JPS63166595A

JPS63166595A - シヤツタ−付ｉｃカ−ド

Info

Publication number: JPS63166595A
Application number: JP61312422A
Authority: JP
Inventors: 智也大槻
Original assignee: DDK Ltd
Current assignee: DDK Ltd
Priority date: 1986-12-27
Filing date: 1986-12-27
Publication date: 1988-07-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はシャッター付ＩＣカードに関するもので、特に
シャッター付ＩＣカードのシャッターに静電対策を施し
たＩＣカードに関するものである。

〔従来の技術〕

シャッター付ＩＣカードは、ＩＣカードの接点部分にシ
ャッターを設けたもので、シャッターはカード使用時に
は開いているが、それ以外のときは閉じている。第２図
は、この種のＩＣカードの一例を示したもので、大きさ
は横５０〜６０ｆｉ×縦８０〜９０ｆｉ×厚１．５〜２
．５Ｂのものが一般的である。第２図において、ＡはＩ
Ｃカードのベース、３はＩＣ回路の接点部、Ｃはシャッ
ターで、一部間いているところを示している。なおシャ
ッターＣの開放はシャッター爪２１を外部より押すこと
により、又その閉鎖はＩＣカードに内蔵した金属製の開
放らせん状のバネにより行なう、また、Ｄは上面カバー
である。第３図は、上記第２図で示したシャンター付Ｉ
Ｃカードを主要構成部品ごとに分解し、その基本的内部
構造の概略を示したもので、ベースＡの上面にはシャッ
ター爪２１の誘導溝３１及びＴ形溝３２が設けられてお
り、このベースＡの上面の上には順次回路板Ｂ１シャッ
ターＣ及び上面カバー〇が設けられる。なお、シャッタ
ーＣにはシャッター爪２１及びバネ押爪２３が設けられ
ていて、そのシャッター爪２１はベースＡの誘導溝３１
に、また、バネ押爪２３はＴ形溝に嵌合している。また
、ベースＡの底面にはＴ形溝３２対応部分にはＴ形溝３
２に表裏貫通するバネ収容溝（図示せず）が設けられて
いて、この溝にはバネＥが装填され、そして、底面カバ
ーＦで閉鎖されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のシャッター付のＩＣカードは、使用時以外はシャ
ッターが閉鎖しているので、防塵に優れており、また、
シャッターは多少静電遮蔽としても役立つものである。

しかしながら、シャッター２１は内部の回路とは電気的
に独立していたので、必ずしも内部の電気回路のグラン
ドとは同電位になく、そのため、シャッターが何らかの
事情で静電気を帯びた場合には、このＩＣカードの内部
と放電し、内部回路に填隙を与えることがあった。

〔問題点を解決するための手段〕及び〔作用〕本発明は
上記の現状に鑑みなされたもので、本発明の目的はシャ
ッターにも静電対策を施したシャッター付ＩＣカードを
提供することにあり、この目的はシャッターの閉鎖の駆
動源となるバネを介して、シャッターと内部回路のグラ
ンドとを電気的に接続して導通させることにより達成さ
れる。

内部回路のグランドとシャッターとの導通は、シャッタ
ーとバネ及びバネと内部回路のグランドとが相互に接触
しあえば、何如なる方式であってもよいが、以下第１図
の■〜■に基づき本発明の具体的数例を説明する。

第１図の■は、ベースＡのＴ形溝３２に装填されたバネ
ＥのシャッターＣのバネ押爪２３側と反対側の先端部１
１を引き延し、例えば湾曲成形して、これをベースＡと
回路板Ｂとの間に挿入して回路板Ｂのグランドと接続す
るものである。なお、Ｔ形溝３２に装填されたバネＥの
他端はシャッターＣのバネ押爪２３と接触しているので
、バネＥを通じて回路板ＢのグランドとシャッターＣと
は電気的に接続され導通する。

第１図■の（イ）ベースＡに設けられたＴ形溝３２と装
填されたバネ板との間に接点部材１２を介在させて、バ
ネＥの先端部を接点部材１２に当接させると共に接点部
材１２の他端１３を回路板Ｂのグランドと接続するもの
である。なお、接点部材１２をベースＡに取り付ける場
合の一例としては、第１図■の（ロ）で示すように接点
部材１２をベースＡに植設することを挙げることができ
る。このようにバネＥと回路板Ｂとの接続をベースＡに
植設した接点部材１２を利用することにより、安定した
接続が得られる。

第１図の■は、回路板Ｂに回路板Ｂのグランドと接続さ
れた接触子１４を植設し、この接触子１４をベースＡの
Ｔ形溝３２とバネＥとの間に挿入したものを示している
。このようにすることにより、バネＥを介してシャッタ
ーＣと回路板Ｂのグランドとが電気的に接続され、導通
する。

第１図の■は、回路板ＢのＴ形溝３２近傍部に適当な寸
法のグランド端子接点部１５を設け、このグランド端子
接点部１５をＴ形溝３２に折曲げて落し込み、この接点
部１５とバネＥとを当接させて接続したものである。こ
れによりシャッターＣと回路板Ｂのグランドとは電気的
な接続が達成される。

〔発明の効果〕

本発明に係るシャッター付ＩＣカードは、以上に述べた
構成及び作用を有するので、ＩＣカードのシャッターと
内部回路のグランドとは同一電位に保たれ、シャッター
と内部回路との間に静電気によるトラブルは解消される
という本発明独特の顕著な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図のｔ、　　ｎ、　ｍ及び■の各々は、本発明の具
体例を示したものである。第２図は従来のシャッター付ｔＣカードの外観を示した
ものであり、第３図は第２図で示したＩＣカードを主要
構成部品ごとに分解し、その基本的内部構造の概略を示
したものである。Ａ・・・ベース、Ｂ・・・回ｍ＋ｉ、ｃ・・・シャッタ
ー、Ｅ・・・バネ、１１・・・バネ先端の湾曲成形部、
１２・・・接点部材、１３・・・接点部材の他端、１４
・・・接触子、１５・・・グランド端子接点部、２３・
・・バネ押爪、３２・・・Ｔ形溝。特許出願人　　第−電子工業株式会社第１図第２図２１シヤツタ爪第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ベースＡ、回路板Ｂ、シャッターＣ、上面カバー
Ｄ、バネＥ及び底面カバーＦよりなるＩＣカードであっ
て、前記シャッターＣが前記ベースＡに設けられたＴ形
溝３２に前記シャッターＣに設けられたバネ押爪２３が
嵌合する状態で前記ベースＡに設置されていると共に、
前記ベースＡの底面に設けられ、かつ前記Ｔ形溝３２に
貫通しているバネ収容溝にはバネＥが装填され、そして
、前記底面カバーＦで閉鎖されており、該バネ収容溝に
装填されたバネＥが前記シャッターＣのバネ押爪２３を
押圧する状態にあるシャッター付ＩＣカードにおいて、
前記バネＥを介してシャッターＣと内部回路のグランド
とを電気的に接続して導通していることを特徴とするシ
ャッター付ＩＣ、カード。