JPS63214432A - 円錐形物体を補強する方法と予備成形体 - Google Patents

円錐形物体を補強する方法と予備成形体

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JPS63214432A
JPS63214432A JP62323046A JP32304687A JPS63214432A JP S63214432 A JPS63214432 A JP S63214432A JP 62323046 A JP62323046 A JP 62323046A JP 32304687 A JP32304687 A JP 32304687A JP S63214432 A JPS63214432 A JP S63214432A
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squares
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リチャード・マイケル・フェントン
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    • B29C70/04Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C53/00Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
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    • B29C53/585Winding and joining, e.g. winding spirally helically for making tubular articles with particular features the cross-section varying along their axis, e.g. tapered, with ribs, or threads, with socket-ends
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は円錐形の物体を補強する方法と、この方法に
よって形成された物体、更に具体的に云えば、繊維要素
を用いて円錐形の物体を補強する方法と、繊維要素から
形成された円錐形予備成形体とに関する。円錐面の軸線
及び円周に沿った繊維の容積の割合は不変のま\である
比較的きびしい環境に物体がさらされることが予想され
る時の様なある用途では、複合材料を使って物体を形成
するか、或いは物体の表面に適用して、環境から保護す
るか、並びに/又は物体を補強するのが典型的である。
面の区域の間で複合特性のかなりの食違いが生ずるのが
避けられる様に、複合材料は物体の表面にわたって繊維
要素の補強の割合が略一定であって、こうして環境に対
する複合材料の応答を正確に予測することが出来る様に
することが望ましい。円錐形又は軸方向に直径が増加す
るこの他の殻体構造の軸線に沿って、繊維の補強の割合
を一定にすることは特に困難であった。
従来の3次元繊維補強パターンは、円錐面を形成するか
或いはそれと同形にしようとする時、欠点があった。そ
の欠点としては、半径方向に配置された繊維の配列にわ
たって平面内繊維を巻装する為の連続的な通路を保ちな
がら、円錐面の長さに沿って半径方向及び平面内(即ち
円錐面と同形にした)繊維の補強の割合を一定に保つこ
とが出来ないこと、又は円錐面の長さに沿って半径方向
及び平面内の繊維の容積の割合を一定にするか又はその
変動を小さくしながら、繊維補強材料の平面内部分を巻
装する為の連続的な通路が得られないことである。前者
の場合、これは3方向極形補強の設計にとって典型的で
あるが、円錐面に沿った軸方向の位置によって半径方向
及び平面内の繊維の補強の割合が変化するから、円錐面
の長さに沿って構造特性にかなりの変動が起る。後者の
場合、平面内の繊維補強通路が不連続になることにより
、構造的な欠陥が生じ、繊維補強予備成形体の製造が実
用的でなくなる。
米国特許第4.519.290号には、物品の製造に使
われる環状又は円錐形部分を製造する為の3次元4方向
(4D)の編組予備成形体を製造することが記載されて
いる。4D繊維構造は、表面にわたって一様に分布した
複数個のカーボン・ファイバの棒を含み、この棒はこの
米国特許の第2図に示される様に、円錐の中心線に対し
て垂直に円錐形心棒に挿入されている。その後、半径方
向に伸びる棒の周りの同じ様な縦方向の繊維に対して、
交互にその上及び下にカーボン又は黒鉛の斜めの繊維を
通して、この米国特許の第6図に示される反復的な単位
セルを持つ3軸編組パターンを作る。然し、米国特許第
4.519.290号に記載された4D繊維構造は、円
錐面に沿った繊維の容積の割合の不変性を達成していな
い。
4D三角形繊維構成が、DTIC報告書ADD0493
50所載のボッター及びプレースの論文「窒化硼素−窒
化硼素複合材料」に記載されている。この報告の第4図
には、円筒の軸線に対して垂直の平面内に配置された三
角形の関係を持つ3本の繊維と、円筒の軸線と平行な平
面内に配置された1本の繊維を持つ円筒形が示されてい
る。この繊維構成は、円錐形殻体にわたって半径方向の
繊維の容積の割合を一定にするものではないし、新しい
繊維の端を追加しなければ、殻体の円錐面の方向に一定
の繊維の容積の割合が得られない。
米国特許第4,570.166号には、2等辺三角形の
格子パターンを刻んだ円の平面状扇形を、この扇形に対
応する円錐の面に等角写像することが記載されている。
これはRFに対して透明な円錐形のアンテナ遮蔽構造に
関連して説明されている。三角形の頂点を使って、アン
テナ遮蔽構造の中にRF部品が配置されている。
従って、この発明の目的は、円錐面を持つ3次元繊維要
素予備成形体を形成する方法として、予備成形体が円錐
面の軸線及び円周に沿って繊維の容積の割合が不変であ
る様な方法を提供することである。
別の目的は、円錐面を持つ物体を補強する方法として、
円錐面の軸線及び円周に沿って不変の繊維の割合を達成
しながら、平面内の部分を形成する為に1本の繊維要素
を使うことが出来る様な方法を提供することである。
発明の要約 この発明では、円錐面を持つ予備成形体が、円錐面上で
相接する合同の四角の夫々の頂点に夫々配置された複数
個の第1の要素と、円錐面を限定する様な形の複数個の
第2の要素とを含む。第2の要素は夫々予定の第1の要
素の間に配置されて、第2の要素の1つのセグメントが
四角を通る様にする。2つのセグメントが四角の1対の
向い合った辺と交わり、他の2つのセグメントが四角の
1対の隣接した辺と交わる。1対の隣接した辺は他方の
1対の隣接した辺と共通の辺を持たない。円錐面は、円
の扇形から形成することが出来る。予定の四角が、扇形
の半径方向の2等分線と一致する対角線を持っている。
半径方向の2等分線上にある四角の頂点のうち、円の中
心に最も近い頂点は、円の中心から、四角の対角線の整
数倍(例えば0,1,2.3・・・・・・倍)に等しい
距離だけ隔っている。
この発明の別の一面では、円錐面を持つ物体を補強する
方法が、複数個の第1の要素の夫々を、円錐面と同形に
成し得る複数個の相接する合同の四角の夫々の頂点に配
置し、複数個の第2の要素の夫々を予定の第1の要素の
間に敷設して、円錐面と同形の第1層を形成することを
含む。第2の要素は、円錐面の軸線及び円周に沿って不
変の繊維の容積の割合が達成される様に配置される。第
1の要素は円錐面の夫々局部的な部分に対して略垂直に
なる様に配置することが好ましい。第2の要素は、その
4つのセグメントが四角を通り、2つのセグメントが四
角の夫々1対の向い合つた辺と交わり、2つのセグメン
トが夫々1対の隣接した辺と交わる様に配置することが
出来る。1対の隣接した辺は他方の1対の隣接した辺と
共通の辺を持たない。第2の要素が連続的な部材を構成
していて、第1層全体が、切れ目なく又は別の端を挿入
せずに、この部材から形成出来る様にすることが出来−
る。円錐面は、四角の頂点をその上で同定し得る円の扇
形から形成することが出来る。予定の四角は扇形の半径
方向の2等分線と一致する対角線を持ち、また2等分線
上にあって、円の中心に最も近い頂点は、円の中心から
四角の対角線の整数倍だけ隔っている。第1及び第2の
要素を稠密化して一体の装置を形成することが出来る。
この発明の新規と考えられる特徴は特許請求の範囲に具
体的に記載しであるが、この発明自体の構成、作用及び
その他の目的並びに利点は、以下図面について詳しく説
明する所から最もよく理解されよう。
詳しい説明 第1A図及び第1B図には円錐110の台100がその
円錐面から(例えば円錐110の回転軸線のような、中
心軸線125に対して)半径方向に伸びる繊維を位置ぎ
めする為の格子パターン1O5を持つことが示されてい
る。格子パターン105の円周方向の各列内に、予定の
一定数の、円周方向に等間隔の格子部材が配置され、ま
た格子105の格子部材の隣合った円周方向の列の間の
軸方向の間隔が相等しい予定の値である時、各列内の隣
合った格子部材の間の円周方向の隔りは、台100の大
きい方の底104に接近している列の方が大きくなる。
この為、半径方向の繊維の補強の割合は、台100の小
さい方の底102から大きい方の底104へと単調に減
少する。
第1B図に示す様に、格子パターン105の隣合った経
線方向(すなわち円錐の母線方向)の列の間に、格子パ
ターン115の経線方向の列が配置される様に、台10
Gの円錐面の下側部分の上に別の格子パターン115が
配置される。この為、格子パターン115は、台100
の面の内、それが配置される部分において、格子要素の
数を2倍にする。格子パターン115の配置は、台10
0の小さい方の底102に近い側にある格子115の部
材と格子105の部材との間の円周方向の隔たりが、台
100の小さい方の底102の所に於ける格子105の
部材相互間の円周方向の隔たりと大体等しくなる様に選
ぶことが出来る。格子115が、底102及び104の
間の大体中点から始まり、底104に向って配列される
ことが示されている。
格子パターン105に格子パターン115を追加すると
、台10Gの軸線に沿った繊維の補強の割合は、第1A
図に示した形式に比べて、底102及び104の間で更
に一様に近くなるが、軸線全体にわたって、繊維の補強
の割合は依然として一定ではない。更に、第1B図に示
す様な全体的な格子パターンは、円錐の面内に1本の繊
維要素を用いて簡単に織ることが出来ない。
mZA図について説明すると、平面状の扇形が、円の半
径12.14と円弧16とによって限定されており、こ
の発明に従ってその中に格子パターン18が設けられて
いる。格子パターン18は複数個の相接する合同の四角
によって形成され、その1つを四角50で示しである。
四角50の対角線を定める頂点52.56が、円弧16
を2等分する半径方向の2等分線19上にあり、これら
の頂点は、扇形10が円錐20(第3図)に形成された
時、半径12及び14が一致することによって形成され
る接合線と直径上で向い合い、この為、扇形10の頂点
15が上向きの時、四角50は菱形に見える。頂点54
及び58が四角50のもう1つの対角線を限定し、夫々
半径12.14上にある様に配置されており、この為、
扇形10が円錐20(第3図)に形成された時に、頂点
54.58が接合線に沿って一致する。パターン18の
罠数個の四角の他の部材は、その対角線が四角50の対
角線と平行又は同一直線」−に来る様な向きである。以
下、特に断わらない限り、菱形と云う場合は、菱形に見
える様な向きにした四角を意味する。
パターン18は、菱形を対称的に追加することによって
形成することが出来る。菱形60が菱形50と共通の頂
点56、及び2等分線19上に配置された対角線上で向
い合う頂点61を持っている。菱形60の他の頂点は、
菱形60が四角を構成する様に適当に配置されている。
夫々菱形60と共通の辺を持ち、半径12.1’4と一
致する頂点を持つ菱形62.64が追加される。菱形6
0゜64の1辺は、頂点54.56によって限定された
菱形50の辺を頂点56を通って延長することによって
決定することが出来る。同様に、菱形60.62の1辺
は、頂点56.58によって限定された菱形50の辺を
頂点56を通る様に延長することによって決定すること
が出来る。菱形60゜62.64の頂点は、全ての菱形
の辺が同じであるから、こうして決定された辺に沿って
容易に位置ぎめすることが出来る。菱形60.62.6
4の中心は倒立V字形を形成する。追加される群の1つ
の菱形が常に半径19と一致する対角線を持つ様にして
、上に述べた過程を繰返すことにより、扇形10の面全
体をパターン18で覆うことが出来る。第2A図のパタ
ーン18では、各々の倒立V字形の追加された菱形の群
において、扇形10の円弧16に近い方の群が、そのV
字形の各々の脚に、その隣りの扇形10の頂点15に近
い方の群よりも、1つ余計の菱形を持っていることに注
意されたい。
扇形10の半径12,14の交差によって形成される角
度θと、扇形10から形成される対応する円錐の半角α
の間の三角関数の関係は次の通りである。
θ(度) =360’ X (5lna)第2図に示す
形式では、菱形50の頂点52と扇形50の頂点15の
間の距離は、菱形50の対角線の長さに等しい。この為
、頂角θは約36゜86″であり、対応する円錐の半角
αは約5.88″である。一般的に、扇形10の頂点1
5から、頂点15に最も近い、半径方向の2等分線19
上にある菱形の頂点までの距離は、菱形の対角線の整数
(即ち、0. 1. 2・・・・・・)倍に等しい。
パターン18は、90″以下の頂角を持つ扇形10から
形成される円錐に適用し得る。この為、この発明で有効
な最大の円錐半角αは、sinα−90’ /365°
−1/4又はa−sin−’(1/4)の場合であり、
この時半角αは約14゜47″である。
一般的に、半径19と半径12又は14との間の角度φ
に対しく即ち、φ−θ/2又はθ−2φ)、次の式が成
立する。
tanφ−lバ2n+l)    n=o、1.2−・
−−−−こ〜でnは、頂点15から半径方向の2等分線
19上にある菱形の一番近い頂点までの菱形の直径の整
数個の数である。この時、角度φは次の式から決定する
ことが出来る。
φ−tan−’ (1/ 2 n+ 1)こ〜でtan
” (x )はXの逆正接と定義する。例えば、nが0
. 1. 2及び3に等しい時、角度φの対応する値は
約45”、約18.43”、約11.31’及び約8.
13°であり、角度θの対応する値は90″、約36.
86’、約22.62°及び16.26°であり、対応
する円錐半角αは約14.47°、約5.88@、約3
.60″及び約2.59°である。三角関数の関係によ
り、扇形10のパターン18が、扇形10から形成され
た対応する円錐に正確に等角写像される円錐半角αの離
散的な値が得られるが、半角αの離散的な値を中心とす
る半角αのある範囲の値を使える様に、パターン18を
修正するのが望ましいことがある。
第2B図には、格子パターン118を刻んだ扇形110
が示されている。四角150の頂点150が、扇形11
0の頂点115から、四角150の対角線の2倍の距離
だけ隔っている。図面に示す様に、四角150及び四角
150と共通の頂点156を持つ四角155は、対角線
が扇形110の半径方向の2等分線119と一致する。
更に、前にmZA図について説明したV字形パターンが
同様に形成される。然し、格子の付加的な各々の構成要
素は、7字形の各々の脚に付加的な四角が追加される前
に、同様な2つの構成要素が得られる様に繰返される。
例えば、単独の四角150及び155が扇形110の頂
点115に接近して配置される。次に2等分線119上
に対角線を持つ四角160と四角162.164よりな
る3つの四角が四角155に接近し配置され、同様に2
等分線119上に対角線を持つ四角170と四角172
.174よりなる3つの四角が四角160に接近して配
置される。勿論、どんな形式でも、四角の寸法は、半径
方向の要素の配置に対する所望の密度の場所並びに1層
当たりの平面内要素の最終的な密度が得られる様に選ぶ
ことが出来る。
第3A図乃至第3D図について説明すると、扇形10を
円錐20に形成することが出来る。半径12及び14が
円錐20の接合線21に沿って一致する。軸線25が、
回転によって得られる物体として、円錐20を形成する
のに適した適当な寸法の円錐形の等価回転軸線と一致す
る。格子パターン18を以上説明した様にこの発明に従
って構成した時、格子パターン18は円錐20の面に正
確に等角写像することが出来、この為、半径12上にあ
る四角の各々の頂点が、接合線21上で、半径14上に
ある四角の対応する頂点と一致する。
格子パターン18の四角の頂点を使って、この発明に従
って円錐面」二に配置すべき半径方向に伸びる繊維要素
の場所を位置ぎめする。
第3A図乃至第3D図は、第2A図の扇形10から形成
された円錐20を示す。こうして得られた円錐20の頂
点を取除いて、以下の説明を判り易くする為に、円錐形
の部分又は台75を残す。
第3A図乃至第3D図は、台75の大きい方の底から小
さい方の底を見て時計廻りに0’、90°、180#及
び270’の角度で台75の円錐面を見た図を表わして
おり Q @の図は接合線21から180’の所にある
。更に、四角の予定の頂点95の間に配置される要素の
通路90も示されている。
個別の要素の通路90、及び夫々の要素の通路90に沿
って且つ頂点95の間に要素又は繊維を敷設する為の方
向を、台75の大きい方の底で文字A乃至Tで示しであ
る。図示の形では、要素の通路A乃至Hが台75の大き
い方の底及び小さい方の底の間を直接的に伸びることが
判る。要素の通路Iは、第3A図乃至第3D図の全ての
図に示されているが、この場合、第3B図で台75の大
きい方の底に示した出発点により、要素の通路Iは台7
5の小さい方の底の近くで円錐面の周りに巻付けられ、
第3D図に示す様に、台75の大きい方の底で終る。同
様に、要素の通路J乃至Tが、台75の大きい方の底か
ら始まってそこで終ることが示されている。この発明を
理解し易い様に、他の要素の通路の一部分が第3A図乃
至第3D図に示されている。
円錐面を持つ予備成形体の様な物体を製造する時、典型
的には、予備成形体の円錐面と相補的な円錐面を持つ型
を使う。この型には格子18(第2A図)の四角の頂点
が同定されていて、一般的には格子の各々の頂点に要素
を配置する。これらの要素は、型の円錐面の局部的な部
分に対して略垂直に伸びることが好ましく、こうして平
面内要素を半径方向に伸びる要素の間に配置することが
出来る様にする。公知の様に、半径方向及び平面内の要
素の少なくとも部分的な稠密化の後、加工等により、型
を取去ることが出来る。円錐面を持つ物体では、半径方
向に伸びる繊維は面の上に適当に配置することが出来る
円錐面の軸線及び円周に沿って不変の繊維の割合を持つ
層を作る為には、個別の繊維は各々の要素の通路A乃至
Tに沿って配置することが出来る。
通路Aから出発して、夫々の通路に沿って逐次的に敷設
された時、次に位置ぎめすべき繊維は、頂点95が、埋
めている要素の通路に沿って、敷設中の繊維とその直前
に敷設された繊維との間に配置される様に配置する。
然し、この発明の1つの利点は、1本の連続的な要素又
は繊維で層全体を巻きながら、有利な結果が得られるこ
とである。製造し易くする為、台75の大きい方の底及
び小さい方の底を軸方向に越えた所に、反転要素又はス
ピンドル(図に示してない)を配置して、繊維を配置す
る方向を反転すると共に、繊維に適当な張力を持たせる
ことが出来る。繊維は要素の通路Aに沿って、例えば台
75の大きい方の底から小さい方の底へ、スピンドル(
図面に示してない)の周りに敷設することが出来、その
後通路Bに沿って、台75の小さい方の底から大きい方
の底へ別のスピンドル(図面に示してない)の周りに敷
設し、その後通路Cに沿って台75の大きい方の底から
小さい方の底へ敷設することが出来る。通路Hが完了す
るまで、この過程を逐次的に繰返すことが出来る。繊維
を巻付ける通路l (並びに通路J乃至T)は台75の
大きい方の底で円錐面から出て来るから、繊維に方向を
反転する為には、台75の大きい方の底にあるスピンド
ルを使いさえすればよい。通路Tが完了した後、台75
の円錐面の上に所望の厚さの材料が得られるまで、通路
A等に沿って繊維を配置して、この過程を続けることが
出来る。連続的なフィラメントを用いて巻装することは
、フィラメントが辿るべき次の正しい通路を出す為に、
円錐面を持つ型又は物体を各々の通路90の終りに予定
の弓形部分だけ回転又は割出しさえすればよいから、自
動処理に適している。所望の巻装が完了した後、並びに
繊維の間の相対的な動きを防止する為の、こうして得ら
れた材料の少なくとも部分的な稠密化の後、繊維を台7
5の大きい及び小さい底で切取り、型を使った場合は、
それを取外すことが出来る。こうして得られた織成材料
は、同等継目又は不連続がなく、円錐面の軸線及び円周
に沿って不変の繊維の容積の割合を持つ。
第4図には第3B図に示した格子パターン18の代表的
な四角80の拡大図が示されている。図示の様に、四角
80の1対の向い合った辺81゜83が要素の通路Qと
交わり、四角80の別の1対の向い合った辺82.84
が要素の通路Nと交わる。四角80の1対の隣接した辺
82.83は要素の通路Gと交わり、四角80の別の1
対の隣接した辺81.84は要素の通路Hと交わる。四
角80のどの対の辺も、四角80の別の隣接する対の辺
と共通の辺を持たない。
円錐形に織った構造の軸線に沿って繊維の容積の割合の
変動を少なくし、並びに/又はなくそうとする従来の方
式は、各々の方向を織る為に使われる繊維の寸法を変え
たり、並びに/又は軸線に沿って繊維の端の数を変えて
いた。この発明では、全ての半径方向の要素に対して同
じ寸法の要素を使うことが出来、円錐面の要素は互いに
同じにすることが出来る。更に、半径方向及び表面の要
素は互いに同じであってよい。更に、表面の要素を形成
する時、1個の繊維の織り端を使うことが出来、この為
、これらの要素は、軸方向の繊維の割合の不変性を得る
為に、緩んだ端又は余分の端を挿入せずに展開すること
が出来る。
この結果得られた織成生地材料又はウェブは、複合材料
を形成する為に、半径方向及び円錐面の要素と両立性を
持つ普通の方式によって稠密化することが出来る。織り
の要素を形成する為の繊維の組成は、この発明の利点を
得るのに一般的に臨界的ではないが、繊維の例としては
、溶融石英又はカーボンを用いることが出来、石英及び
カーボンで夫々構成された成分を稠密化の為に使う。
以上の説明は、その上に配置される要素を支持するか、
並びに/又はこれらの要素によって補強されるrry錐
の場合である。然し、この発明はその場合に制限されな
い。半径方向及び円錐面の要素は、円錐に頼らずに、ニ
ーで説明した通りに円錐形に組合せることが出来、或い
は、織りの後、或いは得られた織成の正味の材料が稠密
化されて、円錐形の内部の空所を持つ円錐形ビレットを
形成した後に、円錐を取外すことが出来る。更に、この
発明は円錐台を用いて実施することが出来る。
以上、円錐面を持つ3次元繊維要素予備成形体を形成す
る方法を図面に示し且つ説明した。予備成形体は、円錐
面の軸線及び円周に沿って不変の繊維の容積の割合を持
っている。更に、円錐面の軸線及び円周に沿って不変の
繊維の割合が得られる様にしながら、平面内の部分を形
成する為に1本の繊維要素を使うことが出来る様な、円
錐面を持つ物体を補強する方法を図面に示して説明した
例として、この発明のある好ましい特徴だけを説明した
が、当業者には種々の変更が考えられよう。特許請求の
範囲は、この発明の範囲内に含まれるこれらの全ての変
更を包括するものであることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は繊維の補強の割合が一+、1で
ない様な巻装パターンを持つ円錐の台の側面図、第2A
図はこの発明に従って円錐面を限定する様に形成するこ
との出来る、格子パターンを刻んだ円の扇形を示す平面
図、第2B図はこの発明に従って円錐面を限定する様に
形成することの出来る、円の別の扇形を示す平面図、第
3A図乃至第3D図はこの発明に従って配列した巻装道
路を持つ円錐面の側面図、第4図は第3B図の円錐面の
代表的な部分を示す拡大図である。 [主な符号の説明] 10:扇形 18:格子パターン 19:扇形の2等分線 20:円錐 50.60,62.64:四角

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)円錐面を持つ物体を補強する方法に於て、複数個の
    第1の要素の夫々を複数個の相接する合同の四角の夫々
    の頂点に配置し、該複数個の四角は円錐面に対して同形
    にすることが出来、複数個の第2の要素の夫々を前記複
    数個の第1の要素の予定の要素の間に敷設して前記円錐
    面と同形の第1層を形成し、前記円錐面の軸線及び円錐
    に沿って繊維の容積の割合の不変性が得られる様にする
    工程を含む方法。 2)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記の
    敷設する工程が、複数個の第2の要素の内の4つのセグ
    メントが複数個の四角の内の各四角を通る様に敷設する
    ことを含む方法。 3)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、予定数
    の層が得られるまで、前記の敷設する工程を繰返すこと
    を含む方法。 4)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記の
    配置する工程が、夫々の第1の要素が円錐面の夫々局部
    的な部分に対して略垂直になる様に、前記複数個の第1
    の要素の夫々を配置することを含む方法。 5)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、前記の
    敷設する工程が、前記4つのセグメントの内の2つが前
    記四角の向い合った辺を通り、前記4つのセグメントの
    他の2つが前記四角の1対の隣接した辺を通る様に、複
    数個の第2の要素を敷設することを含み、1対の隣接し
    た辺は他方の1対の隣接した辺と共通の辺を持たない様
    にした方法。 6)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記複
    数個の第2の要素が連続的な部材を構成しており、前記
    の敷設する工程が連続的な部材を敷設して第1層を形成
    することを含む方法。 7)特許請求の範囲5)に記載した方法に於て、前記複
    数個の第2の要素が連続的な部材を構成し、前記の敷設
    する工程が連続的な部材を敷設して第1層を形成するこ
    とを含む方法。 8)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記の
    敷設する工程が、前記複数個の第2の要素の内の1番目
    の要素を円錐面の上に敷設し、前記複数個の第2の要素
    の内の別の1つの要素を円錐面の上に敷設して、前記第
    1の要素が前記第2の要素の前記1番目及び前記別の要
    素の間に来る様にし、第1層が形成されるまで、前記円
    錐面の上に別の要素を更に敷設することを続けて、第1
    の要素の内の1つが夫々別の要素及び前に敷設された更
    に別の要素の間に来る様にすることを含む方法。 9)特許請求の範囲4)に記載した方法に於て、前記円
    錐面が、その上で同定し得る複数個の四角の頂点を持つ
    円の扇形から形成され、前記複数個の四角の内の予定の
    四角は夫々の対角線が、前記扇形の2等分線と一致し、
    前記複数個の四角の内、円の中心に最も近い予定の四角
    の頂点が、該円の中心から四角の対角線の整数倍だけ隔
    っている方法。 10)特許請求の範囲3)に記載した方法に於て、前記
    第1及び第2の要素を稠密化することを含む方法。 11)特許請求の範囲5)に記載した方法に於て、前記
    第1及び第2の要素を稠密化することを含む方法。 12)相接する合同の四角の頂点に夫々配置された複数
    個の第1の要素と、円錐面を構成する様な形の複数個の
    第2の要素とを有し、該複数個の第2の要素は夫々前記
    複数個の第1の要素の予定の要素の間に配置されていて
    、前記複数個の第2の要素の内の4つのセグメントが前
    記複数個の四角の内の各四角を通り、前記複数個の第1
    の要素は夫々円錐面の夫々局部的な部分に対して略垂直
    に配置されている予備成形体。 13)特許請求の範囲12)に記載した予備成形体に於
    て、前記4つのセグメントの内の2つが四角の向い合っ
    た辺を通り、前記4つのセグメントの他の2つが前記四
    角の夫々1対の隣接した辺を通り、1対の隣接した辺は
    別の1対の隣接した辺と共通の辺を持たない予備成形体
    。 14)特許請求の範囲12)に記載した予備成形体に於
    て、前記円錐面が、前記複数個の四角の頂点をその上で
    同定し得る様な円の扇形から形成されており、前記複数
    個の四角の内の予定の四角は、前記扇形の2等分線と一
    致する夫々の対角線を持っており、前記円の中心に最も
    近い、2等分線上の頂点が、前記円の中心から四角の対
    角線の整数倍に等しい距離だけ隔っている予備成形体。 15)特許請求の範囲12)に記載した予備成形体に於
    て、前記複数個の第1及び第2の要素を稠密化した予備
    成形体。 16)特許請求の範囲13)に記載した予備成形体に於
    て、前記複数個の第1及び第2の要素を稠密化した予備
    成形体。 17)特許請求の範囲14)に記載した予備成形体に於
    て、前記複数個の第1及び第2の要素を稠密化した予備
    成形体。 18)特許請求の範囲17)に記載した予備成形体に於
    て、前記複数個の第1及び第2の要素が繊維を含み、第
    1層が円錐面にわたって継目又は不連続を持たない連続
    層であり、この為、第1層が前記円錐面の軸線及び円周
    に沿って不変の繊維の割合を持つ様にした予備成形体。
JP62323046A 1986-12-22 1987-12-22 円錐形物体を補強する方法と予備成形体 Pending JPS63214432A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US944,173 1986-12-22
US06/944,173 US4751135A (en) 1986-12-22 1986-12-22 Method for reinforcing conical shaped object and object formed therewith

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GB2199558A (en) 1988-07-13
US4751135A (en) 1988-06-14
GB8729707D0 (en) 1988-02-03
GB2199558B (en) 1991-07-10

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