されるストリツプの形状、温度条件、熱負荷等
により異なり、ストリツプ破断を防止することは
非常に困難である。又、ストリツプ破断時の破断
片の冷却室内における挙動についても不明である
が、結果的に冷却室のストリツプ破断において
は、ストリツプはウインドボツクス28−3,2
8−4間およびウインドボツクスとハースロール
2間にかみ込みを起していた。
ストリツプ破断が発生した場合ライン停止とな
るが、ストリツプがかみ込んでいる場合の炉外へ
ストリツプの破片を取り出すのは容易ではない。
破断片を取出す作業を容易にするため、冷却室本
体へのマンホールの設置、ウインドボツクスの抜
き出し等考えられるが、冷却室の構造上マンホー
ルを設置するスペースがない。炉体の廻りにはダ
クト、ダンパー、熱交換器等が密集しており、ウ
インドボツクスを取り出すこともできない。又か
み込みを防止するためウインドボツクス間にプロ
テクター設置が考えられるが、据付け上の制約か
らウインドボツクスとプロテタクーのすきまを完
全につぶすことは出来ず、ウインドボツクス本体
へプロテクターを接続することも熱膨脹を考えた
場合不可能である。
(問題を解決するための手段) 本考案は冷却室内ウインドボツクス間およびハ
ースロールとウインドボツクス上下の配置間にす
きま調整可能なプロテクターを設置し、前記問題
点を解消する。
即ち第4図に示す竪型連続焼鈍炉における冷却
室28に第1図、第2図に示すように冷却室に組
込まれたハースロール2とウインドボツクス4お
よびウインドボツクス4とウインドボツクス4−
aとの間にパイプ、型鋼あるいは鋼板等により形
成されるプロテクター部材5−aを配置し、該プ
ロテクター部材5−aをプロテクターサポート6
に溶接等により固設し、更にプロテクター5−a
にパイプ7−a、ワツシヤ−7−b、ロツクナツ
ト7−c、ボルト7−dにより形成されるすきま
調整装置7を配設してプロテクター5を構成し、
該プロテクター5をウインドボツクス4,4−a
の水平面側近傍に配設する。
(作用) ハースロール2とウインドボツクス4およびウ
インドボツクス4とウインドボツクス4−aとの
上下間にプロテクターを冷却室内に設置後、第3
図に示すように調整装置7を構成するロツクナツ
ト7−bをゆるめ、ボルト7−dをまわすことに
よりウインドボツクス4とプロテクター5のすき
まを許容できる範囲にまで調整し、ロツクナツト
7−cでそのすきまを一定に固定することがで
き、破断時ストリツプの端部がウインドボツクス
4,4−aの水平面部にかみ込まないようにでき
る。
(実施例) 第1図は本考案の1例を示す竪型連続焼鈍炉内
冷却室の側面概念図であつて、本図においてスト
リツプ1の両面側にウインドボツクス4,4−a
を平行に列設し、向い合わせに設けたウインドボ
ツクスにより気体をストリツプ両面に吹付けるウ
インドボツクス4,4−aの上下相設間にプロテ
クター部材5−aを配設し、該プロテクター部材
5−aにはプロテクターサポート6が溶接されて
おり、プロテクター5の固定は図示しない冷却室
炉殻の内側に設置されている支持パイプにより支
持されている。すきま調整装置7は第3図に示す
ようにパイプ7−a、ワツシヤー7−b、ロツク
ナツト7−c、ボルト7−dにより構成され、プ
ロテクター部材5−aに接合したプロテクターサ
ポート6に固定されている。
本例ではすきま調整装置7はパイプ7−a、ワ
ツシヤー7−b、ロツクナツト7−c、ボルト7
−dで構成されているが、本装置のほかにパイプ
スライド方式又は帯鋼板によるスライド方式によ
る装置でもよく、その配設位置も第1図で示すよ
うに上下両側に取付けてもよい。
第2図は本考案におけるハースロール2とウイ
ンドボツクス4の間にプロテクター5を設けた例
を示した竪型連続焼鈍炉内冷却室の側面概念図で
あつて、本図ではプロテクター部材5−aの一方
側のみにすきま調整装置7を配設し、その取付け
は前述と同様にプロテクターサポート6に固着さ
れている。
(考案の効果) 以上のように調整装置を有するプロテクターを
竪型連続焼鈍炉冷却室に設置することにより、ス
トリツプ破断によるかみ込みはストリツプ破断は
あつてもかみ込みは皆無となつた。又、ストリツ
プのかみ込みが発生しないため、ライン停止時間
の短縮さらに据付精度、製作精度の緩和により設
備費の低減、工程の短縮等工業的効果はきわめて
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はウインドボツクス間に本考案のプロテ
クターを設置した側面図、第2図はハースロール
とウインドボツクス間に本考案のプロテクターを
設置した側面図、第3図は本考案の調整装置の詳
細図、第4図は従来の冷却室の全体図である。 1:ストリツプ、2:ハースロール、4:ウイ
ンドボツクス、5:プロテクター、6:プロテク
ターサポート、7:調整装置、7−a:パイプ、
7−b:ワツシヤー、7−c:ロツクナツト、7
−d:ボルト、26:均熱室、28:冷却室、3
0:過時効室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 竪型連続焼鈍炉において通過するストリツプ面
    に向け相対向させかつ上下に所定の間隔をおき複
    数列設したウインドボツクスの水平面側近傍に、
    ストリツプ破断時のストリツプのかみ込み防止の
    ためのプロテクター部材を配置するとともに、該
    プロテクターに伸縮可能に形成したすきま調整装
    置を配設し、ウインドボツクス水平面側のすきま
    を調整可能に構成してなる竪型連続焼鈍炉冷却室
    のプロテクター装置。
JP12703784U 1984-08-23 1984-08-23 竪型連続焼鈍炉冷却室のプロテクタ−装置 Granted JPS6143258U (ja)

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JP12703784U JPS6143258U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 竪型連続焼鈍炉冷却室のプロテクタ−装置

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JP12703784U JPS6143258U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 竪型連続焼鈍炉冷却室のプロテクタ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS6143258U JPS6143258U (ja) 1986-03-20
JPS6321565Y2 true JPS6321565Y2 (ja) 1988-06-14

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ID=30685689

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JP12703784U Granted JPS6143258U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 竪型連続焼鈍炉冷却室のプロテクタ−装置

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JPS6143258U (ja) 1986-03-20

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