JPS63208429A - 粉粒体の脱気減容装置 - Google Patents

粉粒体の脱気減容装置

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JPS63208429A
JPS63208429A JP4120887A JP4120887A JPS63208429A JP S63208429 A JPS63208429 A JP S63208429A JP 4120887 A JP4120887 A JP 4120887A JP 4120887 A JP4120887 A JP 4120887A JP S63208429 A JPS63208429 A JP S63208429A
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JP
Japan
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tank
valve
raw material
damper
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP4120887A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Hosokawa
益男 細川
Masuhiro Morimoto
森本 益弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosokawa Micron Corp
Original Assignee
Hosokawa Micron Corp
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Publication date
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Publication of JPS63208429A publication Critical patent/JPS63208429A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粉粒体、とくに微粉末(以下単に原料という)
を脱気し、容積を減する(以下単に脱気減容という)こ
とにより取扱いを容易にする装置に関するものである。
(従来技術) 第6図は特開昭60−68201号公報に示された充填
装置であり、原料を減圧された容器a内でおいて包装す
に充填する装置である。 また第7図は特公昭40−1
9627号公報に示されたもので、脱気を目的として二
つのロールc−dで原料を押し固める構成とし、一方の
ロールdの表面をろ過材eで形成してロールdの内部を
減圧装置に接続させたものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の第6図の充填装置については、包装すの取り付け
、取り外す度に充分気密を保つよう充填装置の容器aを
開閉しなければならず、操作が繁雑である。一方、第7
図の装置ではろ過材Cのろ過抵抗が付着粉体により増大
し、吸引力が著しく低下し、長時間継続して安定した脱
気を行わせることができなかった。
こうしたことから、本発明はろ過材などを使用しないで
原料の脱気減容を長時間安定し、かつ操作を容易に行わ
せる装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) あらかじめ減圧した密閉容器に原料を送入したのち、容
器内の圧力を急激に大気圧にもどすことより脱気減容を
行わせるもので、上部原料投入口、および下部排出口に
ダンパを具備した密閉可能な上部の供給タンクと、該供
給タンクの下方に少なくとも供給タンクの内容積と同等
以上の内容積を有し、かつ、排出手段を内蔵し、下部に
ダンパを有する密閉構造とした下部の脱気タンクを備え
、該減圧装置との連通を遮断させるためのバルブと、大
気を導入させるためのバルブを設けて原料の脱気減容を
行わせるものである。
(作用) 減圧させた容器内に原料を入れ、しかるのちに容器内の
圧力を急激に大気圧に戻すと、原料は導入された大気圧
力によって強力な押圧作用を受け、原料中に含まれてい
た空気が脱気されて原料は減容される。これを排出手段
によって効率よく装置外に搬出する。
これを第1図によりさらに詳しく説明する。
1は原料ホッパ、2は供給タンク、3は脱気タンク、4
は減圧装置、5・6・7はダンパ、8・9はバルブであ
る。まず、原料を供給タンク2に投入するとともに減圧
装置4により脱気タンク3内を真空圧5 Q torr
位に減圧する。次に、ダンパ5、バルブ8を閉にした後
、ダンパ6を開け、原料を脱気タンク3に落し込む。そ
の後、バルブ9を全開し脱気タンク3内を急に大気圧に
戻すと原料は脱気減容される。
この脱気減容の原理は次のように考えられる。
すなわち、容積V1の供給タンク2は最初大気圧P1に
保たれており、当然原料粉体内に含まれている空気の密
度もその状態に見合ったものである。しかるに、圧力が
真空圧P2で容積が■の脱気タンク3と供給タンク2が
ダンパ6を開くことにより連通されると、タンク2・3
内の圧力はボイルの法則により下式で示される圧力Pに
なる。
すなわち、P、 > P3> P2の条件を満たす低い
真空圧になり、脱気タンク3内の空気はもちろん原料内
の空気の密度も圧力P3という条件と見合ったものに低
下する。このような状況で脱気タンク3の圧力を急に大
気圧にもどすと、原料内の密度の小さい空気は大気と置
換し、元の密度の高いものに戻るよりも、むしろ大気圧
塊が空気密度の低い層を含む粉体層を上部から圧縮する
ように作用し、原料を脱気減容させる。
こうして一度脱気された原料は、容易に元の状態、すな
わちかさ高く、噴流性が強く扱いにくい状態になりにく
い性質を有する。
なお、脱気減容を効果的に実現させるためには、脱気タ
ンク3の容積を供給タンク2の内容積よりも大きくしな
ければならない。
脱気された原料は、スクリュー等の排出手段で容器外へ
取り出す。
(発明の効果) 原料が粉粒体、とくに微粉末の場合、原料中に含まれる
空気のため噴流性が高く、原料自体があたかも流体のよ
うに流動し取扱いが難しい。
また、かさ密度が小さいため、かさが大きくなり保管等
にも不便であったが、本発明による装置で原料中に含ま
れている空気を脱気し、原料を減容することにより、噴
流性がなくなり取扱いが非常に容易になる。
また、かさが減り袋詰め作業が容易になり、容器も小さ
くて済み、保管、運搬などの取り扱いもきわめて簡便に
なる。
(実施例、1) 本発明の実施の一例を第2図に示す。原料ホッパ1aの
下方には供給タンク2aを、その下方には下方排出口に
向けて傾斜縮小する脱気タンク3aを配設させ、原料ホ
ッパIaと両タンク2a・3aの間にはダンパ5a・6
a、脱気タンク3aの下方にはダンパ7aを具備させて
両タンク2a・3aを密閉可能に構成させる。脱気タン
ク3a内には排出用スクリュー10aを回転自在に取り
付けである。
また、脱気タンク3aはバルブ8aを介し減圧装置4a
と接続させるほか、大気導入用のバルブ9aを具備させ
る。前記ダンパ5a・6a・7aおよびバルブ8a・9
aは制御盤11aに接続させ自動的に操作させる構成と
なっている。
以上の構成により、原料を原料ホッパ1aからダンパ5
aを介して供給タンク2aに投入する。この際、ダンパ
6a・7aおよびバルブ9aは閉の状態でバルブ8aを
開き、減圧装置4aにより脱気タンク3aを所定の真空
圧まで減圧させる。次にバルブ8a、ダンパ5aを閉じ
た後にダンパ6aを開き、原料を供給タンク2aより脱
気タンク3a内に落し込む。所定時間経過後、バルブ9
aを開き脱気タンク3a内の圧力を大気圧まで即座にも
どすと、原料中の空気が脱気され減容される。この後、
ダンパ7aを開き、スクリュー10aを回転させて減容
された原料を機外に取り出す。ダンパ5a・6a・7a
、バルブ8a・9aの開PAは別に設けられた制御盤1
1aからの信号により自動的に操作させる。
なお、脱気タンク3aに設けられる大気導入口およびバ
ルブ9aの位置は、脱気タンク3aの上方が好ましい。
脱気タンク3a内には、導入された空気流が内部の原料
を攪拌しないよう必要に応じ整流板を内蔵させてもよい
。また、脱気タンク3aの形状は、前述の作用の項で説
明した脱気減容の原理、及び大気導入の位置関係からも
内径より高さの大きい円筒型が望ましい。
排出装置は、前記スクリューのように攪拌作用を有する
もののほか、プランジャー、ピストンのような内容物を
強制的に排出する装置であってもよい。
次に、本実施例による実験結果の一例を第5図に示す。
横軸に脱気タンク3a内の圧力、縦軸に原料の減容状態
を減容比(原料の見掛容積/圧縮後の見掛容積)で表わ
す。これによれば、脱気タンク3a内の圧力が−150
〜−200mmHgと、比較的低い場合に良好な脱気減
容の効果が得られた。
(実施例、2) 第3図は、別の実施例としてスクリュー10bを横型に
したもので、各部の構成・形状は脱気タンク3bを除い
ては前記第2図の実施例と同様である。
(実施例63) 第4図は、さらに別の実施例として脱気タンク3cと減
圧装置4Cの間にクッションタンク12cを設けたもの
である。クッションタンク12cの前後にはバルブ8c
、8dを具備させる。以下、各部の構成は前記第2図の
実施例と同様である。
該実施例は、脱気タンクにおける脱気減容をより効果的
に行わせるためのものであり、特に供給タンクの容積に
比べ脱気タンクの容積が装置、寸法上の制約があって大
きくできない場合に有効である。すなわち、脱気タンク
の容積は小さくとも適度な大きさのクッションタンクを
設けることにより、実際に脱気タンクの容量を大きくし
たのと同様の効果を得ることができる。
運転操作は、脱気タンク3C内を減圧する時にバルブ8
C・8dを開としてクッションタンク12c内を同様に
減圧する。しかるのち、バルブ8Cを閉としダンパ6C
を開けると、この時点で脱気タンク3cとしての容積は
実際上クッションタンク12cの容積を加えたものと同
様となり、脱気タンク3cの容積の充分大きなものと同
等の脱気減容効果を得ることができる。
なお、バルブ9cを開は脱気タンク3c内の粉体の脱気
を行うことは前記実施例、1と同様であるが、バルブ9
cを開ける前にバルブ8cを閉にし、クッションタンク
12c内を減圧状態に保つ方が、再度脱気タンク3Cお
よびクッションタンク12cを減圧させて同等の減圧状
態にするまでの時間を短縮できるので、その分エネルギ
ーの損失も少なく、効率的にも経済的にも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す説明図、第2図は本発明の
一実施例であり、第3図、第4図は他の実施例、第5図
は本実施例での実験結果を示す。 第6図、第7図は共に従来例である。 図において、1・・・・・・原料ホッパ、2・・・・・
・供給タンク、3・・・・・・脱気タンク、4・・・・
・・減圧装置、5・6・7・・・・・・ダンパ、8・9
・・・・・・バルブ、10a、b、c・・・・・・排出
装置、11a、b、c・・・・・・制御盤、12c・・
・・・・クッションタンクである。 以上 出願人、ホソカワミクロン株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 涯  力  (nun HJ! ) 第7図 手続補正書 1.事件の表示 昭和62年特許願第41208号 2、発明の名称 粉粒体の脱気減容装置 3、補正をする者 事件との関係(特許出願人) 住所〒552大阪市港区市岡2丁目14番5号発明の詳
細な説明の憫および図面 6、補正の内容 (1)  明細書8ペ一ジ20行の「圧力が−150〜
−200mmHgと、比較的低い」は[圧力が15o〜
2o。 Torrの」に訂正します。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上部原料投入口および下部排出口にダンパを具備
    した密閉可能な供給タンクと、該供給タンクの下方に少
    なくとも供給タンクの内容積と同等以上の内容積を有し
    、かつ排出手段を内蔵し、下部にダンパを有する密閉構
    造の脱気タンクを備え、該脱気タンクには減圧装置を接
    続させると共に、該減圧装置との連通を遮断するための
    バルブと、大気導入するためのバルブを設け、これらバ
    ルブとダンパとを操作させるための制御装置を設けたこ
    とを特徴とする粉粒体の脱気減容装置。
  2. (2)脱気タンクと減圧装置の間にクッションタンクを
    併設した前記特許請求範囲第(1)項記載の脱気減容装
    置。
JP4120887A 1987-02-23 1987-02-23 粉粒体の脱気減容装置 Pending JPS63208429A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728701A (en) * 1980-07-24 1982-02-16 Tokuyama Soda Kk Method of filling bulky powdered body

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728701A (en) * 1980-07-24 1982-02-16 Tokuyama Soda Kk Method of filling bulky powdered body

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