JPS6321012B2 - - Google Patents
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- JPS6321012B2 JPS6321012B2 JP58210696A JP21069683A JPS6321012B2 JP S6321012 B2 JPS6321012 B2 JP S6321012B2 JP 58210696 A JP58210696 A JP 58210696A JP 21069683 A JP21069683 A JP 21069683A JP S6321012 B2 JPS6321012 B2 JP S6321012B2
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- bearing
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/16—Arrangement of bearings; Supporting or mounting bearings in casings
- F01D25/162—Bearing supports
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/02—Blade-carrying members, e.g. rotors
- F01D5/025—Fixing blade carrying members on shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多重胴型タービンエンジン用軸間軸受
装置に係る。 例えばフランス特許出願第8013116号によつて
公知の如く、多重胴型タービンエンジンは第一軸
を第二軸に対して回転支承する軸受を含んでお
り、該軸受は第一軸に直接に取付けられた内輪
と、第二軸に取付けられたケースに収容された外
輪間に介在するころ軸受を含んでいる。上記のフ
ランス特許出願に開示された適用では、内側に配
置された第一軸は高圧胴のラインシヤフトのジヤ
ーナルよりなり、外側に配置された第二軸は低圧
胴のラインシヤフトのジヤーナルよりなる。 これらの軸間軸受は作動時に遠心効果による機
械的膨張及び熱膨張が、遊隙、特に悪い結果をも
たらす軸受中の径方向遊隙を惹起する。このよう
にして軸受の耐性に有害な振動が生じてくる。上
記のフランス特許出願は低圧ジヤーナルが高圧ジ
ヤーナルをおおい、温度及び回転速度のそれほど
高くない構成要素にこのようにして結合されてい
る大直径の軸受の外輪を支承するいわゆる「逆
型」配置を採用することによつて、径方向遊隙を
生じやすい膨張を抑制しつつ、得られる結果を改
良する。さらに油膜による振動減衰法も付加され
た。しかしながらこれらの配慮にもかかわらず、
現行のタービンエンジン、特に多重ダクト強推力
ターボジエツトでは、高性能及び大型化を追求す
るすう勢にかんがみ、低圧ジヤーナルの膨張と変
形を防ぎ、軸受中に軸受の寿命に有害な、ロータ
の動力学的機能条件及びタービンエンジンの航空
熱力学性能に対し不利な結果をもたらし得る径方
向遊隙が出現するのを防ぐには、これらの旧来方
式では不充分である。本発明は前記の欠点を避け
るべくタービンエンジンの軸間軸受構造を改良す
ることを目指す。 この目的で、前記の本発明に従う型の多重胴型
タービンエンジンの軸間軸受構造は、軸受の外輪
の支持リングがその外径上に、緊密なはめあいに
よつて、第一軸に固定された中間部材に属する第
二のつば（cannelure）部材と、適合
（apairage）により得られる遊隙なしに共働する
第一のつば部材を含んでいること、及び前記の支
持リングは前記の第一軸に結合されたピン形回転
部材により軸方向に支承されていることを特徴と
する。この構造によれば、低圧ジヤーナルの径方
向膨張及び変形は軸受の外輪の移動を生じること
なくつば部材の径方向相対移動を惹起し、このよ
うにして軸受内の径方向遊隙の出現を避け、従つ
て回転胴上に均合不良が生じるのを防ぎ、タービ
ンエンジンの航空熱力学性能の良好水準を可能な
らしめるロータ羽根の先端部の最小遊隙を守つた
上でロータの動力学機能の良好な条件を確保す
る。 本発明の第一の具体例によれば、支持リングは
好ましくはその外径上に第一のつば部材を構成す
る規則的に間隔をとつたＮ枚の歯を含んでおり、
また双眼鏡形のＮ個の双子部材と共働し、その個
個の部材の輪郭は、一辺が第二のつば部材を構成
するつばに置き代えられ、対応する歯の１枚の厚
さに幅を適合させた直角三角形のプリズムの論理
体積内に描かれ、前記の双子部材は低圧ジヤーナ
ルの径方向平面上にねじとナツトにより固定され
ている。 さらに好ましくは、ピン形の回転部材は下流側
の支持リングの軸方向支承を確保し、且つ低圧ジ
ヤーナルの径方向平面と双子部材間に介在し、且
つ上流固定部材から軸方向に離間された径方向ブ
レースと共に前記双子部材のトーラス形スペース
を形成する径方向ブレースを含んでおり、前記の
上流固定部材、双子部材及びピンの径方向ブレー
スの全体は低圧ジヤーナルの径方向平面上にねじ
及びナツトにより固定されている。 本発明の第二の具体例によれば、支持リングは
その外径上に、第一つば部材を構成するN′個の
つばを含み、且つ円筒形基部と、支持リングのつ
ばに個別に適合させた形状を有する歯よりなる
N′個の部材と共働し、これらの部材は低圧ジヤ
ーナルの径方向プラグにねじ及びナツトにより固
定されたフエルールの内径と一体的に作るかまた
は溶接により固定するかすることができる。 この具体例によれば、さらに好ましくは、ピン
の形状をなす回転部材は支持リングの上流面に１
方側を溶接され、さらに他方側を前記のフエルー
ルの径方向ブレースにねじ及びナツトにより固定
されている。 本発明のその他の特徴及び利点は本発明の具体
例に関する以下の説明並びに添付の図面からさら
に詳しく理解されよう。 第１図には、全体符号１で示した本発明の１具
体例に従う軸受構造を含む多重胴型タービンエン
ジンの一部を軸方向断面により示す。この軸受１
は低圧胴のラインシヤフトのジヤーナルをなす第
一軸２と高圧胴のラインシヤフトのジヤーナルを
なす第二軸３間に配置されている。第１図に示し
た特定例では、低圧ジヤーナルは前方に向いたフ
エルール２ｂによりその先端に伸びたいわゆるジ
ヤーナル２ａにより構成される。これら２つの部
分２ａ及び２ｂは固定軸４に従つて各々２つの径
方向面２ｃ及び２ｄを連結するボルト締めにより
組み合わさる。低圧ジヤーナル２及び特にそのフ
エルール２ｂは高圧ジヤーナル３の先端にかぶさ
る。軸受１は内輪７と外輪８間に挿入されたころ
６を有するローラ５を含む。内輪７は高圧ジヤー
ナル３上に直接に固定され、高圧ジヤーナルの軸
方向位置で上流側は２つの回転胴間でラビリンス
封止シール１０を形成し、且つ高圧ジヤーナル３
の支え面１１に当接する薄片支えリング９によつ
て限定され、下流側は軸受５の潤滑及び冷却用オ
イルを受容する環形収容室１３をその下流端に備
える環形ナツト１２により限定されている。軸受
の外輪８は支持リング１４に固定される。この支
持リング１４は本発明の対象をなす特徴を有して
いる。すなわち一方では支持リング１４はつばの
歯にならつて規則的に間隔をとつて刻まれたＮ個
の歯１５をその外径上に含んでおり、他方では支
持リング１４はピン形の回転部材１６により下流
側で軸方向に支持される。図示の具体例では、ピ
ン１６の内側に位置する第一ブランチ１６ａの先
端は例えば支持リング１４の下流端面１４ａ上に
溶接される。このピン１６のブランチ１６ａは軸
受の外輪８の下流側の軸方向固定ストツパを形成
する内側方向フランジ１６ｂを含んでいる。ピン
１６の外側に位置する第二ブランチ１６ｃは、低
圧ジヤーナル２のフエルール２ｂの径方向面２ｅ
を押圧する径方向ブレース１６ｄにより延長され
る。このピン１６はブランチ１６ａ及び１６ｃに
対し垂直をなす径方向に特に弾性変形することが
注目されよう。支持リング１４の外径上には直角
三角形プリズムの論理体積内に描かれうる双子形
のＮ個の部材１７が配置されている。これらの部
材のうち１個１７はタービンエンジンの縦軸に対
して垂直をなす横断面に従う断面で第２図に示さ
れている。双子部材１７の２つの部分の各々はブ
ツシユ１７ｂがフーピングにより内部に配置され
た穴１７ａを含んでいる。プリズムの理論上の稜
の１つはつば１８に置き代えられ、つばの幅１８
ａは支持リング１４の歯１５の厚さ１５ａに適合
される。この適合作業は歯１５及びつば１８間の
すきまのないはめあいを、とくに部品の製造公差
の影響を除外することにより可能にする。上流側
では、環状固定部材２０の径方向ブレース１９
は、ピン１６の径方向ブレース１６ｄと共にトー
ラス状収容部２１を形成し、この収容部内には２
個のブレース１９及び１６ｄ間に軸方向に固定さ
れた双子部材１７が収容されている。軸４のねじ
及びナツトによる組立てはさらに、低圧ジヤーナ
ル２の２つの部分２ａ及び２ｂ、ピン１６の径方
向ブレース１６ｄ、Ｎ個の双子部材１７中の１個
及び固定部材２０の径方向ブレース１９を結合す
る。固定部材２０はさらに、遠心分離によつてそ
の上にオイルリングが形成され、つば１８内の歯
１５の潤滑及び冷却をこれによつて確実におこな
うべくせしめた環形軸方向ブレース２２を含む。
下流側では、ピン１６のブレース１６ｄ及び双子
部材１７の共働面１７ｃ間に配置された中間キー
２０ａは、歯１５及びつば１８の潤滑ボツクスを
形成する。軸受１の潤滑及び冷却後に回収ボツク
スへオイルを戻すためには低圧ジヤーナル２の穴
２３通す。 上述の軸受構造は、支持リングの共働関係を全
部取り払い、従つて支持リングと低圧ジヤーナル
とを結合する軸受外輪の分離を可能にする。実際
に、さまざまな機械的または熱的原因によりジヤ
ーナルの径方向膨張及び変形が生じた場合、歯１
５及びつば１８間の径方向移動は支持リング１４
に完全に中心を定められた状態を保つ、従つて回
転する２個の胴の同心性を守ることを可能ならし
める。 同様に、これらの結果は第３図及び第４図に示
した第二の具体例でも得られる。第二の具体例に
ついては、第１図と同様の方法でタービンエンジ
ンの縦軸に従う断面図として、本発明の第二の具
体例に従う、全体符号１で示した軸受構造を含む
多重胴型タービンエンジンの部分を第３図に示し
た。簡単のため、第１図に示した部材については
第３図では省略してある。高圧ジヤーナル３、こ
ろ６、内輪７及び外輪８を有する軸受５、あるい
は環形ナツト１２、薄片支持リング９等の結合部
品がこれに該当する。第３図には低圧ジヤーナル
２、特にいわゆるジヤーナル部分２ａも示してあ
る。この第二の具体例に使用されており、第一の
具体例で用いられた部材と同じ機能を果している
部材には１００を加えた同一数字を用いた。内側
に軸受外輪８を備えた支持リング１１４はその外
径上に、第４図の例では12個あるつば３０を含
む。この支持リング１１４は、第一の具体例と同
様の方法でピン形の回転部材１１６により軸方向
に支持され、但しこの第二の具体例ではピン１１
６は上流側に配置されている。ピン１１６の内側
に位置する第一のブランチ１１６ａの先端は、例
えば電子ビームにより支持リング１１４の上流先
端面１１４ａに溶接される。ピン１１６の外側に
位置する第二のブランチ１１６ｃは、低圧ジヤー
ナル２のフエルール１０２ａに結ばれた径方向ブ
レース１０２ｅを押圧する。径方向ブレース１１
６ｄ及び１０２ｅは軸１０４ａのねじ及びナツト
により組立てられる。低圧ジヤーナルの２つの部
分２ａ及び１０２ｂは、その各々の径方向の２面
２ｃ及び１０２ｄを結合する軸４のボルト継手に
より組み合わされる。フエルール１０２ｂはその
内径上に、第４図の例では12個あり、円筒形基部
３２と歯部３３よりなる部材３１を含んでいる。
各々の部材３１は、はんだ接合３１ａにより例え
ば電子ビームによつて、フエルール１０２ｂの内
径に結合されうる。第一の具体例と同様に、12個
の歯部３３の各々の輪郭は支持リング１１４のつ
ば３０の形状に、すきまのない緊密なはめあいに
より適合される。歯部とつばとの潤滑と冷却は、
低圧ジヤーナル２のフエルール１０２ｂの径方向
面１０２ｄとジヤーナルの２ａ部分の径方向ブレ
ース１０２ｆとの間に形成されるオイルリングか
ら確保される。この第二の具体例は第一の具体例
と同一且つより有利な成果を得ることを可能にす
る。この具体例の任意の適用により、軸受の構成
をさらに簡素化することができる。
装置に係る。 例えばフランス特許出願第8013116号によつて
公知の如く、多重胴型タービンエンジンは第一軸
を第二軸に対して回転支承する軸受を含んでお
り、該軸受は第一軸に直接に取付けられた内輪
と、第二軸に取付けられたケースに収容された外
輪間に介在するころ軸受を含んでいる。上記のフ
ランス特許出願に開示された適用では、内側に配
置された第一軸は高圧胴のラインシヤフトのジヤ
ーナルよりなり、外側に配置された第二軸は低圧
胴のラインシヤフトのジヤーナルよりなる。 これらの軸間軸受は作動時に遠心効果による機
械的膨張及び熱膨張が、遊隙、特に悪い結果をも
たらす軸受中の径方向遊隙を惹起する。このよう
にして軸受の耐性に有害な振動が生じてくる。上
記のフランス特許出願は低圧ジヤーナルが高圧ジ
ヤーナルをおおい、温度及び回転速度のそれほど
高くない構成要素にこのようにして結合されてい
る大直径の軸受の外輪を支承するいわゆる「逆
型」配置を採用することによつて、径方向遊隙を
生じやすい膨張を抑制しつつ、得られる結果を改
良する。さらに油膜による振動減衰法も付加され
た。しかしながらこれらの配慮にもかかわらず、
現行のタービンエンジン、特に多重ダクト強推力
ターボジエツトでは、高性能及び大型化を追求す
るすう勢にかんがみ、低圧ジヤーナルの膨張と変
形を防ぎ、軸受中に軸受の寿命に有害な、ロータ
の動力学的機能条件及びタービンエンジンの航空
熱力学性能に対し不利な結果をもたらし得る径方
向遊隙が出現するのを防ぐには、これらの旧来方
式では不充分である。本発明は前記の欠点を避け
るべくタービンエンジンの軸間軸受構造を改良す
ることを目指す。 この目的で、前記の本発明に従う型の多重胴型
タービンエンジンの軸間軸受構造は、軸受の外輪
の支持リングがその外径上に、緊密なはめあいに
よつて、第一軸に固定された中間部材に属する第
二のつば（cannelure）部材と、適合
（apairage）により得られる遊隙なしに共働する
第一のつば部材を含んでいること、及び前記の支
持リングは前記の第一軸に結合されたピン形回転
部材により軸方向に支承されていることを特徴と
する。この構造によれば、低圧ジヤーナルの径方
向膨張及び変形は軸受の外輪の移動を生じること
なくつば部材の径方向相対移動を惹起し、このよ
うにして軸受内の径方向遊隙の出現を避け、従つ
て回転胴上に均合不良が生じるのを防ぎ、タービ
ンエンジンの航空熱力学性能の良好水準を可能な
らしめるロータ羽根の先端部の最小遊隙を守つた
上でロータの動力学機能の良好な条件を確保す
る。 本発明の第一の具体例によれば、支持リングは
好ましくはその外径上に第一のつば部材を構成す
る規則的に間隔をとつたＮ枚の歯を含んでおり、
また双眼鏡形のＮ個の双子部材と共働し、その個
個の部材の輪郭は、一辺が第二のつば部材を構成
するつばに置き代えられ、対応する歯の１枚の厚
さに幅を適合させた直角三角形のプリズムの論理
体積内に描かれ、前記の双子部材は低圧ジヤーナ
ルの径方向平面上にねじとナツトにより固定され
ている。 さらに好ましくは、ピン形の回転部材は下流側
の支持リングの軸方向支承を確保し、且つ低圧ジ
ヤーナルの径方向平面と双子部材間に介在し、且
つ上流固定部材から軸方向に離間された径方向ブ
レースと共に前記双子部材のトーラス形スペース
を形成する径方向ブレースを含んでおり、前記の
上流固定部材、双子部材及びピンの径方向ブレー
スの全体は低圧ジヤーナルの径方向平面上にねじ
及びナツトにより固定されている。 本発明の第二の具体例によれば、支持リングは
その外径上に、第一つば部材を構成するN′個の
つばを含み、且つ円筒形基部と、支持リングのつ
ばに個別に適合させた形状を有する歯よりなる
N′個の部材と共働し、これらの部材は低圧ジヤ
ーナルの径方向プラグにねじ及びナツトにより固
定されたフエルールの内径と一体的に作るかまた
は溶接により固定するかすることができる。 この具体例によれば、さらに好ましくは、ピン
の形状をなす回転部材は支持リングの上流面に１
方側を溶接され、さらに他方側を前記のフエルー
ルの径方向ブレースにねじ及びナツトにより固定
されている。 本発明のその他の特徴及び利点は本発明の具体
例に関する以下の説明並びに添付の図面からさら
に詳しく理解されよう。 第１図には、全体符号１で示した本発明の１具
体例に従う軸受構造を含む多重胴型タービンエン
ジンの一部を軸方向断面により示す。この軸受１
は低圧胴のラインシヤフトのジヤーナルをなす第
一軸２と高圧胴のラインシヤフトのジヤーナルを
なす第二軸３間に配置されている。第１図に示し
た特定例では、低圧ジヤーナルは前方に向いたフ
エルール２ｂによりその先端に伸びたいわゆるジ
ヤーナル２ａにより構成される。これら２つの部
分２ａ及び２ｂは固定軸４に従つて各々２つの径
方向面２ｃ及び２ｄを連結するボルト締めにより
組み合わさる。低圧ジヤーナル２及び特にそのフ
エルール２ｂは高圧ジヤーナル３の先端にかぶさ
る。軸受１は内輪７と外輪８間に挿入されたころ
６を有するローラ５を含む。内輪７は高圧ジヤー
ナル３上に直接に固定され、高圧ジヤーナルの軸
方向位置で上流側は２つの回転胴間でラビリンス
封止シール１０を形成し、且つ高圧ジヤーナル３
の支え面１１に当接する薄片支えリング９によつ
て限定され、下流側は軸受５の潤滑及び冷却用オ
イルを受容する環形収容室１３をその下流端に備
える環形ナツト１２により限定されている。軸受
の外輪８は支持リング１４に固定される。この支
持リング１４は本発明の対象をなす特徴を有して
いる。すなわち一方では支持リング１４はつばの
歯にならつて規則的に間隔をとつて刻まれたＮ個
の歯１５をその外径上に含んでおり、他方では支
持リング１４はピン形の回転部材１６により下流
側で軸方向に支持される。図示の具体例では、ピ
ン１６の内側に位置する第一ブランチ１６ａの先
端は例えば支持リング１４の下流端面１４ａ上に
溶接される。このピン１６のブランチ１６ａは軸
受の外輪８の下流側の軸方向固定ストツパを形成
する内側方向フランジ１６ｂを含んでいる。ピン
１６の外側に位置する第二ブランチ１６ｃは、低
圧ジヤーナル２のフエルール２ｂの径方向面２ｅ
を押圧する径方向ブレース１６ｄにより延長され
る。このピン１６はブランチ１６ａ及び１６ｃに
対し垂直をなす径方向に特に弾性変形することが
注目されよう。支持リング１４の外径上には直角
三角形プリズムの論理体積内に描かれうる双子形
のＮ個の部材１７が配置されている。これらの部
材のうち１個１７はタービンエンジンの縦軸に対
して垂直をなす横断面に従う断面で第２図に示さ
れている。双子部材１７の２つの部分の各々はブ
ツシユ１７ｂがフーピングにより内部に配置され
た穴１７ａを含んでいる。プリズムの理論上の稜
の１つはつば１８に置き代えられ、つばの幅１８
ａは支持リング１４の歯１５の厚さ１５ａに適合
される。この適合作業は歯１５及びつば１８間の
すきまのないはめあいを、とくに部品の製造公差
の影響を除外することにより可能にする。上流側
では、環状固定部材２０の径方向ブレース１９
は、ピン１６の径方向ブレース１６ｄと共にトー
ラス状収容部２１を形成し、この収容部内には２
個のブレース１９及び１６ｄ間に軸方向に固定さ
れた双子部材１７が収容されている。軸４のねじ
及びナツトによる組立てはさらに、低圧ジヤーナ
ル２の２つの部分２ａ及び２ｂ、ピン１６の径方
向ブレース１６ｄ、Ｎ個の双子部材１７中の１個
及び固定部材２０の径方向ブレース１９を結合す
る。固定部材２０はさらに、遠心分離によつてそ
の上にオイルリングが形成され、つば１８内の歯
１５の潤滑及び冷却をこれによつて確実におこな
うべくせしめた環形軸方向ブレース２２を含む。
下流側では、ピン１６のブレース１６ｄ及び双子
部材１７の共働面１７ｃ間に配置された中間キー
２０ａは、歯１５及びつば１８の潤滑ボツクスを
形成する。軸受１の潤滑及び冷却後に回収ボツク
スへオイルを戻すためには低圧ジヤーナル２の穴
２３通す。 上述の軸受構造は、支持リングの共働関係を全
部取り払い、従つて支持リングと低圧ジヤーナル
とを結合する軸受外輪の分離を可能にする。実際
に、さまざまな機械的または熱的原因によりジヤ
ーナルの径方向膨張及び変形が生じた場合、歯１
５及びつば１８間の径方向移動は支持リング１４
に完全に中心を定められた状態を保つ、従つて回
転する２個の胴の同心性を守ることを可能ならし
める。 同様に、これらの結果は第３図及び第４図に示
した第二の具体例でも得られる。第二の具体例に
ついては、第１図と同様の方法でタービンエンジ
ンの縦軸に従う断面図として、本発明の第二の具
体例に従う、全体符号１で示した軸受構造を含む
多重胴型タービンエンジンの部分を第３図に示し
た。簡単のため、第１図に示した部材については
第３図では省略してある。高圧ジヤーナル３、こ
ろ６、内輪７及び外輪８を有する軸受５、あるい
は環形ナツト１２、薄片支持リング９等の結合部
品がこれに該当する。第３図には低圧ジヤーナル
２、特にいわゆるジヤーナル部分２ａも示してあ
る。この第二の具体例に使用されており、第一の
具体例で用いられた部材と同じ機能を果している
部材には１００を加えた同一数字を用いた。内側
に軸受外輪８を備えた支持リング１１４はその外
径上に、第４図の例では12個あるつば３０を含
む。この支持リング１１４は、第一の具体例と同
様の方法でピン形の回転部材１１６により軸方向
に支持され、但しこの第二の具体例ではピン１１
６は上流側に配置されている。ピン１１６の内側
に位置する第一のブランチ１１６ａの先端は、例
えば電子ビームにより支持リング１１４の上流先
端面１１４ａに溶接される。ピン１１６の外側に
位置する第二のブランチ１１６ｃは、低圧ジヤー
ナル２のフエルール１０２ａに結ばれた径方向ブ
レース１０２ｅを押圧する。径方向ブレース１１
６ｄ及び１０２ｅは軸１０４ａのねじ及びナツト
により組立てられる。低圧ジヤーナルの２つの部
分２ａ及び１０２ｂは、その各々の径方向の２面
２ｃ及び１０２ｄを結合する軸４のボルト継手に
より組み合わされる。フエルール１０２ｂはその
内径上に、第４図の例では12個あり、円筒形基部
３２と歯部３３よりなる部材３１を含んでいる。
各々の部材３１は、はんだ接合３１ａにより例え
ば電子ビームによつて、フエルール１０２ｂの内
径に結合されうる。第一の具体例と同様に、12個
の歯部３３の各々の輪郭は支持リング１１４のつ
ば３０の形状に、すきまのない緊密なはめあいに
より適合される。歯部とつばとの潤滑と冷却は、
低圧ジヤーナル２のフエルール１０２ｂの径方向
面１０２ｄとジヤーナルの２ａ部分の径方向ブレ
ース１０２ｆとの間に形成されるオイルリングか
ら確保される。この第二の具体例は第一の具体例
と同一且つより有利な成果を得ることを可能にす
る。この具体例の任意の適用により、軸受の構成
をさらに簡素化することができる。
第１図は本発明の第一の具体例に従う軸受装置
を含む多重胴型タービンエンジン部分の軸方向半
断面図、第２図は第１図の−線に従うタービ
ンエンジンの縦軸を横断する部分断面図、第３図
は第二の具体例に従う軸受装置を含む多重胴型タ
ービンエンジン部分の第１図に類似の軸方向半断
面図、第４図は第３図の−線に従うタービン
エンジンの縦軸を横断する部分断面図である。 １……軸受、２……第一軸、３……第二軸、５
……ころ軸受、７……内輪、８……外輪、１４，
１１４……支持リング、１５，３０……第一つば
部材、１６，１１６……回転部材、１７，３１…
…中間部材、１８，３３……第二つば部材。
を含む多重胴型タービンエンジン部分の軸方向半
断面図、第２図は第１図の−線に従うタービ
ンエンジンの縦軸を横断する部分断面図、第３図
は第二の具体例に従う軸受装置を含む多重胴型タ
ービンエンジン部分の第１図に類似の軸方向半断
面図、第４図は第３図の−線に従うタービン
エンジンの縦軸を横断する部分断面図である。 １……軸受、２……第一軸、３……第二軸、５
……ころ軸受、７……内輪、８……外輪、１４，
１１４……支持リング、１５，３０……第一つば
部材、１６，１１６……回転部材、１７，３１…
…中間部材、１８，３３……第二つば部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 外側に配置され、低圧胴のラインシヤフトの
ジヤーナルにより構成される第一の軸を、内側に
配置され、高圧胴のラインシヤフトのジヤーナル
により構成される第二の軸に対して回転式に支承
し、且つ前記の第二の軸に直接的に取付けられた
内輪と支持リング内に取付けられた外輪との間に
挿入されたころ軸受を含んでいる型式の多重胴型
タービンエンジンの軸受装置において、前記の支
持リングがその外径上に、前記の第一軸に固定さ
れた中間部材に属する第二のつば部材と、緊密な
はめあいによつて、且つ適合によるすきまなしに
共働する第一のつば部材を含んでおり、さらに、
前記の支持リングは前記の第一軸に結合されたピ
ン形回転部材により、前記の低圧ジヤーナルの径
方向膨張及び変形が軸受外輪の移動を生じること
なく、また軸受内の径方向遊隙を出現させること
なく、つば部材全体の径方向相対移動を惹起すべ
く、軸方向に支承されている軸受装置。 ２ 前記の支持リングが、その外径上に第一のつ
ば部材を構成する規則的に間隔をとられたＮ個の
歯を含んでおり、且つ前記の第二のつば部材を構
成するつばにより１辺を構成しうる直角三角形の
プリズムの理論容積内に個々の輪郭が描かれ、前
記の対応する歯の１個の厚さに適合させた幅を有
しており、さらに前記の低圧ジヤーナルの径方向
の１面にねじ及びナツトにより固定された双子形
のＮ個の部材と共働する特許請求の範囲第１項に
記載の多重胴型タービンエンジンの軸間軸受装
置。 ３ 前記のピン形回転部材が、下流側支持リング
の軸方向支承を確保し、且つ低圧ジヤーナルの径
方向面及び双子部材間に介在し、上流固定部材の
軸方向に間隔をとつた径方向ブレースと共に前記
の双子部材の環形収容室を構成し、前記部材の全
体、上流固定部材、双子部材及びピンの径方向ブ
レースが低圧ジヤーナルの径方向面にねじ及びナ
ツトにより固定されている特許請求の範囲第２項
に記載の多重胴型タービンエンジンの軸間軸受装
置。 ４ 前記の支持リングが、その外径上に第一のつ
ば部材を構成するN′個の縦方向つばを含んでお
り、且つ円筒形基部と、第二のつば部材を構成す
る歯部とからなり、前記の支持リングのつば部材
にその個々の輪郭が適合されており、且つ低圧ジ
ヤーナルの径方向面にねじ及びナツトにより固定
されたクエルールの内径と一体であるかもしくは
はんだ接合により固定されるかしたN′個の部材
と共働する特許請求の範囲第１項に記載の多重胴
型タービンエンジンの軸間軸受装置。 ５ 前記のピン形回転部材が前記の支持リングの
上流面に一方側を溶接されており、且つ前記のフ
エルールの径方向ブレースに他方側をねじ及びナ
ツトにより固定されている特許請求の範囲第４項
に記載の多重胴型タービンエンジンの軸間軸受装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8218863 | 1982-11-10 | ||
| FR8218863A FR2535789A1 (fr) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | Montage d'un palier inter-arbres de turbomachine multi-corps |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59101548A JPS59101548A (ja) | 1984-06-12 |
| JPS6321012B2 true JPS6321012B2 (ja) | 1988-05-02 |
Family
ID=9279078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58210696A Granted JPS59101548A (ja) | 1982-11-10 | 1983-11-09 | 多重胴型タ−ビンエンジンの軸間軸受装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4558564A (ja) |
| EP (1) | EP0109874B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59101548A (ja) |
| DE (1) | DE3366619D1 (ja) |
| FR (1) | FR2535789A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5847050A (en) * | 1995-07-04 | 1998-12-08 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Graft polymer and thermoplastic resin composition |
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-
1982
- 1982-11-10 FR FR8218863A patent/FR2535789A1/fr active Granted
-
1983
- 1983-10-18 US US06/543,047 patent/US4558564A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-10-24 EP EP83402056A patent/EP0109874B1/fr not_active Expired
- 1983-10-24 DE DE8383402056T patent/DE3366619D1/de not_active Expired
- 1983-11-09 JP JP58210696A patent/JPS59101548A/ja active Granted
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2535789A1 (fr) | 1984-05-11 |
| JPS59101548A (ja) | 1984-06-12 |
| EP0109874B1 (fr) | 1986-10-01 |
| DE3366619D1 (en) | 1986-11-06 |
| US4558564A (en) | 1985-12-17 |
| EP0109874A1 (fr) | 1984-05-30 |
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