JPS6316693Y2 - - Google Patents

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JPS6316693Y2
JPS6316693Y2 JP17829983U JP17829983U JPS6316693Y2 JP S6316693 Y2 JPS6316693 Y2 JP S6316693Y2 JP 17829983 U JP17829983 U JP 17829983U JP 17829983 U JP17829983 U JP 17829983U JP S6316693 Y2 JPS6316693 Y2 JP S6316693Y2
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JP17829983U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はエレベータ乗降口の上部の幕板内に
設けられるチヤイム装置に関するものである。
〔考案の技術的背景〕
エレベータホールの乗客に乗りかごの到着(着
床)を報知するチヤイム装置は、一般に、エレベ
ータ乗降口の上縁と両側縁を構成する三方枠の上
部幕板内に設けられている。
このエレベータのチヤイム装置は、一般に、前
記上部幕板の下面に放音孔を設けると共に、前記
幕板の裏側に下面が開口するチヤイムボツクスを
設け、このチヤイムボツクス内に前記放音孔と対
向させてチヤイムを設置した構成となつており、
前記チヤイムの発生音は、チヤイムボツクスの下
面から幕板下面の放音孔を介して放音されるよう
になつている。
ところで、前記チヤイム装置には、乗りかごの
到着だけを報知するものと、乗りかごの到着だけ
でなくその予報をも異なるチヤイム音で報知する
ものとがあり、この二種類の報知を行なうチヤイ
ム装置は、予報用と到着報知用との2個のチヤイ
ムを備えている。
第1図及び第2図は2個のチヤイムを備えた従
来のチヤイム装置を示したもので、図中1はエレ
ベータ乗降口の上部幕板であり、この幕板1の下
面には、その所定箇所に、多数個の小径放音孔
(パンチング孔)2が密な間隔で設けられている。
3は前記幕板1の裏側に設けられた下面が開口す
るチヤイムボツクス、4a,4bは前記放音孔2
に対向させてチヤイムボツクス3内に設置された
予報用と到着報知用の2個のチヤイムであり、前
記チヤイムボツクス3は、チヤイム音の幕板裏側
への拡散防止や、防災対策の面から、前記放音孔
2及び2個のチヤイム4a,4bの周囲を完全に
覆うように設けられている。そして、従来のチヤ
イム装置では、前記チヤイムボツクス3は、下面
及び一側面が開口するボツクス本体3aと、この
ボツクス本体3aの開口側面に着脱可能に取付け
られる蓋板3bとからなる一体形のものとされて
おり、前記2個のチヤイム4a,4bはボツクス
本体3a内に前記蓋板3bと対向する内側面に横
に並べて設置されている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上記従来のチヤイム装置では、
上記のように2個のチヤイム4a,4bをチヤイ
ムボツクス3内に横に並べて設置しているため
に、チヤイムボツクス3を横長のものとしなけれ
ばならず、そのためにチヤイムボツクス3を幕板
1の巾方向に沿わせて設置するしかないから、チ
ヤイムボツクス3の設置スペースの関係上、幕板
前面に設けられるホールランタン5等の設置位置
に制約を受けることになるという問題があつた。
また、放音孔2を幕板3の一端側に片寄らせて
設ける場合には、チヤイムボツクス3も幕板1の
一端側に片寄らせて設置しなければならないが、
上記従来のチヤイム装置では、2個のチヤイム4
a,4bが横長のチヤイムボツクス3内にその長
さ方向つまり幕板1の巾方向に並べて配置されて
いるために、チヤイムボツクス3を幕板1の一端
側に最大限に片寄らせて設置しても、2個のチヤ
イム4a,4bのうち一方のチヤイム(幕板端部
から遠い側のチヤイム)は放音孔2から遠く離れ
てしまうことになり、そのために、この一方のチ
ヤイムの音が聞こえにくくなつてしまうという問
題もあつた。
しかも、上記従来のチヤイム装置では、チヤイ
ムボツクス3が横長のものであるために、その取
扱が面倒であり、そのために、幕板1の裏側への
チヤイムボツクス3の設置や、チヤイム4a,4
bの点検等に際しての幕板裏側からのチヤイムボ
ツクス3の取外しを作業性よく行なうことができ
ないという問題もあつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的とするところは、チ
ヤイムボツクスを従来のものに比べて大巾に小型
化してその取扱いを容易にすると共にその設置ス
ペースも削減し、さらに、幕板の一端側に片寄ら
せて放音孔及びチヤイムボツクスを設ける場合で
も、チヤイムボツクス内の2個のチヤイムを両方
とも放音孔に対向させて両方のチヤイムの音がよ
く聞こえるようにすることができるエレベータの
チヤイム装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
すなわち、この考案は、チヤイムボツクスを二
分割可能なものとし、このチヤイムボツクス内に
設けられる2個のチヤイムを前記チヤイムボツク
スを構成する一対のボツクス体の互いに対向する
内奥面にそれぞれ取付けられるようにすることに
より、前記2個のチヤイムを従来のように横に並
べずに向い合せ状態に配置して、チヤイムボツク
スの小型化をはかつた構成のものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第3図及び第4図において、11はエレベータ
乗降口の上部幕板、12は前記幕板11の下面の
所定箇所に密な間隔で設けられた多数の放音孔で
あり、チヤイムボツクス13は前記幕板1の裏側
に、放音孔形成部分の上に位置させて設置されて
いる。
このチヤイムボツクス13は、第5図に示すよ
うな形状の一対のボツクス体13a,13bから
なる二分割可能なものとされており、このチヤイ
ムボツクス13は、前記一対のボツクス体13
a,13bの上面板を突き合せると共に、両ボツ
クス体13a,13bの両側板の端縁を重ね合せ
て止めネジ15で固定することによつて組立てら
れるようになつている。
また、14a,14bは前記チヤイムボツクス
13内に設けられる2個のチヤイムであり、この
2個のチヤイム14a,14bは、前記チヤイム
ボツクス13を構成する一対のボツクス体13
a,13bの互いに対向する内奥面にそれぞれビ
ス止め等により取付けられて、チヤイムボツクス
13内に向い合せ状態で設置されている。なお、
前記チヤイム14a,14bのリード線16は、
前記各ボツクス体13a,13bの側板上縁部に
設けられたリード線引出し部17から引出されて
チヤイム駆動回路に接続されている。
また、18は前記チヤイムボツクス13の底板
を兼ねる幕板取付板であり、この幕板取付板18
の底面には広面積の放音用開口18aが設けられ
ている。そして、この幕板取付板18は、溶接ま
たはネジ止め等の手段によつて前記幕板11の放
音孔形成部分の上面に固定されており、前記チヤ
イムボツクス13は、その内部の2個のチヤイム
14a,14bが幕板11の巾方向に対して直交
する方向に位置する向きで幕板11の裏側に設置
され、止めネジ19によつて前記幕板取付板18
に着脱可能に固定されている。
また、第3図において20は、エレベータホー
ル側乗降口扉21のヘツダーケース22に開口さ
れたチヤイム点検口であり、このチヤイム点検口
20は、前記幕板11に取付けたブラケツト23
に着脱可能に取付けたカバー24で塞がれてい
る。
しかして、このチヤイム装置においては、チヤ
イムボツクス13を二分割可能なものとすること
により、このチヤイムボツクス13内に設けられ
る2個のチヤイム14a,14bを前記チヤイム
ボツクス13を構成する一対のボツクス体13
a,13bの互いに対向する内奥面にそれぞれ取
付けられるようにして、前記2個のチヤイム14
a,14bを従来のように横に並べずに向い合せ
状態に配置しているから、従来のチヤイム装置の
ようにチヤイムボツクスを横長にする必要はな
い。
従つて、このチヤイム装置によれば、チヤイム
ボツクス13を従来のものに比べて大巾に小型化
することができる(チヤイムボツクスの奥行きは
従来のものより若干大きくなるが、幕板巾方向の
長さは従来のものの半分程度になる)から、チヤ
イムボツクス13の取扱いを容易にしてその設置
及びチヤイム点検に際しての取外しを作業性よく
行なうことができるし、またその設置スペースも
大幅に削減することができる。さらに、このチヤ
イム装置は、チヤイムボツクス13が小型であ
り、その内部に向き合せ状態で2個のチヤイム1
4a,14aを配置しているから、幕板11の一
端側に片寄らせて放音孔12及びチヤイムボツク
ス13を設ける場合でも、チヤイムボツクス13
内の2個のチヤイム14a,14bを両方とも放
音孔12に対向させて、両方のチヤイム14a,
14bの音がよく聞こえるようにすることができ
る。
なお、上記実施例では、チヤイムボツクス13
をその内部の2個のチヤイム14a,14bが幕
板11の巾方向に対して直交する方向に位置する
ようにして設置しているが、このチヤイムボツク
ス13は前記2個のチヤイム14a,14bが幕
板11の巾方向と同じ方向に位置するように設置
してもよく、その場合でも、2個のチヤイム14
a,14bを向い合せ状態で配置しているために
チヤイムボツクス13の幕板巾方向の寸法はかな
り小さくなつているから、上記実施例と同様な効
果を得ることができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、チヤイムボツクスを小型化
してその取扱いを容易にすると共にその設置スペ
ースも大巾に削減することができるし、さらに、
幕板の一端側に片寄らせて放音孔及びチヤイムボ
ツクスを設ける場合でも、チヤイムボツクス内の
2個のチヤイムを両方とも放音孔に対向させて両
方のチヤイムの音がよく聞こえるようにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のチヤイム装置の一部
切開正面図及び縦断側面図、第3図及び第4図は
この考案の一実施例を示すチヤイム装置の一部切
開正面図及び縦断側面図、第5図は同じくチヤイ
ムボツクスの分解斜視図である。 11……幕板、12……放音孔、13……チヤ
イムボツクス、13a,13b……ボツクス体、
14a,14b……チヤイム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エレベータ乗降口の上部幕板の下面に放音孔を
    設けると共に、前記幕板の裏側に下面が開口する
    チヤイムボツクスを設け、このチヤイムボツクス
    内に前記放音孔と対向させて2個のチヤイムを設
    置したチヤイム装置において、前記チヤイムボツ
    クスを二分割可能とし、前記2個のチヤイムを、
    前記チヤイムボツクスを構成する一対のボツクス
    体の互いに対向する内奥面にそれぞれ取付けて向
    い合せ状態に配置したことを特徴とするエレベー
    タのチヤイム装置。
JP17829983U 1983-11-18 1983-11-18 エレベ−タのチヤイム装置 Granted JPS6085564U (ja)

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JP17829983U JPS6085564U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 エレベ−タのチヤイム装置

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JP17829983U JPS6085564U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 エレベ−タのチヤイム装置

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JPS6085564U JPS6085564U (ja) 1985-06-12
JPS6316693Y2 true JPS6316693Y2 (ja) 1988-05-12

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JP17829983U Granted JPS6085564U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 エレベ−タのチヤイム装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4608919B2 (ja) * 2004-03-19 2011-01-12 フジテック株式会社 エレベータの表示装置

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JPS6085564U (ja) 1985-06-12

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