JPS63203113A - シ−トクツシヨン用ベルト - Google Patents

シ−トクツシヨン用ベルト

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JPS63203113A
JPS63203113A JP62037056A JP3705687A JPS63203113A JP S63203113 A JPS63203113 A JP S63203113A JP 62037056 A JP62037056 A JP 62037056A JP 3705687 A JP3705687 A JP 3705687A JP S63203113 A JPS63203113 A JP S63203113A
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JP
Japan
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thread
belt
polyurethane elastic
threads
stretched
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JP62037056A
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井上 勇太郎
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  • Woven Fabrics (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用シートのフレームに張設してシート
クッションを保持するシートクッション用ベルトに関す
るものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)従来
から用いられている自動車用シートとして、そのフレー
ムにスプリングを張設し同スプリングの上にシートクッ
ションを保持するようにしたものがあるが、同スプリン
グを多数本使用するため、シート全体が重くなってしま
う。
これに対し、重量低減のために前記スプリングに代えて
、ゴム糸とポリエステル糸とを交互に配した経糸を緯糸
と製織して形成したベルトが開発されている。
ところが、平均気温が−20〜−30℃になる北海道等
の寒冷地では、前記経糸を構成するゴム糸が劣化し伸び
にくく、また復元しにくくなるため前記ベルトは弾性の
悪いものになってしまう。
そこで、前記ゴム糸に代えて耐寒性に優れたポリウレタ
ン弾性糸を用いることも考えられているが、同ポリウレ
タン弾性糸は通常の形態で使用すると復元性が悪く、一
度伸ばすと大きな残留伸びが生じて元の長さにまでもど
らないという性質があり、実用化には至っていない。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで、前記問題点を解決するため本発明は、予め伸長
された状態でカバリング糸が巻かれたポリウレタン弾性
糸と強度保持用糸とからなる経糸を、同経糸が伸長され
た状態で緯糸と製織してなるシートクッション用ベルト
を採用している。
(作用) シートクッション用ベルトは荷重がかかっていない状態
では、伸長した状態で製織されたポリウレタン弾性糸の
復元力が作用して若干量縮んでいる。このため、同シー
トクッション用ベルトは荷重がかかると伸びる。しかし
、経糸には強度保持用糸が使用されているので前記伸び
量は、同強度保持用糸により規制される。
経糸の一部を構成するポリウレタン弾性糸は、予め伸長
した状態でカバリング糸が巻かれているのでさらに伸長
しても残留伸びが小さく復元性がよくなっている。この
ため、前記シートクッション用ベルトは前記荷重が除か
れると、直ちにもとの長さにもどる。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜3図に従っ
て説明する。
本実施例のシートクッション用ベルト(以下、ベルトと
いう)1.は第2図及び第3図に示すように長尺状をな
し、その両端部のそれぞれは折り返してダブルスチッチ
等で強固に縫い合わされて取付孔2が設けられている。
同取付孔2には、コ字形をなし先端が直角に折り曲げ形
成された取付金具3が遊嵌されており、同取付金具3を
フレーム4に設けられた透孔に係止して前記ベルト1を
同フレーム4に張設することができるようになっている
第1図に示すように、前記ベルl−1は耐寒性に優れた
ポリウレタン弾性糸5及び強度保持用糸6が交互に配さ
れた経糸9に、1000〜6000デニールのポリエス
テル糸(本実施例では2000デニールのものを使用し
た)からなる緯糸7が、同経糸9が伸長された状態で製
織されて構成されている。
前記ポリウレタン弾性糸5は、予め5ooo〜4000
0デニールのポリウレタン弾性糸に荷重をかけて3.0
〜6.0倍の長さに伸長した状態のもので、その表面に
は50〜3000デニールのポリエステル糸からなるカ
バリング糸8が、比較的密に巻きつけられている0本実
施例では18000デニールのポリウレタン弾性糸に1
.7 kgの荷重をかけ伸長した状態のものに500デ
ニールのポリエステル糸を巻きつけた。
このように、予めポリウレタン弾性糸を伸長させておく
のは、一般にポリウレタン弾性糸は復元性が悪く、一度
引張られると大きな残留伸びが生じて元の長さより同残
留伸びの分だけ長くなってしまうのに対し、一度引張ら
れて残留伸びが生じたポリウレタン弾性糸は、再度引張
られたときには残留伸びが小さく復元性が良好になり、
この伸びが通常のゴムの残留伸びと同程度になるからで
ある。
また、前記ポリウレタン弾性糸5にカバリング糸8を密
に巻きつけるのは、製織工程中に綜絖等により同ポリウ
レタン弾性糸5に対して傷が付いて切れるのを防止する
ためと、製織後に同ポリウレタン弾性糸5が所定量以上
縮むのを規制するためである。なお、カバリング糸8と
してはポリエステル糸以外にもナイロン糸、ポリプロピ
レン糸等のフィラメント糸を用いることができる。
前記強度保持用糸6は1000〜6000デニールのポ
リエステル糸(本実施例では2000デニールのものを
使用した)から形成されており、引張り強度の優れたも
のである。同強度保持用糸6を使用するのは、ポリウレ
タン弾性糸5のみで経糸を構成すると、製織されたベル
ト1は必要以上に大きな荷重がかかったときに伸びすぎ
てしまうので、これを防止するためであり、同強度保持
用糸6によって前記伸びを規制するようにしている。な
お、ポリエステル糸に代えてナイロン糸を用いることも
できる。
次に、以上のように構成された本実施例の作用及び効果
について説明する。
本実施例のベルト1は、予め伸長されたポリウレタン弾
性糸5がさらに伸長した状態で製織されているため復元
力が作用し、荷重がかからない通常の状態では若干縮ん
でいる。このため、シートに乗員が着座したり、荷物等
を載せたりしてベルト1に対して大きな荷重をかけると
同ベルト1は伸びる。そして、このときの伸び量は強度
保持用糸6により規制される。
ベルト1から前記荷重が除かれると、ポリウレタン弾性
糸5の復元力により同ベルト1は直ちにもとの状態にも
どる。このとき、前記ポリウレタン弾性糸5は予め伸長
されることによって残留伸びを小さくしているため、シ
ートが底つき状態となることがない。
なお、前述した残留伸びが小さくなることを確認するた
め、次の表に示す実験を行った。同表は10c11のポ
リウレタン弾性糸(表では試料という)に荷重をかけて
3〜6倍の長さに伸ばした後、同荷重を除いたときの残
留伸びと、それらの残留伸びが生じたポリウレタン弾性
糸に再び荷重をかけて各々2倍の長さに伸ばした後、同
荷重を除いたときの残留伸びとの測定値を示す。
(注)測定はJIS、L、1095  A法に準じ、つ
かみ間隔10〔、引張速度30cm/minで試料を引
張った。
この表から、−回目の伸長時の残留伸びに比べて、二回
目の伸長時の残留伸びが極めて小さくなっていることが
わかる。
このように、本実施例のベルト1は大きな荷重がかかる
と所定量伸び、また同荷重が除かれると残留伸びが小さ
くもとの長さにもどり、さらにはこれらの性質を寒冷地
においても常温状態と同様に発揮するため、従来のスプ
リングと同様に自動車用シートに使用することができる
ばかりでなく、フレームに2本張設するだけですむので
同自動車用シートの部品点数を減少させ、ひいては重量
低減を図ることができる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば次のように具体化して実施することもでき
る。
(1)経糸9を構成するポリウレタン弾性糸5と強度保
持用糸6との配し方は両者を交互に配する以外にも、例
えばポリウレタン弾性糸5の3本に対して強度保持用糸
6を1本紀するというように、任意にそれらの組み合わ
せを変更することができる。こうすると、ベルトの弾性
を変えることができる。
(2)ポリウレタン弾性糸5に張力をかけて予め伸長さ
せておく量は、同ポリウレタン弾性糸5の硬さに応じて
変えることができ、例えば硬い場合には多く伸長させ、
また軟らかい場合には少し伸長させておくことが好まし
い。
発明の効果 以上詳述したように、本発明のシートクッション用ベル
トは寒冷地において劣化することがなく、またフレーム
に張設された最初の状態を維持するので自動車用シート
に使用することができ、さらに同自動車用シートの部品
点数の減少及び重量低減を図ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示すもので、第1
図は第3図のA−A方向の拡大縦断面図、第2図はシー
トクッション用ベルトをフレームに装着した状態の斜視
図、第3図はシートクッション用ベルトの取付部の要部
斜視図である。 5・・・ポリウレタン弾性糸、6・・・強度保持用糸、
7・・・緯糸、8・・・カバリング糸、9・・・経糸。 特許出願人          井上勇太部代理人  
弁理士       恩田博宣第1vA

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、予め伸長された状態でカバリング糸(8)が巻かれ
    たポリウレタン弾性糸(5)と強度保持用糸(6)とか
    らなる経糸(9)を、同経糸(9)が伸長された状態で
    緯糸(7)と製織してなるシートクッション用ベルト。 2、前記ポリウレタン弾性糸(5)と強度保持用糸(6
    )とは交互に配されている特許請求の範囲第1項記載の
    シートクッション用ベルト。
JP62037056A 1987-02-19 1987-02-19 シ−トクツシヨン用ベルト Granted JPS63203113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62037056A JPS63203113A (ja) 1987-02-19 1987-02-19 シ−トクツシヨン用ベルト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62037056A JPS63203113A (ja) 1987-02-19 1987-02-19 シ−トクツシヨン用ベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63203113A true JPS63203113A (ja) 1988-08-23
JPH055486B2 JPH055486B2 (ja) 1993-01-22

Family

ID=12486912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62037056A Granted JPS63203113A (ja) 1987-02-19 1987-02-19 シ−トクツシヨン用ベルト

Country Status (1)

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JP (1) JPS63203113A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1734163A1 (en) * 2005-06-16 2006-12-20 Maflex Italia S.r.l. An elastic weaved belt to sustain the human body
WO2007104507A1 (de) * 2006-03-14 2007-09-20 Gottlieb Binder Gmbh & Co. Kg Sitzbefestigungssystem sowie schlauchförmiges befestigungsband

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1734163A1 (en) * 2005-06-16 2006-12-20 Maflex Italia S.r.l. An elastic weaved belt to sustain the human body
WO2007104507A1 (de) * 2006-03-14 2007-09-20 Gottlieb Binder Gmbh & Co. Kg Sitzbefestigungssystem sowie schlauchförmiges befestigungsband

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Publication number Publication date
JPH055486B2 (ja) 1993-01-22

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