JPS63196404A - 多段式エンドレスコンベヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、エンドレスの多段式クーリングコンベヤに関
する〇 従来の技術 プラスチックボトル等プラスチック成形容器の製造工程
において、成形機から排出される成形直後の容器はまだ
温かく柔らかいために表面の滑りが悪ろく箱詰が困難で
ある。また、次工程で仕上加工を施す場合、容器が変形
してしまうことがある口その為、成形直後の容器は室温
近くまで冷却させてから、次工程に供給することが好ま
しい。

従来、上記成形容器の冷却方法としては、１本のコンベ
ヤによる搬送ラインを長く形成したり、搬送途中に幅広
の貯留コンベヤ金膜けて該貯留コンベヤ上で所望時間貯
留するようにしたシして、次工程への供給時間を遅らせ
ることによって、その間での自然冷却を図るようＫして
いる。

しかしながら、一本のコンベヤを長く設けることは、そ
れだけ大きなスペースを必要とする。

マ念、幅広の貯留コンベヤを設けるものは、貯留コンベ
ヤ上で容器が密集するので、容器相互の接触による変形
が生じたり、っまり等による搬送不良が生じる等の問題
がある。

一方、省スペースを図るため、独立したエンドレスコン
ベヤを上下に多段に配量し、上段のエンドレスコンベヤ
から下段のエンドレスコンベヤＫＮＡ次被搬送物を移載
するものも知られている。しかしながら該方式の場合は
、コンベヤ間の乗シ継ぎで被搬送物の搬送が不安定にな
る等問題がある。他方、エンドレスコンベヤヲ螺線状等
多段式にし九クーリングコンベヤも、例えは食品製造分
野等で使用されている。従来知られでいる該多段式エン
ドレスクーリングコンベヤは、エンドレスの牽引チェー
ンで牽引されるネットコンベヤやスラットコンベヤ等で
構成されている。これらの従来の多段式コンベヤは、多
段の曲線移動管可能にする念めに、牽引チェーンとスラ
ット等の荷搬器との連結ｍａが複雑であシ、また金属性
のチェーンでけん引するので騒音や衝撃が激しく、さら
に潤滑油による汚れ等が発生し、メインテナンスも面倒
である。

発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記従来技術の欠点を解消する念めに創案さ
れたものでありで、運転騒音や衝撃がなく、搬送がスム
ーズであり、構造が簡略であり、潤滑油等による汚れも
なく、多段式で省スペースを図ることができるクーリン
グコンベヤに適した多段式エンドレスコンベヤを提供す
ることを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明の多段式エンドレス
コンベヤは、下段で被搬送物が搬入されジグザグ状に上
昇して上段で被搬送りＩＪｔ搬出する搬送チェーンを有
する多段式のエンドレスコンベヤであって、前記搬送チ
ェーンが、上下左右に屈曲自在なプラスチック製のエン
ドレスチェーンであり、回転駆動される駆動軸に所定ピ
ッチで多段に設けられ念駆動摩擦円板と、前記駆動軸に
子桁に立設され九従動軸に所定ピッチで多ＲＫ設けられ
た従動摩擦円板と、前記搬送チェーンを上段から下段に
案内するガイドロールと、前記搬送チェーンの戻り経路
に設けられたテンシ冒ナーロールとに掛け渡されてエン
ドレスに走行することを特徴とする構成を有するもので
ある。

作用 搬送チェーンは、テンシシナーロールニヨつて適度の張
力が与えられて緊張状態が維持され、各段の駆動摩擦円
板で摩擦駆動されて、下段より上段にエンドレスに走行
駆動される。下段で被搬送物が搬入享れ、被搬送物を担
持してジグザグ状に上段まで上昇し、上段で被搬送物を
搬出後ガイドロールによって垂直ＫＴＩＲに戻される。

搬送チェーンは各段で駆動摩擦円板で走行も勤されるの
で、長尺であるにも係わらず、搬送チェーンにかかる張
力は小さくてすみ、動きもスムーズである。ま念、プラ
スチック製の搬送チェーンであるから軽量であり、騒音
の発生もなく、無給油状態で使用することができる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面によシ詳細に説明する。

第１図は、本実施例のエンドレスコンベヤの搬送チェー
ンの流れを略図的に描いである。

図において、１け荷搬器である搬送チェーンであフ、第
３図に示すようにプラスチックで成形された一方に係合
凸部２、他方に係合凹部３を有する駒４を上下左右に屈
曲自在にエンドレスに連結してなる。５は駆動軸であり
、図示しないモーターにより適宜の伝動機構を介して回
転駆動される。７け前記駆動軸５と所定間隔をおいて立
設された従動軸である。８は前記搬送チェーン１を走行
駆動するための摩擦円板であり、第４図に示すようにそ
の外周部にウレタンゴム９をライニングしである。それ
により、搬送チニー７１との阜擦力を向上させると共に
緩衝性をもたせ衝撃と騒音を防止している。１０は前記
摩擦円板８と同様に構成された従動軸７に設けられる摩
擦円板である。前記摩擦円板８．１０は、駆動軸５及び
従動軸７に各々等ピツチで複数段固定されている。なお
、従動側は従動軸７を固定し、該固定従動軸に各摩擦円
板１０を回動可能に設けても良い。

１２．１３．１４け回動自在に軸受されたガイドロール
、１５はテンショナーロールである。

テンショナーロール１５は、第５図に示すように機枠１
６に摺動自在に設けられ念軸受に軸受された軸１７に回
動自在に設けられている。軸１７に先端に錘１８を取付
けた線材１９が固着され、錘１８の重力によってテンシ
ョナーロール１５を図において左方に引っ張り、搬送チ
ェーン１に張力を作用させて、搬送チェーンを常に緊張
させている。なお、本実施例では、テンショナーロール
を錘によって付勢しているが、スプリング又はエアーシ
リンダ等適宜の付勢手段が採用できる。

搬送チェーンは、以上の各摩擦円板及び各ロール間を無
端状に掛け渡され、走行駆動されるが、その途中は断面
−口状のガイドレール２０に案内支持されている。また
走行経路の被搬送物を搬送する経路においては、前記ガ
イドレール２０の上方両側に、被搬送物をガイドするガ
イド２１，２１’が設けられている。該ガイド２１．２
１′は、ガイドレール２０上に適宜間隔をおいて立設さ
れたガイド支柱２２．２２’に突出量調節可能に設けら
れた磯付ピン２３．２３’に固定され、被搬送物の大き
さに応じて間隔が調節できるようになっている。また、
前記ガイドレール２０は、第６図に示すように、機枠°
に突出支持されたレール受け２５に固定されている。

次に、搬送チェーン１の流れを説明する。搬送チェーン
１は、テンショナーロール１５によって適度の張力が与
えられ、緊張状態が維持されている。今、駆動軸５が回
転駆動されると、該駆動軸５に覗付けた摩擦円板８も一
体となって回転し、各段の摩擦円板８が各々搬送チェー
ンを摩擦駆動し、搬送チェーン１を走行させる。

搬送チェーンｌは矢印欠肉に進み、最下段の案内ロール
１４と摩擦円板８１間で機枠から側方に張り出すように
、前記ガイドレール２０によって案内される。該張り出
し部が被搬送物搬入部ａを構成し、成形機で成形直後の
プラスチックボトル等が図示しないコンベヤで搬送され
てきて、核部で搬入される。

その後、搬送チェーン１は、摩擦円板８．１０間を下段
より順に交互に掛け渡されて、被搬送物を担持して最上
段までジグザグに走行して最上段まで上昇する。その間
に、被搬送物は自然冷却される。

最下段の摩擦円板１０７から走行してくる搬送チェーン
１の摩擦円板８８側延長上には排出コンベヤ２７が設け
られており、被搬送物は摩擦円板８８に達すると排出コ
ンベヤ２７に移載され、次工程に搬送される。被搬送物
が除去された搬送チェーン１は、その後ガイロール１２
まで案内され、該案内ロール１２によって垂直下方に案
内され案内ロール１３に達し、テンショナーロール１５
を経由して案内ロール１４を経て再び供給部ａに戻って
循環する。

第８図及び第９図は、本発明のクーリングコンベヤの池
の実施例である。

本実施例装償においては、被搬送物の供給部＆は機枠側
方に張り出すことなく案内される最下段に設けられてい
る。またテンショナーロール３０ｔｉ、搬送チェーン１
が垂直下降する案内ロール３１．３２の略中間部に設け
られている。

その他の構成は前記実施例と同様な構成である。

以上のように構成された多段式エンドレスコンベヤは、
クーリングコンベヤとしての用途の他、通常のアキュム
レートコンベヤとしての用途等種々の用途に旋用される
ことが可能であり、その用途を限定するものではない。

効果 本発明の多段式エンドレスコンベヤは以上のように構成
され、次のような顕著な効果を奏する。

（１）荷搬器である搬送チェーンが上下左右に屈曲自在
なプラスチック製のエンドレスチェーンであるので、騒
音や衝撃が小さく、しかも無給油で使用できて油汚れが
ない。

（２）搬送チェーンの駆動が各段毎忙行われるので、搬
送チェーンにかかる張力が小さくて寿命が長くなり、し
かも摩擦駆動の念め従来の金属性チェーンによる噛み合
いＫよる衝撃がなく走行がスムーズに行われる。

（３）　　多段式であるので挾いスペースに一１％尺に
搬送チェーンを配置することができ、しかも長尺である
にも拘らずエンドレスで乗夕継いかない為、被搬送物の
搬送が安定している。

（４）　　搬送チェーンのテンシ１ナーは長尺にも拘ら
ず１個所で行なっているので、点検が容易・１　　　　
　′あ６゜

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の多段式エンドレスコンベヤの実施例を示
し、第１図は搬送チェーンの流れを示す概略正面図、第
２図はその上面図、第３図は搬送チェーンの一部モ面図
、第４図は駆動部の要部断面図、第５図はテーンシヲナ
ーの上面図、第６図ガイドレール受は部の側面図、第７
図はガイドレールの側断面図、第８図は池の実施例の搬
送チェーンの流れを示す概略正面図、第９図はその上面
図である。 １：搬送チェーン　５：駆動軸　７：従動軸８．１０：
ｌｉ擦内円板９：ウレタンゴム１２．１３．１４ニガイ
ドロール　１５：テンショナーロール　１８：鍾　１９
：線材２０ニガイドレール　２１．２１′：被搬物ガイ
）”２５：レール受け　２７：排出コンベヤ３０：テン
ショナーロール　３１．３２ニガイドロール　＆：被搬
送物搬入部 特許出願人　　東洋製ｌｌ医式、会社 （池１名） 出願人代理人　弁理士　佐　　藤　　文　　男（池２名
） 第１図 角 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）下段で被搬送物が搬入されジグザグ状に上昇して上
   段で被搬送物を搬出する搬送チェーンを有する多段式の
   エンドレスコンベヤであって、前記搬送チェーンが、上
   下左右に屈曲自在なプラスチック製のエンドレスチェー
   ンであり、回転駆動される駆動軸に所定ピッチで多段に
   設けられた駆動摩擦円板と、前記駆動軸に平行に立設さ
   れた従動軸に所定ピッチで多段に設けられた従動摩擦円
   板と、前記搬送チェーンを上段から下段に案内するガイ
   ドロールと、前記搬送チェーンの戻り経路に設けられた
   テンショナーロールとに掛け渡されてエンドレスに走行
   することを特徴とする多段式エンドレスコンベヤ。 ２）前記摩擦円板の外周部にウレタンゴムがライニング
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の多段式エンドレスコンベヤ。