JPS63171553A - 細胞を採取し或は細胞を播種する装置及び方法 - Google Patents

細胞を採取し或は細胞を播種する装置及び方法

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JPS63171553A
JPS63171553A JP62265180A JP26518087A JPS63171553A JP S63171553 A JPS63171553 A JP S63171553A JP 62265180 A JP62265180 A JP 62265180A JP 26518087 A JP26518087 A JP 26518087A JP S63171553 A JPS63171553 A JP S63171553A
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cells
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reservoir
trough
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    • A61L27/50Materials characterised by their function or physical properties, e.g. injectable or lubricating compositions, shape-memory materials, surface modified materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般的には血管補綴術および患者の人体に移植
するためにこれら補綴を調製することに関する特に本発
明は提供者の血管から内皮細胞を採集し、これらの細胞
で血管補綴を接種し人体に補綴が受入れられやす(する
方法とキットとに関する。
(従来技術の説明) 血管外科の実践において、例えば動脈瘤やあるいは閉塞
のような血管系の欠陥は縫合吻合術により修正されるが
、縫合吻合術によって悪い部分は切開あるいは切除され
、そして補綴用血管グラフト(組織切片)と置換される
。該グラフトは移植され適所で縫合される。補綴用血管
グラフトの使用に係る1つの問題は前記グラフトの表面
に血栓があり、内皮で覆わなければ不安定であることで
ある。たとえば瞬間的といえどもグラフトでの血管の流
れを許すと、グラフトが完全に閉塞してしまうことがあ
りうる。内皮による裏打ちを追加することにより、血栓
がな(、修復および更新の可能なグラフトをつくる。
補綴血管グラフトを接種あるいは播種するために用いる
内皮細胞が該グラフトを受入れる患者の提供静脈から抽
出即ち採取される、過去において内皮細胞を採取する方
法は、典型的には頚静脈である患者の提供静脈片を倒立
させることを含んでいた。この方法においては、提供静
脈は剛性ロッド上で「内から外へ」回される。静脈は、
単一の層の内皮細胞と静脈のその下に位置する細胞との
間の結合を破戒する一対の酵素溶液中へ連続的に浸漬さ
れる。一旦細胞の結合が破戒されると、倒立した静脈は
媒体中で旋回され、そのため内皮細胞が遠心力により静
脈から分離される。細胞は再度懸濁され、補綴グラフト
を接種するために使用される。この方法は「補綴用グラ
フトに対する、酵素により生成され培養された細胞の内
皮播種」(Endothelial Leeding 
of EnzymaticallyDerived a
nd Cu1tured Ce1ls on Pros
theticGrafts”)と題して、1982年c
h38の生物学的バーケル他(Stanley、Bur
kel、et al)により説明され、ている。提供静
脈から内皮細胞を抽出するために二重酵素法(dwub
le enzyme proeess)が用いられてき
た。提供静脈は、内皮細胞の間の接続を破断するために
使用される、例えばトリプシンのような第1の酵素にお
いて培養される。前記血液は例えばコラゲナーゼのよう
な第2の酵素において浸漬される。前記酵素は次いで内
皮細胞の間に侵入し下に位置する静脈組織で接続部を侵
害する。
従来技術による方法における1つの問題は、この方法は
時間がかかり患者に挿入する播種された補綴血管グラフ
トを調製するまでに、提供静脈の抽出の間に約2時間か
かることが頻繁であることであった。別の問題は、細胞
の採取が手術室から離れた実験室において行われ、提供
者の静脈を手術室の殺菌した環境の外へ運び出す必要が
あることである。
従来技術による方法はまた、提供者の静脈を実験室まで
運ぶ必要があり、かつ内皮細胞懸濁物を手術室まで戻す
必要がある点で厄介である。提供者の静脈を倒立し、2
つの酵素を用いて細胞な抽出することも従来技術の方法
を厄介なものにさせている。
本発明の1つの目的は、手術室内において迅速、かつ効
率的に実施しうる、内皮細胞を採集し、かつ補綴血管グ
ラフトを播種するキットと方法とを提供することである
本発明の別の目的は簡単であって、誤りや汚染の余地が
少ない方法とその方法を実施するキットとを提供するこ
とである。
(発明の要約) 本発明による、補綴血管グラフトを播種する装置の一実
施例は、内皮細胞採取器と、補綴血管グラフトの播種器
と、温度制御エレメントと、および前記装置の諸要素の
各々を収容する支持構造体とを含む。
別の実施例における内皮細胞採取器は提供者の血管を安
定化する手段と、血管へ流体を導入する灌注手段とを含
む。本実施例の灌注手段は血管安定化手段へ取り付けら
れる。
本発明の別の実施例における補綴血管クラフトの播種器
は平坦面を有するカバ一部分と、前記平坦面の下方で突
出する接種トラフとを含む。前記トラフは端部が閉鎖さ
れており、そこに位置した血管補綴を収容するようにさ
れている。また、播種器は、カバ一部分と係合し、該カ
バ一部分を全体的に水平方向に支持するペース部分を含
む。前記ベース部分は接種トラフの下方に位置′したリ
ザーバを有する。リザーバは概ねトラフを囲み、少なく
ともトラフと共に延びている。
本発明の1つの方法においては、内皮細胞はまず血管を
安定させ、かつ血管の一端を閉塞することにより提供者
の血管から採取される。内皮細胞を採取するようにされ
た酵素が提供者の血管の内側へ導入され、その後血管の
残りの端部が閉塞される。培養期間の後、提供者の血管
の一端の閉塞が除去され、酵素と採取された内皮細胞と
が容器へ注入される。
本発明の別の方法においては、補綴血管グラフトが、ま
す内皮細胞の分別された懸濁物を提供することにより内
皮細胞で播種する。次いで、補綴血管グラフトが分別さ
れた懸濁物の一部によって培養され、該グラフトは培養
トラフ内に位置される。培養期間が終った後、前記グラ
フトは再び分別された懸濁物の残りの部分により培養さ
れる。
グラフトはトラフに置き変えられ、その元の方向から長
手方向に180度回転させられる。
(好適実施例の説明) 本発明の原理を理解しやすくするために、図に示す実施
例を以下参照し、かつそれら実施例を説明するために特
定の用語を用いる。しかしながら、その説明により本発
明の範囲が限定されるのでな(、また本発明が関係する
技術分野の専門家に通常想起される、図示キット装置や
方法の変更や修正ならびに本発明の原理の別の適用は本
発明の範囲に含む意図であることが理解される。
本発明の一好適実施例においては、内皮細胞採取器と補
綴血管グラフトの播種器とを含むキットが提供される。
第1図を理解すれば、細胞採取器10は球状部15に固
定された剛性ロッド11を含む。前記剛性ロッド11は
提供者の静脈に挿入され、かつ支持するようにされてい
る。剛性ロッド11は静脈の内壁を痛めることなく提供
者の静脈へ挿入しやすくするため自由端11aは滑らか
に丸くされている。球状部15の内部は中空で、該球状
部の壁を通じて連通ずる複数の灌注孔16を有する。前
記灌注孔16は、その孔から逃げる流体が剛性ロッド1
1に向かって導かれるように位置している。一実施例に
おいては、剛性ロッドの長さは125ミリで、直径は2
ミリであり、球状部15の断面外形は円形で最大外径は
6ミリ、である。また、灌注孔の組合せ面積は0.71
−である。
剛性チューブ17が剛性ロッド11とは反対側で直線的
に整合して球形部15に取り付けられている。前記チュ
ーブが球形部の内側と連通する。
第1a図に断面で示す6個の管腔を有する弾性チューブ
20は剛性チューブ17と球形部15とに干渉する。第
1と第20管腔21と22とはそれぞれ球形部の内側と
連通する、チューブ21C922Cおよび23Cはそれ
ぞれ管腔21,22゜23と合流し、3個の管腔を有す
るチューブ20に固定されている。前記チューブ2IC
と22Cとの自由端は弁、即ちこの場合リューアロツク
(Luer Lock)装置21a、22aとにおいて
それぞれ終る。前記リューアロツク装置は、図示してい
ない注射器とねじ係合するようにされている。
バルーン25が剛性ロッド11を円周方向で囲むように
該ロッドの端部に固定されている。6個の管腔を有する
弾性チューブ20における第30管腔23は剛性チュー
ブ17と球形部15とを通過し、バルーン25の内側と
連通ずる。前記チューブz3ρの自由端は吹込みポート
組立体、この場合上コック弁23aとリューアロツク装
置23bとを含む組立体において終っている。リューア
ロツク装置は、図示していない注射器とねじ係合するよ
うにされている。バルーン25は通常実線で示すへこん
だ状態であって、提供者の静脈に挿入するようにされて
いる。第1図において鎖線で示すふ(らんだ形状25a
において、バルーン25は提供者の静脈の内側と接触す
る。バルーン25は弾性であって、ふくらむと膨張形状
となり、かつ静脈の直径となるようにされている。本発
明の出願人によるある特定の適用例においてはバルーン
のふくらみ径は101ミリである。
採取器の剛性ロッド、球形部および剛性チューブは例え
ば塩びのようなプラスチックからつくられている。バル
ーンの材料は補強ラテックスであるが、ふくらんで静脈
の壁と適合しうるその他の何らかの類似の材料であって
もよい。
細胞採取器10は本発明による方法に用いられる。典型
的に頚静脈である提供者の静脈が患者から抽出される。
バルーン25を固定した剛性ロッド11は球形部15と
、剛性チューブ17の少なくとも一部が第2図に示すよ
うに提供者の静脈内に入るま−で提供者の静脈5へ挿入
される。静脈の端部5aは第3図に示すように、結紮糸
6により閉塞される、即ち剛性チューブ17に対してし
ばられる。
一旦静脈の端部5aが閉塞されると、内皮細胞を採取す
るようにされた酵素溶液が、ルユーアロツク21aと第
1の管腔21とを介して、図示していない注射器により
球形部15へ注入される。
本発明による方法の一形態においては、前記酵素はコラ
ゲナーゼである。酵素溶液7が複数の灌注孔16を介し
て球形部15から静脈5へ入る。酵素溶液が静脈へ導入
された後、バルーン25がふくらまされ、第6図に示す
ように静脈を広げ端部5bにおいて静脈を閉塞し、かつ
酵素を静脈内にとじ込める。ある量の酵素溶液がふくら
んだバルーン25aと静脈の内壁との間に捕捉される。
バルーンは止コック弁23aを開放し、注射器をリュー
アロツク装置23bと係合させることによりふくらまさ
れる。典型的には空気である注射器の中味がバルーンに
注入され、その後止コック弁が閉鎖する。
第4図に示す本発明の別の形態においては、バルーン2
5が第30管腔23、止コック弁23aおよびリューア
ロツク23bと共に細胞採取器から排除されている。静
脈5′の端部5a′と5b/とが、第6図において静脈
の端部5aに用いた結紮糸6′を用いて剛性ロッド11
′の周りで閉塞される。
酵素が、内皮細胞とその下の細胞層との間の結合を破断
するに必要な時間静脈内で培養するようにされる。今日
迄の本発明の出願人による方法においては、約10分間
で内皮取付は物体を酵素コラゲナーゼが消化してしまう
ようにされた。酵素と組合せた培養の間と較正した消化
時間との間静脈で37℃の温度を保つことにより内皮細
胞を上手に抽出できることが判明した。
一旦培養時間が終ると、提供者の静脈は例えば第5図に
示す遠心チューブ30のような容器内に位置され、バル
ーン25を、止コック弁23aを開放し、バルーン内の
空気を注射器へ抜(か、あるいはりューアロック装置2
3bから注射器を外し空気が自然に逃げれるようにして
へこませる。
バルーンがへこみ、結紮糸6が静脈の端5aを閉塞し続
けることにより、ルユーアロック装置22a。
チューブ22Cおよび第20管腔22を介して注射器に
より培養基が球形部15へ注入される。培養器はりュー
クロック装置21aと、チューブ21Cと、かつこの管
腔が球形部15と連通するので管腔21とを介して注入
し5ることが理解される。この場合、管腔22は細胞採
取器10から排除しうる。しかしながら、第20管腔2
2の1つの利点は培養基を入れた注射器を係合させるた
め酵素溶液を入れた注射器をリュークロック装置21a
から外す必要のないことである。酵素用の個別の管腔お
よび洗滌溶液とにより工程を早め、かつ事故の危険性を
低下させる。
培養基が静脈の内面から酵素と内皮細胞とを剥離即ち流
し出す。その結果得られた排出細胞懸濁物61が第5図
に示すように遠心チューブ30へ流入する。本実施例に
よる方法の一形態において、遠心チューブ、提供者の静
脈および細胞採取器は細胞採取の最終局面の間垂直位置
に支持されている。この位置において、排出懸濁物は重
力により遠心チューブへ流入する。次いで、前記懸濁物
を入れた遠心チューブは遠心機に位置され内皮細胞を酵
素溶液と培養基とから分離する。その結果得られた内皮
細胞のペレットが補綴血管グラフトへ接種するよう培養
基で再び懸濁される。培養基は例えばM−199でよい
本発明による細胞採取器と細胞を採取する方法の1つの
利点は、内皮細胞を採取するに要する時間が大きく低減
されることである。今日迄の本発明の出願人による方法
においては細胞採取過程は典型的には提供者の静脈の抽
出から内皮細胞と培養基との分別した溶液をつ(るまで
約20分を要した。本発明による方法では提供者の静脈
を倒立させる必要はない。本発明において用いられてい
る採取器は密閉系であ・るため空気中のバクテリヤ汚染
を制限する。
別の利点は全体の過程を手術の間に手術室で実施できる
ことである。本発明において開示されている方法は、提
供者の静脈が容器の間を運ばれないため手術室で容易に
実施できることである。
本発明の方法は、内皮細胞を抽出するために2系統の酵
素溶液を用いる必要がないためさらに簡略化される。本
発明の一系統の酵素による方法により酵素間の混乱の危
険性を低減させ、これは手術中の厳しい環境下で特に重
要な特徴である。本発明の出願人による試験では、バル
ーン25のふくらみにより提供者の静脈が拡張すること
は、内皮細胞の層における細胞の接続部を物理的に破断
することにより例えばトリジン/のような酵素に露出し
て細胞の接続部を化学的に破断する必要性を軽減させる
傾向がある。このように、内皮細胞を効果的に抽出する
ために2系統の酵素を使用する必要もない。
第6図の分解図を参押丁れば、播種器40はカバ一部分
50とペース部分60とを、含む、カバ一部分50は全
体的に長方形の平坦なプレート50aからなり、その中
にトラフ51が(ぼんで設けられている。トラフ51は
プレー)50a の周囲に隣接し概ねその長さにわたっ
て形成されている。
トラフの長さは補綴血管グラフトの通常80−90セン
チである典型的な最大長さに等しい。トラフの湾曲部5
1bは典型的な補綴血管グラフトの「可能半径」を許容
する方法とされ、そのため湾曲部51b においてトラ
フ51内に位置するグラフトがもつれたり、しわになら
ないようにする。
可能半径が7−8センチの通常のクラフトに対しては前
記湾曲部51bの曲率半径は7−8センチである。トラ
フ51は典型的な直径のグラフトを受入れるようにされ
ている。第7図に示すトラフの壁51aは断面が半円形
で補綴グラフトを受入れるよい切線の上側が平行である
。トラフの断面はグラフトがトラフ内で長手方向軸線の
周りを転び、その結果細胞取付は過程を阻害したり、グ
ラフト内の細胞分布を変えないようにする形状とされて
いる。この望ましい効果を提供する形状の1つは、幅が
グラフトの直径より極僅かに大きいトラフである。典型
的なグラフトに対しては、トラフの直径51Cは1セン
チで、トラフの深さ51dは1センチである。トラフ5
1の半円形部分の長手方向軸線は平坦プレー)50aと
全体的に平行の平面に位置するため、トラフは播種器の
使用時水平となる。使用中トラフ51を水平方向に保つ
ことにより補綴血管グラフトが内皮細胞懸濁液により均
一かつ完全に播種されるよう保証する。
平坦プレー)50aはその一個所の隔週(で円形開口5
3を有する。該開口53の直径は少なくとも1本の遠心
チューブを貫通挿入させるに十分な大きさである。肩部
55が開口53を囲み、かつプレー)50aに固定され
ている。前記肩55は切頭円錐形の面55aを有し、開
口53を介して該層と接触する流体を導き、該流体が播
種器の他の領域へ入らないようにする。rAJの領域が
平坦プレートの表面の残りの部分を占める。細胞採取器
、補綴血管グラフト、およびその他の医療装置を播種器
の使用中前記のrAJの領域に位置させることができる
再び第6図の分解図を参照すると、ペース部分60は全
体的に長方形の周囲の壁6Da と底壁60bとを含む
。第1のリザーバ61が前記の周囲の壁60aの内側に
形成されている。第1のリザーバ61は側方の周囲壁6
1aと底壁61bとを有し、第8図に示すように断面が
全体的に長方形である。第1のリザーバ61の深さはト
ラフ51を受入れ、第1のリザーバに入った流体がトラ
フを概ね囲むことができるような方法とされている。−
特定形態においては、リザーバの幅61Cは5センチ、
深さ61dは3センチである。第1のIJ サーバ61
はトラフ51の軌道を追従するのでその全長が第1のリ
ザーバ61内で囲まれる。第1のリザーバ61はトラフ
51より僅かに長X、ソ第2のリザーバ66がベース部
分の底壁60bと部分的に円筒形の壁63aとにより形
成されている。
第2のリザーバの寸法即ち半径と深さとは少なくとも1
本の遠心チューブを中に位置させて収容する寸法とされ
ている。第2のリザーバ63はベース部分60に、播種
器の2つの部分が係合されると、上部分50の開口56
が直接リザーバに入るようペース部分60に位置してい
る。第2のリザーバ63は第6図と第9図とに示すよう
に第1のリザーバ61と合流する。
オーバフローリザーバ64が円囲壁60aの一部と、底
壁60bと、周囲壁61aと部分的に円筒形の壁63a
とにより形成されている。
播種器が完全に組立てられると、壁60a、61aおよ
び63aの自由縁部が親密に当接して平坦プレート50
aの下側に密封固定され、第1.第2およびオーバフロ
ーリザーバ61,62および64に対してそれぞれ全体
的に漏れの無いシールを形成する。播種器の使用時、第
1と第2のリザーバ61と63とがそれぞれ流体で充た
され、これらリザーバからのオーバフロー分はオーバフ
ローリザーバ64へ導かれる。一対の通気孔57がトラ
フ51の各端において平坦プレー)50aに形成されて
いる。前記通気孔57は第6図と第10図とに示すよう
にトラフの内側にあり、かつ第11図において矢印rB
Jで示す流路が第1のリザーバ61から第1のリザーバ
の周囲壁61aを越えてオーバフローリザーバ64へと
形成される。通気孔57はそれぞれ抽気孔57aを有し
、リザーバへ注入された流体により押し退けられると空
気が逃げれるようにする。
本発明による播種技術は本発明の出願人によって fフ
IJ l、L、−P、エル、ボア アンドアンシエーツ
(W、L、Gore and As5ociates)
  によりGORE−TEXという商標で市販されてい
る材料からなるグラフトのようなポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)グラフトに対して用いられた。PT
FBグラフトはまずグラフトを予備凝固させグラフトの
隙間をシールすることにより播種に備えて調製する。次
いで、採集された内皮細胞の分別された懸濁物が調製さ
れる。
典型的には67℃の殺菌塩である予め温めたある量の流
体を開口53を介して、それぞれ第1と第2のリザーバ
61.63へ注入する。開口530周りの肩55により
流体が平坦プレート50aのrAJの領域へ偶発的に注
入されないよう阻止する。リザーバ61と66とは予め
測定した量の殺菌塩で充てんされるが、あるいは通気孔
57を介して流体がオーバフローリザーバ64ヘオーパ
フローするまで充てんすればよい。
予め凝固した補綴グラフトは典型的には注射器により内
皮細胞の分別した溶液で接種される。
今日までの本発明の出願人による方法ではグラフトは初
期分別弁の半分で接種される。第16図に示すように、
クラフト9は次いで、培養期間培養トラフ51に位置さ
れ内皮細胞がPTFEの表面に適正に接着できるように
する。今日までの方法においては培養期間は約10分で
あった。培養期間の後、グラフトは前記分別弁の残りの
部分で接種される。グラフトはトラフ内5NC再び置か
れ、最初の培養期間での方向から長手方向に180度回
転させられ、クラフトの周囲に内皮細胞が均一に分配さ
れるようにする。180度の回転により初期の培養期間
で上を向いていたグラフトの部分が下を向くようにする
。最終の培養期間の終了時PTFEグラフトを適所に縫
合できる。
播種器はグラフト内の内皮細胞の培養の間のグラフトの
適正温度を制御する。グラフトを67°C近くに保つこ
とにより内皮細胞のクラフトへの導入を向上させる。予
め温めた塩溶液により、たとえ手術室の温度が手術の間
典型的にそうであるように19℃程度であったとしても
クラフトの方は希望温度に保つ。グラフト播種の経過時
間は一般的に60分以下であるので、播種器のリザーバ
内の塩溶液は極僅かの温度低下があるのみである。
本明細書において開示の補綴血管クラフト播種器と播種
器を用いる方法の1つの利点は、グラフト播種過程を手
術室内で迅速かつ容易に実施しうろことである。熱媒体
として予め温めた塩溶液を用いることは簡単で、かつ手
術室環境内で手頃に利用しうる。約37℃の一定温度に
グラフトを保つことにより細胞の培養を促進する。本発
明の方法の簡便さと播種器の使用により事故の危険性を
低下させる。播種器の接種トラフの構造によりグラフト
が何ら転ばないようにし、そのためグラフト全体にわた
り内皮細胞の均一な播種を保証する。
播種器の第2のリザーバ63は培養即ち細胞の消化過程
の間細胞採取器を受入れるために使用される。予め温め
た塩溶液中に垂直方向に細胞採取器を懸吊することによ
り酵素反応が適正温度で発生することにより採取過程の
効率を向上させ、内皮細胞の産出を増加させる。採取過
程の間、採集器10は第12図に示す薄いU字形の安定
クリップ70により適所に保持される。第16図を参照
すれば、クリップ70は結紮糸6の近傍で球形部15に
隣接して栽取器10と係合する。前記クリップは水平方
向に延び、かつ播種器40の肩55の切頭円錐形面55
aに載置されることにより、第2のリザーバ63に入っ
ている塩溶液中に採取器10を懸吊する。
本発明の一実施例におけるキットは前述のように細胞採
集器と補綴血液グラフト播種器とからなる。前記キット
は血管を取換える必要のある場合手術室で使用可能の完
全内蔵型ユニットとして提供される。採集器、安定クリ
ップ、酵素および洗滌液、注射器およびその他の医療器
具は播種器のrAJの領域に収容されている。前記キッ
トの要素はそれらを前記領域に追加された装置あるいは
複数の成形された(ぼみに位置させることにより乱暴に
扱われないよう阻止できる。注射器は予め測定した量の
酵素や洗滌溶液で充てんし、本発明に記載の細胞採取器
を使用する方法を実施しやすいようにラベルを付してお
くことができる。キットの要素は手術室の無菌環境で安
全に使用するよう殺菌される。次いで完全なキットは非
滲透性の布で包み、プラスチックのライナでシールじて
殺菌されたキットを保護する。
前記キットの利点は、補綴グラフトを調製するに必要な
全ての要素を手の届きやすい個所に置いていることであ
る。前記キットは手術の間迅速、かつ効率的に手術室内
で使用できる。前記キットの要素と、これらを使用する
方法とは簡単であり、そのため細胞の採集やあるいは播
種過程の間混乱や事故の危険性はほとんどない。本発明
によるキットと方法とは、実験室を要したり、手術室外
の作業のような中間過程の必要性を排除する。本発明の
出願人のこれまでの方法では、前述したキットと方法と
を用〜・ることにより手術の全体時間を著しく短縮した
。提供者から除去し、グラフトが適所で縫合される直前
までの血管グラフト調製に要する全体時間は単に35−
40分であった。本発明によるキットと方法を使用する
ことは従来技術において要した1−2時間のグラフト調
製全体時間に対する向上を示している。この時間の短縮
による明らかな利点は手術室での環境において明らかに
顕著である。
本発明を添付図面ならびに前述の説明において図示し、
かつ詳細に説明してきたが、これは単に例示であって限
定的なものでない。好適実施例のみを図示し、かつ説明
してきたが、本発明の精神に含まれる全ての変更や修正
も本発明の範囲に入ることが理解される。
【図面の簡単な説明】 第1図は内皮細胞採取器を示す、本発明の一実施例の破
断側面図、 第1λ図は、3個の管腔チューブを示す、第1図の線1
&−1&に沿って視た拡大断面図、第2図は、提供者の
静脈内に挿入され、ふ(らませ可能バルーンをへこまし
た状態の、第1図に示す細胞採取器の破断側面図、 第6図は、バルーンをふ(らませた状態で示す、第2図
に示すように細胞採取器の一部を提供者の静脈内に挿入
した破断側面図、 第4図は提供者の静脈内に挿入した細胞採取器の代替実
施例であってふくらませ可能バルーンを有していない実
施例の一部の破断側面図、第5図は細胞採取器が遠心チ
ューブ内で垂直方向に懸吊されている一実施例の方法に
おけるある過程を示す破断側面図、 第6図は補綴血管グラフト播種器を示す、本発明の一実
施例の分解斜視図、 第7図は第6図の線7−7から、かつ矢印の方向に視た
カバ一部分の断面図であって接種トラフ、開口および肩
部を示す図、 第8図は第6図の線8−8に沿ってかつ矢印の方向に視
たベース部分の断面図であって、第1と、第2と、第3
のリザーバとを示す図、 第9図は第6図の線9−9に溢って、かつ矢印の方向に
視たペース部分の断面図であって、第1と、第2とおよ
び第6のリザーバを示す図、第10図は第6図の線10
−10に沿って、かつ矢印の方向に視たペース部分の断
面図であって、接種トラフとオーバフロー通気口とを示
す図、第11図は第10図に示すベース部分に接続され
るカバ一部分の断面図であって、オーバフロー通気孔を
介する第1と第3のリザーバの間の流路を示す図、 第12図は本発明の細胞採取器を支持するようにされた
安定クリップの上面図、および第13図は、補綴血管ク
ラフトと細胞採取器とが補綴血管グラフト播種器内に位
置している一実施例の方法におけるある過程を示す斜視
図である。 5・・・・・・提供者の静脈  6・・・・・・結 素
糸7・・・・・・酵素溶液    9・・・・・・グラ
フト10・・・・・・細胞採取器  11・・・・・・
剛性ロッド15・・・・・・球形部  16・・・・・
・灌注孔17・・・・・・剛性チューブ 20・・・・・・弾性チューブ 21,22.23・・
・・・・管 腔21c、22c、23c・・・・・・チ
ューブ23b・・・・・・ルユークロック 60・・・・・・遠心チューブ 61・・・・・・懸濁
物46・・・・・・播種器 50・・・・・・カバ一部分  50a・・・・・・平
坦プレート51・・・・・・ト ラ 〕    53・
・・・・・開 口55・・・・・・肩 部 60・・・・・・ペース部分  60a・・・・・・周
 囲壁60b・・・・・・底 壁    61・・・・
・・第1のリザーバ66・・・・・・第2のリザーバ 
64・・自・・オーバフローリザーバFig、6  °
°。 7゜−@巨巨巨巨巨 Fig、13 手続補正書 昭和62年11月19日 2)発明の名称 細胞を採取し或は細胞を播種する装置及び方法4、代理
人 6、補正の内容 別紙の通り (別紙) 特許請求の範囲を次の通りに訂正する。 「1)提供者の静脈即ち血管から内皮細胞を採取する装
置において、 血管を安定化する手段と、および 前記の血管安定化手段に取り付けられ、前記血管に流体
を導入する灌注手段とを含む細胞を採取する装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の装置において、前記
の血管安定化手段が前記血管に挿入するようにされた剛
性ロッドを含む、 細胞を採取する装置。 3)特許請求の範囲第1項に記載の装置において、前記
灌注手段が、 複数の灌注孔を有し、前記血管に挿入するようにされた
球形部と、 第1の端部において前記球形部に取り付けられ、該球形
部の内部と連通し、前記血管に挿入するようにされた剛
性チー−ブと、 前記剛性チューブを貫通し、その第1の端部で前記球形
部の内部と連通ずる第1の管腔と、および 前記第1の管腔の第2の端部における第1の弁手段とを
含む、細胞を採取する装置。 4)特許請求の範囲第3項に記載の装置において、前記
の血管安定化手段が、 前記血管に挿入されるようにした剛性ロッドを含み、 該剛性ロッドが前記の剛性チューブと軸方向に一致し、
かつ該剛性チューブと反対の方向において前記球形部に
接続されている細胞を採取する装置。 5)特許請求の範囲第3項に記載の装置において、前記
灌注手段がさらに、 前記剛性チューブを貫通し、その第1の端部で前記球形
部の内側と連通する第20管腔と、および 前記第2の管腔の第2の端部における第2の弁手段とを
含む、 細胞を採取する装置。 6)特許請求の範囲第5項に記載の装置において、前記
第1と第20管腔とがそれぞれの長さのほとんどの部分
にわたり一体化され、 前記第1の弁手段が注射器を係合するようにされた第1
のリューアロツク装置を含み、および前記第2の弁手段
が、注射器と係合するようにされた第2のりューアロッ
ク装置を含む、細胞を採取する装置。 7)提供者の血管から内皮細胞を採取する装置において
、 血管を安定化する手段と、 血管を閉塞する手段と、および 前記血管安定化手段に取り付けられ、前記血管へ流体を
導入する灌注手段とを含む、 細胞を採取する装置。 8)特許請求の範囲第7項に記載の装置において、前記
の血管を閉塞する手段が、 前記血管安定化手段に固定され、へこんだ状態で前記血
管へ挿入するようにされ、ふくらんだ状態で前記血管を
拡張させるふくらませ可能のバル−ンと、および 第1の端部において前記バルーンと連通し、加圧されて
流体が前記バルーンへ流入しうるようにする第1の管腔
とを含む細胞を採取する装置。 9)特許請求の範囲第8項に記載の装置において、前記
血管安定化手段が前記血管に挿入するようにされた剛性
ロッドを含み、および 前記のふくらませ可能なバルーンが前記剛性のロッドを
円周方向に囲み、かつ前記剛性ロッドの概ね長さに沿っ
て延びる、 細胞を採取する装置。 10)  特許請求の範囲第9項に記載の装置において
、前記のふくらませ可能バルーンが、ふくらむと前記血
管の広がった形状に一致しうる弾性材料からつくられて
いる、 細胞を採取する装置。 11)特許請求の範囲第9項に記載の装置において、前
記灌注手段が、 複数の灌注孔を有し、前記血管に挿入するようにされた
球状部と、 第1の端部で前記球状部に取り付けられ、前記球状部の
内側と連通し、前記血管に挿入するようにされ、さらに
前記剛性ロッドと軸方向に一致し、かつ前記剛性ロッド
に対して対向する方向に前記球形部に接続されている剛
性チューブと、前記剛性チューブを貫通し、第1の端部
において前記球状部の内部と連通ずる第20管腔と、お
よび 前記第2の管腔の第2の端部における第1の弁手段とを
含む、細胞を採取する装置。 12)特許請求の範囲第11項に記載の装置において、 前記第1の管腔が前記剛性チューブと前記球状部の前記
内側とを通過し、および 前記血管を閉塞する手段がさらに前記第1の管腔の第2
の端部に固定されたふくらませ用−一ト手段を含む、細
胞を採取する装置。 】3)特許請求の範囲第12項に記載の装置において、
前記ふくらませ用ポート手段が、 前記第1の管腔の第2の端部に固定された止コック装置
と、 前記止コック装置と係合するようにされ、かつ注射器と
係合するようにされた第1のリューアロツク装置とを含
み、 前記第1の弁手段が注射器と係合するようにされた第2
のリューアロツク装置を含む、細胞を採取する装置。 14)特許請求の範囲第12項に記載の装置において、
前記灌注手段がさらに、 前記剛性チューブを通過し、第1の端部において前記球
形部の内側と連通ずる第30管腔と、および 前記第30管腔の第2の端部に設けられ、注射器と係合
するようにされた第2の弁手段とを含む、細胞を採取す
る装置。 15)特許請求の範囲第14項に記載の装置において、
前記第1と、第2と、および第60管腔がそれぞれの長
さのほとんどの部分にわたり一体化されている、 16)血管片から内皮細胞を採取する方法において、(
a)  安定ロッドを提供者の血管片を通じて挿入し、 (b)  前記安定ロッドと血管片との間で酵素を噴射
させ、 (cl  一定時間待機し、そして 通して流体を流すことにより酵素と採取された内皮細胞
とを前記血管片から流し出す過程とを含む、 細胞を採取する方法。 17)特許請求の範囲第16項に記載の方法において、 血管安定化ロッドを挿入する前記過程に続き、前記血管
片の各端を前記安定化ロッドに対して閉塞し、および ある時間待機する前記過程に続き血管片の一端で前記閉
塞を解く過程をさらに含む、 細胞を採取する方法。 て、 前記血管安定化ロッドがその一端近傍で入口部材を含み
、前記入口部材が複数の灌注孔を有する中空の球形部と
、該球形部と連通ずる入口チューブとを含み、 酵素を噴射する前記過程が前記入口部材を介して前記血
管片へ酵素を噴射することを含み、および 酵素と採取された内皮細胞とを流し出す過程が前記入口
部材を通じて前記血管片へ流体を噴射することを含む、 細胞を採取する方法。 19)特許請求の範囲第16項に記載の方法において、
前記酵素がコラゲナーゼである、細胞を採取する方法。 2)特許請求の範囲第16項に記載の方法において、酵
素と採取した内皮細胞とを流し出す過程が前記血管片を
容器の上方で垂直方向に懸吊させ、その結果できた排出
流体が重力により前記容器へ流入するようにして実施さ
れる、 細胞を採取する方法。 2)特許請求の範囲第16項に記載の方法において、一
定時間待機する過程が血管片を温度制御した環境におい
て実施される、細胞を採取する方法。 22)血管片から内皮細胞を採取する方法において、(
a)  安定化ロッドを提供血管片を通じて挿入し、(
b)  前記血管片の第1の端部な前記安定化ロッドに
対して閉塞し、 (cl  前記安定化ロッドと前記血管片との間で酵素
を噴射させ、 (d)  前記血管片の第2の端部近傍で前記血管片の
一部を広げ、かつ閉塞し、 (e)  一定時間待機し、・ (f)  前記血管片の第2の端部を開放し、および(
g)  酵素と、血管片からの採取した内皮細胞を前記
血管片の第2の端部に隣接した容器へ流し出す過程を含
む細胞を採取する方法。 2)特許請求の範囲第22項に記載の方法において、 前記の安定化ロッドが第1の端部に隣接する入口部材を
含み、該入口部材が複数の灌注孔を有する中空の球形部
と該中空の球形部と連通する入口チューブとを含み、 酵素を噴射する前記過程が前記入口部材を介して前記血
管片へ酵素を噴射する過程を含み、酵素と採取した内皮
細胞を流し出す前記過程が前記入口部材を介して前記血
管片へ流体を噴射する過程を含む、細胞を採取する方法
。 2)特許請求の範囲第23項に記載の方法において、 前記の安定化ロッドが第2の端部に隣接してふくらませ
可能なバルーンを含み、 血管片の一部を広げ、かつ閉塞する前記過程が前記血管
片の一部に対して前記バルーンをふくらませ過程を含み
、かつ 閉塞を解放する前記過程が前記ノ;ルーンをへこませる
過程を含む、細胞を採取する方法。 2)特許請求の範囲第22項に記載の方法において、前
記酵素がコラゲナーゼである、細胞を採取する方法。 2)特許請求の範囲第22項に記載の方法において、一
定時間待機する過程が血管を温度制御した環境において
実施される、細胞を採取する方法。 2)特許請求の範囲第22項に記載の方法において、酵
素と、採取した内皮細胞とを流し出す過程が前記血管を
容器の上方垂直方向に懸吊させ、その結果の排出液が重
力により容器へ流入するようにして実施される、細胞を
採取する方法。 28)平坦面と、該平坦面の下方へ突出する接種トラフ
とを有し、該トラフの両端は閉鎖され、かつ長手方向軸
線が前記平坦面に対して全体的に平行であり、前記トラ
フはさらにその中に位置された血管補綴を受入れ、その
長手方向回転に抵抗するようにされているカバ一部分と
、および前記カッ;一部分と係合し、全体的に水平方向
に前記平坦面を保持するようにされたベース部分であっ
て、第1のリザーバを有し、第1のリザーバ  、は該
ベース部分が前記カメ一部分と係合すると前記トラフと
少なくとも共に延び(、−かつ概ね囲むベース部分とを
含む、 血管補綴用内皮細胞播種器。 2)特許請求の範囲第28項に記載の装置において、 前記接種トラフが長手方向に湾曲した部分を有し、該湾
曲部の半径は、該湾曲部に血管補綴を受入れたときに、
該補綴がもつれないようにする大きさである播種器。 30)特許請求の範囲第28項に記載の装置におい。 て、 前記カバ一部分がさらに、 少なくとも1本の遠心チューブを受入れる開口が形成さ
れた平坦面を有し、および 前記ベース部がさらに、 少なくとも1本の遠心チューブを挿入して受入れる第2
のリザーバを含み、該リザーバが、前記ベース部分と前
記カバ一部分とが係合したときに前記開口と整合するよ
う配置され、 前記第1のリザーバと前記第2のリザーバとが合流する
、播種器。 31)特許請求の範囲第30項に記載の装置において、
前記第1のリザーバからオーバフローする流体を導き、
かつ受入れるオーバフロ一手段をさらに含む播種器。 32)特許請求の範囲第31項に記載の装置において、
前記オーバフロ一手段が、 前記ベース部分において、さらに 第3のリザーバと、 前記第1と第2のリザーバの各々と前記第6のリザーバ
との間のバッフルとを含み、および前記カバ一部分の前
記平坦面が前記バッフルの第1の部分に沿って該メツフ
ルと接触しており、前記平坦面は該面の上方で突出した
少なくとも1個の隆起を有し、前記の少なくとも1個の
隆起はそれぞれ前記トラフの閉鎖端の少なくとも一方に
隣接して位置しており、さらに前記バッフルの第2の部
分の上方で近接して位置している、播種器。 33)特許請求の範囲第30項に記載の装置において、
前記カバ一部分がさらに、流体を開口へ導くため該開口
の周囲に肩部材を含む、播種器。 34)端部が閉鎖され、中に位置された血管補綴を受入
れ、その長手方向回転に抵抗するようにされた接種トラ
フと、 前記接種トラフ内部な略一定の温度に保つ温度制御手段
と、および 前記トラフを全体的に水平の方向に保持し、かつ前記ト
ラフと温度制御手段とを自立型ユニットとして支持する
支持手段とを含む、 血管補綴用内皮細胞播種器。 35)内皮細胞を補綴血管グラフトへ播種する方法にお
いて、 (a)  補綴血管グラフトを受入れるようにされたト
ラフを有する内皮細胞播種器を設け、(b)  内皮細
胞の分別した懸濁物を設け、(c)  補綴血管グラフ
トを前記分別の懸濁物の第1の部分で接種し、 (山 前記補綴血管グラフトを前記トラフ内に位置させ
、 (el  一定時間待機し、 (fl  前記補綴血管グラフトを前記分別の懸濁物の
第2の部分で接種し、 (g)  補綴グラフトを、その元の方向から長手方向
に180度回転させて前記トラフ内に位置させる過程を
含む。 内皮細胞を播種する方法。 36)内皮細胞を補綴血管ダラフトへ播種する方法にお
いて、 (a)  補綴血管グラフトを受入れるようにされたト
ラフと、該トラフと少な(とも共に延び、かつ該トラフ
を概ね包囲する少なくとも1個のリザーバを有する内皮
細胞播種器を設け、(b)  内皮細胞の分別した懸濁
物を設け、(c)  少なくとも1個のりザーノ;を温
い流体で充てんし、 (d)  前記の分別した懸濁物の第1の部分で補綴血
管グラフトを接種し、 (e)  前記補綴グラフトを前記トラフ内に位置させ
、 (f)  一定時間待機し、 (g)  前記補綴クラフトを前記分別の懸濁物の第2
の部分で接種し、および (h)  前記補綴グラフトをその元の方向から長手方
向に180度回転させて前記トラフ内に位置させる過程
を含む内皮細胞を播種する方法。 37)内皮細胞で補綴血管クラフトを播種する装置にお
いて、 提供者の血管から内皮細胞を採取する細胞採取手段と、 補綴血管グラフトを内皮細胞で播種する補綴血管クラフ
ト播種手段と、 少なくとも前記播種手段内を安定した温度に保つ温度制
御手段と、および 前記細胞採取手段と、補綴グラフト播種手段と、および
前記温度制御手段とを収容する手段とを含む、補綴血管
グラフトを播種する装置。 38)特許請求の範囲第67項に記載の装置において、
前記細胞採取手段が、 提供者の血管に挿入するようにされた剛性ロッドと、 前記剛性ロッドの一端に固定され、複数の灌注孔を有す
る球形部と、 剛性ロッドと軸方向に一致し、かつ該剛性ロッドに対し
て対向する方向で前記球形部に取り付けられ、前記球形
部の内側と連通ずる剛性チューブと、 前記剛性チューブを通過し、前記球形部の内側と連通ず
る第1の管腔と、および 前記第10管腔の自由端における第1の弁手段とを含む
装置。 39)特許請求の範囲第68項に記載の装置において、
前記細胞採取手段がさらに、 前記剛性チューブを通過し、かつ前記球形部の内側と連
通ずる第20管腔と、および 前記第2の管腔の自由端における第2の弁手段とを含む
装置。 40)  特許請求の範囲第39項に記載の装置におい
て、前記細胞採取手段がさらに、 前記剛性ロッドに固定されたふくらませ可能のバルーン
と、 前記剛性のチューブと前記球形部とを通り、前記のふく
らませ可能バルーンと連通する第60管腔と、および 前記第30管腔の自由端におけるふくらませポート手段
とを含む装置。 41)特許請求の範囲第37項に記載の装置において、 前記播種手段が端部が閉鎖され、補綴血管グラフトを受
入れるようにされた接種トラフを含み、および 前記温度制御手段が、前記接種トラフと接触して温い流
体を入れるようにされた少なくとも1個のリザーバ2を
含む、装置。 42)特許請求の範囲第41項に記載の装置において、 前記グラフトを入れる手段が、 ハウジングと、および 前記ハウジングに支持された全体的に平坦な面とを含み
、 前記接種トラフが前記平坦面と一体化され、そして 前記の少なくとも1個のリザーバが前記ハウジングと一
体化されている装置。 43)特許請求の範囲第42項に記載の装置において、 前記のグラフトを入れる手段がさらに、前記細胞採取手
段を貫通して受入れるようにされた開口を前記平坦面に
おいて含み、および 前記温度制御手段がさらに、前記開口の下方に位置し、
前記細胞採取手段を受入れるようにされ、前記第1のリ
ザーバと合流し、かつ前記ハウジングと一体の第2のり
ザーノ;を含む、装置。 44)特許請求の範囲第46項に記載の装置において、
前記グラフトを入れる手段の前記開口内で前記細胞採取
手段を支持する安定化手段をさらに含む、装置。 45)特許請求の範囲第44項に記載の装置において、
前記安定化手段が、前記細胞採取手段と係合し、かつ前
記開口の周囲で前記グラフトを入れる手段と当接するよ
うにされたクリップを含む、装置。 46)特許請求の範囲第42項に記載の装置において、
前記グラフトを入れる手段が医療器具を受入れるように
された少なくとも1個のくぼみを有する受皿部分を含む
、装置。 47)特許請求の範囲第67項に記載の装置において、
前記装置が殺菌ラップで包まれる、装置。」以  上 手続補正書(ハ) 昭和63年2月I日 特許庁長官   小川 邦 夫 殿         
r;−−二゛・′ 1、事件の表示 昭和62年特許願第265180号 2)発明の名称 細胞を採取し或は細胞を播種する装置及び方法柱 所 
 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 
206号室 5、補正命令の日付  昭和63年 1月26日 (発
送町7、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)提供者の静脈即ち血管から内皮細胞を採取する装置
    において、 血管を安定化する手段と、および 前記の血管安定化手段に取り付けられ、前記血管に流体
    を導入する灌注手段とを含む細胞を採取する装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の装置において、前記
    の血管安定化手段が前記血管に挿入するようにされた剛
    性ロツドを含む、 細胞を採取する装置。 3)特許請求の範囲第1項に記載の装置において、前記
    灌注手段が、 複数の灌注孔を有し、前記血管に挿入するようにされた
    球形部と、 該球形部の内部と連通し、前記血管に挿入するようにさ
    れた剛性チユーブと、 前記剛性チユーブを貫通し、その第1の端部で前記球形
    部の内部と連通する第1の管腔と、および 前記第1の管腔の第2の端部における第1の弁手段とを
    含む、細胞を採取する装置。 4)特許請求の範囲第3項に記載の装置において、前記
    の血管安定化手段が、 前記血管に挿入されるようにした剛性ロツドを含み、 該剛性ロツドが前記の剛性チユーブと軸方向に一致し、
    かつ該剛性チユーブと反対の方向において前記球形部に
    接続されている細胞を採取する装置。 5)特許請求の範囲第3項に記載の装置において、前記
    灌注手段がさらに、 前記剛性チユーブを貫通し、その第1の端部で前記球形
    部の内側と連通する第2の管腔と、および 前記第2の管腔の第2の端部における第2の弁手段とを
    含む、 細胞を採取する装置。 6)特許請求の範囲第5項に記載の装置において、 前記第1と第2の管腔とがそれぞれの長さのほとんどの
    部分にわたり一体化され、 前記第1の弁手段が注射器を係合するようにされた第1
    のリユーアロツク装置を含み、および前記第2の弁手段
    が、注射器と係合するようにされた第2のリユーアロツ
    ク装置を含む、 細胞を採取する装置。 7)提供者の血管から内皮細胞を採取する装置において
    、 血管を安定化する手段と、 血管を閉塞する手段と、および 前記血管安定化手段に取り付けられ、前記血管へ流体を
    導入する灌注手段とを含む、 細胞を採取する装置。 8)特許請求の範囲第7項に記載の装置において、前記
    の血管を閉塞する手段が、 前記血管安定化手段に固定され、へこんだ状態で前記血
    管へ挿入するようにされ、ふくらんだ状態で前記血管を
    拡張させるふくらませ可能のバルーンと、および 第1の端部において前記バルーンと連通し、加圧されて
    流体が前記バルーンへ流入しうるようにする第1の管腔
    とを含む細胞を採取する装置。 9)特許請求の範囲第8項に記載の装置において、 前記血管安定化手段が前記血管に挿入するようにされた
    剛性ロツドを含み、および 前記のふくらませ可能なバルーンが前記剛性のロツドを
    円周方向に囲み、かつ前記剛性ロツドの概ね長さに沿つ
    て延びる、 細胞を採取する装置。 10)特許請求の範囲第9項に記載の装置において、前
    記のふくらませ可能バルーンが、ふくらむと前記血管の
    広がつた形状に一致しうる弾性材料からつくられている
    、 細胞を採取する装置。 11)特許請求の範囲第9項に記載の装置において、前
    灌注手段が、 複数の灌注孔を有し、前記血管に挿入するようにされた
    球状部と、 第1の端部で前記球状部に取り付けられ、前記球状部の
    内側と連通し、前記血管に挿入するようにされ、さらに
    前記剛性ロツドと軸方向に一致し、かつ前記剛性ロツド
    に対して対向する方向に前記球形部に接続されている剛
    性チユーブと、 前記剛性チユーブを貫通し、第1の端部において前記球
    状部の内部と連通する第2の管腔と、および 前記第2の管腔の第2の端部における第1の弁手段とを
    含む、細胞を採取する装置。 12)特許請求の範囲第11項に記載の装置において、 前記第1の管腔が前記剛性チユーブと前記球状部の前記
    内側とを通過し、および 前記血管を閉塞する手段がさらに前記第1の管腔の第2
    の端部に固定されたふくらませ用ポート手段を含む、細
    胞を採取する装置。 13)特許請求の範囲第12項に記載の装置において、
    前記ふくらませ用ポート手段が、 前記第1の管腔の第2の端部に固定された止コツク装置
    と、 前記止コツク装置と係合するようにされ、かつ注射器と
    係合するようにされた第1のリユーアロツク装置とを含
    み、 前記第1の弁手段が注射器と係合するようにされた第2
    のリユーアロツク装置を含む、 細胞を採取する装置。 14)特許請求の範囲第12項に記載の装置において、
    前記灌注手段がさらに、 前記剛性チユーブを通過し、第1の端部において前記球
    形部の内側と連通する第3の管腔と、および 前記第3の管腔の第2の端部に設けられ、注射器と係合
    するようにされた第2の弁手段とを含む、細胞を採取す
    る装置。 15)特許請求の範囲第14項に記載の装置において、
    前記第1と、第2と、および第3の管腔がそれぞれの長
    さのほとんどの部分にわたり一体化されている、 細胞を採取する装置。 16)血管片から内皮細胞を採取する方法において、 (a)安定ロツドを提供者の血管片を通じて挿入し、 (b)前記安定ロツドと血管片との間で酵素を噴射させ
    、 (c)一定時間待機し、そして (d)流体を流すことにより酵素と採取された血管片の
    内皮細胞とを流し出す過程とを含 む、 細胞を採取する方法。 17)特許請求の範囲第16項に記載の方法において、 血管安定化ロツドを挿入する前記過程に続き、前記血管
    片の各端を前記安定化ロツドに対して閉塞し、および ある時間待機する前記過程に続き血管片の一端で前記閉
    塞を解く過程をさらに含む、 細胞を採取する方法。 18)特許請求の範囲第17項に記載の方法において、 前記血管安定化ロツドがその一端近傍で入口部材を含み
    、前記入口部材が複数の灌注孔を有する中空の球形部と
    、該球形部と連通する入口チユーブとを含み、 酵素を噴射する前記過程が前記入口部材を介して前記血
    管片へ酵素を噴射することを含み、および 酵素と採取された内皮細胞とを流し出す過程が前記入口
    部材を通じて前記血管片へ流体を噴射することを含む、 細胞を採取する方法。 19)特許請求の範囲第16項に記載の方法において、
    前記酵素がコラゲナーゼである、細胞を採取する方法。 20)特許請求の範囲第16項に記載の方法において、
    酵素と採取した内皮細胞とを流し出す過程が前記血管片
    を容器の上方で垂直方向に懸吊させ、その結果できた排
    出流体が重力により前記容器へ流入するようにして実施
    される、 細胞を採取する方法。 21)特許請求の範囲第16項に記載の方法において、
    一定時間待機する過程が血管片を温度制御した環境にお
    いて実施される、細胞を採取する方法。 22)血管片から内皮細胞を採取する方法において、 (a)安定化ロツドを提供血管片を通じて挿入し、 (b)前記血管片の第1の端部を前記安定化ロツドに対
    して閉塞し、 (c)前記安定化ロツドと前記血管片との間で酵素を噴
    射させ、 (d)前記血管片の第2の端部近傍で前記血管片の一部
    を広げ、かつ閉塞し、 (e)一定時間待機し、 (f)前記血管片の第2の端部を開放し、および (g)酵素と、血管片からの採取した内皮細胞を前記血
    管片の第2の端部に隣接した容器 へ流し出す過程を含む細胞を採取する方法。 23)特許請求の範囲第22項に記載の方法において、 前記の安定化ロツドが第1の端部に隣接する入口部材を
    含み、該入口部材が複数の灌注孔を有する中空の球形部
    と該中空の球形部と連通する入口チユーブとを含み、 酵素を噴射する前記過程が前記入口部材を介して前記血
    管片へ酵素を噴射する過程を含み、酵素と採取した内皮
    細胞を流し出す前記過程が前記入口部材を介して前記血
    管片へ流体を噴射する過程を含む、細胞を採取する方法
    。 24)特許請求の範囲第23項に記載の方法において、 前記の安定化ロツドが第2の端部に隣接してふくらませ
    可能なバルーンを含み、 血管片の一部を広げ、かつ閉塞する前記過程が前記血管
    片の一部に対して前記バルーンをふくらませ過程を含み
    、かつ 閉塞を解放する前記過程が前記バルーンをへこませる過
    程を含む、細胞を採取する方法。 25)特許請求の範囲第22項に記載の方法において、
    前記酵素がコラゲナーゼである、細胞を採取する方法。 26)特許請求の範囲第22項に記載の方法において、
    一定時間待機する過程が血管を温度制御した環境におい
    て実施される、細胞を採取する方法。 27)特許請求の範囲第22項に記載の方法において、
    酵素と、採取した内皮細胞とを流し出す過程が前記血管
    を容器の上方垂直方向に懸吊させ、その結果の排出液が
    重力により容器へ流入するようにして実施される、細胞
    を採取する方法。 28)平坦面と、該平坦面の下方へ突出する接種トラフ
    とを有し、該トラフの両端は閉鎖され、かつ長手方向軸
    線が前記平坦面に対して全体的に平行であり、前記トラ
    フはさらにその中に位置された血管補綴を受入れ、その
    長手方向回転に抵抗するようにされているカバー部分と
    、および 前記カバー部分と係合し、全体的に水平方向に前記平坦
    面を保持するようにされたベース部分であつて、第1の
    リザーバを有し、第1のリザーバは該ベース部分が前記
    カバー部分と係合すると前記トラフと少なくとも共に延
    び、かつ概ね囲むベース部分とを含む、 血管補綴用内皮細胞播種器。 29)特許請求の範囲第28項に記載の装置において、 前記接種トラフが長手方向に湾曲した部分を有し、該湾
    曲部の半径は、該湾曲部に血管補綴を受入れたときに、
    該補綴がもつれないようにする大きさである播種器。 30)特許請求の範囲第28項に記載の装置において、 前記カバー部分がさらに、 少なくとも1本の遠心チユーブを受入れる開口が形成さ
    れた平坦面を有し、および 前記ベース部がさらに、 少なくとも1本の遠心チユーブを挿入して受入れる第2
    のリザーバを含み、該リザーバが、前記ベース部分と前
    記カバー部分とが係合したときに前記開口と整合するよ
    う配置され、 前記第1のリザーバと前記第2のリザーバとが合流する
    、播種器。 31)特許請求の範囲第30項に記載の装置において、
    前記第1のリザーバからオーバフローする流体を導き、
    かつ受入れるオーバフロー手段をさらに含む播種器。 32)特許請求の範囲第31項に記載の装置において、
    前記オーバフロー手段が、 前記ベース部分において、さらに 第3のリザーバと、 前記第1と第2のリザーバの各々と前記第3のリザーバ
    との間のバツフルとを含み、および前記カバー部分の前
    記平坦面が前記バツフルの第1の部分に沿つて該バツフ
    ルと接触しており、前記平坦面は該面の上方で突出した
    少なくとも1個の隆起を有し、前記の少なくとも1個の
    隆起はそれぞれ前記トラフの閉鎖端の少なくとも一方に
    隣接して位置しており、さらに前記バツフルの第2の部
    分の上方で近接して位置している、播種器。 33)特許請求の範囲第30項に記載の装置において、
    前記カバー部分がさらに、流体を開口へ導くため該開口
    の周囲に肩部材を含む、播種器。 34)端部が閉鎖され、中に位置された血管補綴を受入
    れ、その長手方向回転に抵抗するようにされた接種トラ
    フと、 前記接種トラフ内部を略一定の温度に保つ温度制御手段
    と、および 前記トラフを全体的に水平の方向に保持し、かつ前記ト
    ラフと温度制御手段とを自立型ユニツトとして支持する
    支持手段とを含む、 血管補綴用内皮細胞播種器。 35)内皮細胞を補綴血管グラフトへ播種する方法にお
    いて、 (a)補綴血管グラフトを受入れるようにされて温い流
    体を入れるようにされた少なくとも1個のリザーバを含
    む、装置。 42)特許請求の範囲第41項に記載の装置において、 前記グラフトを入れる手段が、 ハウジングと、および 前記ハウジングに支持された全体的に平坦な面とを含み
    、 前記接種トラフが前記平坦面と一体化され、そして 前記の少なくとも1個のリザーバが前記ハウジングと一
    体化されている装置。 43)特許請求の範囲第42項に記載の装置において、 前記のグラフトを入れる手段がさらに、前記細胞採取手
    段を貫通して受入れるようにされた開口を前記平坦面に
    おいて含み、および 前記温度制御手段がさらに、前記開口の下方に位置し、
    前記細胞採取手段を受入れるようにされ、前記第1のリ
    ザーバと合流し、かつ前記ハウジングと一体の第2のリ
    ザーバを含む、装置。 44)特許請求の範囲第43項に記載の装置において、
    前記グラフトを入れる手段の前記開口内で前記細胞採取
    手段を支持する安定化手段をさらに含む、装置。 45)特許請求の範囲第44項に記載の装置において、
    前記安定化手段が、前記細胞採取手段と係合し、かつ前
    記開口の周囲で前記グラフトを入れる手段と当接するよ
    うにされたクリツプを含む、装置。 46)特許請求の範囲第42項に記載の装置において、
    前記グラフトを入れる手段が医療器具を受入れるように
    された少なくとも1個のくぼみを有する受皿部分を含む
    、装置。 47)特許請求の範囲第37項に記載の装置において、
    前記装置が殺菌ラツプで包まれる、装置。
JP62265180A 1986-10-20 1987-10-20 細胞を採取し或は細胞を播種する装置及び方法 Pending JPS63171553A (ja)

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