JPS63200136A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ４１発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は１画像観察装置・複写装置などに用いられる照
明装置に関する。

〔従来の技術〕

マイクロフィルムリーグでは、フィルムをスクリーン上
に拡大投影するために、フィルムを照明する光源として
、一般にハロゲンランプを使用している。ハロゲンラン
プとは、その封入ガスに微量のハロゲンガスを添加した
白熱球のことである。タングステンフィラメントから蒸
発したタングステンは、ハロゲンガスと反応してタング
ステン−ハロゲン化合物を形成する。その化合物は熱対
流によってランプ壁面とフィラメントの間を浮遊し、タ
ングステンフィラメント付近に運ばれると高温の為、タ
ングステンとハロゲンガスに分解され、タングステンは
タングステンフィラメントに沈澱し、自由になったハロ
ゲンガスは、再び次の反応を繰り返し、一連のサイクル
すなわちハロゲンサイクルを形成する。

しかし、ランプ壁面の温度が一定（通常４００℃〜８０
０℃程度）に保たれていないと、ハロゲンサイクルが適
正に働かなくなり、ランプ壁面の黒化を早め、また、フ
ィラメント溶断によるランプ寿命の低下を招く等の問題
が生じる。よって、上記問題が生じないように、ランプ
冷却ファンによりランプ壁面の温度を常時一定の温度に
保つ必要がある。

ところで、観察者がスクリーン上に投影された像のコン
トラストを最適に出来るように、スクリーンの光量調整
機能を備えた画像観察装置においては、ランプ光量を変
化させなければならない、そのときランプ光量の変化に
応じて、ランプ壁面の温度も変化する為、これを常時一
定に保つ必要がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

一方前記の画像観察装置等においては、ｌｔ察者がスク
リーン上に投影された像のコントラストを最適に出来る
ように、スクリーンの光量調整機構を備えてランプ光量
を変化させるものである。その場合ランプ光量の変化に
応じてランプ壁面の温度も変化する為、常時一定の温度
に保てないという問題が生じている。

本発明は上記問題を解消して、ランプ光量の変化による
ランプ壁面の温度の変化を防ぐことを目的とする。

口１発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、ランプ光量を変化する手段と、ランプ冷却フ
ァンを備えた照明装置において、ランプ光量の調整操作
に連動してランプ冷却ファンの羽根の回転数を変化させ
る手段を設け、ランプ表面の温度をほぼ一定に保つこと
を特徴とした照明装置である。

（作　用〕 ランプ光量の変化に応じてランプ冷却用ファンの流量が
変化し、ランプの壁面温度を常にほぼ一定に保持する。

〔実施例〕

以下、本発明を図面により説明する。

第１図は本発明を適用した反射式マイクロフィルムリー
グの一例を示すもので、リーグ全体は中空の下部機箱ｌ
と、その上に脚２によって支持された箱型の上部機箱３
とから構成されている０機箱ｌ・３はプラスチック等の
絶縁性材料から構成されている・ 下部機箱１内には照明部機箱５０が引出し状に摺動出し
入れ可能に配置され、その中には照明用ランプ４、ラン
プ４からの光線を効率的に反射する球面ミラー５、断熱
ガラス６、コンデンサーレンズ７、コンデンサーレンズ
７を経た光線を上方のコンデンサーレンズ８に向けて反
射するミラー９及び照明部機箱５０内を冷却するランプ
冷却ファン１０が配設されている。２５は機箱１・３間
に支持腕２４により配置された投影レンズである。

上部機箱３は脚２に固定され、前面に観察開口１５をも
つ中空の箱型の形状を有している。

下部機箱ｌの上面１６には、カード状のでイクロフィル
ムすなわちマイクロフィッシュをその間に挾持する２枚
の平面ガラス板１９・２０を有するフィッシュキャリア
２１が前後左右に移動可能゛に配設され、その移動によ
り、マイクロフィッシュ内の任意の画像をランプ４から
の光線で照明される読取位置に配置することができる。

上部機箱３内にはミラー２２１反射タイプのスクリーン
２３が配設されており、スクリーン２３は、観察者が見
易いように水平面に対して２０’〜３Ｇ’の角度で創設
されている。スクリーン２３は布、或いは支持体に光拡
散塗料を塗布したものを使用する。

マイクロフィルムリーグの操作部（図示せず）には、ス
クリーン２３のコントラスト制御のためランプ光量ｊｌ
！ボリューム５１（第２図）が配設されている。

本発明は、上記のようなフィルム画像投影用の照明装置
において、光源４の光量を変化させたとき、それに応じ
て光源冷却用の風量を自動的に調整し、ハロゲンランプ
の温度を常に所定に保持するものである。

以下図面に示す実施例についてその構成を説明、する。

第２図はランプ４の光量調整ボリューム５１とランプ冷
却ファン１０の関係を示すもので、電源５２とスクリー
ンの光量調整ボリューム５１に対して、ランプ４とラン
プ冷却ファン１０を並列に配線しである。

次に動作について説明する。観察者がスクリーンの光量
を上げると、スクリーンの光量調整ボリューム５１の抵
抗が下がり、ランプ４・ランブ冷却ファン１０の入力電
源が変化し、ランプ４の壁面温度の上昇に応じてランプ
冷却ファン１０の回転が上りその送気流量も増加する。

また、観察者がスクリーンの光量を下げると、スクリー
ンの光量調整ボリューム５１の抵抗が上がり、ランプ４
６ランプ冷却フアン１０に流れる電流が減少し、ランプ
４の壁面温度の下降に応じてランプ冷却ファン１０の流
量も減少する。

第３図は他の実施例のブロック図を示すもので、光量調
整スイヮチ５３に入力した信号により、ランプ入力電圧
ランプ冷却ファン入力電圧を各々制御する回路５４・５
５を作動させて、ランプ光量・ランプ冷却ファンの流量
を変化させるものである。

また、ランプ周辺に光量検知センサ５６（第４図）、あ
るいは温度検知センサ５７（第５図）を配設し、それ等
センサの出力信号により、ランプ光量・ランプ冷却ファ
ンの流量を変化させるように構成しても良い。

なお本発明は、リーグ時のスクリーン光量調整を行う場
合だけでなく、ブイクロフィルムリーグプリンタにおい
て、プリント時にランプ入力電圧のコントロールを行う
場合においても適応する。

ハ１発明の詳細 な説明したように、ランプ光量の変化に応じてランプ冷
却ファンの流量を自動的に変化させることによって、ラ
ンプ光量の変化によるランプ壁面の温度の変化を防ぎ、
常に一定の温度に保つことが出来るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はマイクロリーグの全体図、第２図は本発明のラ
ンプの光量調整ボリュームとランプ冷却ファンの関係を
示す結線図、第３図乃至第５図は本発明の他の実施例の
ブロック図。 ４はランプ、１０はランプ冷却ファン、５１はスクリー
ンの光量調整ボリューム、５２は電源、５３は光量調整
スイッチ、５４はランプ入力電圧制御回路、５５はラン
プ冷却ファン入力電圧制御回路、５６はランプ光量検知
センサ、５７はランプ温度検知センナ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ランプ光量を変化する手段と、ランプ冷却ファン
   を備えた照明装置において、ランプ光量の調整操作に連
   動してランプ冷却ファンの羽根の回転数を変化させる手
   段を設け、ランプ表面の温度をほぼ一定に保つことを特
   徴とした照明装置。