JPS6320297A - 宇宙における装置の防振・支持機構 - Google Patents

宇宙における装置の防振・支持機構

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JPS6320297A
JPS6320297A JP61165011A JP16501186A JPS6320297A JP S6320297 A JPS6320297 A JP S6320297A JP 61165011 A JP61165011 A JP 61165011A JP 16501186 A JP16501186 A JP 16501186A JP S6320297 A JPS6320297 A JP S6320297A
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space
electromagnetic suspension
acceleration
sensor
support mechanism
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栗林 宗孝
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、位置制御機能と振動吸収機能を有する、宇宙
における装置の防振・支持機構に関するものである。
[従来の技術] 宇宙の飛行物体上では、重力が地上に比べて著しく低い
ため、地上では製造できないような性能の優れた物質が
できるものと期待されている。しかし、飛行物体上でも
、人間活動や機械の動き等による振動が生じ、製造され
る材料の性質に悪影響を与えることがあるため、宇宙に
おける材料製造装置は、防振・支持機構を設け、飛行物
体上の製造装置に振動を極力伝えないようにすると共に
製造装置を飛行物体に支持させる必要がある。この防振
・支持機構としては、電磁サスペンションを用いること
が考えられる。
しかし、地上用としては、多数の応用例のある電磁サス
ペンションも、宇宙における装置の防振・支持機構に応
用した事例はない。
[発明が解決しようとする問題点] 宇宙における装置の防振・支持機構として上述の電磁サ
スペンションを適用することが考えられるが、宇宙にお
ける重力の加速度は、地上の重力の加速度に比べて、1
00万分の1程度であり、例えば、地上で100kgr
の重さの装置でも、宇宙では0.18r程度の重さしか
ないため、地上の防振・支持機構とは比較にならない高
精度で、= 2− かつ柔構造の防振・支持機構が必要である。
又、宇宙では、加速度の大きさや方向が変化するので、
一定の強さや方向をもつ力で、装置を支持して、バラン
スさせておくことはできない。
更に地上においては、地球方向への重力による力が強い
のに対して、宇宙では上下、左右の力の強弱が殆んどな
く、直角座標3軸にほぼ等方性があるため、地上とは異
なる考え方で防振・支持機構を開発しなければならない
本発明は、上述の実情に鑑み、宇宙における装置の防振
・支持機構の高精度化、柔構造化を目的として、なした
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、装置を支持するために直角座標3軸の方向に
配設した電磁サスペンションと、前記装置の加速度の方
向と大きさ或いは変位を検出するためのセンサーと、該
センサーからの出力信号を受けて前記電磁サスペンショ
ンに供給する励磁電流を制御する制御装置とで構成して
いる。
[作   用] 従って、本発明では、支持される装置の加速度の方向と
大きさ或いは変位をセンサーによって検出し、該センサ
ーからの出力信号によって、制御装置で電磁サスペンシ
ョンに流れる電流を制御して、該電磁サスペンションの
支持力を加減することにより、宇宙における微弱な定常
的加速度や大きさや方向が変化する振動加速度に対応し
て、被支持装置の支持と防振をなし得る。
[実 施 例コ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
第1図〜第3図は、本発明の一実施例である。
■は被支持装置、2は支持枠で、該支持枠2の直角座標
3軸方向に、前記被支持装置1を挾むように相対する3
組の電磁サスペンション3とセンサー4を配設している
。該センサー4は、被支持装置lの加速度の大きさと方
向又は変位を感知し、出力信号に変換して、制御装置5
へ伝送するようになっている。該制御装置5は、前記の
センサー4の出力信号を受けて、前記電磁サスペンショ
ン3に供給する励磁電流を制御して、前記電磁サスペン
ション3の支持・防振機能を制御するようになっている
前記電磁サスペンション3の詳細を、第2図及び第3図
により説明すると、電磁サスペンション3の永久磁石3
aは、前記被支持装置1側に取り付けられ、円筒型のS
極3a−1と、該S極3a−1の同筒型中心部に突設し
た棒状のN極3a−2で構成され、コイル3bは、前記
支持枠2側に固設され、円筒型の鉄芯に巻き付けられた
もので、前記永久磁石3aのS極3a−1とN極3a−
2の間に、遊動状態に挿入されている。
又、前記電磁サスペンション3は、前記コイル3bの巻
き付は方を均一にして、かつ前記永久磁石3aによりで
きる磁場の有効幅よりも、幅広く巻き付けである。
次に本発明の作動を第4図〜第7図をも参照しつつ説明
する。
宇宙では、質量中心からのずれや、僅かに残存する大気
の抵抗のために、完全な無重力環境は得られず、微弱だ
が定常的で一方向の加速度が存在し、又、宇宙基地のよ
うに機械設備を有しを入操作が行なわれる場合には、機
械設備の振動や人の動きによる振動加速度が発生する。
斯かる定常的加速度や振動加速度により被支持装置lが
動くと、第4図及び第5図に示すように、電磁サスペン
ション3の永久磁石3aとS極aa−+ 、N極3a−
2の相対的位置関係が変化する。
この位置関係の変化の際の加速度の大きさや方向又は変
位を各センサー4により感知し、各センサー4からの出
力信号を受けた制御装置5で、前記各センサー4に対応
するそれぞれの電磁サスペンション3に供給される励磁
電流iを、第6図に示すように一定強さに制御する。
前記電磁サスペンション3は、コイル3bの巻き付は方
向を均一にして、かつ前記永久磁石3aにより生じる磁
場の有効幅よりも幅広く巻き付けであるため、上述のよ
うに、永久磁石3aとS極3a−+ 、N極3a−2の
相対的な位置変化があっても、第6図のように励磁電流
iを一定に制御することで、重なりの変化(被支持装置
1の変位δ)のいかんに拘らず、各電磁サスペンション
3の被支持装置lに対する支持力Pは一定に保持せしめ
られる。
電磁サスペンション3は定常加速度を支持し、かつ位置
制御を行い、振動加速度に対しては非常に柔らかいバネ
(励磁電流i−0では、バネ定数は理論的には零)とし
て振動を吸収する。
上記実施例では、励磁電流iを一定に制御することでバ
ネ定数をほとんど0の極端に柔らかいバネとしてあつか
っているが、センサー4によって被支持装置1の変位を
検出するようにしそれに応じて、電流を変えてもよい。
例えば、励磁電流iを1−io+aδ(aは定数)とな
るよう制御すればバネ定数がaの任意の柔らかいバネも
作れる。この場合の支持力Pは変位δによって第7図に
示すように変化する。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得る
ことは勿論である。
[発明の効果] 本発明の宇宙における装置の防振・支持機構は、上述の
ような構造を有するので、宇宙の全方位に亘る微弱な加
速度の変化に対応した高精度で柔構造の支持・防振機能
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の宇宙における装置の防振・支持機構の
一実施例の説明図、第2図は本発明の宇宙における装置
の防振・支持機構の電磁サスペンションの部分の詳細図
、第3図は第2図の■−■方向矢視図、第4図及び第5
図は第3図の電磁サスペンションの永久磁石とS極、N
極の相対的な位置関係が変化した状態の説明図、第6図
は励磁電流が一定の場合の装置変位と支持力の関係を表
わすグラフ、第7図は励磁電流が変化する場合の装置変
位と支持力の関係を表わすグラフである。 1は被支持装置、2は支持枠、3は電磁サスペンション
、4はセンサー、5は制御装置を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)装置を支持するために直角座標3軸の方向に配設し
    た電磁サスペンションと、前記装置の加速度の方向と大
    きさ或いは変位を検出するためのセンサーと、該センサ
    ーからの出力信号を受けて前記電磁サスペンションに供
    給する励磁電流を制御する制御装置とで構成したことを
    特徴とする宇宙における装置の防振・支持機構。
JP61165011A 1986-07-14 1986-07-14 宇宙における装置の防振・支持機構 Granted JPS6320297A (ja)

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JP61165011A JPS6320297A (ja) 1986-07-14 1986-07-14 宇宙における装置の防振・支持機構

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JPS6320297A true JPS6320297A (ja) 1988-01-27
JPH0532280B2 JPH0532280B2 (ja) 1993-05-14

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ID=15804144

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342400A (ja) * 1989-03-15 1991-02-22 Erno Raumfahrttechnik Gmbh 宇宙飛行ミッション用のマイクロg平衡プラットホーム
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WO2002042154A1 (fr) * 2000-11-22 2002-05-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Mecanisme de soutien pour appareil de rotation en microgravite

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JPS6117741A (ja) * 1984-06-30 1986-01-25 Toshiba Corp フライホイ−ル装置

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US7126243B2 (en) 2000-11-22 2006-10-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Supporting mechanism of micro gravity rotating apparatus

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JPH0532280B2 (ja) 1993-05-14

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