JPS6321354Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321354Y2 JPS6321354Y2 JP1983135562U JP13556283U JPS6321354Y2 JP S6321354 Y2 JPS6321354 Y2 JP S6321354Y2 JP 1983135562 U JP1983135562 U JP 1983135562U JP 13556283 U JP13556283 U JP 13556283U JP S6321354 Y2 JPS6321354 Y2 JP S6321354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brine
- cleaning liquid
- ejector
- heat exchanger
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012267 brine Substances 0.000 claims description 41
- HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M sodium;chloride;hydrate Chemical compound O.[Na+].[Cl-] HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 41
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 24
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 23
- 238000005554 pickling Methods 0.000 claims description 11
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- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、淡水化設備の酸洗装置に関するもの
である。
である。
従来の海水淡水化設備における酸洗装置には、
洗浄液を昇圧して洗浄すべき伝熱管へ供給するた
めに高価な酸洗ポンプを必要としていたため、そ
れだけ設備費が嵩み、かつ、洗浄のための動力費
も大きなものとなつていた。
洗浄液を昇圧して洗浄すべき伝熱管へ供給するた
めに高価な酸洗ポンプを必要としていたため、そ
れだけ設備費が嵩み、かつ、洗浄のための動力費
も大きなものとなつていた。
本考案は、淡水化設備に設けられているブライ
ン循環ポンプを酸洗ポンプとして使用し、そのブ
ライン循環ポンプの圧力と、エバポレータの熱回
収部高温段の循環ブラインとの圧力差およびブラ
インヒータのブラインとの圧力差を利用し、定常
状態において連続または不連続を間わず、低コス
トで、かつ、効率よく酸洗を行なうことができる
淡水化設備の酸洗装置を提供することを目的とす
るものである。
ン循環ポンプを酸洗ポンプとして使用し、そのブ
ライン循環ポンプの圧力と、エバポレータの熱回
収部高温段の循環ブラインとの圧力差およびブラ
インヒータのブラインとの圧力差を利用し、定常
状態において連続または不連続を間わず、低コス
トで、かつ、効率よく酸洗を行なうことができる
淡水化設備の酸洗装置を提供することを目的とす
るものである。
このため、本考案の構成は、ブライン循環ポン
プの吐出側から洗浄液注入用エゼクタの入口側へ
循環ブラインの一部を該エゼクタの駆動液として
供給するブライン分流管と、このブライン分流管
の途中に設けられた弁と、前記エゼクタの出口側
からエバポレータの熱回収部高温段の伝熱管およ
びブラインヒータの伝熱管へ洗浄液を供給する洗
浄液供給管とを備えていることを特徴としてい
る。
プの吐出側から洗浄液注入用エゼクタの入口側へ
循環ブラインの一部を該エゼクタの駆動液として
供給するブライン分流管と、このブライン分流管
の途中に設けられた弁と、前記エゼクタの出口側
からエバポレータの熱回収部高温段の伝熱管およ
びブラインヒータの伝熱管へ洗浄液を供給する洗
浄液供給管とを備えていることを特徴としてい
る。
以下、本考案の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
図において、1はエバポレータの熱回収部高温
段、2は同じく熱回収部低温段、3は同じく熱放
出部である。また4はブラインヒータ、5はブラ
イン循環ポンプ、6はブライン循環ライン、7は
酸および腐食防止剤ストレージタンク、8は洗浄
液注入用エゼクタである。
段、2は同じく熱回収部低温段、3は同じく熱放
出部である。また4はブラインヒータ、5はブラ
イン循環ポンプ、6はブライン循環ライン、7は
酸および腐食防止剤ストレージタンク、8は洗浄
液注入用エゼクタである。
そして、9はブライン分流管で、ブライン循環
ポンプ5の吐出側と洗浄液注入用エゼクタ8の入
口側とを接続して該ポンプ5の吐出側から該エゼ
クタ8の入口側へ循環ブラインの一部を該エゼク
タ8の駆動液として供給するようになつている。
10は洗浄液供給主管、11と12は洗浄液供給
枝管である。すなわち、洗浄液供給主管10の上
流側端部が該エゼクタ8の出口側に接続され、下
流側が前記枝管11と12に分かれ、その一方の
枝管11の下流側端部は前記高温段1の伝熱管に
連通するように該高温段1の循環ブライン水室に
接続され、他方の枝管12の下流側端部はブライ
ンヒータ4の伝熱管に連通するように該ヒータ4
の循環ブラインヘツダに接続されている。またブ
ライン循環ライン6、ブライン分流管9、洗浄液
供給枝管11と12には、それぞれ、流量調節弁
13,14,15,16が設けられている。
ポンプ5の吐出側と洗浄液注入用エゼクタ8の入
口側とを接続して該ポンプ5の吐出側から該エゼ
クタ8の入口側へ循環ブラインの一部を該エゼク
タ8の駆動液として供給するようになつている。
10は洗浄液供給主管、11と12は洗浄液供給
枝管である。すなわち、洗浄液供給主管10の上
流側端部が該エゼクタ8の出口側に接続され、下
流側が前記枝管11と12に分かれ、その一方の
枝管11の下流側端部は前記高温段1の伝熱管に
連通するように該高温段1の循環ブライン水室に
接続され、他方の枝管12の下流側端部はブライ
ンヒータ4の伝熱管に連通するように該ヒータ4
の循環ブラインヘツダに接続されている。またブ
ライン循環ライン6、ブライン分流管9、洗浄液
供給枝管11と12には、それぞれ、流量調節弁
13,14,15,16が設けられている。
図示のように構成された淡水化設備の酸洗装置
においては、酸洗をするときは、各流量調節弁1
3,14,15,16を適当な開度にしてブライ
ン循環ポンプ5を運転する。すると、熱放出部3
からの循環ブラインは該ポンプ5で昇圧されてブ
ライン循環ライン6とブライン分流管9に適当な
割合いで流れ、このうちの該分流管9を流れるブ
ラインは洗浄液注入用エゼクタ8を駆動し、該エ
ゼクタ8が前記タンク7から薬液を吸引して洗浄
液となつて洗浄液供給主管10内を流れ、前記枝
管11からは熱回収部高温段1の伝熱管へ、前記
枝管12からはブラインヒータ4の伝熱管へ流れ
て所定の洗浄ができる。すなわち、ブライン循環
ポンプ5の圧力と、該高温段1の循環ブラインと
の圧力差を利用し、また該ヒータ4のブラインと
の圧力差を利用し、定常状態において連続または
不連続を問わず、酸洗を行なうことができる。こ
こで、流量調節弁15を全閉にすれば、ブライン
ヒータ4のみの酸洗が可能となる。また洗浄の必
要がない通常のプラントの運転をする場合は、前
記弁14,15,16を全閉にすればよい。
においては、酸洗をするときは、各流量調節弁1
3,14,15,16を適当な開度にしてブライ
ン循環ポンプ5を運転する。すると、熱放出部3
からの循環ブラインは該ポンプ5で昇圧されてブ
ライン循環ライン6とブライン分流管9に適当な
割合いで流れ、このうちの該分流管9を流れるブ
ラインは洗浄液注入用エゼクタ8を駆動し、該エ
ゼクタ8が前記タンク7から薬液を吸引して洗浄
液となつて洗浄液供給主管10内を流れ、前記枝
管11からは熱回収部高温段1の伝熱管へ、前記
枝管12からはブラインヒータ4の伝熱管へ流れ
て所定の洗浄ができる。すなわち、ブライン循環
ポンプ5の圧力と、該高温段1の循環ブラインと
の圧力差を利用し、また該ヒータ4のブラインと
の圧力差を利用し、定常状態において連続または
不連続を問わず、酸洗を行なうことができる。こ
こで、流量調節弁15を全閉にすれば、ブライン
ヒータ4のみの酸洗が可能となる。また洗浄の必
要がない通常のプラントの運転をする場合は、前
記弁14,15,16を全閉にすればよい。
このように、本考案によれば、酸洗時にブライ
ン循環ポンプを利用するので、酸注入および洗浄
液循環ポンプが不要となり、設備費を著しく低減
することができるとともに、運転操作が容易であ
り、また設備としての危険性がないので、安全で
ある。とくに、スケール付着が予想される高温段
に洗浄液を直接投入することができるため、酸洗
効果が高まり、またクローズドタイプとなるた
め、酸使用による腐食が減じ、使用材質の選定も
容易となるなど、本考案の奏する効果は、きわめ
て大きい。
ン循環ポンプを利用するので、酸注入および洗浄
液循環ポンプが不要となり、設備費を著しく低減
することができるとともに、運転操作が容易であ
り、また設備としての危険性がないので、安全で
ある。とくに、スケール付着が予想される高温段
に洗浄液を直接投入することができるため、酸洗
効果が高まり、またクローズドタイプとなるた
め、酸使用による腐食が減じ、使用材質の選定も
容易となるなど、本考案の奏する効果は、きわめ
て大きい。
図は本考案の一実施例を示した説明図である。
1……エバポレータの熱回収部高温段、2……
エバポレータの熱回収部低温段、3……エバポレ
ータの熱放出部、4……ブラインヒータ、5……
ブライン循環ポンプ、6……ブライン循環ライ
ン、7……酸および腐食防止剤ストレージタン
ク、8……洗浄液注入用エゼクタ、9……ブライ
ン分流管、10……洗浄液供給主管、11,12
……洗浄液供給枝管、13,14,15,16…
…流量調節弁。
エバポレータの熱回収部低温段、3……エバポレ
ータの熱放出部、4……ブラインヒータ、5……
ブライン循環ポンプ、6……ブライン循環ライ
ン、7……酸および腐食防止剤ストレージタン
ク、8……洗浄液注入用エゼクタ、9……ブライ
ン分流管、10……洗浄液供給主管、11,12
……洗浄液供給枝管、13,14,15,16…
…流量調節弁。
Claims (1)
- ブライン循環ポンプの吐出側から洗浄液注入用
エゼクタの入口側へ循環ブラインの一部を該エゼ
クタの駆動液として供給するブライン分流管と、
このブライン分流管の途中に設けられた弁と、前
記エゼクタの出口側からエバポレータの熱回収部
高温段の伝熱管およびブラインヒータの伝熱管へ
洗浄液を供給する洗浄液供給管とを備えているこ
とを特徴とする、淡水化設備の酸洗装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13556283U JPS6042391U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 淡水化設備の酸洗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13556283U JPS6042391U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 淡水化設備の酸洗装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6042391U JPS6042391U (ja) | 1985-03-25 |
JPS6321354Y2 true JPS6321354Y2 (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=30305087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13556283U Granted JPS6042391U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 淡水化設備の酸洗装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042391U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4915713A (ja) * | 1972-03-27 | 1974-02-12 | ||
JPS5112305A (en) * | 1974-07-20 | 1976-01-30 | Nippon Steel Corp | Hishoshitsugokin |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP13556283U patent/JPS6042391U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4915713A (ja) * | 1972-03-27 | 1974-02-12 | ||
JPS5112305A (en) * | 1974-07-20 | 1976-01-30 | Nippon Steel Corp | Hishoshitsugokin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6042391U (ja) | 1985-03-25 |
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