JPS63182028A - 濃縮された水性の粒子スラリー用分散剤 - Google Patents

濃縮された水性の粒子スラリー用分散剤

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JPS63182028A
JPS63182028A JP62320166A JP32016687A JPS63182028A JP S63182028 A JPS63182028 A JP S63182028A JP 62320166 A JP62320166 A JP 62320166A JP 32016687 A JP32016687 A JP 32016687A JP S63182028 A JPS63182028 A JP S63182028A
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Japan
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hydrogen atom
dispersant
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titanium dioxide
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JP62320166A
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English (en)
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マリー・エイ・ピッコリン
ジヨン・シイー・ライトン
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Ingredion Inc
Original Assignee
National Starch and Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリル酸とアルケンスルホン酸とからなる低
分子量の水溶性テロマー共重合体を、濃縮された水性の
粒子スラリー用の、特に、二酸化チタン及びアタパルジ
ャイト用の分散剤として使用することに関する。
クレーや顔料のような粒子物質は種々の系で、例えばプ
ラスチック、ゴム、紙、肥料、除草剤、殺虫剤及び動物
飼料中の充填剤として、又は塗料、ゴム及び紙コーテイ
ング中の顔料として使用される。多数の使用に対して、
該粒子物質は輸送され、貯蔵され、及び/又は濃縮され
た水性スラリーとして適用される。一般的に、このスラ
リーの濃度は固形分約50乃至80重量%の範囲にある
。それ故、ポンプ処理、混合及び適用操作の間の処理を
容易にするために、スラリー粘度はできるだけ低くする
必要がある。有用な分散剤は好ましくは広範な使用範囲
にわたって安定な低スラリー粘度を提供することが可能
であるべきである(例えば、分散剤濃度が僅かに変動し
てもスラリー粘度にあまり影響がない等)。
アクリル酸−ビニルスルホネート共重合体は低固形分系
における分散剤として使用されている〔例えば、米国特
許第4457847号明細書(1984年7月3日にW
、ロレンク(Lorenc)らに付与)(ボイラー水硬
度を、カルボキシレート官能基を少なくとも30重量%
含有する水溶性アニオンビニルポリマー金属イオン封鎖
剤を用いて低下させる方法が開示されている)を参照の
こと〕。
日本国の論文rビニルスルホン酸ナトリウムからの共重
合体の分散体への応用J (The Dispersi
onApplications of Copolym
er from Sodium VinylSulfo
nate)、サカグチ及びナガセ(Sakaguchi
 andNagase)、工業化学雑誌、第69巻(1
966)には、低分子量のビニルスルホン酸ナトリウム
−アクリル酸ナトリウム共重合体を低固形分(例えば1
0%)のカオリンクレー及び炭酸カルシウムの水性スラ
リー用分散剤として使用することが記載されている。
オーストラリア国特許出願第37557/85(198
5年7月18日に公告)は次亜リン酸ナトリウム変性の
種々のアクリル酸共重合体を開示している。このコテロ
マーは一般にボイラースケール防止剤、金属基体用表面
コーティング組成物中の腐食防止剤として、及びカオリ
ンスラリー用分散剤として有用であると記載されている
特に高固形分顔料スラリー用に有用な分散剤はへキサメ
タリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム及びト
リポリリン酸カリウムのような無機のリン酸塩、並びに
ポリカルボン酸のナトリウム塩のような有機分散剤であ
る〔例えば、米国特許第3884871号明細書(19
75年5月20日にり、ヘルマン(Hern+an)に
付与)の記載を参照のこと〕、上記ポリホスフェートは
高固形分スラリーの製造中、最初非常に有効であるが、
熟成して又は僅かに上昇した温度にさらられて分散剤と
しての効果のないオルトホスフェートに戻り、その結果
スラリーは高粘度になる。
米国特許第3945843号明細書(1976年3月2
3日にり、ヘルティ(llelty)らに付与)にはメ
チルアクリレート−アクリル酸共重合体を炭酸カルシウ
ムのような紙コーテイング顔料の高固形分懸濁物用分散
剤として使用することが記載されている。末端がビスル
フィトのオリゴマーを二酸化チタンや他の粒子物質の高
固形分スラリー用分散剤として使用することが米国特許
第4004939号明細書(1977年1月25日にJ
、オブリエン(0’Br1en)らに付与)及び米国特
許第4177081号明細書(1979年12月4日に
R,デコリブス(DeColibus)に付与)に記載
されている。ヨーロッパ特許公告129329号明細書
(1984年12月27日に公告)にはスルホン酸基を
含み多分散性が1.5より低い低分子量のポリアクリル
酸ホモポリマー及びコポリマーが有用な顔料分散剤とし
て記載されている。
アタパルジャイトクレー、及び海泡石のような同様のク
レーの水性スラリーは上述したような高固形分レベルで
製造することはできない。これらのクレーの物理的構造
のため、固形分レベルが最高約30%のスラリーが製造
されているに過ぎない。このようなスラリー用の分散剤
としてはトリポリリン酸の、ビロリン酸の、及び上述の
安定性を欠いた他のポリリン酸の可溶性塩並びに重合体
のカルボン酸のナトリウム塩のような有機分散剤がある
〔米国特許第3901976号明細書(1975年8月
26日にH,ロス(Roth)らに付与)を参照のこと
〕。固形分含有量が30%より高い低粘度のアタパルジ
ャイトスラリーを提供し得ることは当該分野において重
要な改善として見なされている。
本発明の目的は高固形分の粒子懸濁物の分散方法を提供
することである。別の目的は粘度が低くかつ熟成後良好
な安定性を有する高固形分の粒子スラリーを提供するこ
とである。
上記のそして関連した目的は、式 %式% 〔式中、Rは (但し、aとbのモル比は約90 : 10乃至97:
3の範囲にあり、R3は水素原子又はメチル基であり、
R4はSO3X又はCHgSO3Xであり;そしてXは
水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はアンモ
ニウムである。) で表される単位を含むポリマー残基であり:R1は水素
原子又はR残基であり; R2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、アミン残基又は炭素原子数1乃至18のア
ルキル基である。〕 で表される低分子量の水溶性テロマー分散剤を使用する
ことにより50乃至80%濃度の粒子二酸化チタン顔料
の高固形分水性スラリーに改善された粘度安定性を与え
る改善方法において達成される。
本発明において意図された有用な二酸化チタン分散剤の
重量平均分子量は通常約1000乃至9000、好まし
くは4000乃至8500であり、そのアクリル酸とア
ルケンスルホン酸(好ましくはビニルスルホン酸)のモ
ル比は約95:5である。顔料の重量を基準として約0
.05乃至3%の、好ましくは0.05乃至0.5%の
範囲にある量でテロマー分散剤を使用することにより低
粘度の安定な高固形分顔料スラリーが提供される。
本発明の別の実施態様は約35%までの固形分のアバタ
ルジャイト又は海泡石と無機のリン酸塩分飲剤とを含有
する高固形分水性クレースラリーに、無機のリン酸塩の
50%以下が (但し、X% R″% R’ % a及びbは上述した
通りである。) で表される単位を含む低分子量の水溶性ポリマー分散剤
で置き換えられた場合、改善された粘度安定性が与えら
れるという改善方法に関する。このポリマー分散剤は好
ましくは式 %式% (式中、R,R1及びR2は上述した通りである。)で
表されるテロマー化合物である。
本発明において意図されている有用なりレー分散剤の重
量平均分子量は約1000乃至10000 、好ましく
は4000乃至9200であり、そのアクリル酸とアル
ケンスルホン酸(好ましくはビニルスルホン酸)のモル
比は約95:5である。本発明の方法によれば、全分散
剤混合物が、全クレー固形分を基準として、約0.05
乃至4%、好ましくは1.0乃至2.0%の範囲にある
量で使用されるように、無機のリン酸塩クレー分散剤の
一部(好ましくは10乃至25重量%)が上記分散剤と
置き換えられる。
本発明の分散剤混合物が使用される場合、無機のリン酸
塩又は上記ポリマー分散剤のみを含有するスラリーと比
較してより低いスラリー粘度の、より高い固形分レベル
(約35%までの固形分)で安定なアタパルジャイトク
レースラリーが提供される。即ち、このような分散剤混
合物により相乗効果が得られる。
本発明のテロマー化合物は次亜リン酸、その塩又は式 %式% (式中、R2は上述した意味を有する。)で表されるそ
のモノエステルの存在下にアクリル酸とアルケンスルホ
ン酸とを共重合することにより製造される。本発明にお
いて有用なこのアクリル酸−アルケンスルホン酸テロマ
ーの、アクリル酸とアルケンスルホン酸のモル比は約9
0:10乃至97:3、好ましくは約95:5である。
新規ではない上記重合方法は、米国特許第295793
1号明細書(1960年10月25日にり、ハミルトン
(Hami I ton )らに付与)に記載されてお
り、その記載は参考文献により具体化されている。
本発明において有用なアルケンスルホン酸はビニルスル
ホン酸、プロペンスルホン酸及びメチルプロペンスルホ
ン酸である。好ましくはビニルスルホン酸が使用される
当該テロマーは好ましくは反応媒体としての水と、モノ
マーの重量を基準として約1乃至15重量%、好ましく
は4乃至11重量%の範囲にある量の次亜リン酸ナトリ
ウムとを使用して製造される。
本発明において有用な低分子量のコテロマーを提供する
ことが可能ないかなる方法が使用されるとしても、好ま
しくは、水、次亜リン酸塩及びアルケンスルホン酸から
なる、はぼ77乃至80°Cの温度に加熱され、窒素雰
囲気下に維持された初期仕込物を使用する。次いでアク
リル酸及びラジカル反応開始剤溶液(好ましくは過硫酸
ナトリウム水)をある一定の期間にわたってゆっくりと
同時に添加する。その後、この反応物を反応が終了する
まで約80乃至85′Cの温度で維持する。製造される
コテロマーの固形分は一般に15乃至18%、好ましく
は40乃至50%である。
重量平均分子量が約1000乃至9000、好ましくは
4000乃至8500である上記のテロマー化合物は、
純粋な二酸化チタンを含有する高固形分二酸化チタン顔
料スラリー用の及び水和酸化物で処理された二酸化チタ
ン顔料用の分散剤として非常に有用である0本発明によ
るテロマー分散剤を使用している高固形分顔料スラリー
は熟成後安定な、改良された低粘度を示す。更に、この
コテロマーの使用範囲は、同様のポリアクリル酸テロマ
ー及び同様の分子量及びモノマー組成を有する非テロマ
ー共重合体により提供される範囲より広範である。この
ことは分散剤をある濃度範囲で含有する熟成スラリーの
平均粘度及びその処理範囲にわたってスラリー粘度が平
均粘度から変動する上限の粘度を調べることにより証明
される。
水性の二酸化チタンスラリー中で使用されるテロマー分
散剤の量は状況により変動し、スラリーにされる二酸化
チタンを製造するために使用された処理条件、その粒子
サイズ及びスラリーの固形分含有量のようなファクター
に依存している。通常、改善された粘度制御は、テロマ
ー化合物が顔料の重量を基準として約0.05乃至3%
、好ましくは0.05乃至0.5%の範囲にある量で使
用される時に達せられる。添加すべき正確な量は当業者
に既知の簡単なルーチン試験により求めることができる
本発明により開示されたテロマー分散剤は通常塗料調製
物中の極性溶剤として使用されるポリヒドロキシ化合物
(例えば、ジエチレングリコールのようなグリコール類
)と相溶性である。当該テロマーは、二酸化チタン顔料
と塗料用バインダーとを含む水性の塗料分散物に有用で
あるものとして適している。通常、固形分を少なくとも
50%含有する高固形分二酸化チタンスラリーは、高い
光沢の塗料となすためにバインダー又はバインダーラテ
ックスのような他の一般的な塗料成分と混合される。
上記コテロマー化合物は無機のリン酸塩とともに分散剤
混合物中に使用される時有用であり、アバタルジャイト
及び海泡石のようなりレーの高固形分スラリーに改良さ
れた粘度安定性を提供することが見出された。
テロマー化合物とポリリン酸塩との相乗作用のある混合
物を使用することにより、固形分レベルが35%(これ
は当業者により非常に高いと認められる)のアバタルジ
ャイトの水性スラリーは分散剤混合物のどちらか一方の
成分だけを使用したスラリーより低くかつ安定な粘度を
持つスラリーとして製造され得る。
分散剤混合物中の有用なコテロマーの重量平均分子量は
約1000乃至10000 、好ましくは4000乃至
9200であり、そのアクリル酸とアルケンスルホン酸
のモル比は約90 : 10乃至97:3、好ましくは
95:5である。
本発明において意図された有用な無機のリン酸塩分散剤
は可溶性のトリポリリン酸塩、ビロリン酸塩(例えば、
ビロリン酸四ナトリウム)、ポリメタリン酸塩(例えば
、ヘキサメタリン酸ナトリウム)及び他の通常使用され
るポリリン酸塩などである。好ましくはピロリン酸四ナ
トリウム(TSPP)が混合物中で使用される。
二酸化チタンスラリーを用いる場合、分散剤混合物の全
量及び使用される混合物成分の重量比は多くのファクタ
ーにより変動するが、当業者により容易に決定され得る
。通常、相乗効果は、使用される全分散剤混合物(無機
のリン酸塩約50乃至90重量%及びテロマー分散剤約
10乃至50%、好ましくは10乃至25%を含む)の
濃度が、クレーの重量を基準として0.05乃至4%、
好ましくはl乃至2%の範囲にある特待られる。
本発明によるテロマー化合物を使用した混合物はど存効
ではないが、同様の分子量及びモノマーモル比範囲のア
クリル酸−アルケンスルホン酸の溶液共重合体とともに
無機のリン酸塩を使用する相乗混合物はより低い粘度を
存する安定な高固形分アバタルジャイトスラリーを提供
するのに有用であることも見出された。
有用な共重合体は、例えば塊状重合、乳化重合、懸濁重
合、沈澱重合、又は好ましくは溶液重合のような技術を
使用するラジカル重合のような当業者に良く知られた通
常の手段を用いて製造され得る。通常の方法は米国特許
第3203938号明細書[1965年8月31にR,
バエクトールド(Baechtold)に付与〕及び米
国特許第4331792号明細書(1982年5月25
日にり、ゴレッタ(Goretta)に付与〕に記載さ
れた方法である。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに詳しく説明する
。実施例中、特に記載のない限り、全ての部及び%は重
量部及び重量%であり、全ての温度は摂氏度である。
次の試験方法が本発明で開示されたポリマー分散剤を評
価するために使用された。初期スラリー粘度が測定され
その結果が示されているが、この初期粘度は試験した分
散剤が有用であるか有用でないかを表しているに過ぎな
いと理解すべきである。熟成後の粘度は評価したそれぞ
れのポリマーの真の分散性をより表している。
ニ    ンスー+47 300dのステンレス鋼カップに10%濃度の分散剤ポ
リマー水溶液0.7乃至5.6ml、10%濃度の水酸
化ナトリウム水2.I Id及び蒸留水を加えて60 
mlの溶液とする。この溶液に二酸化チタン〔デュポン
(DuPont)製ティピュア(Tipure)901
)140gをゆっくりとかき混ぜながら加えスラリーと
なす。粒子固形分が70%のスラリーを、ペンシルヴエ
ニア州テンプル(Tea+ple)所在のプレミア・ミ
ル・コーポレーション製分散器上で2分間3000±1
100rpでかき混ぜる。その後このスラリーを100
mff1のガラスびんに注ぎ入れその粘度をスピンドル
#3を備えたブルックフィールドRVF粘度計を用いて
50rptmで測定する。このびんをおおい、スラリー
を120@F(49℃)の強制通風オ・−ブン内で全9
6時間静止熟成する。48時間及び96時間熟成後、粘
度を測定する前に試料を2回激しく揺動させ、粘度計は
測定前にスラリー中で3分間運転させておく。
ア パルジャイトスラリー    (狂方法300dの
ステンレス鋼カップに3.5%濃度のピロリン酸四ナト
リウム(TSPP)水0乃至32゜41d、14%濃度
の分散剤ポリマー水溶液O乃至4.5 d、10.5%
濃度の水酸化ナトリウム水2 ml及び蒸留水を加え、
130dの溶液とする。この溶液にアタパルジャイトク
レー〔エンゲルハード・ミネラルス・アンド・ケミカル
ス・コーポレーション(Engelhard Mine
rals and Chemicals Corp、)
製ドリリングクレー(Drilling C1ay) 
150370gをゆっくりとかき混ぜながら加えスラリ
ーとなす。粒子固形分が35%のスラリーを分散器上で
2分間3000±1100rpでかき混ぜる。その後こ
のスラリーを100−のガラスびんに注ぎ入れそのRV
Fブルックフィールド粘度をスピンドル#3を用いて5
0rρ−で測定する。このびんをおおい、スラリーを1
20°F(49’C)の強制通風オーブン内で全48時
間静止熟成する。次いで、再び粘度測定を行う前に試料
を2回激しく揺動させ、粘度計は測定前にスラリー中で
3分間運転させておく。熟成後の粘度が2000cps
 、未満である場合容認できるとみなされるが、最も好
ましい粘度は500cps、未満である。
実施例1 この実施例では本発明の実施に有用なコテロマー分散剤
の製造を説明する。
22の四ロフラスコに機械的攪拌器、温度計、凝縮器、
窒素パージ、フラスコ加熱用手段及び2個の添加漏斗を
備え付ける。このフラスコに水300 d、次亜リン酸
ナトリウム−水和物17.3g及び25%濃度のビニル
スルホン酸ナトリウム水60gを入れる。ゆっくりと窒
素をパージしながら内容物を加熱し77乃至80°Cで
維持する。その後、アクリル酸(285g)及び、過硫
酸ナトリウム7.5gを水70m2に溶解した溶液をそ
れぞれ2時間及び2.5時間にわたって同時に添加する
。この重合混合物をさらに2時間85°Cで保持し、次
いで室温に冷却する。得られた固形分28.8%のヒポ
ホスフィトコテロマー〔重合体A (Polymer 
A)3の、ゲル浸透クロマトグラフィーにより求められ
た重量平均分子量(M−)は9200であり、数平均分
子量(Mn)は3650であり、そして多分散性(Pd
=Mw/Mn)は2.55であった。
上記手順を用いて、本明細書中に例示された他のヒポホ
スフィトテロマーも製造された。
実施例2 この実施例ではアクリル酸とビニルスルホン酸の溶液共
重合体の製造を説明する。
実施例1のように装備された装置に水200mf。
イソプロパツール270g、過硫酸ナトリウム6.8g
及び25%濃度のビニルスルホン酸ナトリウム水80g
を添加する。内容物を加熱して還流する。加熱しながら
、アクリル酸380g及び、過硫酸ナトリウム13.3
gを水150 dに溶解した溶液を、それぞれ3時間及
び4時間にわたって同時に添加する。
この重合混合物を還流下にさらに1時間維持した後、イ
ソブタノールを蒸留により除去する。次いでこのポリマ
ー溶液を室温に冷却する。得られた固形分48.2%の
溶液共重合体〔重合体■ (Polymer I))の
1は7830、Mnは3240、そしてPdは2.42
であった。
上記手順を用いて、本明細書中に例示された他の溶液共
重合体も製造された。
実施例3 この実施例はで、本発明によるコテロマー分散剤が固形
分70%の二酸化チタンスラリーを効果的に分散できる
ことを説明する。このコテロマー分散剤と、実施例1に
より製造されたアクリル酸テロマー及び実施例2により
製造されたアクリル酸−ビニルスルホン酸ナトリウム共
重合体とを比較した。第1表に評価したポリマーの種類
を示す。
第1表 A    95:5ヒポホスフィトコテロ?−9,20
03,6502,55895:5ヒポホスフイトコテロ
マー       8.200 3.180 2.58
C95:5ヒポホスフィト:]テCI?−6,6002
,6002,53D    95:5ヒポホスフィトコ
fCI?−4,4001,7002,59E    9
5:5ヒポホスフイトコテロマー       4.1
50 2,210 1.88F    100:0ヒポ
ホスフイトテロマー        7.130 3.
710 1.920    IC1J:0ヒポホスフイ
トテロマー        5.920 3,220 
1.84H95:5i液共重合体          
   10,800 4,400 2.461    
95:5溶液共重合体              7
.&30 3,240 2.42J95:別容悦抜重合
体              ?、3110 3,0
80 2.38(al  全重合体はナトリウム塩の形
で評価された。
これらのポリマーは上述した二酸化チタンスラリー用分
散性試験により、粒子固形分を基準として0.05乃至
0.4%濃度で評価された。その結果を第2表に示す。
第2表 MIM伽)を含存するTie、スラリーのA(cl −
初期      80    76    68   
 92   14096IvvI306   224 
  160   160    76B  −初期  
    90    76    68    80 
  116−961&’Wl&    282   1
88   110    90    72C−初期 
     88    74    76    80
   120−郭時間後   190   136  
 116    90    76D  −初期   
  162   102    92   122  
 156−郭時間1   250   164   1
02   104   100E  −初p     
 230   210   230   280   
3t296Ifa172   144   120  
 126   136F(cl −初p      1
46   154    60   100   16
0−郭時間e    362   240   190
   260    70Q (c)−初p     
 2+4698   112   100   140
961−>10.000   250   162  
 130    84H(0) −初期      N
R19276108156−郭時w6     Nl2
   222   404   320   1081
 (cl −初Kll       NR202981
12te。
−%時間後    NR23627θ   292  
 150J (c)−初期      NR19013
6124160’B!fnz”fdk     NR2
30410490300(C)比較例 NRijIIIi1giiJ幅を円ωml)分散剤の濃
度を変化させた時にこれらのポリマーの、比較的一定の
粘度を有する安定した高固形分分散剤を提供する能力を
比較するため、96時間熟成後の粘度範囲を第2表に示
された結果から計算した。その結果を第3表に示す。
A ”        150±74 B         130±58 C113±23 D         132±32 E132±12 F ”        165 + 95G (”  
      167 + 83H(c′256±148 1 (cゝ       226±66J (c’  
      360 f 130(c)比較例 この結果は、重量平均分子量が9200未満のコテロマ
ー分散剤B、C,,D及びEが、同様の分子量のポリア
クリル酸テロマー並びに同様の分子量及びモノマーモル
比のアクリル酸−ビニルスルホン酸共重合体により提供
される粘度より有意差を持って低い粘度を広範な分散剤
処理範囲にわたって有する高固形分゛スラリーを提供す
ることを示す。
実施例4 この実施例ではアンモニウム塩の形で使用された時の本
発明のコテロマーの有用性を説明する。
コテロマ−D及びEを水酸化アンモニウムで中和し、上
述の分散性試験によりナトリウム塩の形のコテロマーと
比較する。この結果を第4表に示す。
第圭表 D−Na+塩(>#J])    240  200 
 194  260  280(田曜闘釦  窩   
1ヌ   1加   152   140D−N11.
°塩(>#J])    200  174  152
  174  20B(I時間後>   176   
140   86   90   94E−Na”塩 
C′gM)    230  210  230  2
80  312(胆曜隨船  172    庵   
1加   151あE Ra ”塩(朋)949210
41361(イ)(961&a)    96   6
2   64   66   76[a)  分散剤の
%4’!J!(ヒチタΔ固形分を基準としている。
この結果は、両コテロマーは高固形分の二酸化チタンス
ラリー用分散剤として有用であるが、アンモニウム塩の
形のテロマーはナトリウム塩の形のテロマーより優れて
いることを示す。
実施例5 この実施例では高固形分アタパルジャイトスラリー中の
無機のリン酸塩分散剤とともに混合物中にアクリル酸−
ビニルスルホン酸共重合体、特にそのヒポホスフィトテ
ロマーを使用する際の相乗効果を説明する。
このポリマーは単独で及び、粒子固形分を基準として1
.0乃至1.8%の全分散剤濃度で、TSPPとの混合
物として上述のアバタルジャイト用分散性試験により評
価された。
TSPPのみを使用した対照スラリーも同様に評価した
。結果を第5表に示す。
第旦表 コテロマ−13(cl 50:50 TSPP: :+7o?−B75:25 
TSPP:コテロマーB OS  測定不能(Off 5cale)  (>2,
000cμs、)この結果は相乗効果が無機のリン酸塩
の50%までを、特に10乃至25%を共重合体I及び
特にコテロマ−Bと置き換えた時に得られることを示す
実施例に の実施例において、コテロマーAは高固形分アタパルジ
ャイトスラリ用分散剤混合物中で評価された。このコテ
ロマーは単独で及びTSPPとの混合物として上述の分
散性試験により評価された。48時間熟成の代わりに、
スラリーを4日間熟成した。結果を第6表に示す。
第五表 11% 」」% 」1% 」1% l曳%5PP −用          344   310   1
128   448   830−4日後      
    1236   1810   1340   
1468   1350コテロマーA(3) 一初期           558   342  
 312   280   380−4日後     
      ososososos50:50 TSP
P: コテo?−、A−初期          27
6   164   160   190   220
−4日後           OS    1464
   1372    896    11r7275
:25TSPP:コテロマーA −初明           126   118  
 140   170   308−4日後     
     1532   1460   832   
780   1α℃[C)  全ての重合体はナトリウ
ム塩の形である。
QS Wf@(Off 5cale) C>2.000
cps、)二の結果は相乗効果が無機のリン酸塩の50
%までを、特に約25%を共重合体Aと置き換えた時に
得られることを示す。
上述した本発明の好ましい具体例、その種々の変更及び
改良は当業者には容易に明らかであろう。
従って、本発明の趣旨及び範囲は上記の開示に限定され
るものではなく、特許請求の範囲の記載によってのみ限
定されるものである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二酸化チタン約50乃至80重量%と、二酸化チ
    タンの重量を基準として約0.05乃至3%の式▲数式
    、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、aとbのモル比は90:10乃至97:3の範
    囲にあり、R^3は水素原子又はメチル基であり;R^
    4はSO_3X又はCH_2SO_3Xであり;そして
    Xは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はア
    ンモニウムである。) で表される単位を含むポリマー残基であり;R^1は水
    素原子又はR残基であり; R^2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
    アンモニウム、アミン残基又は炭素原子数1乃至18の
    アルキル基である。〕 で表される、重量平均分子量が約1000乃至9000
    である水溶性テロマー分散剤とを含むことを特徴とする
    高固形分の水性の顔料スラリー。
  2. (2)R^2が水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類
    金属又はアンモニウムであり;R^3が水素原子であり
    ;そしてR^4がSO_3Xである特許請求の範囲第1
    項記載の顔料スラリー。
  3. (3)R_3が水素原子であり;R_4がSO_3Xで
    あり;分散剤の重量平均分子量が4000乃至8500
    及びaとbのモル比が約95:5であり;そして当該ス
    ラリーが二酸化チタンを少なくとも約70%含有する特
    許請求の範囲第1項記載の顔料スラリー。
  4. (4)二酸化チタンの重量を基準として約0.05乃至
    0.5%の分散剤が存在する特許請求の範囲第1項記載
    の顔料スラリー。
  5. (5)二酸化チタン約50乃至80重量%と、二酸化チ
    タンの重量を基準として約0.05乃至3%の式▲数式
    、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、aとbのモル比は90:10乃至 97:3の範囲にあり、R^3は水素原子又はメチル基
    であり;R^4はSO_3X又はCH_2SO_3Xで
    あり;そしてXは水素原子、アルカリ金 属、アルカリ土類金属又はアンモニウムで ある。) で表される単位を含むポリマー残基であり;R^1は水
    素原子又はR残基であり; R^2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
    アンモニウム、アミン残基又は炭素原子数1乃至18の
    アルキル基である。〕 で表される、重量平均分子量が約1000乃至9000
    である水溶性テロマー分散剤とを含む高固形分の顔料ス
    ラリーを使用する工程を含むことを特徴とする、水、ポ
    リヒドロキシ化合物、バインダー及び二酸化チタンを含
    む水性の塗料分散物の製造方法。
  6. (6)無機のリン酸塩と、 ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、aとbのモル比は90:10乃至97:3の範
    囲にあり、R^3は水素原子又はメチル基であり;R^
    4はSO_3X又はCH_2SO_3Xであり;そして
    Xは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はア
    ンモニウムである。) で表される単位を含み、重量平均分子量が約1000乃
    至10000である水溶性ポリマー分散剤とを含む分散
    剤混合物を相乗効果量添加することを特徴とする、アタ
    パルジャイト及び海泡石からなる群から選択されるクレ
    ー固形分を、クレー固形分を約35%まで含有する水性
    系に分散させる方法。
  7. (7)R_3が水素原子であり;R_4がSO_3Xで
    あり;aとbのモル比が約95:5であり;無機のリン
    酸塩約50乃至90重量%とポリマー分散剤約10乃至
    50%とを含む分散剤混合物をクレー固形分の重量を基
    準として0.05乃至4%添加する特許請求の範囲第6
    項記載の方法。
  8. (8)上記ポリマー分散剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、aとbのモル比は約90:10乃至97:3の
    範囲にある。) で表される単位を含むポリマー残基であり;R^1は水
    素原子又はR残基であり; R^2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
    アンモニウム、アミン残基又は炭素原子数1乃至18の
    アルキル基である。〕 で表されるコテロマーであり、無機のリン酸塩約50乃
    至90重量%とポリマー分散剤約10乃至50%とを含
    む分散剤混合物をクレー固形分の重量を基準として0.
    05乃至4%添加する特許請求の範囲第6項記載の方法
  9. (9)R_3が水素原子であり;R_4がSO_3Xで
    あり;そしてコテロマーの平均分子量が4000乃至8
    500及びaとbのモル比が約95:5である特許請求
    の範囲第8項記載の方法。
  10. (10)コテロマーの重量平均分子量が約4000乃至
    9200及びaとbのモル比が約95:5である特許請
    求の範囲第9項記載の方法。
  11. (11)R_3が水素原子であり;R_4がSO_3X
    であり;当該クレーがアタパルジャイトであり、そして
    無機のリン酸塩がピロリン酸四ナトリウムであるような
    特許請求の範囲第8項記載の方法。
JP62320166A 1986-12-19 1987-12-19 濃縮された水性の粒子スラリー用分散剤 Pending JPS63182028A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102408713A (zh) * 2011-09-21 2012-04-11 镇江忆诺唯记忆合金有限公司 一种PANI-TiO2-ATP复合材料的制备方法

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