JPS63200886A - 防藻用浮遊体 - Google Patents
防藻用浮遊体Info
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- JPS63200886A JPS63200886A JP3265387A JP3265387A JPS63200886A JP S63200886 A JPS63200886 A JP S63200886A JP 3265387 A JP3265387 A JP 3265387A JP 3265387 A JP3265387 A JP 3265387A JP S63200886 A JPS63200886 A JP S63200886A
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- water
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は食品加工工場をはじめとする種々の製造工場の
貯水槽、浄化槽、廃水処理槽、ろ過槽などに用いられる
防藻用浮遊体に関する。
貯水槽、浄化槽、廃水処理槽、ろ過槽などに用いられる
防藻用浮遊体に関する。
（従来の技術とその問題点）
近年、河川が汚染され九ため河川水を原水とする製造工
場などでは貯水槽や浄化槽に藻が発生しやすくなってい
る。更に水資源の不足から工場排水を循環使用すること
が多くなっているが、この場合は特に藻の繁殖が著しく
、浄化槽を通しても藻類は微細なため鏡層をそのまま通
過してしまい除去されることなく繁殖しつづけ、配水管
が藻によシ目づまシをおこしたシ、水に悪臭がついたシ
する問題がおきている。このような状況において、鋼イ
オンが藻の発生防止に有効なことに着目して、水槽など
の内面に銅板を用いたシ、水中に硫酸鋼を溶解させたシ
する対策が講じられているが、前者には設備費が高価に
なる欠点があり、後者には水質管理が繁雑になるなどの
欠点がある。
場などでは貯水槽や浄化槽に藻が発生しやすくなってい
る。更に水資源の不足から工場排水を循環使用すること
が多くなっているが、この場合は特に藻の繁殖が著しく
、浄化槽を通しても藻類は微細なため鏡層をそのまま通
過してしまい除去されることなく繁殖しつづけ、配水管
が藻によシ目づまシをおこしたシ、水に悪臭がついたシ
する問題がおきている。このような状況において、鋼イ
オンが藻の発生防止に有効なことに着目して、水槽など
の内面に銅板を用いたシ、水中に硫酸鋼を溶解させたシ
する対策が講じられているが、前者には設備費が高価に
なる欠点があり、後者には水質管理が繁雑になるなどの
欠点がある。
（問題点を解決するための手段および作用）本発明はか
かる状況に鑑みなされたもので、その目的は低コストで
管理が容易な防藻用浮遊体を提供することにある。即ち
、水に浮上する軽量物体の表面に銅または銅合金を付着
させた、全体の比重が１以下であることを特徴とする防
藻用浮遊体である。
かる状況に鑑みなされたもので、その目的は低コストで
管理が容易な防藻用浮遊体を提供することにある。即ち
、水に浮上する軽量物体の表面に銅または銅合金を付着
させた、全体の比重が１以下であることを特徴とする防
藻用浮遊体である。
上記において防藻用浮遊体は、比重が１より小さいので
常に水面に浮遊して、藻類が最も繁殖しやすい水面近傍
に銅イオンを溶出する。
常に水面に浮遊して、藻類が最も繁殖しやすい水面近傍
に銅イオンを溶出する。
銅イオンが藻の発生を防止する理由は銅イオンのもつ滅
菌作用によるものと考えられ、その濃度は銅量にしてα
３ｍｇ／を程度の微量で有効とされている。
菌作用によるものと考えられ、その濃度は銅量にしてα
３ｍｇ／を程度の微量で有効とされている。
本発明において軽量物体は比重が小さい程銅または銅合
金を多量に付着できるので好ましく、発泡ポリスチロー
ルや発泡ポリエチレンなどの発泡グラスチックまたはコ
ルクなどが適しているが、水に浮上する軽量物体表ら特
に限定するものでなく、その形状も任意のものでよい。
金を多量に付着できるので好ましく、発泡ポリスチロー
ルや発泡ポリエチレンなどの発泡グラスチックまたはコ
ルクなどが適しているが、水に浮上する軽量物体表ら特
に限定するものでなく、その形状も任意のものでよい。
上記の軽量物体の表面に付着させる銅または銅合金は純
銅に限らず、黄銅、Ｖ１丹銅など任意の銅合金でよい、
またその形状は粉体、微粒子、線、条、管など任意のも
のでよく、特に切粉などの屑を利用するのが経済的であ
る。
銅に限らず、黄銅、Ｖ１丹銅など任意の銅合金でよい、
またその形状は粉体、微粒子、線、条、管など任意のも
のでよく、特に切粉などの屑を利用するのが経済的であ
る。
軽量物体に銅または銅合金を付着させる方法としては、
接着剤による方法が一般的であるが、線、条などの場合
はこれを軽量物体に巻きつけて緊結する方法でもよく、
また管などの場合は、管などの中に軽量物体を嵌入させ
る方法でもよい。
接着剤による方法が一般的であるが、線、条などの場合
はこれを軽量物体に巻きつけて緊結する方法でもよく、
また管などの場合は、管などの中に軽量物体を嵌入させ
る方法でもよい。
本発明の浮遊体は錆付着量の多い側が、重力により常に
水面下に存在するので、銅が完全に溶出するまで使用で
き経済的である。
水面下に存在するので、銅が完全に溶出するまで使用で
き経済的である。
（実施例）
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
河川水を原水とする工場排水を浄化槽を通して浄化し、
これを貯水して循環使用する食品加工工場において、上
記浄化槽に本発明の防藻用浮遊体を用いてその効果を調
査した。
これを貯水して循環使用する食品加工工場において、上
記浄化槽に本発明の防藻用浮遊体を用いてその効果を調
査した。
浄化槽は内寸が１ｍ角・２ｍ高さのコンクＩＪ ＋ト製
でこの槽の下方には集水パイプが配置されていて、この
集水パイプの周囲には砂利層が槽の底部よりα５ｍの高
さに置かれており、その上に１ｍの厚さに砂層が置かれ
ている。
でこの槽の下方には集水パイプが配置されていて、この
集水パイプの周囲には砂利層が槽の底部よりα５ｍの高
さに置かれており、その上に１ｍの厚さに砂層が置かれ
ている。
工場排水は、送水樋を通ってこの浄化槽の上部よシ毎時
１０−の水量で供給され、集水パイプから貯水槽へ放流
された。浄化槽内の水位は砂上１０〜１ｌＯｃＷｌＯ間
に変化した。
１０−の水量で供給され、集水パイプから貯水槽へ放流
された。浄化槽内の水位は砂上１０〜１ｌＯｃＷｌＯ間
に変化した。
防藻用浮遊体は、直径５０簡の球状の発泡ポリエチレン
の表面にＶ１丹銅の切粉を約ＩＩＯｇｒ接着剤によシ付
着させたもので全体の比重は約α７で、これをｉｏｏ個
浄化槽の水面に浮遊させた。
の表面にＶ１丹銅の切粉を約ＩＩＯｇｒ接着剤によシ付
着させたもので全体の比重は約α７で、これをｉｏｏ個
浄化槽の水面に浮遊させた。
このような条件で工場排水を５ケ月間循環使用したのち
、浄化層内の藻の発生状況と銅イオン濃度を調べた。
、浄化層内の藻の発生状況と銅イオン濃度を調べた。
藻は浄化槽の壁面および水面などいずれにも発生してお
らず、また鋼イオン濃度は、銅量にして０６ｍｇ／ｌで
水質汚濁防止法に基づく排水基準を大巾に下廻る値であ
った。
らず、また鋼イオン濃度は、銅量にして０６ｍｇ／ｌで
水質汚濁防止法に基づく排水基準を大巾に下廻る値であ
った。
浮遊体は５ケ月経過後においても９Ａ丹銅の切粉の付着
状態などに変化はみられず、長期間使用できることが確
認された。
状態などに変化はみられず、長期間使用できることが確
認された。
防藻用浮遊体を用いない従来の場合は、浄化槽の壁面お
よび水面上にかなりの量の藻が発生しており、１ケ月毎
に槽から藻を除去する作業が行われていたが、本発明で
はそのような必要がなく、その有効性が認められた。
よび水面上にかなりの量の藻が発生しており、１ケ月毎
に槽から藻を除去する作業が行われていたが、本発明で
はそのような必要がなく、その有効性が認められた。
本実施例では食品加工工場の浄化槽に用いた場合につい
て説明したが、下水、し尿等の生活排水や家畜飼育排水
を処理する浄水場にも使用でき、また浄化槽以外の送水
樋や貯水槽などに用いても同様の効果が得られる。
て説明したが、下水、し尿等の生活排水や家畜飼育排水
を処理する浄水場にも使用でき、また浄化槽以外の送水
樋や貯水槽などに用いても同様の効果が得られる。
（発明の効果）
本発明によれば、藻の繁殖しやすい水面近傍に銅イオン
が微量供給されるので、藻の発生を低コストで無公害に
効率よく防止することができ工業上顕著な効果を奏する
。
が微量供給されるので、藻の発生を低コストで無公害に
効率よく防止することができ工業上顕著な効果を奏する
。
Claims (1)
- 水に浮上する軽量物体の表面に銅または銅合金を付着さ
せた、全体の比重が１以下であることを特徴とする防藻
用浮遊体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3265387A JPS63200886A (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 防藻用浮遊体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3265387A JPS63200886A (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 防藻用浮遊体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63200886A true JPS63200886A (ja) | 1988-08-19 |
Family
ID=12364823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3265387A Pending JPS63200886A (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 防藻用浮遊体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63200886A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100340885B1 (ko) * | 2000-07-07 | 2002-06-20 | 정병천 | 합성수지재볼과 그물망을 이용한 수면차폐시스템 |
| CN101870528A (zh) * | 2010-05-27 | 2010-10-27 | 中国水产科学研究院黄海水产研究所 | 处理褐藻化工行业中含钙废水双碱沉淀法 |
| US10729138B2 (en) | 2013-07-04 | 2020-08-04 | Sha'ked Microbial Solutions Ltd. | Method of controlling water surface inhabiting pests |
-
1987
- 1987-02-16 JP JP3265387A patent/JPS63200886A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100340885B1 (ko) * | 2000-07-07 | 2002-06-20 | 정병천 | 합성수지재볼과 그물망을 이용한 수면차폐시스템 |
| CN101870528A (zh) * | 2010-05-27 | 2010-10-27 | 中国水产科学研究院黄海水产研究所 | 处理褐藻化工行业中含钙废水双碱沉淀法 |
| US10729138B2 (en) | 2013-07-04 | 2020-08-04 | Sha'ked Microbial Solutions Ltd. | Method of controlling water surface inhabiting pests |
| EP3016515B1 (en) * | 2013-07-04 | 2021-03-17 | Sha'Ked Microbial Solutions Ltd. | A method of controlling water surface inhabiting pests |
| US11019823B2 (en) | 2013-07-04 | 2021-06-01 | Sha'ked Microbial Solutions Ltd. | Method of controlling water surface inhabiting pests |
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