JPS6321438B2 - - Google Patents
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- JPS6321438B2 JPS6321438B2 JP57079918A JP7991882A JPS6321438B2 JP S6321438 B2 JPS6321438 B2 JP S6321438B2 JP 57079918 A JP57079918 A JP 57079918A JP 7991882 A JP7991882 A JP 7991882A JP S6321438 B2 JPS6321438 B2 JP S6321438B2
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- circuit
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- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 20
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 5
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P5/00—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
- H02P5/74—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors controlling two or more ac dynamo-electric motors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Multiple Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポンプ装置の運転制御装置に係り、出
力が変わつても、始動方式が変わつても、使用可
能な、特に駆動回路を除き制御回路を無接点化
し、基板化した制御装置に関する。
力が変わつても、始動方式が変わつても、使用可
能な、特に駆動回路を除き制御回路を無接点化
し、基板化した制御装置に関する。
従来からポンプ装置のモートルの始動方式には
始動電流の比較的小さな範囲ではじか入れ始動、
始動電流の大きな範囲ではY−△始動やリアクト
ル始動方式などの減電圧始動方式が採用され、制
御装置としては電磁接触器が使用されている。最
近エレクトロニクスなどの発展によつてポンプ装
置などの産業機械の分野にも、制御装置を無接点
化しようとする動きが出て来ている。しかし、回
路を無接点化し、基板化して採算が見合うように
するには相当の生産ロツトを必要とするため、前
記したようにモートルの始動方式が種々あり、給
水圧力によつて出力が異なるようなポンプ装置の
制御装置を無接点化し基板化して、採算が見合う
だけの生産性を上げることが困難であつた。又、
出力が種々異なるため、制御回路は共通であつて
も共用できず各出力ごとに制御装置を用意しなけ
ればならず多機種少量生産となり生産コストを高
めてしまうという問題があつた。
始動電流の比較的小さな範囲ではじか入れ始動、
始動電流の大きな範囲ではY−△始動やリアクト
ル始動方式などの減電圧始動方式が採用され、制
御装置としては電磁接触器が使用されている。最
近エレクトロニクスなどの発展によつてポンプ装
置などの産業機械の分野にも、制御装置を無接点
化しようとする動きが出て来ている。しかし、回
路を無接点化し、基板化して採算が見合うように
するには相当の生産ロツトを必要とするため、前
記したようにモートルの始動方式が種々あり、給
水圧力によつて出力が異なるようなポンプ装置の
制御装置を無接点化し基板化して、採算が見合う
だけの生産性を上げることが困難であつた。又、
出力が種々異なるため、制御回路は共通であつて
も共用できず各出力ごとに制御装置を用意しなけ
ればならず多機種少量生産となり生産コストを高
めてしまうという問題があつた。
そこで本発明の目的はポンプ装置などの制御回
路を無接点化するとともに標準化して基板化し、
どのような出力にも、どのような始動方式にも適
用できるようにして基板部分を多量生産し、コス
ト低減、共用化促進、信頼性の向上を図つた制御
装置を提供することにある。
路を無接点化するとともに標準化して基板化し、
どのような出力にも、どのような始動方式にも適
用できるようにして基板部分を多量生産し、コス
ト低減、共用化促進、信頼性の向上を図つた制御
装置を提供することにある。
すなわち本発明は第1のポンプと、第2のポン
プと、第1のポンプを駆動する第1の電動機と、
第2のポンプを駆動する第2の電動機と、第1お
よび第2のポンプの吐出側に連結した圧力タンク
とを備え、吐出圧力があらかじめ定めた圧力範囲
内に納まるようポンプのオン・オフ制御を行なう
制御回路を備えるポンプ装置において、 前記第1のポンプおよび第2のポンプの手動運
転を指示する第1の端子と、前記第1のポンプお
よび第2のポンプの停止を指示する第2の端子
と、前記第1のポンプおよび第2のポンプの自動
運転を指示する第3の端子とに切替可能な切替ス
イツチと、 前記第1のポンプの単独運転を指示する第1の
端子と、前記第2のポンプの単独運転を指示する
第2の端子と、前記第1のポンプと第2のポンプ
の交互運転を指示する第3の端子とに切替可能な
運転モード選択スイツチと、 第1の出力端子と、第1の出力端子と逆動作の
信号を出力する第2の出力端子と、第1の出力端
子の出力信号の状態を一義的に定めるプリセツト
信号を受けるプリセツト入力端子と、第2の出力
端子の出力信号の状態を一義的に定めるクリア信
号を受けるクリア入力端子と、プリセツト入力端
子とクリア入力端子の信号の関係が一定の関係に
あるとき第1の出力端子と第2の出力端子の出力
信号の状態を反転させるクロツク信号を受けるク
ロツク入力端子とを備えるフリツプフロツプ回路
と、 前記運転モード選択スイツチの第1の端子が選
択されたとき前記フリツプフロツプ回路のプリセ
ツト入力端子にプリセツト信号を伝達し、運転モ
ード選択スイツチの第2の端子が選択されたとき
前記フリツプフロツプ回路のクリア入力端子にク
リア信号を伝達し、運転モード選択スイツチの第
3の端子が選択されたとき前記フリツプフロツプ
回路のプリセツト入力端子およびクリア入力端子
に一定の関係の信号を伝達する第3のゲート回路
と、 前記ポンプ装置の吐出圧力の低下あるいは吐出
流量の増大に応じて閉路し前記第1のポンプある
いは第2のポンプの運転指令を発するスイツチ接
点を接続し、該スイツチ接点が閉路すると共に前
記切替スイツチの第3の端子が選択されていると
き前記フリツプフロツプ回路のクロツク入力端子
にクロツク信号を伝達する信号変換回路と、 前記切替スイツチの第1の端子が選択されると
同時に前記フリツプフロツプ回路の第1の出力端
子よりの出力信号を受けたときと、前記切替スイ
ツチの第3の端子が選択され前記フリツプフロツ
プ回路の第1の出力端子よりの出力信号と前記信
号変換回路のクロツク信号を同時に受けたとき、
出力信号を発する第1のゲート回路と、 前記切替スイツチの第1の端子が選択されると
同時に前記フリツプフロツプ回路の第2の出力端
子よりの出力信号を受けたときと、前記切替スイ
ツチの第3の端子が選択され前記フリツプフロツ
プ回路の第2の出力端子よりの出力信号と前記信
号変換回路のクロツク信号を同時に受けたとき、
出力信号を発する第2のゲート回路と、 第1のソリツドステートリレーを備え、該ソリ
ツドステートリレーの入力端子に接続したトラン
ジスタを介して前記第1のゲート回路よりの出力
信号を受けたとき、該ソリツドステートリレーの
オン動作を行ない、前記第1のポンプを駆動する
前記第1の電動機の運転を行なう第1の出力回路
と、 第2のソリツドステートリレーを備え、該ソリ
ツドステートリレーの入力端子に接続したトラン
ジスタを介して前記第2のゲート回路よりの出力
信号を受けたとき、該ソリツドステートリレーの
オン動作を行ない、前記第2のポンプを駆動する
前記第2の電動機の運転を行なう第2の出力回路
とを備えたポンプ装置を提供するものである。
プと、第1のポンプを駆動する第1の電動機と、
第2のポンプを駆動する第2の電動機と、第1お
よび第2のポンプの吐出側に連結した圧力タンク
とを備え、吐出圧力があらかじめ定めた圧力範囲
内に納まるようポンプのオン・オフ制御を行なう
制御回路を備えるポンプ装置において、 前記第1のポンプおよび第2のポンプの手動運
転を指示する第1の端子と、前記第1のポンプお
よび第2のポンプの停止を指示する第2の端子
と、前記第1のポンプおよび第2のポンプの自動
運転を指示する第3の端子とに切替可能な切替ス
イツチと、 前記第1のポンプの単独運転を指示する第1の
端子と、前記第2のポンプの単独運転を指示する
第2の端子と、前記第1のポンプと第2のポンプ
の交互運転を指示する第3の端子とに切替可能な
運転モード選択スイツチと、 第1の出力端子と、第1の出力端子と逆動作の
信号を出力する第2の出力端子と、第1の出力端
子の出力信号の状態を一義的に定めるプリセツト
信号を受けるプリセツト入力端子と、第2の出力
端子の出力信号の状態を一義的に定めるクリア信
号を受けるクリア入力端子と、プリセツト入力端
子とクリア入力端子の信号の関係が一定の関係に
あるとき第1の出力端子と第2の出力端子の出力
信号の状態を反転させるクロツク信号を受けるク
ロツク入力端子とを備えるフリツプフロツプ回路
と、 前記運転モード選択スイツチの第1の端子が選
択されたとき前記フリツプフロツプ回路のプリセ
ツト入力端子にプリセツト信号を伝達し、運転モ
ード選択スイツチの第2の端子が選択されたとき
前記フリツプフロツプ回路のクリア入力端子にク
リア信号を伝達し、運転モード選択スイツチの第
3の端子が選択されたとき前記フリツプフロツプ
回路のプリセツト入力端子およびクリア入力端子
に一定の関係の信号を伝達する第3のゲート回路
と、 前記ポンプ装置の吐出圧力の低下あるいは吐出
流量の増大に応じて閉路し前記第1のポンプある
いは第2のポンプの運転指令を発するスイツチ接
点を接続し、該スイツチ接点が閉路すると共に前
記切替スイツチの第3の端子が選択されていると
き前記フリツプフロツプ回路のクロツク入力端子
にクロツク信号を伝達する信号変換回路と、 前記切替スイツチの第1の端子が選択されると
同時に前記フリツプフロツプ回路の第1の出力端
子よりの出力信号を受けたときと、前記切替スイ
ツチの第3の端子が選択され前記フリツプフロツ
プ回路の第1の出力端子よりの出力信号と前記信
号変換回路のクロツク信号を同時に受けたとき、
出力信号を発する第1のゲート回路と、 前記切替スイツチの第1の端子が選択されると
同時に前記フリツプフロツプ回路の第2の出力端
子よりの出力信号を受けたときと、前記切替スイ
ツチの第3の端子が選択され前記フリツプフロツ
プ回路の第2の出力端子よりの出力信号と前記信
号変換回路のクロツク信号を同時に受けたとき、
出力信号を発する第2のゲート回路と、 第1のソリツドステートリレーを備え、該ソリ
ツドステートリレーの入力端子に接続したトラン
ジスタを介して前記第1のゲート回路よりの出力
信号を受けたとき、該ソリツドステートリレーの
オン動作を行ない、前記第1のポンプを駆動する
前記第1の電動機の運転を行なう第1の出力回路
と、 第2のソリツドステートリレーを備え、該ソリ
ツドステートリレーの入力端子に接続したトラン
ジスタを介して前記第2のゲート回路よりの出力
信号を受けたとき、該ソリツドステートリレーの
オン動作を行ない、前記第2のポンプを駆動する
前記第2の電動機の運転を行なう第2の出力回路
とを備えたポンプ装置を提供するものである。
以下本発明の一つの実施例を第1図〜第7図に
より説明する。第1図に於いてP1,P2は図示し
ないモートルM1,M2によつて駆動されるポン
プ、SLV1,SLV2,SLV3は仕切弁、CHV1,
CHV2は逆止め弁、Tは圧力スイツチPSを備え
る圧力タンクである。又圧力スイツチPSの代り
にフロースイツチFS(点線表示)を使用すること
もできる。このような圧力スイツチPSおよびフ
ロースイツチFSはポンプP1,P2の需要水量に応
じてモートル運転状態変更指令信号、すなわちモ
ートルP1,P2の始動あるいは停止指令信号を発
するものである。尚、添字1は1号機用、添字2
は2号機用であることを示す。このように構成し
たものに於いてポンプP1又はP2は圧力タンクT
内の下限圧力にて圧力スイツチPSが閉路したと
き、あるいは使用水量が大なるときにフロースイ
ツチFSが閉路したとき、始動し、上限圧力にて
前記圧力スイツチPSが開路したとき、あるいは
使用水量が小さなるときにフロースイツチFSが
開路したときに停止し、これを交互に繰り返し運
転する。又、ポンプによつて揚水された水は圧力
タンクTの吐出し側の末端の水栓へ給水される。
第2図に於いて母線R,Sは制御回路に供給する
交流電源、Aは供給された電源を低電圧の安定な
整流平滑した直流電源にする電源回路、PSFは圧
力スイツチPS又は、フロースイツチFSの接点、
O1,O2は前記圧力スイツチ又はフロースイツチ
の接点の接続端子、SW1は一端(d端子)をアー
スに接続し、a端子に合せると手動運転、b端子
に合せると停止、c端子に合せると自動運転を指
定することのできる切替スイツチ、同様にSW2は
一端(h端子)をアースに接続し、e端子に合せ
ると1号運転、f端子に合せると2号運転、g端
子に合せると1号機と2号機の交互運転を選択す
ることのできる運転モード選択スイツチ、R1〜
R11は抵抗、NT1〜NT4は論理回路のノツトゲー
ト、AD1〜AD9は論理回路のアンドゲート、Fは
J、K入力端子J,Kを常にHレベル状態に保持
したフリツプフロツプ回路であり、第1の出力端
子Qと、第1の出力端子Qと逆動作の信号を出力
する第2の出力端子と、第1の出力端子Qの出
力信号の状態を一義的に定めるプリセツト信号を
受けるプリセツト入力端子Sと、第2の出力端子
Qの出力信号の状態を一義的に定めるクリア信号
を受けるクリア入力端子Rと、プリセツト入力端
子Sとクリア入力端子Rの信号の関係が一定の関
係にあるとき第1の出力端子Qと第2の出力端子
Qの出力信号の状態を反転させるクロツク信号を
受けるクロツク入力端子CKとを備える。より具
体的には、フリツプフロツプ回路F(以下単にフ
リツプフロツプFと言う)はプリセツト入力端子
S(以下単に入力Sと言う)がHレベルのときに
は第1の出力端子Q(以下単に出力Qと言う)を
Hレベル、第2の出力端子(以下単に出力と
言う)をLレベルとし、逆に、クリア入力端子R
(以下単に入力Rと言う)がHレベルのときには
出力QをLレベル、出力をHレベルとし、入力
Sおよび入力Rが共にLレベル(或いはHレベ
ル)のときにはクロツク入力端子CK(以下単にク
ロツク入力CKと言う)に供給されるクロツク信
号がLレベルからHレベルに立ち上がるたびに出
力Qの出力信号をHレベルからLレベル、あるい
はLレベルからHレベルに反転する(当然、出力
Qの出力信号はLレベルからHレベル、あるいは
HレベルからLレベルに反転する)ものである。
R1,R2は切替スイツチSW1のa端子および
b端子をプルアツプするための抵抗、R3,R
4,R5は運転モード選択スイツチSW2の各端
子をそれぞれプルアツプするための抵抗である。
より説明する。第1図に於いてP1,P2は図示し
ないモートルM1,M2によつて駆動されるポン
プ、SLV1,SLV2,SLV3は仕切弁、CHV1,
CHV2は逆止め弁、Tは圧力スイツチPSを備え
る圧力タンクである。又圧力スイツチPSの代り
にフロースイツチFS(点線表示)を使用すること
もできる。このような圧力スイツチPSおよびフ
ロースイツチFSはポンプP1,P2の需要水量に応
じてモートル運転状態変更指令信号、すなわちモ
ートルP1,P2の始動あるいは停止指令信号を発
するものである。尚、添字1は1号機用、添字2
は2号機用であることを示す。このように構成し
たものに於いてポンプP1又はP2は圧力タンクT
内の下限圧力にて圧力スイツチPSが閉路したと
き、あるいは使用水量が大なるときにフロースイ
ツチFSが閉路したとき、始動し、上限圧力にて
前記圧力スイツチPSが開路したとき、あるいは
使用水量が小さなるときにフロースイツチFSが
開路したときに停止し、これを交互に繰り返し運
転する。又、ポンプによつて揚水された水は圧力
タンクTの吐出し側の末端の水栓へ給水される。
第2図に於いて母線R,Sは制御回路に供給する
交流電源、Aは供給された電源を低電圧の安定な
整流平滑した直流電源にする電源回路、PSFは圧
力スイツチPS又は、フロースイツチFSの接点、
O1,O2は前記圧力スイツチ又はフロースイツチ
の接点の接続端子、SW1は一端(d端子)をアー
スに接続し、a端子に合せると手動運転、b端子
に合せると停止、c端子に合せると自動運転を指
定することのできる切替スイツチ、同様にSW2は
一端(h端子)をアースに接続し、e端子に合せ
ると1号運転、f端子に合せると2号運転、g端
子に合せると1号機と2号機の交互運転を選択す
ることのできる運転モード選択スイツチ、R1〜
R11は抵抗、NT1〜NT4は論理回路のノツトゲー
ト、AD1〜AD9は論理回路のアンドゲート、Fは
J、K入力端子J,Kを常にHレベル状態に保持
したフリツプフロツプ回路であり、第1の出力端
子Qと、第1の出力端子Qと逆動作の信号を出力
する第2の出力端子と、第1の出力端子Qの出
力信号の状態を一義的に定めるプリセツト信号を
受けるプリセツト入力端子Sと、第2の出力端子
Qの出力信号の状態を一義的に定めるクリア信号
を受けるクリア入力端子Rと、プリセツト入力端
子Sとクリア入力端子Rの信号の関係が一定の関
係にあるとき第1の出力端子Qと第2の出力端子
Qの出力信号の状態を反転させるクロツク信号を
受けるクロツク入力端子CKとを備える。より具
体的には、フリツプフロツプ回路F(以下単にフ
リツプフロツプFと言う)はプリセツト入力端子
S(以下単に入力Sと言う)がHレベルのときに
は第1の出力端子Q(以下単に出力Qと言う)を
Hレベル、第2の出力端子(以下単に出力と
言う)をLレベルとし、逆に、クリア入力端子R
(以下単に入力Rと言う)がHレベルのときには
出力QをLレベル、出力をHレベルとし、入力
Sおよび入力Rが共にLレベル(或いはHレベ
ル)のときにはクロツク入力端子CK(以下単にク
ロツク入力CKと言う)に供給されるクロツク信
号がLレベルからHレベルに立ち上がるたびに出
力Qの出力信号をHレベルからLレベル、あるい
はLレベルからHレベルに反転する(当然、出力
Qの出力信号はLレベルからHレベル、あるいは
HレベルからLレベルに反転する)ものである。
R1,R2は切替スイツチSW1のa端子および
b端子をプルアツプするための抵抗、R3,R
4,R5は運転モード選択スイツチSW2の各端
子をそれぞれプルアツプするための抵抗である。
さらに若干の説明を加えると、G3はフリツプ
フロツプFに各種の信号を伝達する第3のゲート
回路であり、運転モード選択スイツチSW2のe
端子が選択されたときフリツプフロツプFの入力
Sにプリセツト信号を伝達し、運転モード選択ス
イツチSW2のf端子が選択されたときフリツプ
フロツプFの入力Rにクリア信号を伝達し、運転
モード選択スイツチSW2のg端子が選択された
ときフリツプフロツプFの入力Sおよび入力Rに
一定の関係の信号を伝達するものである。すなわ
ち、ゲート回路G3は、一方の入力端子を運転モ
ード選択スイツチSW2のg端子に接続し、もう
一方の入力端子をノツトゲートNT3を介してス
イツチSW2のe端子に接続し、出力端子をフリ
ツプフロツプFの入力Sに接続するアンドゲート
AD2と、同じく一方の入力端子をスイツチSW
2のg端子に接続し、もう一方の入力端子をノツ
トゲートNT4を介してスイツチSW2のf端子
に接続し、出力端子をフリツプフロツプFの入力
Rに接続するアンドゲートAD3より構成され
る。CHはフリツプフロツプFのクロツク入力
CKにクロツク信号を伝達する信号変換回路であ
り、ポンプ装置の吐出圧力の低下あるいは吐出流
量の増大に応じて閉路し第1のポンプP1あるい
は第2のポンプP2の運転指令を発するスイツチ
接点PSFを接続し、該スイツチ接点PSFが閉路す
ると共に切替スイツチSW1のc端子が選択され
ているときフリツプフロツプ回路Fのクロツク入
力端子CKにクロツク信号を伝達する。すなわち、
この信号変換回路CHは、出力端子をフリツプフ
ロツプFのクロツク入力CKに接続し、一方の入
力端子をノツトゲートNT1を介してスイツチ接
点PSFに接続し、もう一方の入力端子を切替スイ
ツチSW1のa接点に接続したノツトゲートAD
1により構成される。さらに、G1は第1のゲー
ト回路であり、切替スイツチSW1のa端子が選
択されると同時にフリツプフロツプFの出力Qよ
りの出力信号を受けたときと、切替スイツチSW
1のc端子が選択されフリツプフロツプFの出力
Qよりの出力信号と信号変換回路CHのクロツク
信号を同時に受けたとき、出力信号を発するもの
であり、具体的には一方の入力端子を信号変換回
路CHに接続し、もう一方の入力端子をフリツプ
フロツプFの出力Qに接続したアンドゲートAD
4、一方の入力端子をノツトゲートNT4を介し
切替スイツチSW1のa端子に接続し、もう一方
の入力端子をフリツプフロツプFの出力Qに接続
したアンドゲートAD6、一方の入力端子をアン
ドゲートAD4およびアンドゲートAD6の出力
端子に接続し、もう一方の入力端子を切替スイツ
チSW1のb接点に接続し、出力端子をトランジ
スタTr1のベースに接続したアンドゲートAD8
より構成される。同様に、G2は第2のゲート回
路であり、切替スイツチSW1のa端子が選択さ
れると同時にフリツプフロツプFの出力よりの
出力信号を受けたときと、切替スイツチSW1の
c端子が選択されフリツプフロツプFの出力よ
りの出力信号と信号変換回路CHのクロツク信号
を同時に受けたとき、出力信号を発するものであ
り、具体的には一方の入力端子を信号変換回路
CHに接続し、もう一方の入力端子をフリツプフ
ロツプFの出力に接続したアンドゲートAD
6、一方の入力端子をノツトゲートNT4を介し
切替スイツチSW1のa端子に接続し、もう一方
の入力端子をフリツプフロツプFの出力に接続
したアンドゲートAD5、一方の入力端子をアン
ドゲートAD6およびアンドゲートAD5の出力
端子に接続し、もう一方の入力端子を切替スイツ
チSW1のb接点に接続し、出力端子をトランジ
スタTr2のベースに接続したアンドゲートAD9
より構成される。Y1は第1の出力回路であり、
トライアツクなどを内蔵し、出力側を制御電源母
線R,S間に接続した純電子式のソリツドステー
トリレーSR1を備え、該ソリツドステートリレ
ーの入力端子に接続したトランジスタTr1を介
してゲート回路G1よりの出力信号を受けたと
き、該ソリツドステートリレーSR1のオン動作
を行なうものである。同じくY2は第2の出力回
路であり、ソリツドステートリレーSR2を備え、
該ソリツドステートリレーの入力端子に接続した
トランジスタTr2を介してゲート回路G2より
の出力信号を受けたとき、該ソリツドステートリ
レーSR2のオン動作を行なうものである。端子
O3〜O4は出力回路Y1,Y2をそれぞれ電動
機M1,M2の駆動回路(電磁接触器)に接続す
るための接続端子である。このように構成した制
御回路Xを基板化するものである。これの作動に
ついて次に説明する。切替スイツチSW1を手動運
転であるa端子に合せ、運転モード選択スイツチ
SW2を1号機運転モードであるe端子に合せると
フリツプフロツプFのクロツク入力CK及びR入
力はLレベルとなり、S入力はHレベル(1号機
運転の出力)となり、アンドゲートAD9はLレベ
ルとなり、アンドゲートAD8はHレベルとなつ
てトランジスターTr1が導通する。このためソリ
ツツドステートリレーSR1も導通し、1号機用出
力回路Y1が導通状態となる。運転モード選択ス
イツチをf端子に合せると前述と同様の作動によ
り今度はトランジスターTR2及びソリツドステー
トリレーSR2が導通して2号機用出力回路Y2が導
通状態となる。そして、切替スイツチSW1を停止
のb端子に合せるとトランジスターTr1,Tr2は
いずれもしや断し、1号機用、2号機用の出力回
路Y1,Y2の出力はしや断状態となる。次に前記
切替スイツチSW1を自動運転であるc端子に合
せ、運転モード選択スイツチSW2を交互運転であ
るg端子に合せると、フリツプフロツプFのS、
R入力は共にLレベルとなり、使用水量の増加に
伴なつて圧力スイツチPS又はフロースイツチの
接点PSFが閉路すると前記フリツプフロツプFの
クロツク入力CKにLレベルからHレベルに立上
がつた信号が取り込まれ、その出力Q,が反転
する。便宜上、出力Qの1ビツト前の状態がLレ
ベルであつたものとすれば反転してHレベルとな
り、トランジスターTr1及びソリツドステートリ
レーSR1が導通し、1号機用出力回路Y1が導通状
態となる。使用水量の減少によつて、前記圧力ス
イツチ又はフロースイツチの接点PSFが開路する
とトランジスターTr1及びソリツドステートリレ
ーSR1がしや断して、1号機用出力回路Y1はしや
断状態となる。再び、使用水量の増加によつて圧
力スイツチ又はフロースイツチの接点PSFが閉路
すると前述の要領でフリツプフロツプFは反転
し、今度はトランジスターTr2及びソリツドステ
ートリレーSR2が導通し、2号機側出力回路Y2が
導通状態となる。このように圧力スイツチPSが
閉路するごとに、フリツプフロツプFが反転し、
1号機用、2号機用の出力回路が各々導通、しや
断状態になる。尚、本実施例ではフリツプフロツ
プFの反転を圧力スイツチの閉路時(ポンプ始動
時)としたが、圧力スイツチ開路時(ポンプ停止
時)に反転させることも可能である。第3、第4
図に於いてMC1,MC2は電磁接触器の接点、
MC1′,MC2′はそのコイル、TH1,TH2はサーマ
ルリレー、TH1′,TH2′はその接点、M1,M2は
ポンプP1,P2を駆動する図示しないモートルで
ある。ここで添字1は1号機用、添字2は2号機
用であることを示す。そして、第2図の制御回路
の1号機出力回路Y1の出力端子O3を母線Rに接
続し、出力端子O4を1号機用電磁接触器のコイ
ルMC1′、に直列に接続し、同様に2号機出力回
路Y2の出力端子O5を母線Rに接続し、出力端子
O6を2号機用電磁接触器のコイルMC2′に直列に
接続して、じか入れ始動のモートル駆動回路を構
成する。即ち、前記制御回路(第2図)の1号機
用出力回路Y1が導通状態にあると電磁接触器の
イルMC1′が付勢し、その接点MC1が投入され1
号機であるモートルM1、ポンプP1が始動する。
前記出力回路Y4がしや断状態になると1号機は
停止する。同様に2号機の出力回路Y2が導通状
態になると、コイルMC2が付勢し、その接点
MC2が投入され、2号機であるモートルM2、ポ
ンプP2が始動する。即ち前記制御回路(第2図)
の切替スイツチSW1を自動であるa端子に、運転
モード選択スイツチSW2を交互運転であるg端子
に合わせると1号機と2号機は交互運転を行なう
ものである。第5、第6図に於いてMC1,MC2
はY側電磁接触器の接点、MC1′,MC2′はそのコ
イル、MC3,MC4は△側電磁接触器の接点、
MC3′,MC4′はそのコイル、MC1b′,MC2b′,
MC3b′,MC4b′は前記接触器のb接点、T1,T2
はY結線から△結線へ切替えるタイマー、T1a,
T1b,T2a,T2bはその限時接点を示し、これら
により1号機Y−△始動器Z1及び2号機Y−△始
動器Z2を構成する。そして、制御回路(第2図)
の1号機用出力回路Y1の出力端子の一端O3を母
線Rに接続し、他端O4を前記1号機Y−△始動
器と直列に接続し、同様に2号機用出力回路Y2
の出力端子の一端O5を母線Rに接続し、他端を
前記2号機Y−△始動器と直列に接続してY−△
始動方式の場合の駆動回路を構成する。
フロツプFに各種の信号を伝達する第3のゲート
回路であり、運転モード選択スイツチSW2のe
端子が選択されたときフリツプフロツプFの入力
Sにプリセツト信号を伝達し、運転モード選択ス
イツチSW2のf端子が選択されたときフリツプ
フロツプFの入力Rにクリア信号を伝達し、運転
モード選択スイツチSW2のg端子が選択された
ときフリツプフロツプFの入力Sおよび入力Rに
一定の関係の信号を伝達するものである。すなわ
ち、ゲート回路G3は、一方の入力端子を運転モ
ード選択スイツチSW2のg端子に接続し、もう
一方の入力端子をノツトゲートNT3を介してス
イツチSW2のe端子に接続し、出力端子をフリ
ツプフロツプFの入力Sに接続するアンドゲート
AD2と、同じく一方の入力端子をスイツチSW
2のg端子に接続し、もう一方の入力端子をノツ
トゲートNT4を介してスイツチSW2のf端子
に接続し、出力端子をフリツプフロツプFの入力
Rに接続するアンドゲートAD3より構成され
る。CHはフリツプフロツプFのクロツク入力
CKにクロツク信号を伝達する信号変換回路であ
り、ポンプ装置の吐出圧力の低下あるいは吐出流
量の増大に応じて閉路し第1のポンプP1あるい
は第2のポンプP2の運転指令を発するスイツチ
接点PSFを接続し、該スイツチ接点PSFが閉路す
ると共に切替スイツチSW1のc端子が選択され
ているときフリツプフロツプ回路Fのクロツク入
力端子CKにクロツク信号を伝達する。すなわち、
この信号変換回路CHは、出力端子をフリツプフ
ロツプFのクロツク入力CKに接続し、一方の入
力端子をノツトゲートNT1を介してスイツチ接
点PSFに接続し、もう一方の入力端子を切替スイ
ツチSW1のa接点に接続したノツトゲートAD
1により構成される。さらに、G1は第1のゲー
ト回路であり、切替スイツチSW1のa端子が選
択されると同時にフリツプフロツプFの出力Qよ
りの出力信号を受けたときと、切替スイツチSW
1のc端子が選択されフリツプフロツプFの出力
Qよりの出力信号と信号変換回路CHのクロツク
信号を同時に受けたとき、出力信号を発するもの
であり、具体的には一方の入力端子を信号変換回
路CHに接続し、もう一方の入力端子をフリツプ
フロツプFの出力Qに接続したアンドゲートAD
4、一方の入力端子をノツトゲートNT4を介し
切替スイツチSW1のa端子に接続し、もう一方
の入力端子をフリツプフロツプFの出力Qに接続
したアンドゲートAD6、一方の入力端子をアン
ドゲートAD4およびアンドゲートAD6の出力
端子に接続し、もう一方の入力端子を切替スイツ
チSW1のb接点に接続し、出力端子をトランジ
スタTr1のベースに接続したアンドゲートAD8
より構成される。同様に、G2は第2のゲート回
路であり、切替スイツチSW1のa端子が選択さ
れると同時にフリツプフロツプFの出力よりの
出力信号を受けたときと、切替スイツチSW1の
c端子が選択されフリツプフロツプFの出力よ
りの出力信号と信号変換回路CHのクロツク信号
を同時に受けたとき、出力信号を発するものであ
り、具体的には一方の入力端子を信号変換回路
CHに接続し、もう一方の入力端子をフリツプフ
ロツプFの出力に接続したアンドゲートAD
6、一方の入力端子をノツトゲートNT4を介し
切替スイツチSW1のa端子に接続し、もう一方
の入力端子をフリツプフロツプFの出力に接続
したアンドゲートAD5、一方の入力端子をアン
ドゲートAD6およびアンドゲートAD5の出力
端子に接続し、もう一方の入力端子を切替スイツ
チSW1のb接点に接続し、出力端子をトランジ
スタTr2のベースに接続したアンドゲートAD9
より構成される。Y1は第1の出力回路であり、
トライアツクなどを内蔵し、出力側を制御電源母
線R,S間に接続した純電子式のソリツドステー
トリレーSR1を備え、該ソリツドステートリレ
ーの入力端子に接続したトランジスタTr1を介
してゲート回路G1よりの出力信号を受けたと
き、該ソリツドステートリレーSR1のオン動作
を行なうものである。同じくY2は第2の出力回
路であり、ソリツドステートリレーSR2を備え、
該ソリツドステートリレーの入力端子に接続した
トランジスタTr2を介してゲート回路G2より
の出力信号を受けたとき、該ソリツドステートリ
レーSR2のオン動作を行なうものである。端子
O3〜O4は出力回路Y1,Y2をそれぞれ電動
機M1,M2の駆動回路(電磁接触器)に接続す
るための接続端子である。このように構成した制
御回路Xを基板化するものである。これの作動に
ついて次に説明する。切替スイツチSW1を手動運
転であるa端子に合せ、運転モード選択スイツチ
SW2を1号機運転モードであるe端子に合せると
フリツプフロツプFのクロツク入力CK及びR入
力はLレベルとなり、S入力はHレベル(1号機
運転の出力)となり、アンドゲートAD9はLレベ
ルとなり、アンドゲートAD8はHレベルとなつ
てトランジスターTr1が導通する。このためソリ
ツツドステートリレーSR1も導通し、1号機用出
力回路Y1が導通状態となる。運転モード選択ス
イツチをf端子に合せると前述と同様の作動によ
り今度はトランジスターTR2及びソリツドステー
トリレーSR2が導通して2号機用出力回路Y2が導
通状態となる。そして、切替スイツチSW1を停止
のb端子に合せるとトランジスターTr1,Tr2は
いずれもしや断し、1号機用、2号機用の出力回
路Y1,Y2の出力はしや断状態となる。次に前記
切替スイツチSW1を自動運転であるc端子に合
せ、運転モード選択スイツチSW2を交互運転であ
るg端子に合せると、フリツプフロツプFのS、
R入力は共にLレベルとなり、使用水量の増加に
伴なつて圧力スイツチPS又はフロースイツチの
接点PSFが閉路すると前記フリツプフロツプFの
クロツク入力CKにLレベルからHレベルに立上
がつた信号が取り込まれ、その出力Q,が反転
する。便宜上、出力Qの1ビツト前の状態がLレ
ベルであつたものとすれば反転してHレベルとな
り、トランジスターTr1及びソリツドステートリ
レーSR1が導通し、1号機用出力回路Y1が導通状
態となる。使用水量の減少によつて、前記圧力ス
イツチ又はフロースイツチの接点PSFが開路する
とトランジスターTr1及びソリツドステートリレ
ーSR1がしや断して、1号機用出力回路Y1はしや
断状態となる。再び、使用水量の増加によつて圧
力スイツチ又はフロースイツチの接点PSFが閉路
すると前述の要領でフリツプフロツプFは反転
し、今度はトランジスターTr2及びソリツドステ
ートリレーSR2が導通し、2号機側出力回路Y2が
導通状態となる。このように圧力スイツチPSが
閉路するごとに、フリツプフロツプFが反転し、
1号機用、2号機用の出力回路が各々導通、しや
断状態になる。尚、本実施例ではフリツプフロツ
プFの反転を圧力スイツチの閉路時(ポンプ始動
時)としたが、圧力スイツチ開路時(ポンプ停止
時)に反転させることも可能である。第3、第4
図に於いてMC1,MC2は電磁接触器の接点、
MC1′,MC2′はそのコイル、TH1,TH2はサーマ
ルリレー、TH1′,TH2′はその接点、M1,M2は
ポンプP1,P2を駆動する図示しないモートルで
ある。ここで添字1は1号機用、添字2は2号機
用であることを示す。そして、第2図の制御回路
の1号機出力回路Y1の出力端子O3を母線Rに接
続し、出力端子O4を1号機用電磁接触器のコイ
ルMC1′、に直列に接続し、同様に2号機出力回
路Y2の出力端子O5を母線Rに接続し、出力端子
O6を2号機用電磁接触器のコイルMC2′に直列に
接続して、じか入れ始動のモートル駆動回路を構
成する。即ち、前記制御回路(第2図)の1号機
用出力回路Y1が導通状態にあると電磁接触器の
イルMC1′が付勢し、その接点MC1が投入され1
号機であるモートルM1、ポンプP1が始動する。
前記出力回路Y4がしや断状態になると1号機は
停止する。同様に2号機の出力回路Y2が導通状
態になると、コイルMC2が付勢し、その接点
MC2が投入され、2号機であるモートルM2、ポ
ンプP2が始動する。即ち前記制御回路(第2図)
の切替スイツチSW1を自動であるa端子に、運転
モード選択スイツチSW2を交互運転であるg端子
に合わせると1号機と2号機は交互運転を行なう
ものである。第5、第6図に於いてMC1,MC2
はY側電磁接触器の接点、MC1′,MC2′はそのコ
イル、MC3,MC4は△側電磁接触器の接点、
MC3′,MC4′はそのコイル、MC1b′,MC2b′,
MC3b′,MC4b′は前記接触器のb接点、T1,T2
はY結線から△結線へ切替えるタイマー、T1a,
T1b,T2a,T2bはその限時接点を示し、これら
により1号機Y−△始動器Z1及び2号機Y−△始
動器Z2を構成する。そして、制御回路(第2図)
の1号機用出力回路Y1の出力端子の一端O3を母
線Rに接続し、他端O4を前記1号機Y−△始動
器と直列に接続し、同様に2号機用出力回路Y2
の出力端子の一端O5を母線Rに接続し、他端を
前記2号機Y−△始動器と直列に接続してY−△
始動方式の場合の駆動回路を構成する。
前記制御回路(第2図)の1号機用出力回路
Y1が導通状態にあると1号機用のY−△始動器
Z1が作動し、Y側電磁接触器の接点MC1が投入
され、1号機であるモートルM1、ポンプP1が始
動する。一定時間後、前記Y側電磁接触器の接点
MC1がしや断し、△側電磁接触器の接点MC3が
投入して定格運転となる。前記出力回路Y1がし
や断状態になると1号機は停止する。同様に2号
機の出力回路Y2が導通状態になると前述の作動
により2号機が始動し、しや断状態になると停止
する。次にリアクトル始動の例を第7図により説
明する。第5図と同一符号で示す部品は第5図と
同一部品であるので説明を省く。L1,L2はタツ
プ50%、65%、80%に設けた一般的な三相リアク
トルである。これの駆動回路は第6図と同様であ
り同様の作動である。即ち始動時MC1(又はMC2
を投入して、リアクトルL1(又はL2)を挿入して
始動し、一定時間後、MC1(又はMC2)をしや断
して、リアクトルL1(又はL2)を引きはずし、
MC3(又はMC4)を投入して定格運転を行なうも
のである。以上のように、本実施例によればモー
トルの主回路及び電磁接触器の駆動回路を除いた
制御回路を標準化して基板化し、共用できるよう
にしたので、出力が変わつても、始動方式が変わ
つても使用できるばかりでなく、基板化したメリ
ツトの他に、基板化した部分の制御回路部が、ポ
ンプ装置の制御装置のどれにでも使用できるた
め、生産ロツトが多くなり、大幅なコストダウン
が可能となる。
Y1が導通状態にあると1号機用のY−△始動器
Z1が作動し、Y側電磁接触器の接点MC1が投入
され、1号機であるモートルM1、ポンプP1が始
動する。一定時間後、前記Y側電磁接触器の接点
MC1がしや断し、△側電磁接触器の接点MC3が
投入して定格運転となる。前記出力回路Y1がし
や断状態になると1号機は停止する。同様に2号
機の出力回路Y2が導通状態になると前述の作動
により2号機が始動し、しや断状態になると停止
する。次にリアクトル始動の例を第7図により説
明する。第5図と同一符号で示す部品は第5図と
同一部品であるので説明を省く。L1,L2はタツ
プ50%、65%、80%に設けた一般的な三相リアク
トルである。これの駆動回路は第6図と同様であ
り同様の作動である。即ち始動時MC1(又はMC2
を投入して、リアクトルL1(又はL2)を挿入して
始動し、一定時間後、MC1(又はMC2)をしや断
して、リアクトルL1(又はL2)を引きはずし、
MC3(又はMC4)を投入して定格運転を行なうも
のである。以上のように、本実施例によればモー
トルの主回路及び電磁接触器の駆動回路を除いた
制御回路を標準化して基板化し、共用できるよう
にしたので、出力が変わつても、始動方式が変わ
つても使用できるばかりでなく、基板化したメリ
ツトの他に、基板化した部分の制御回路部が、ポ
ンプ装置の制御装置のどれにでも使用できるた
め、生産ロツトが多くなり、大幅なコストダウン
が可能となる。
以上説明したように本発明はポンプを駆動する
モートルを運転制御するポンプ装置において、圧
力スイツチまたはフロースイツチなどの開閉接点
を接続し、モートルの運転指令を得るための信号
変換回路、手動運転−停止−自動運転を指定する
切替スイツチと、単独運転−交互運転を選択する
運転モード選択スイツチと、切替スイツチで指定
する信号と運転モード選択スイツチで選択した信
号と入力端子よりのモートル運転状態変更指令信
号を取り込みモートルの運転モードを出力するフ
リツプフロツプ回路と、フリツプフロツプ回路の
運転モード出力を受けてモートルの運転を指令す
る出力回路とを備えた制御回路を設けたことによ
り、本発明によると出力が変わつても制御回路の
基板部は共通であるためどの出力のものにも、
又、じか入れ始動、Y−△始動、リアクトル始動
などのどのような始動方式にも使用可能となり、
非常に便利である。又、共用化の促進により基板
部の生産ロツトが拡大し、コストダウンとなるば
かりでなく配線工数も低減できる。
モートルを運転制御するポンプ装置において、圧
力スイツチまたはフロースイツチなどの開閉接点
を接続し、モートルの運転指令を得るための信号
変換回路、手動運転−停止−自動運転を指定する
切替スイツチと、単独運転−交互運転を選択する
運転モード選択スイツチと、切替スイツチで指定
する信号と運転モード選択スイツチで選択した信
号と入力端子よりのモートル運転状態変更指令信
号を取り込みモートルの運転モードを出力するフ
リツプフロツプ回路と、フリツプフロツプ回路の
運転モード出力を受けてモートルの運転を指令す
る出力回路とを備えた制御回路を設けたことによ
り、本発明によると出力が変わつても制御回路の
基板部は共通であるためどの出力のものにも、
又、じか入れ始動、Y−△始動、リアクトル始動
などのどのような始動方式にも使用可能となり、
非常に便利である。又、共用化の促進により基板
部の生産ロツトが拡大し、コストダウンとなるば
かりでなく配線工数も低減できる。
第1図はポンプ2台の組合せによる交互運転の
場合のポンプ装置のブロツク図、第2図はポンプ
装置の主回路と駆動回路以外を無接点化し、基板
化した制御回路図、第3図はポンプ2台の交互運
転を行なう場合に於けるじか入れ始動の主回路
図、第4図は前記第2図の出力回路を利用して第
3図のじか入れ始動を行なうためのモートルの駆
動回路、第5図は前述と同様、ポンプ2台の交互
運転を行なう場合のY−△始動に於ける主回路
図、第6図は前記第2図の出力回路を利用して第
5図のY−△始動あるいは第7図のリアクトル始
動を行なうためのモートルの駆動回路図、第7図
はリアクトル始動を行なう場合の主回路図を示
す。 P1,P2……第1、第2のポンプ、M1,M2……
第1、第2の電動機、T……圧力タンク、SW1
……切替スイツチ、SW2……運転モード選択ス
イツチ、a,b,c……スイツチSW1の端子、
e,f,g……スイツチSW2の端子、Q……第
1の出力端子、……第2の出力端子、S……プ
リセツト入力端子、R……クリア入力端子、CK
……クロツク入力端子、F……フリツプフロツプ
回路、G1……第1のゲート回路、G2……第2
のゲート回路、G3……第3のゲート回路、PSF
……ポンプの運転指令を発するスイツチ接点、
CH……信号変換回路、SR1,SR2……第1、
第2のソリツドステートリレー、Tr1,Tr2…
…第1、第2のトランジスター、Y1,Y2……
第1、第2の出力回路、X……制御回路。
場合のポンプ装置のブロツク図、第2図はポンプ
装置の主回路と駆動回路以外を無接点化し、基板
化した制御回路図、第3図はポンプ2台の交互運
転を行なう場合に於けるじか入れ始動の主回路
図、第4図は前記第2図の出力回路を利用して第
3図のじか入れ始動を行なうためのモートルの駆
動回路、第5図は前述と同様、ポンプ2台の交互
運転を行なう場合のY−△始動に於ける主回路
図、第6図は前記第2図の出力回路を利用して第
5図のY−△始動あるいは第7図のリアクトル始
動を行なうためのモートルの駆動回路図、第7図
はリアクトル始動を行なう場合の主回路図を示
す。 P1,P2……第1、第2のポンプ、M1,M2……
第1、第2の電動機、T……圧力タンク、SW1
……切替スイツチ、SW2……運転モード選択ス
イツチ、a,b,c……スイツチSW1の端子、
e,f,g……スイツチSW2の端子、Q……第
1の出力端子、……第2の出力端子、S……プ
リセツト入力端子、R……クリア入力端子、CK
……クロツク入力端子、F……フリツプフロツプ
回路、G1……第1のゲート回路、G2……第2
のゲート回路、G3……第3のゲート回路、PSF
……ポンプの運転指令を発するスイツチ接点、
CH……信号変換回路、SR1,SR2……第1、
第2のソリツドステートリレー、Tr1,Tr2…
…第1、第2のトランジスター、Y1,Y2……
第1、第2の出力回路、X……制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1のポンプP1と、第2のポンプP2と、
第1のポンプを駆動する第1の電動機(M1)
と、第2のポンプを駆動する第2の電動機M2
と、第1および第2のポンプの吐出側に連結した
圧力タンクTとを備え、吐出圧力を制御する制御
回路Xを備えるポンプ装置において、 前記第1のポンプおよび第2のポンプの手動運
転を指示する第1の端子aと、前記第1のポンプ
および第2のポンプの停止を指示する第2の端子
bと、前記第1のポンプおよび第2のポンプの自
動運転を指示する第3の端子cとに切替可能な切
替スイツチSW1と、 前記第1のポンプの単独運転を指示する第1の
端子eと、前記第2のポンプの単独運転を指示す
る第2の端子fと、前記第1のポンプと第2のポ
ンプの交互運転を指示する第3の端子gとに切替
可能な運転モード選択スイツチSW2と、 第1の出力端子Qと、第1の出力端子と逆動作
の信号を出力する第2の出力端子と、第1の出
力端子の出力信号の状態を一義的に定めるプリセ
ツト信号を受けるプリセツト入力端子Sと、第2
の出力端子の出力信号の状態を一義的に定めるク
リア信号を受けるクリア入力端子Rと、プリセツ
ト入力端子とクリア入力端子の信号の関係が一定
の関係にあるとき第1の出力端子と第2の出力端
子の出力信号の状態を反転させるクロツク信号を
受けるクロツク入力端子CKとを備えるフリツプ
フロツプ回路Fと、 前記運転モード選択スイツチの第1の端子が選
択されたとき前記フリツプフロツプ回路のプリセ
ツト入力端子にプリセツト信号を伝達し、運転モ
ード選択スイツチの第2の端子が選択されたとき
前記フリツプフロツプ回路のクリア入力端子にク
リア信号を伝達し、運転モード選択スイツチの第
3の端子が選択されたとき前記フリツプフロツプ
回路のプリセツト入力端子およびクリア入力端子
に一定の関係の信号を伝達する第3のゲート回路
G3と、 前記ポンプ装置の吐出圧力の低下あるいは吐出
流量の増大に応じて閉路し前記第1のポンプある
いは第2のポンプの運転指令を発するスイツチ接
点PSFを接続し、該スイツチ接点が閉路すると共
に前記切替スイツチの第3の端子が選択されてい
るとき前記フリツプフロツプ回路のクロツク入力
端子にクロツク信号を伝達する信号変換回路CH
と、 前記切替スイツチの第1の端子が選択されると
同時に前記フリツプフロツプ回路の第1の出力端
子よりの出力信号を受けたときと、前記切替スイ
ツチの第3の端子が選択され前記フリツプフロツ
プ回路の第1の出力端子よりの出力信号と前記信
号変換回路のクロツク信号を同時に受けたとき、
出力信号を発する第1のゲート回路G1と、 前記切替スイツチの第1の端子が選択されると
同時に前記フリツプフロツプ回路の第2の出力端
子よりの出力信号を受けたときと、前記切替スイ
ツチの第3の端子が選択され前記フリツプフロツ
プ回路の第2の出力端子よりの出力信号と前記信
号変換回路のクロツク信号を同時に受けたとき、
出力信号を発する第2のゲート回路G2と、 第1のソリツドステートリレーSR1を備え、
該ソリツドステートリレーの入力端子に接続した
トランジスタTr1を介して前記第1のゲート回
路よりの出力信号を受けたとき、該ソリツドステ
ートリレーのオン動作を行ない、前記第1のポン
プを駆動する前記第1の電動機の運転を行なう第
1の出力回路Y1と、 第2のソリツドステートリレーSR2を備え、
該ソリツドステートリレーの入力端子に接続した
トランジスタTr2を介して前記第2のゲート回
路よりの出力信号を受けたとき、該ソリツドステ
ートリレーのオン動作を行ない、前記第2のポン
プを駆動する前記第2の電動機の運転を行なう第
2の出力回路Y2とを備えたポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57079918A JPS58198195A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57079918A JPS58198195A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ポンプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58198195A JPS58198195A (ja) | 1983-11-18 |
JPS6321438B2 true JPS6321438B2 (ja) | 1988-05-06 |
Family
ID=13703670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57079918A Granted JPS58198195A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58198195A (ja) |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP57079918A patent/JPS58198195A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58198195A (ja) | 1983-11-18 |
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