JPS63209383A - 画像の動き情報抽出装置 - Google Patents

画像の動き情報抽出装置

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JPS63209383A
JPS63209383A JP62043332A JP4333287A JPS63209383A JP S63209383 A JPS63209383 A JP S63209383A JP 62043332 A JP62043332 A JP 62043332A JP 4333287 A JP4333287 A JP 4333287A JP S63209383 A JPS63209383 A JP S63209383A
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Application number
JP62043332A
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English (en)
Inventor
Ikuo Inoue
郁夫 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、TVカメラ等より入力した画像の変化から対
象物の動きを抽出し、その変位を出力することにより対
象物の動きの追跡等を行なう画像の動き情報抽出装置に
関する。
従来の技術 近年、超LSI技術の進歩により動画像に代表される膨
大な量の画像データをリアルタイムで処理することが可
能となって来た。バタン認識技術等を利用した物体の動
き情報の抽出は、TVカメラ、レーダ等による物体の自
動追尾やTV画像の符号化における動き予測方式等、様
々な応用分野が考えられる。ここではTV画像の符号化
における動き情報の抽出を例にとり従来技術の説明を行
なう。ここで扱う動き情報は、簡単のため物体の3 へ
−7 2次元的動きに限定し、動き(変位)の大きさと方向−
すなわち動ベクトルを検出する方法について説明する。
動きベクトルの検出方法としては、それぞれブロックマ
ツチング法、勾配法と呼ばれる2系統の方法に代表され
る。前者は画面(フレーム)を多数の小ブロックに分割
し、各ブロック毎に1つのベクトルを検出するもので、
動ベクトルを求める過程で前フレーム中で位置をずらし
たブロックを複数とり、それぞれに対して現フレーム中
のブロックとの相関を評価関数により計算し、最も相関
の高い最近似ブロックを検出し、現フレーム中のブロッ
クとそのブロックとの変位を動ベクトルとする方法であ
り、評価関数の選び方等でいくつかのバリエーションが
考えられる。一方、勾配法は輝度勾配のある画像が動く
除フレーム間の差が生ずる。これをフレーム内の空間的
勾配で割ることにより直接求める方法である。いずれの
方法も演算は単純であるが、概して言えば、ブロックマ
ツチング法は多くの演算回数が必要でありハードウェア
の負担が大きくなり、勾配法は大きな動きに対して検出
精度が低下するという欠点がある。本発明はこれら2つ
の系統のうちブロックマツチング法の系統に属している
。以下にブロックマツチング法の代表例として、二宮、
「フレーム間符号化における動き補正」、電子通信学会
技術研究報告、Ig78−6、P1〜PIO11978
を例にとって説明する。
現フレームを適当な大きさく例えば16画素×8ライン
)のブロックに分割し、その1つのブロックに含まれる
画素の(位置ベクトルの)集合をBとする。ここで、動
ベクトル検出のための参照領域としてはなるべく広くと
る方がより速い動きにも対応でき好ましい。しかし実際
の回路規模を考えるとむやみに広くはできない。そこで
、多くの場合画像における動きは比較的滑らかであると
いう性質を利用して、前フレームまでに検出された動ベ
クトルの周辺に限定して動ベクトル検出を行なうことに
より実質的な参照領域を拡大することが可能である。更
に、最近似ブロックを求める5 へ−・ ための相関演算を簡単化するため評価関数を、当該ブロ
ックと参照領域内の参照ブロックとにおいて、対応する
画素同志のフレーム間誤差を調べ、これが閾値を越える
画素の数としている。即ち一式で表わすと次の様になる
G(v)=Σy(x、v) x G B             ・・・山・・(
1)但し、 v=vO+z               ・・・山
・・(4)ここで−Aは画像信号のレベル、Xは1フレ
ーム中の画素の位置ベクトル、nはフレーム番号、v。
は前フレームで検出された動ベクトル、Zは前フレーム
の周辺で動ベクトル検出を行なう際のシフトベクトル、
αは閾値を表わす。このZを変えてq(−〇を計算し、
最も小さい値となった時のVを動ベクトルとするのが従
来の方法である。この他に、動ベクトル検出のための参
照領域は広くとり、動61・−/ ベクトル検出のピッチを画素ピッチ単位よりも広く飛び
飛びの画素として演算量を減らす方法もある。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来技術で示した構成では動ベクトル検出
のための参照領域を限定してしまうことにより、速い動
きやフレームの間引きによりフレーム間隔が広がった場
合−物影から物体が現われる時のように前フレームの動
ベクI・ルと異なる動きが発生した場合等では正しい動
ベクトルが検出できなくなるといった問題点があった。
また、動ベクトル検出のピッチを荒くした場合には、検
出精度が荒くなるとともに、輝度変化の激しい画像では
1画素程度の位置ずれでも第(1)式の値は大きく変わ
ってしまうため、飛び飛びの点に正しい動ベクトルが一
致しなかった場合に全く誤った動ベクトルを検出してし
まうという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決し、より多様な動きに追従で
きる画像の動き情報抽出装置を提供するものである。
7′・−・ 問題点を解決するための手段 本発明は、時間間隔をおいて撮像された2つの多階調画
像を入力し一時記憶しておく記憶手段と、前記記憶手段
の記憶する多階調画像を2値化する2値化手段と、前記
2つの入力画像の一方より動き情報を抽出する単位であ
る小領域のブロック毎の画素を抽出するとともに、他方
の画像より各ブロックに対して位置をずらした複数の参
照ブロック毎の画素を抽出する画素抽出手段と、前記画
素抽出手段により抽出されたブロックとその参照ブロッ
クとの間の相関を2値化した画素の値を基に算出する2
値相関演算手段と、前記2値相関演算手段の結果から相
関の強い順位を求める順位判定手段と、前記順位判定手
段が求めた相関の強いものからそのいくつかについて、
抽出されたブロックとその参照ブロックとの間の相関を
多値のままの画素の値を基に算出する多値相関演算手段
と、前記多値相関演算手段により得られた多値の相関の
中で最も相関の強いものに対応する参照ブロックと当該
ブロックのずれを動ベクトルとして出力する動ベクトル
決定手段とを設けたものである。
作    用 本発明では上記構成により、入力した2つの多階調画像
から動き情報を抽出する際に、先ず2値化した画像を基
に基準とするブロックとそれに対する参照ブロックの間
で相関を求め、相関の強いものからいくつかを候補とし
て選んでおき、更に基準のブロックとこれら候補の参照
ブロックとの間で多値の画素値に基づく、より精度の高
い相関演算を行ない、このうち最も相関の強いものに対
応する参照ブロックと基準ブロックとのずれを動ベクト
ル(変位)とすることにより、より少ない演算量で精度
良く動ベクトルを検出することを可能とするものである
実施例 第1図は本発明の一実施例における画像の動き情報抽出
装置の構成を示すものである。
第1図において、現在の1フレームの画像情報を記憶し
ている101は現フレームバッファメモリ、102は前
1フレームの画像情報を記憶している前91・−ノ フレームバッフ了メモリである。ここでは切替えスイッ
チ111の切替えにより、2つの時間的に異なる入力画
像を便宜的に現フレーム画像、前フレーム画像で表わす
ものとする。103 、104はそれツレ現フレームあ
るいは前フレームバッファメモIJ 101 、102
が出力する画像情報を端子114に印加される信号と比
較してその情報を2値化する2値化回路、105は2値
化回路103 、104の出力の相関を求める2値相関
演算部、1o6は相関の強いものを上位複数選択する順
位判定部、107は制御部、108は画素同志のフレー
ム間誤差の総和をそれぞれの参照ブロックについて計算
する多値相関演算部、109は制御部107と多値相関
演算部108の出力とから動ベクトルを決定する動ベク
トル決定部である。
以上の構成において、その動作について説明する。
まず、画像入力端子110より入力した8ピツト量子化
された多階調画像信号を、前フレーム画像の時は切替ス
イッチ111を端子113へ、現フレー10 ・・−・ ム画像の時は切替スイッチ111を端子112へ切替え
ることによりそれぞれ前フレームバッファメモリ102
および現フレームバッファメモリ101へ書き込む。制
御部107では現フレームバッファメモリ101から基
準ブロックの画信号を入力された順番に読み出すための
アドレス信号を信号線126に出力することにより基準
ブロックの画信号を信号線116に遂次出力する。2値
化回路103ではこの信号を端子1140基準信号と比
較してその大小に応じて2値化し、結果を信号線119
に出力する。
−力制御部107では前フレームバッフ了メモIJ10
2から2値相関演算部105における演算処理に合わせ
て、現フレームにおける基準ブロックに対する参照領域
内の画信号を入力された順番に読み出すためのアドレス
信号を信号線127に出力し、前フレーム画信号を信号
線129に出力する。2値化回路104ではこの信号を
端子1140基準信号と比較してその大小に応じて2値
化し、結果を信号線120に出力する。次に、2値相関
演算部105では、現フレームにおける基準ブロックに
対する前フレー11 ・、−。
ムの参照領域内の参照ブロックを、画素位置をシフトす
ることにより次々に変化させ、その都度基準ブロックと
参照ブロックとの間での相関の強さを求めその値を信号
線121に出力する。この時、相関の強さの尺度は、対
応するブロック内の各画素値が一致しなかった個数で与
え、一致しなかった個数が少ないほど相関は強いと判定
する。(相関の強さの尺度を対応するブロック内の各画
素値が一致した個数で与えた場合には、一致した個数が
多いほど相関は強いと判定する。この場合、順位判定部
106の構成、動作を変えることにより対応できる)。
また、制御部107では、2値相関演算部105からの
出力に合わせて、その時の参照ブロックの基準ブロック
からの変位をシフトベクトルとして信号線122に出力
する。順位判定部106では、1つの基準ブロックに対
する全ての参照ブロックの相関の強さの値、およびその
シフトベクトルとを順次入力し、相関の最も強いものか
ら、例えば上位3つを選び、それらのシフトベクトルを
信号線123. 124.125 lこそれぞれ出力す
る。
この様にして3つのシフトベクトル、すなわち動ベクト
ルの候補が得られる。これらの候補の中から以下の手順
で動ベクトルを決定する。まず、制御部107では現フ
レームバッファメモリ101から基準ブロックの画信号
を入力された順番に読み出すためのアドレス信号を信号
線126に出力することにより基準ブロックの画信号を
信号線118に遂次読み出す。これと同時に制御部10
7では、前フレームバッファメモリ102から信号線1
23.124゜125を介して得られた3つのシフトベ
クトルに対応する参照ブロックの画信号をブロック毎に
入力された順番に読み出すためのアドレス信号を信号線
127に出力することによりそれぞれの参照ブロック毎
に画信号を信号線130に出力する。多値相関演算部1
08では基準ブロックの画信号および何個のシフトベク
トルに対応する参照ブロックの画信号を順次読み込み、
基準ブロックと参照ブロックとにおいて対応する画素同
志のフレーム間誤差の総和を相関の強さの尺度としてそ
れぞれの参照ブロックについて計算し一順次信号線13
1に出力13 ・、−2 する。この場合−総和の値が小さいほど相関が太きいと
判定する。ここで制御部107では、先の3つのシフト
ベクトルに対応する参照ブロックに関する相関演算結果
が信号線131に出力されるタイミングに合わせて−そ
の時のシフトベクトルの値を信号線128に出力する。
そして動ベクトル決定部109では、3つのシフトベク
トルに対応した相関演算結果のうちで最も相関の強いも
のを選び、その時のシフトベクトルの値を動ベクトルと
して出力端子115に出力する。
この様にして出力端子115には、動き情報の抽出単位
である微小ブロック毎に順次動ベクトルが出力される。
ここで、2値相関演算部105、順位判定部106、多
値相関演算部108、動ベクトル決定部109について
、更に詳細にその構成を説明する。
第2図は、第1図に示す2値相関部105のさらに具体
的な実施例の構成を示すものである。第2図の構成にお
いて、簡単のため、ブロックサイズは4画素×4ライン
、参照領域は12画素×1214・、−。
ラインとしている。このときの現フレーム画像における
基準ブロックと前フレーム画像における参照領域の関係
を第3図に示す。なお、第3図において、現フレーム画
像を示す同図fatの301は基準ブロック、前フレー
ム画像を示す同図ら)の302は参照領域である。また
1i(i=−4,・・・・・・、7)、mj (j =
 −4、−−−−−−、7)はそれぞれライン番号、画
素番号を表わし、交点が各々の画素に相当する。
さらに、現フレーム画像における画素値を、P(Ai。
mJ)、前フレーム画像における画素値をQ(li。
mj)で表わし、2値化回路103および104で2値
化サレタ後ノ画素値ヲPv(119mj)、Qv(li
l 町)で表わす。201〜231はそれぞれレジスタ
で、とりわけレジスタ229〜231はレジスタ213
〜224を9個直列につなげたものに相当する。なお、
レジスタ201〜215 、216〜231はそれぞれ
独立したタイミングで一斉にシフI・動作を行なう。2
32〜247は排他的論理和回路、248〜251はパ
ラレル/シリアル変換回路、252〜255は加算器、
260はレジスタである。
15′・−・ 上記構成番こおいて、入力端子257からは現フレーム
画像の基準ブロックの画信号が第3図におけるPv(1
3,m3)、P’(13,m2)、−−−Pv(13,
mo)−P’(12,m3)、・・・・・、P’(lo
、mo)の順に入力され、タイミングパルスTIに同期
してシフトレジスタ201〜215によりシフトされる
。一方、入力端子258からは前フレーム画像の参照領
域の画信号が第3図におけるQ’(17,m7)−Q’
(17,m+6)、・・・・・・、Qv(171”O)
、Qv(46,m7)、・・・・・・、Q’(l−4,
14)の順に入力され、タイミングパルスT2に同期し
てシフトレジスタ216〜231によりシフトされる。
一連のシフト動作によってPv(73,m3)がレジス
タ215に格納されると、端子257からの入力並びに
シフト動作を一時中断し、 更にQv(171m7)が
レジスタ227番こ格納されると、排他的論理和回路2
32〜247で対応する画素同志の値の一致/不−値が
調べられる。そしてその結果端子259に加えられるス
タートパルスによってライン毎にシリアル/パラレル変
換回路248〜251にラッチされ、シリアルデータに
変換されて順次出力される。加算器252ならびに加算
器253では−それぞれパラレルシリアル変換回路24
8 、249および250 、251から出力されるシ
リアルデータをピットバイビットで加算を行なう。加算
器254では、加算器252および加算器253の出力
結果を加算する。加算器255では加算器254の出力
結果とレジスタ256の内容とを加算器254の出力の
タイミングに合わせて4回に渡って加算し、その都度結
果をレジスタ256に格納する。レジスタ256の内容
は4回の加算を行なう前に、端子260からのリセット
パルスによりOにリセットされる。この一連の動作によ
り、レジスタ256には、基準ブロックと参照ブロック
との間で対応する画素同志の2値化された値の不一致の
数が格納され、その結果が端子261&こ出力される。
次にレジスタ201〜215の内容はそのままζこして
、タイミングパルスT2に同期してレジスタ216〜2
31の内容をシフトし、端子258に次の画信号Q’(
14+ma)を入力する。このときレジスタ227には
Qv(179m6)が格納されている・このシフトした
参照ブロックについて先程と同様17 ′−・ の手順により基準ブロックと参照ブロックとにおいて対
応する画素同志の画素の値の不一致の数を求め、端子2
61に出力する。以下同様にシフト動作と相関演算とを
繰り返し、入力端子258に画信号Q’ (7−4、m
−4)が入力され、その時の相関結果が出力端子261
に出力されるまで行なう。冑、上記シフト動作の際、1
2回のシフト動作につき3回の割合で、所定の参照ブロ
ック外の(画素の連続しない)ブロックについて演算が
行なわれるため、このときの出力結果は無効データとし
て扱う(若しくはこのときのパラレル/シリアル変換出
力を強制的に全て1にセットする)ことにより対応する
。この結果、現フレーム画像における1つの基準ブロッ
クに対し、有効参照ブロック81個について相関演算が
行なわれ出力端子261より出力される。現フレーム画
像における1つの基準ブロックに対し、参照領域内の全
参照ブロックの相関演算が終わると、入力端子257か
ら現フレーム画像の次の基準ブロックの画信号が先程と
同様にP’(A!3.m3)、P’(13,m2)−曲
・、P’ (13、rn o )、18′・−/ P’ (A 2 、rl”13 )、−+ P’(lo
 、mo)の順に入力され一タイミングパルスT1に同
期させながらPv(13゜m3)がレジスタ215に格
納されるまでシフトが繰り返される。更に入力端子25
8からは新たな基準ブロックに対応する前フレームの参
照領域の画信号力Q’(17,m7)−Qv(17,m
6)、・・831、Qv(17゜mo)、Qv(IJ 
6 、m7 )、・・・・・・、Q’ (l−4、m−
4)の順に入力され、タイミングパルスT2に同期させ
なからQv(171m7)がレジスタ227に格納され
るまでシフト動作を繰ける。以下先程の説明と同様にし
て81個の有効参照ブロックに対して相関演算を行ない
−その結果を出力端子261に出力する。
この様にして現フレーム画像の全てのブロックに対して
相関演算を実行する。
次に、第4図は第1図に示す多値相関演算部108のさ
らに具体的な実施例の構成を示すものである。第4図に
おいて、401は減算器、402は絶対値回路、403
は加算器、404はレジスタである。
同図を用いて、多値相関演算部108の動作を説明する
19  /、−; まず、入力端子405からは現フレーム画像における基
準ブロックの画信号が8ビツトのデータ幅で第3図に示
すP(13,ma)、 P(73,mz)、・・・・・
、P(/J3.mo)、P(lz、ma)、・・・・・
・、P (lo 、mo)の順番で入力される。一方、
入力端子406からは前フレーム画像における参照ブロ
ックのうち2値相関演算によって得られた動ベクトル候
補に対応するブロックの画信号が8ビツトのデータ幅で
同様にQ(Ai+3 、mj+3)、Q(li+3.m
j+2)、°°゛°、Q(7i+3.mj )、 Q(
li+z 、mj+:()、 ・・・・・・、Q(7i
mj)の順番で同じタイミングで入力される。減算器4
01ではこれらの入力信号を対応する画素同志、現フレ
ーム画素値から前フレーム画素値を減算する。絶対値回
路402では得られた減算結果の絶対値をとり、フレー
ム間の絶対値誤差を求める。更に加算器403ではこの
絶対値レジスタ404の内容を加え合わせ、結果を再び
レジスタ404に格納し、この様番こして次々に入力さ
れる基準ブロックと参照ブロックの画信号より絶対値誤
差の総和を求め一最終的に得られたレジスタ404の内
容を多値相関演算結果として出力端子407に出力する
。なお、絶対値誤差の総和を計算する時点において、時
前に端子408よりリセットパルスを入力されレジスタ
の内容は0にクリアされる。
次に、第5図は第1図に示す順位判定部106の具体的
な実施例の構成を示す図である。同図において、  5
01.508.515は比較器、502.505.50
9゜512、516.518はゲート、503.506
.510.513゜317、319はレジスター 50
4.507.511.514はセレクタを示す。図を参
照しながら順位判定部106の動作について説明する。
まず−入力端子520に2値相関演算結果が供給される
と、比較器501ではレジスタ503の内容(B1)と
2値相関演算結果(A1)とを比較する。
比較結果がAI(Blの時、ゲート502およびゲート
505をオンにし、この2値相関演算結果ならびに2値
演算結果と同時に入力端子521に供給されたシフトベ
クトルをそれぞれレジスタ503、レジスタ506に供
給する。また、比較結果がAI<Blの時、比較器50
1の出力信号に基づいてセレクタ21 l・−・ 504、セレクタ507はそれぞれレジスタ503、レ
ジスタ506の内容をそれぞれ比較器508およびゲー
ト512、セレクタ514に供給する。この後、レジス
タ503−レジスタ506ではそれぞれに供給された2
値相関結果ならびにシフトベクトルを一時格納する。比
較結果がAI〉B1の時には、比較器501の出力信号
に基づいてセレクタ504、セレクタ507はそれぞれ
入力端子520に供給された2値相関結果および入力端
子521に供給されたその時のシフトベクトルの値をそ
れぞれ比較器508およびゲート512−セレクタ51
4に供給する。この様にして一同図の比較器501、ゲ
ート502.505゜レジスタ503 、506−セレ
クタ504 、507から成る第1段目の最小値検出回
路では、入力端子520および521から次々に入力さ
れる2値相関結果およびその時のシフトベクトルの値の
ペアについて、2値相関結果の値が最も小さくなるもの
に対してその2値相関結果をレジスタ503に、またそ
の時のシフトベクトルの値をレジスタ506に格納する
これ以外の2値相関結果ならびにシフトベクトル22 
/、−ン の値のペアについてはセレクタ504、セレクタ507
を介して次段に供給される。次に比較器508、ゲート
509 、512、レジスタ510 、513、セレク
タ511 、514から成る第2段目の最小値検出回路
では、同様にセレクタ504、セレクタ507から出力
される2値相関結果ならびにシフトベクトルの値のペア
のうち2値相関結果が最も小さくなるものに対してその
2値相関結果をレジスタ510に、またその時のシフト
ベクトルの値をレジスタ513に格納する。これ以外の
2値相関結果ならびにシフトベクトルについてはセレク
タ511、セレクタ514を介して次段に供給される。
更に比較器515、ゲート516 、518、レジスタ
517 、519から構成される第3段目の最小値回路
についても同様の動作を行なう。以上の動作の結果、1
つの基準ブロックに対して参照領域内の全ての参照ブロ
ックに対し2値相関演算が行なわれた時点で、出力端子
522 、523 、524には、2値相関演算結果の
最も値の小さかったもの、すなわち最も相関の強かった
ものから順に3位までの対応するシフトベクト23  
′−・ ル、すなわち動ベクトル候補が出力される。
なお−第1図における動ベクトル決定部109について
も、入力端子520から入力される信号が多値相関結果
に変えることにより、先に説明した第1段目の最小値検
出回路の構成により実現できる。
この場合には第2段目以後は不要であるからセレクタ5
04、セレクタ507は不要となる。
発明の効果 以上のように本発明は、入力された2つの多階調画像か
ら動ベクトルを求める際に、先ず、画像を2値化して画
像の大まかな特徴を抽出し、この情報を用いて2値相関
演算により、多値によるものに比べてはるかに簡単な演
算で高速に動ベクトル候補を抽出し、得られた動ベクト
ル候補に関して、更に多階調画像を用いた多値相関演算
を行なって動ベクトルを決定することにより、より小さ
なノ・−トウエア規模で、より精度の高い動ベクトルの
検出を可能とするものである。また、本発明を用いるこ
とにより従来検出が困難であった速い動きに対しても充
分追従し検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における画像の動き情報抽出
装置ブロック結線図、第2図は同装置の要部における2
値相関演算部の回路図、第3図は同装置における基準ブ
ロックと参照領域の概念を示した図、第4図は同装置の
要部における多値相関演算部のブロック結線図、第5図
は同装置の要部における順序判定部のブロック結線図で
ある。 101・・・現フレームバッフ了メモリ、102・・・
前フレームバッフ了メモリー103 、104・・2値
化回路−105・2値相関演算部、106・・順位判定
部、107・、制御部−108・・多値相関演算部−1
09・・・動ベクトル決定部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3
図 (a):11!、フレへ14黍 (?))  荊フし−A凋Δ叡 −Aζり−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 時間間隔をおいて撮像された2つの多階調画像を入力し
    一時記憶しておく記憶手段と、前記記憶手段の記憶する
    多階調画像を2値化する2値化手段と、前記2つの入力
    画像の一方より動き情報を抽出する単位である小領域の
    ブロック毎の画素を抽出するとともに、他方の画像より
    各ブロックに対して位置をずらした複数の参照ブロック
    毎の画素を抽出する画素抽出手段と、前記画素抽出手段
    により抽出されたブロックとその参照ブロックとの間の
    相関を2値化した画素の値を基に算出する2値相関演算
    手段と、前記2値相関演算手段の結果から相関の強い順
    位を求める順位判定手段と、前記順位判定手段が求めた
    相関の強いものからそのいくつかについて抽出されたブ
    ロックとその参照ブロックとの間の相関を多値のままの
    画素の値を基に算出する多値相関演算手段と、前記多値
    相関演算手段により得られた多値の相関の中で最も相関
    の強いものに対応する参照ブロックと当該ブロックのず
    れを動ベクトルとして出力する動ベクトル決定手段とを
    有する画像の動き情報抽出装置。
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