JPS6318728A - 音声符号化方式 - Google Patents

音声符号化方式

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JPS6318728A
JPS6318728A JP16069686A JP16069686A JPS6318728A JP S6318728 A JPS6318728 A JP S6318728A JP 16069686 A JP16069686 A JP 16069686A JP 16069686 A JP16069686 A JP 16069686A JP S6318728 A JPS6318728 A JP S6318728A
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博喜 内山
Wasaku Yamada
山田 和作
Masamitsu Suzuki
政光 鈴木
Yuichi Kadokawa
雄一 門川
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、音声符号化方式に関する。
[従来技術] 例えば、高速デジタル回線を用いて音声信号を伝送した
り、音声応答装置のために音声信号を蓄積および合成す
るなど音声信号をデジタル処理するとき、この音声信号
をなんらかの方法でデジタル信号に変換する必要がある
基本的には音声信号は周波数帯域が0.3〜3.4KH
zのアナログ信号であり、これをデジタル信号に変換す
るには、例えばサンプリング周波数8KHzで分解能が
8ビツトのアナログ/デジタル変換器で変換すればよい
(PCM(Pulse Code Modulatio
n)符号化)。
そして、このデジタル信号を元の音声信号に戻すには、
サンプリング周波数8KHzで分解能が8ビツトのデジ
タル/アナログ変換器でアナログ信号に変換し、さらに
ローパスフィルタを通して波形整形してやればよい、こ
のとき、アナログ/デジタル変換器およびデジタル/ア
ナログ変換器の分解能(すなわちPCM符号のビット幅
)が大きいほど再生した音声の品質が高い。
ところで、このようなPCM符号化された音声信号は1
秒あたりのビット速度(データ速度;以下ビットレート
という)が64Kbpsとなり、このように高いビット
レートの音声信号を伝送するには非常に高速な伝送路を
必要とし、また、かかる音声信号を蓄積するためには厖
大な記憶容量のメモリを必要とする。そこで、従来から
、音声信号のビットレートを低減するための種々の提案
がなされている。
その1つに、時系列的に隣接するPCM符号の差分を形
成する差分PCM符号化方式がある。この差分PCM符
号化方式は、音声波形の相関性に基づく冗長性を利用し
たものであり、隣接したサンプル間の値の変化が、多く
の場合ダイナミック・レンジの限られた範囲に含まれる
ことから、1サンプルあたりのビット数を低減すること
ができる。この差分PCM符号化方式をさらに進めた適
応差分PCM符号化方式の1つである、CCITT(国
際電信電話諮問委員会)勧告による適応差分PCM方式
(ADPCMf)では、32Kbpsのビットレートを
実現している。
この他には、音声信号の非定在性と線形予測可能性を利
用したAPC−AB(Adaptive Predic
tion Co−ding with Adaptiv
e Bit A11ocation)方式、または、音
声分析合成手法によるLSP(Line Spectr
umPair)方式などがある。
しかしながら、このようなADPCMf方式、APC−
AB方式およびLSP方式は、符号化および復号化の処
理が非常に複雑であり、それらを実現するための装置は
非常に高価なものとなるという不都合がある。
一方、放送衛星用の高品位なPCM音声伝送方式の1つ
に準瞬時圧伸方式がある。この準瞬時圧伸方式は、PC
M符号化された音声データを時系列に所定数ごとのブロ
ックに分割し、おのおののブロックにおける信号絶対値
の最大値に対応した最上位桁をあらわすスケールデータ
を識別し、その最上位桁を含む所定ビット数のデータを
符号データに整形するものであり、比較的符号化処理が
簡単で、かつ、容易に1サンプルのビット数を低減する
ことが可能である。しかしながら、このような準瞬時圧
伸方式は、効率的には充分なものではなt)。
そこで、この準瞬時圧伸方式の効率を改善する手法とし
てr差分PCM方式と準瞬時圧伸との結合」が考えられ
るが、一般に単に準瞬時圧伸を差分PCM方式に適用し
ただけでは、圧縮時の欠落ビットが伝送誤差を生じ、受
信側の積分器で誤差が累積して受信不能となる。
このような問題を解決する1つの方法として、[欠落ビ
ットのアキュムレーションによる差分圧伸PCM (D
C−PCM)J (高橋ほか、電子通信学会論文誌’8
4/10 Vol、J67−B No、10)が提案さ
れている。
しかしながら、この方法は15ピット程度の差分データ
を8ビット程度に圧縮する場合に有効であり、8ビツト
の差分データを3ビット程度に圧縮するような低ビツト
レートの符号化方式には適用できない。
すなわち、このような低ビツトレートの場合にはブロッ
ク間において音声波形の振幅が大幅に変化したときなど
ブロック間でスケール位置が大幅に変動することがあり
、そのためにアキュムレーションされている誤差信号の
方が伝送すべき有効なデータよりも大きな値となること
がある。かかる場合には、伝送すべきデータが誤差信号
に埋もれてしまい、適正なデータ伝送を実現できない。
[目的コ 本発明は、上述した従来技術の不都合を解決するために
なされたものであり、低ビツトレートで、簡単な処理に
より、高品質な音声を再現できる音声符号化方式を提供
することを目的としている。
[構成コ 本発明は、準瞬時圧伸のさいにもとまる圧縮データをそ
の量子化ビット内で原信号に最も近くなるように補正す
ることで、上記した目的を達成している。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
まず、本発明の原理について説明する。
例えば、第1図(a)に実線で示したような音声信号を
サンプリング周波数8KHzでサンプリングし、おのお
ののサンプルを8ビツトのデジタルデータ(PCM符号
)に変換し、このデジタルデータを準瞬時圧伸すること
を考える。ただし、スケール値の変動を防止するために
、このデジタルデータの最大値を6ビツトに制限する。
また、準瞬時圧伸の条件としては、1ブロツクを構成す
るサンプルの数は8、おのおののサンプルを3ビツトに
圧縮し、またスケール値を3ビツトであられすものとす
る。
なお、最大値が制限されて形成された6ビツトのデジタ
ルデータは、2の補数であられされたデジタルデータで
あり、最上位桁がサインビット(正負を識別するための
符号ビット)である。
ここで、サンプル$1−#8のデジタルデータがそれぞ
れ第2図(a)に示したように得られたとする。
この8つのサンプルからなるブロックにおいて、その絶
対値が最大となるのはサンプル#1のデータであるから
、そのビットパタンの最上位桁の位置すなわちビット4
が準瞬時圧伸のスケール値[PO3に設定される。
そして、おのおののサンプル#1〜#8について。
このスケール位置よりも1桁上位桁のビット5から下位
3桁を伝送ビットすなわち符号データとして抜き出す。
したがって、符号データのMSB (最上位桁)には、
その符号データの正負の区別をあらわすサインビット(
符号ビット)が位置する。
この結果、同図(b)に示したように、準瞬時圧伸によ
る符号化データが得られる。すなわち、先頭3ビツトに
はスケール値it posのデータが配置され、それに
続いてサンプル#1〜#8において抜き出された3ビツ
トの符号データが順次配置される。
このとき、前述したDC−PCMを実現するために、符
号データに含まれない下位ビット(以下これを欠落ビッ
トという)のデータをサンプル毎に順次累算し、その累
算値に桁上がりを生じたときには符号データのLSBに
1を加算する。この場合には、「−」マークを付したサ
ンプル#3J648において、この加算が生じている。
このようにして、欠落ビットの内容が反映された符号デ
ータが形成される。
この符号化データを復号して音声信号を再生するときは
、まず、先頭3ビツトの内容からスケール位置posを
識別する。
次に、後続するデータを3ビツトずつの符号データに順
次区切り、その符号データのMSBが、さきに識別した
スケール位置PO8よりも1桁上位桁に位置するように
、6ビツトデータのなかに配置し、その符号データより
も上位桁にはその符号データのMSBの内容(すなわち
サインビットの内容)を配置し、その符号データよりも
下位桁にはOを配置することで、6ビツトの差分データ
を伸張する(同図(c)参照)。
そして、この差分データを積算し、その積算値をデジタ
ル/アナログ変換してローパスフィルタで波形整形する
ことで、音声信号が再生される。
さて、このようなりC−PCHにより符号化されて再生
された音声信号は、第1図(b)に−点鎖線で示したよ
うに、同図に実線で示した元の音声信号よりもレベル的
に下の位置で変化し、したがって、このように1サンプ
ル当りのビット数が少ない低ビツトレートの音声信号(
符号化信号)に、DC−PCMを適用したとき、再生さ
れた音声信号の音質が劣化することがある。
このような音質の劣化を防止するには、符号化データを
復号して得たデータすなわち復号値が、元の音声信号に
より近づくように、おのおののサンプル点における符号
データを、その量子化ビット内で補正すればよい。
そのための1つの方法は、サンプル点毎に、符号データ
の復号値と、その符号データのLSB(最下位桁)に1
を加えたデータ(以下、加算符号データという)の復号
値のいずれがより元の音声信号に近いかを判別し、その
判別結果に基づいて当該サンプル点における符号データ
を選択するというものである。
例えば、第2図(b)のように形成された符号データに
対して、同図(d)に示したような加算符号データが得
られ、この加算符号データを復号すると同図(e)に示
したように復号値が得られる。
この加算符号データの復号値の積算値と、符号データの
復号値の積算値をそれぞれ元の音声信号と比較すると、
この場合には、サンプル#1については加算符号データ
の復号値がより元の音声信号に近いので、サンプルt1
2〜I8については符号値として符号データが選択され
、サンプル11については符号値として加算符号データ
が選択される。
その結果、第2図(f)に示したように、符号データが
補正され、同図(g)に示したように復号値が改善され
る。その状態を第1図(b)に二点鎖線で示す。
このような補正処理によって、元の音声信号により近い
音声信号を再生することができるようになる。
第3図は、本発明の一実施例にかかる音声符号化装置を
示している。この音声符号化装置は、上述した方法によ
って符号データを補正するものである。また準瞬時圧伸
の条件は、上述したものを用いている。
同図において、入力音声信号SSは、ローパスフィルタ
1によって帯域制限されたのちにアナログ/デジタル変
換器2に加えられて8ビツトのデジタル信号DSに変換
される。このアナログ/デジタル変換器2は、サンプリ
ング周波数が8KHzで直線量子化するものである。
デジタル信号DSは、1ブロツクをなす8サンプル分の
記憶容量をもつバッファメモリ3に蓄積されるとともに
、差分データを形成するための加減算器4のプラス入力
端に加えられている。
この加減算器4から出力される9ビツトの差分データD
Dsは、最大値制限回路5によって6ビツトの差分デー
タDDに変換される。このようにして差分データの最大
値を制限したのは1次のような理由による。
すなわち、差分データDDsをそのまま準瞬時圧□縮し
た場合、突発的に大きな差分データを含むブロックにお
いてはそれに対応した大きなスケール値が設定され、そ
のために他の小さな差分データに対する準瞬時圧縮後の
データの追従性が悪化する。その結果、復元した音声信
号が、聴覚上、ギクシャクした感じを与える。そこで、
このように差分データの最大値をある程度に制限するこ
とにより、このような聴覚上の問題を解決することがで
きる。また、アキュムレーションビットの大きさが伝送
ビットよりも大きくなることも防止している。
この差分データDDは、8サンプル分の記憶容量をもつ
バッファメモリ6、準瞬時圧縮のためのスケール値を設
定するためのスケール値設定部7および加算器8の一入
力端に加えられている。
この加算器8の出力はレジスタ9に加えられ、このレジ
スタ9の出力は加減算器4のマイナス入力端および加算
器8の他入力端に加えられている。
このようにして、最大値制限回路5によって6ビツトに
制限された差分データDDの積算値が加算器8によって
形成され、このデータが差分データDDsを形成するた
めの直前のサンプルのデータとして用いられている。
バッファメモリ6の記憶データは、サンプル毎に準瞬時
圧縮符号化する準瞬時圧縮部10および符号データに含
ま九ない欠落ビットを累算するアキュムレータ11に加
えられている。
スケール値設定部7は、最大値制限回路5から出力され
る差分データDDの連続する8サンプルのうち、最も絶
対値の大きいものを識別し、そのビットパタンの最上位
桁を判別してそのビット位置を3ビツトのスケールデー
タDKで出力する。
このスケールデータDKは、準瞬時圧縮部10、アキュ
ムレータ11、準瞬時圧縮部10から出力される圧縮差
分データDCを復号するための準瞬時伸張部12)加算
器13によって圧縮差分データDCのLSBに1が加算
されて形成された加算符号データDCmを復号するため
の準瞬時伸張部14、および、1ブロック分のデータを
所定の信号形式に整形するためのマルチプレクサ15の
一入力端に加えられている。
準瞬時圧縮部10は、バッファメモリ6から加えられる
6ビツトの差分データDDについて、おのおののサンプ
ル毎に、スケール値設定部7から加えられるスケールデ
ータDKがあられすスケール位置よりも1ビツト上位桁
をMSBとする3ビツトのデータを抜き出すとともに、
当該サンプルについて、アキュムレータ11から桁上が
り信号CCが入力されているときには、その3ビツトデ
ータのLSBに1を加え、それを圧縮差分データDCと
して加算器13゜準瞬時伸張部12およびセレクタ16
の入力端Bに出力する。
アキュムレータ11は、ブロックの開始毎にその内容が
クリアされるとともに、スケール値設定部7から加えら
れるスケールデータDKに基づいてバッファメモリ6か
ら加えられるデジタル信号DSのうち欠落ビットを識別
し、各サンプルについてその欠落ビットを累算してその
累算値桁上がりを生じたときには、桁上がり信号CCを
準瞬時圧縮部10に出力する。
準瞬時伸張部12は、スケール値設定部7から加えられ
るスケールデータDKに基づいて、準瞬時圧縮部10か
ら加えられる圧縮差分データDCを9ビツトの復号差分
データFDに復号し、この復号差分データDDを積分部
17に出力する。積分部17は、受入した復号差分デー
タFDを積算して復号データBDを形成し、この復号デ
ータBDを比較部18の一入力端およびセレクタ19の
入力端Bに出力する。
加算器13は、準瞬時圧縮部10から加えられる圧縮差
分データDCのLSBに1を加算した加算符号データD
Cmを形成してそれを準瞬時伸張部14およびセレクタ
16の入力端Aに出力するとともに、その加算結果とし
て桁上がりを生じた場合には、キャリ信号CYを形成し
てそのキャリ信号CYを比較部18に出力する。
準瞬時伸張部14は、スケール値設定部6から加えられ
るスケールデータDKに基づいて、加算器13から加え
られる加算符号データDCsを9ビツトの復号差分デー
タFDmに復号し、この復号差分データFDmを積分部
20に出力する。積分部20は、受入した復号差分デー
タFDmを積算して復号データBDmを形成し、この復
号データBDmを比較部18の他入力端およびセレクタ
19の入力端Aに出力する。
比較部18には、バッファメモリ3から原信号であるデ
ジタル信号O3が加えられており、このデジタル信号D
Sと復号データFDとの誤差、および、デジタル信号D
Sと復号データFDmとの誤差をサンプル毎に形成し、
前者が後者よりも小さい場合にはセレクタ16.19に
出力している選択信号SLを論理レベルしに設定し、前
者が後者よりも大きい場合には選択信号SLを論理レベ
ルHに設定する。
したがって、圧縮差分データDCの復号値がより原信号
に近い場合には圧縮差分データDCが、加算符号データ
DDmがより原信号に近い場合には加算符号データDC
a+がセレクタ16によって選択され、符号データDC
oとしてマルチプレクサ15に出力される。
また、ブロックの終了時点にセレクタ19によって選択
されている復号データFDあるいは復号データFDmが
、レジスタ9により、1つのブロックの処理を終了して
次のブロックの処理を開始する直前で、次のブロックの
最初のサンプルについて差分データDDsを形成するた
めの基準データとして取り込まれる。これにより、準瞬
時圧伸に特有な欠落ビットによる誤差の累積を、次のブ
ロックの最初のサンプルデータを形成するときに解消す
ることができる。
マルチプレクサ15は、第4図に示したように、スケー
ル値設定部7から出力されたスケールデータDKを先頭
に配置し、それに続いて各サンプルの符号データDCo
を順次配置して構成した信号を、1ブロック分の符号化
データDLとして形成して次段装置(例えばデータ伝送
装置あるいはデータ記憶装置等)に出力する。
なお比較部18は、選択信号SLを論理レベルHに設定
するときにキャリ信号CYを入力しているときには、そ
のときに設定したスケール値ではそのサンプルの符号デ
ータを表現できなくなると判断し、当該ブロックにおけ
るスケール値を1つ大きくするために再処理信号REを
スケール値設定部7およびマルチプレクサ15に出力す
る。この再処理信号REが出力されると、マルチプレク
サ15はそのときに入力された1ブロツクデータを出力
せず、また、スケール値設定部7は設定したスケール値
を1つ大きくした状態に変更する。これにより、同一ブ
ロックのデータについて、再度準瞬時圧縮の処理が実行
される。
このようにして、準瞬時圧縮部10から出力される圧縮
差分データDCが補正されて、符号化データDLとして
出力される。
第5図は、本発明の一実施例にかかる音声復号化装置の
一例を示している。この音声復号化装置は、上述した音
声符号化装置によって符号化された符号化データDLを
復号して音声信号を出力するものである。
同図において、例えばデータ受信装置あるいはデータ記
憶装置等の前段装置(図示略)から出力された符号化デ
ータDLは、デマルチプレクサ21に加えられ、おのお
ののブロック毎に、先頭の3ビツトがスケール値SCと
して識別されて準瞬時伸張部22のスケール値入力端に
加えられ、それ以外のコードデータ(圧縮差分データ)
は、準瞬時伸張部22のコードデータ入力端に加えられ
る。
準瞬時伸張部22は、加えられるコードデータを3ビツ
トずつに区切るとともに、9ビツトデータにおいて入力
したスケールデータSCに対応したビット位置にその3
ビツトのデータを配置し、そのコードデータよりも上位
桁には符号ビットの内容を、下位桁には0を配置して9
ビツトデータに伸張し、この9ビツトデータを積分部2
3に出力する。
積分部23は、順次入力される9ビツトデータを積算し
て音声信号の各サンプルにおける8ビツトの信号値を形
成し、これをデジタルlアナログ変換器24に出力する
デジタル/アナログ変換器24は、受入した信号値を8
K)lzの変換周波数で対応するアナログ信号(レベル
信号)に変換し、これをローパスフィルタ25に出力す
る。このアナログ信号は、ローパスフィルタ25によっ
て波形整形されたのち、再生音声信号として次段装置(
例えば音声出力装置等)に出力される。
このように、本発明にかかる符号化データを復号するた
めの音声復号化装置の構成は、非常に簡単なものとなる
。したがって、例えば、汎用の8ビツトマイクロプロセ
ツサを用いてこの音声復号化装置を実現することもでき
、コストを極く小さく抑えることができる。
ところで、上述した実施例においては、準瞬時圧縮部1
0が出力する圧縮差分データDCと加算器13が出力す
る加算符号データDCI11のおのおのに基づいて形成
した復号データBDとBDmを原信号と比較することに
より、圧縮差分データDCあるいは加算符号データDC
mのいずれかをサンプル毎に選択しているが、この選択
のための基準としては、復号データ以外のものを用いる
こともできる。
第6図は、本発明の他の実施例にかかる音声符号化装置
を示している。この実施例では、上記した選択のための
基準として、差分データDDを用いている。なお、同図
において第3図と同一部分および相当する部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
同図において、最大値制限回路5から出力される差分デ
ータDDは、その1ブロック分のデータがバッファメモ
リ3aに記憶され、このバッファメモリ3aの記憶デー
タが比較の基準信号として比較部18に加えられている
比較部18は、バッファメモリ3aから加えられる基準
信号と準瞬時伸張部12から加えられる復号差分データ
FDとの誤差、および、基準信号と準瞬時伸張部14か
ら加えられる復号差分データFDmとの誤差をサンプル
毎に形成し、前者が後者よりも小さい場合にはセレクタ
16に出力している選択信号SLを論理レベルLに設定
し、前者が後者よりも大きい場合には選択信号SLを論
理レベルHに設定する。
また、セレクタ16から出力される符号データDCoは
準瞬時伸張部31に加えられており、この準瞬時伸張部
31によってスケール値設定部7から出力されるスケー
ルデータDKに基づきサンプル毎に復号伸張され、積分
部32によってそれらが積算されて復号値が形成され、
この復号値は1ブロック分の処理が終了する時点で、次
のブロックの最初のサンプルを形成するための基準値と
してレジスタ9に取り込まれる。
この実施例によって形成された符号化データOLに基づ
いて音声信号を出力する音声復号化装置としては、第5
図に示したものと同一の音声復号化装置を用いることが
できる。
なお、上述した各実施例における各種定数(例えば処理
ビット数等)は、上述したものに限るものではない。
[効果コ 以上説明したように、本発明によれば、4!瞬時圧伸の
さいにもとまる圧縮データをその量子化ビット内で原信
号に最も近くなるように補正しているので、低ビツトレ
ートで、簡単な処理により、高品質な音声を再現できる
という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明の詳細な説明するための
波形図、第2図(a)〜(g)は本発明の詳細な説明す
るための信号配置図、第3図は本発明の一実施例にかか
る音声符号化装置の一例を示したブロック図、第4図は
符号化データの一例を示した信号配置図、第5図は音声
復号化装置の一例を示したブロック図、第6図は本発明
の他の実施例にかかる音声符号化装置の一例を示したブ
ロック図である。 l、25・・・ローパスフィルタ、2・・・アナログ/
デジタル変換器、3,3a、6・・・バッファメモリ、
4・・・加減算器、5・・・最大値制限回路、7・・・
スケール値設定部、8,13・・・加算器、9・・・レ
ジスタ、10・・・準瞬時圧縮部、11・・・アキュム
レータ、12.14,22.31・・・準瞬時伸張部、
15・・・マルチプレクサ、 16.19・・・セレク
タ、17,20,23.32・・・積分部、24・・・
デジタル/アナログ変換器。 第1図 (a) (b)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)PCM符号化された音声データのうち隣接するサ
    ンプル間の差分値を形成してその差分値を時系列に所定
    数ごとのブロックに分割し、おのおののブロックにおけ
    る差分値の絶対値の最大値に対応した最上位桁をあらわ
    すスケールデータを識別し、その最上位桁を含む所定ビ
    ット数のデータを符号データに整形して上記音声データ
    を圧縮するとともにその符号データに含まれなかった欠
    落ビットの積算値が桁上がりを生じたときには当該サン
    プルの符号データの最下位桁に1を加えてその符号デー
    タを補正する音声符号化方式において、上記符号データ
    の最下位桁に1を加えた加算符号データを形成し、この
    加算符号データの復号値と当該加算符号データに対応し
    た上記音声データとの誤差がその加算符号データに対応
    した上記符号データの復号値と当該符号データに対応し
    た上記音声データとの誤差よりも小さいときに当該音声
    データに対応した符号値として上記加算符号データを選
    択し、それ以外のときには当該音声データに対応した符
    号値として上記符号データを選択することを特徴とする
    音声符号化方式。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載において、前記差分値
    は、その絶対値の最大値が制限されることを特徴とする
    音声符号化方式。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載において、前記加算符
    号データが桁上がりし、かつ、この桁上がりした加算符
    号データが符号値に選択されたときには、前記スケール
    データを1つ増加させた状態で当該ブロックについて再
    度符号化処理を行なうことを特徴とする音声符号化方式
JP61160696A 1986-07-10 1986-07-10 音声符号化方式 Expired - Lifetime JP2521050B2 (ja)

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JP61160696A Expired - Lifetime JP2521050B2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10 音声符号化方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05107699A (ja) * 1991-04-10 1993-04-30 Audenried W Knapp グルコン酸を基本とする現像剤組成物

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JPH05107699A (ja) * 1991-04-10 1993-04-30 Audenried W Knapp グルコン酸を基本とする現像剤組成物

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JP2521050B2 (ja) 1996-07-31

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