JPS63190861A - 新規なグリシン誘導体及びその製造法 - Google Patents

新規なグリシン誘導体及びその製造法

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JPS63190861A
JPS63190861A JP62022658A JP2265887A JPS63190861A JP S63190861 A JPS63190861 A JP S63190861A JP 62022658 A JP62022658 A JP 62022658A JP 2265887 A JP2265887 A JP 2265887A JP S63190861 A JPS63190861 A JP S63190861A
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JP
Japan
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compound
formula
group
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Pending
Application number
JP62022658A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Ishizumi
石墨 紀久夫
Toru Terajima
徹 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd filed Critical Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式CI) H 〔式中、R5およびR2は各々が独立して水素原子また
は水酸基の保護基を示すか、あるいはR,とR2が一緒
になって置換又は、無置換のメチレンまたはエチレン鎖
を示す。R3は水素原子、カルボキシル基の保護基ある
いは金属カチオンを示す。〕 で表わされる新規な化合物およびその塩に関する。
モノアミン類神経伝達物質の一つであるl−ノルエピネ
フリンは生体の維持に不可欠の重要物資である。このl
−ノルエピネフリンの不足により生ずる種々の症状、疾
患に対してスレオ−8−(3’ 、 4’−ジヒドロキ
シフェニル)セリン(スレオ−DOPS)がプレカーサ
ー(補充)療法として有効であることが見出されている
。例えば、鈴木らの家族性アミロイドポリニューロバチ
−に於ける自律神経障害に対する研究〔日本臨床87.
8259〜8265(1979))や仏林らによるパー
キンソン病・に対する研究[Proc、 JapanA
cad、、 57. Ser、 B 851〜854(
1981)]に於いてその有用性が示されている。
さらに、非天然型のd−ノルエピネフリンに変換される
ことが知られているエリスロー3−(8’ 、 4’−
ジヒドロキシフェニル)セリン(エリスローDOPS)
は精神運動興奮を抑制し、除痛に有効であることが、森
、中嶋により示唆されている。(特開昭60−6742
0号公報)しかし、スレオあるいはエリスローDOPS
は、2個の不斉炭素を有するものの生体内で代謝され、
不斉炭素が1個のj−あるいはd−ノルエピネフリンへ
変換されてしまう。医薬品合成においては、有効とされ
る化合物に不斉炭素がある場合、その化合物を効率的に
得るには、不斉炭素の数が多くなると、飛躍的に困難に
なる。
したがって、生体内の代謝によって、消失する不斉炭素
を有する化合物を合成することは、活性物質の製造を考
えるとき、かなり無駄の多いことであると言える。
本発明の目的は、生体内で代謝をうけ、容易に、J−、
d−あるいは、dJ−ノルエピネフリンに変換され、か
つ前述のDOPSよりも不斉炭素が14vA少なく構造
が簡単で合成が容易なl−。
d−あるいはdi−ノルエピネフリンの新規な前駆体物
質(プレカーサー)である化合物(Ia)H を提供することにある。
本発明化合物は新規化合物であり、下記の方法で製造す
ることができる。
(1)  一般式(9) 〔式中、R4およびR3は各々が独立して水酸基の保護
基を示すか、あるいは、R4とR6が−Mになって、置
換又は無置換のメチレンまたはエチレン鎖を示す。〕 で表わされる化合物と、 一般式(8) %式%() 〔式中、R3は水素片子、カルボキシル牽の保論基ある
いは金属カチオンを示す。〕で表わされる化合物を不活
性溶媒中、反応させ、 υH 〔式中、R3+ R4およびR3は前述と同じ意味を示
す。〕 で表わされる化合物を製造した後、必要に応じて光学分
割し、適宜水酸基の脱保護反応することにより、 一般式(Ib) H 〔式中、R8は前述と同じ意味を示す。〕で表わされる
化合物を製造することができる。
上述の化合物(Ib)のカルボキシル基の保護基に各種
の脱保護反応を行い容易に、本発明の目的化合物である
化合物(Ia)を製造することができる。
(2)一般式間 H 〔式中、R4およびR5は、前述と同じ意味を示す。〕 で表わされる化合物と、 一般式■ H−C−COORs     VD 〔式中、R8は前述と同じ意味を示す。〕で表わされる
化合物、あるいは、その抱水体を、不活性溶媒中縮合さ
せることにより、一般式(ロ) H 〔式中、R31R4およびR5は前述と同じ意味を示す
。〕 で表わされる化合物を得て、不活性溶媒中、還元反応を
行うことにより、化合物■のイミノ基を還元し、化合物
(5)を製造することができる。
R1* R2+ R4あるいはR6において、用いられ
る水酸基の保護基は、水酸基を保護する目的で一般的に
用いられている保護基を適用することができ、例えば、
トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメ
チルシリル、t−ブチルジフェニルシリル等の置換シリ
ル基、例えば、メトキシメチル、メチルチオメチル、ベ
ンジルオキシメチル等のC!〜C5の低級アルコキシ、
C1〜C5の低級アルキルチオあるいはアラルコキシ置
換メチル基、例えば、ベンジル、p−メトキシベンジル
、p−ニトロベンジル、0−ニトロベンジル等の置換又
は無置換のモノアリールメチル基、例えばアセチル、ベ
ンゾイル等のアシル基、例えばベンジルオキシカルボニ
ル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、p−ニト
ロベンジルオキシカルボニル等の置換又は、無置換のモ
ノアリールメチルオキシカルボニル基、例えばメトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、2.2.2−トリク
ロロエチルオキシカルボニル等の、置換又は無置換のC
0〜C6の低級アルコキシカルボニル基、あるいはR1
とR2またはR4とRsが一緒になって、例えばメチレ
ン、エチレン、1,1−ジメチルメチレンl−フェニル
メチレン等の置換又は、無置換のメチレン又はエチレン
鎖を示すものが挙げられる。
R3のカルボキシル基の保護基として、特に限定するも
のではないが、例えば低級アルキル基、アルアルキル基
、アリール基が挙ケラれる。
ここで、低級アルキル基は、例えば、メチル、エチル、
l−プロピル、t−ブチル等の炭素数1〜5の低級アル
キル基が挙げられる。
アルアルキル基は、例えば、ベンジル基、p−ニトロベ
ンジル基、p−メトキシベンジル基、p−クロルベンジ
ル基等の置換又は無置換のモノアリールメチル基、ベン
ズヒドリル基等の置換又は無置換のジアリールメチル基
が挙げられる。アリール基は、例えば、フェニル基、p
−ニトロフェニル基等の置換又は無置換のフェニル基が
挙げられる。
金属カチオンは、例えば、アルカリ金属カチオン、アル
カリ土類金属カチオン等が、挙げられる。アルカリ金属
カチオンは、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム
等のものが好適であり、アルカリ土類金属としては、マ
グネシウム等のものが好適なものとして挙げられる。
一般式(6)と(至)の反応に用いられる不活性溶媒と
は例えば、エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル
系溶媒、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン系炭
化水素、メタノール、エタノール、イソプロパツール等
のアルコール系溶媒、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド、水等が挙げられるが、これらの任意の混
合溶媒を用いることもできる。
反応は加熱することにより促進させることができ、ある
いは、塩基を加えることによっても促進させることがで
きる。ここで使用される塩基としては、トリエチルアミ
ン、ピリジン、DBU等の有機塩基、ナトリウムメチラ
ート、カリウムt−ブトキシド等のアルコキシドアルカ
リ金属あるいは、水酸化リチウム。
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基が挙げ
られる。
一般式(5)の化合物の脱保護反応としては、通常の水
酸基あるいはカルボキシル基の保護基の脱離反応を用い
ることができ、例えば、還元的に脱保護反応を行う方法
が、好適なものとして挙げられる。脱保護に用いられる
還元反応において、使用される還元触媒としては、各種
の還元触媒を用いることが可能であり、例えば、好適な
ものとして、酸化白金等の白金系触媒、パラジウム−炭
素等のパラジウム系触媒が挙げられる。
また、還元反応に用いる不活性溶媒としては、たとえば
水、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
等のアルコール系溶ts、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香
族炭化水素系溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶媒、ア
セトン等のケトン系溶媒、及びこれらの任意の混合溶媒
を用いることができる。反応の進行を促進するために塩
酸、硫酸等の酸を反応液に加えることもできる。その反
応温度、水素圧に関しては、加温加圧条件下も可能であ
るが、常温常圧条件で充分反応は進行し、場合によって
は、冷却下で行なうこともできる。
一般式(ト)と■の化合物を縮合させる反応において、
使用される不活性溶媒とは、ベンゼン。
トルエン等の芳香族炭化水素塩化メチレン、クロロホル
ム等のハロゲン系炭化水素、エーテル。
テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒が挙げられ、あ
るいは、これらの混合溶媒を使用してもよい。
反応は、加熱することによって促進させることができ、
あるいは、必要に応じて酸を加えることによっても促進
させることができる。ここで使用される酸としては、塩
酸、硫酸、リン酸等の無機酸、あるいはメタンスルホン
酸、パラトルエンスルホン酸1等の有機酸が挙げられる
縮合反応後に行なわれる還元反応としては、不活性溶媒
中、各種の還元剤を用いて反応を達成することができる
。ここで使用される還元剤としでは、例えば、水素化ホ
ウ素ナトリウム。
水素化シアノホウ素ナトリウム等の水素化ホウ素アルカ
リ金属類が挙げられる。さらに、酸化白金、パラジウム
等を触媒とする接触水素還元反応も用いることができる
。必要に応じて、さらに、通常用いられる水酸基あるい
はカルボキシル基の保護基の脱保護反応を用いて、目的
とする本発明化合物(Ia)を得ることができる。
本発明化合物において光学活性(D又はL)なN−〔2
−<:j、4’−ジヒドロキシフェニル)−2−ヒドロ
キシエチルコグリシン(Ia)は、そのDL体を光学分
割して得ることもできるし、式(5)で示される化合物
を光学分割操作に付し、0体とL体に分割した後、各々
を脱保護反応することにより、得ることもできる。
また、一般式間で示される化合物で、DL体。
0体、L体の任意の化合物を用いて反応させ、還元反応
、脱保護反応等を適宜、実施することにより、それぞれ
対応するDL体、0体、L体の(Ia)を得ることがで
きる。
本発明化合物であるN−[2−(8,4−ジヒドロキシ
フェニル−2−ヒドロキシエチルコグリシンは式(Is
)で示される様に不斉炭素1つだけの簡単な構造を有す
るがスレオ−DOPSと同様の生体内作用を示すことが
見出された。
即ち、N−(2−(8,4−ジヒドロキシフェニル)−
2−ヒドロキシエチルコグリシンはマウスに対してテト
ラベナジン(tetrabenazlne)投与により
生ずるブドウシス(pto*1m)及びハイポサーミア
(bypathermlm)に対し改善作用を示しその
強さはスレオ−DOPSと同程度であった。
このことはN−(2−(8,4−ジヒドロキシフェニル
)−2−ヒドロキシエチルコグリシンがD−アミノ酸オ
キシダーゼに対する基質となリノルエピネフリンに変換
され、このノルエピネフリンが薬理作用示したものと考
えられる。
一方、D−アミノ酸オキシダーゼに対する基質としては
N−(8,4−ジヒドロキシフェニル)グリシン等が既
に合成されている〔セイラー ニコラス、特開昭60−
189654号公報〕が、本発明化合物である、N−(
2−(8,4−ジヒドロキシフェニル)−2−ヒドロキ
シエチルコグリシンについては全く知られていない。
また、本発明の化合物(It)は必要により酸付加塩に
導くことができる。か\る塩の例としては例えば塩酸塩
、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩などの無機酸塩、酢
酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、りんご酸
塩、フマール酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩などの有機
酸塩などが挙げられる。
本発明の活性化合物である(Is)およびその薬学的に
許容される酸付加塩は、個々の必要性に適応した投与量
で経口的または非経口的に投与することができる。すな
わちその治療投与量を普通の投与形態、例えば錠剤、カ
プセル錠、シロップ剤、懸濁液等の型で経口的に投与す
ることができあるいはまたその溶液、乳剤、懸濁液等の
液剤の型にしたものを注射の型で非経口的に投与するこ
ともできる。
また、前記の適当な投与剤型は許容される通常の担体、
賦型剤、結合剤、安定剤などに活性化合物を配合するこ
とにより製造することもできる。また注射剤型で用いる
場合には許容されるIIti衝剤、溶解補助剤、等張剤
等を添加することもできる。
本化合物の投与量、投与回数は、投与形態あるいは治療
を要する疾病の病状の程度によって異なるが、例えば経
口投与の場合は成人1日当り0.1〜6tをl[または
数回に分けて投与することができる。
また静脈注射の場合は、成人1日当り0.1〜5yを1
回または数回に分けて投与することができる。
以下に本発明の実施例を掲げるが、本発明はこれら実施
例に限定されるものではない。
実施例1 &)N−[2−(8,4−ジベンジルオキシフェニル)
−2−ヒドロキシエチルコグリシンの製造 8.4−ベンジルオキシスチレンオキサイド15.8F
、グリシンのナトリウム塩15.22にエタノール18
0mJ、水20m1を加え、還流下21時間加熱する。
冷却後、反応液を水llに注ぐ。酢酸エチル400ml
で洗浄することにより、未反応の8.4−ジベンジルオ
キシスチレンオキサイドを除去する。水層ヲPH= I
 JC調整後酢酢酸−fル800m1.200mjで2
回抽出し、芭硝乾燥後溶媒を留去する。
残渣にアセトニトリル/水を加え不溶物を除去する。不
溶物はI R、NMRのスペクトルデーターよりN−(
1−(8,4−ジベンジルオキシフェニル)−2−ヒド
ロキシエチルコグリシンであった。p液を濃縮し、残渣
をアセトニトリル/エーテルより再結晶してN −(2
−(3,4−ジベンジルオキシフェニル)−2−ヒドロ
キシエチルコグリシンを得た。融点155℃(分解) NMRδ(d、−pMso) ;2.98 (dd、 
2H) 、 8.07(dd。
2H)、4.82(dd、 LH)、5.12(s、4
H)6.88 (dd 、 IH) 、 7.05(d
 、 IH)、7.09(d、IH)、7.2〜7.5
<m、IOH)(ppm)FD−Mass; 408(
M  +1)、889,319.91元素分析; C2
4H,、O,N−H2Oとして計算値:C67,75%
、 H6,40%、 N 8.29%実測値:C67,
84%、 H6,04%、N8.88%IR2”m:x
’3−1)” 88B0 、1720 、1600 、
1510 。
1450.14f30,1B80,1260゜1140
.1010.810 b)  N−(2−(8,4−ジヒドロキシフェニル)
−2−ヒドロキシエチルコグリシンの製造 メタノール100mJに、N−(:2−(8゜4−ジベ
ンジルオキシフヱニル)−2−ヒドロキシエチルコグリ
シン2.2F、濃塩酸数滴、5%PdPd−C10Oを
加えて、H2気流下室温で2時間攪拌する。反応液を濾
過し、NaOH水溶液でp液のPHを5.1〜5.2に
調整した。
析出する結晶をF取し、1.22の結晶を得た。
これを水より再結晶し精製されたN−[2−(8,4−
ジヒドロキシフェニル)−2−ヒドロキシエチルコグリ
シンを得た。
融点 218℃(分解) NMRδ(da〜DMSO);2.84(dd 、 2
H) 、 2.95(dd。
2H) 、4.66(dd 、 IH) 、6.57(
dd 、LH)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、およびR_2は、各々が独立して水素
    原子または水酸基の保護基を示すか、あ るいはR_1とR_2が一緒になって、置換又は無置換
    のメチレンまたはエチレン鎖を示す。 R_3は、水素原子、カルボキシル基の保護基または金
    属カチオンを示す。〕 で表わされる化合物及びその塩。
  2. (2)R_1、R_2およびR_3が水素原子である特
    許請求の範囲第1項記載の化合物及びその塩
  3. (3)2位の不斉炭素がR配置である特許請求の範囲第
    2項記載の化合物及びその塩。
  4. (4)2位の不斉炭素がS配置である特許請求の範囲第
    2項記載の化合物及びその塩。
  5. (5)2位の不斉炭素がRS配置である特許請求の範囲
    第2項記載の化合物及びその塩。
  6. (6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_4およびR_5は各々が独立して水酸基の
    保護基を示すか、あるいは、R_4とR_5が一緒にな
    って置換又は、無置換のメチレン またはエチレン鎖を示す。〕 で表わされる化合物に 一般式 NH_2CH_2COOR_3 〔式中、R_3は水素原子、カルボキシル基の保護基、
    あるいは金属カチオンを示す。〕 で表わされる化合物を反応させ、必要に応じて、光学分
    割し、脱保護反応することを特徴とする 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1およびR_2は、各々が独立して水素原
    子、または水酸基の保護基を示すか、 あるいは、R_1とR_2が一緒になって、置換又は無
    置換のメチレンまたはエチレン鎖を示 す。R_3は、前述と同じ意味を示す。〕 で表わされる化合物の製造法。
  7. (7)R_1、R_2、R_4およびR_5がいずれも
    ベンジル基である特許請求の範囲第6項記載の製造法。
  8. (8)R_3がナトリウムカチオンである特許請求の範
    囲第7項記載の製造法。
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