JPS63166450A - 流体継手の構造と通路手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、成分採血装置の流体継手の通路手段及び構造
に関するものである。

〔発明の背景〕

第５図、第６図、第７図、第８図は、従来技術を説明す
るための図である。固定シールｎと回転シール昂は、同
心円の溝（資）、３１を有し、溝（資）は管路７と管路
９、溝３１は管路８と管路］を連絡している。両シール
の位置関係は中空軸器によって維持されている。固定シ
ールｎはホルダー４によって保持されている。ホルダー
４は外部動力装置（図示せず）によって、垂直方向の移
動が可能である。回転シール昂は分離容器九に固定され
ている。力／ｆ−３２は図のような断面形状をした円板
であり、内周部は固定シールｌに固定されていて、外周
部は分離容器％に接していて外気の混入を防止している
。分離容器島は内部に３本の同心円の溝２．３．２５を
有し、管路８は溝３に、管路９は溝２に、管路ηは溝２
５に連絡している。

成分採血をする場合、外部動力装置によってホルダー４
を数ミｌ程廖上げ、固定シールηと回転シール列の溝を
有する面を離す。外気の管路への混入はカバー３２のみ
によりて防止する。両シールの面が離れたなら、分離容
器々を回転させ、何も処理していない全血を、管路６よ
り軸四のｉ空通路を経て管路８より分離容器島の溝３に
注入する。分離容器２６の中の全血は遠心力によって、
赤血球１１、白血球で、血しようＢに分かれる。全血の
注入を続けることによって、外戚分層は大きくなりなが
ら中心方向へ移動する。白血球でか溝２に来たなら、全
血の注入を止め、分離容器Ｘの回転を止める。この時点
で溝３には赤血球ｎ、ｌ＠２には白血球ν、溝２５には
血しようＢが溜まる。

次に、外部動力装置によ、ってホルダー４を下げ、固定
シールＩと回転シールあの溝を有する面を密着させる。

両シールを密着させることにより、固定シール１と回転
シール塾の間には、３本の独立した流路が形成される。

溝３の赤血球１１は、管路８より軸四の中空通路を経て
管路６よれ、溝２の白血球νは、管路９より溝３０を経
て管路７より、溝部の血しようは、管路組より溝３を経
て管路５、よれ、夫々の成分を別々に血液バッグに取り
出す。しかし、この流体継手では、遠心分離中は全血の
注入のみが可能であり、分離容器Ｚの中で分離した成分
を全血の注入と同時に取り出すことが不可能であるため
、遠心分離後、分離容器２６の中の各溝の成分を別々に
取り出すには、１台の血液ポンプで夫々の溝の成分を、
管路の切換えをしながら順次取り出す方法と、３台の血
液ポンプで夫夫の溝の成分を同時に取り出す方法がある
が、前者は採血に時間がかかり過ぎる。後者はポンプの
台数が多いため、成分採血装置が大きくなる。また、装
置本体価格が高くなり市場競争の面で不利である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、成
分採血装置の採血時間を短くすることによって装置性能
を高め、併せて装置の小型化、低価格を図る。

〔発明の概要〕

本発明は、分離容器中に注入する全血の圧力によって、
分離容器中の分離した血液成分を押し出すことにより、
全血の注入と血液成分の採取を同時に行えるように、流
体継手の構造を工夫したものである。

〔発明の実施例〕

第１図、第２図、第３図、第４図は本発明の実施例であ
る。流体継手１は静止部と回転部から成り、静止部は下
面に突起と１本の環状の溝２１と、その溝２１と管路７
を連絡する管路加と、突起部先端と管路６を連絡する管
路すと、外周面と管路５を連絡する管路あを有し、外周
面の管路摺の開口部の径が一段大きくなっている固定シ
ール拓と、端面が固定シールｈの外周面に接着されてい
て、もう１つの端面はプレート巧と接して、外部と分離
容器にの気密を保つている円筒型のカバーｎで構成され
ている。固定シール凪は上部をホルダー４によって保持
されている。ホルダー４は外部動力装置（図示せず）に
よって、垂直力向の移動が可能である。回転部は静止部
を囲む円筒容器であり、分離容器ドと一体となっていて
、内部には外周部が容器内面に固定されているプレー）
　Ｌ５が有り、固定シール拓下面に相対する面には、ゴ
ム円板ｎが貼ってあり、溝２１と同半径位置に管路９と
、中心部に固定シール拓の突起部が入る誘導室器と、壁
面近くに管路（９）を有する。誘導室器は管路８と連絡
している。分離容器ｙは内部に２本の同心円の溝２．３
を有し、管路８は溝３に、管路９、（イ）は溝２に連絡
している。

成分採血をする場合、外部動力装置によってホルダー４
を数ｉ　Ｑ程麿上げ、固定シール罰の下面とゴム円板ｎ
の表面を離す。次に、分離容器ｋを回転させ、何も処理
していない全血を、管路６より管路シを経て誘導室器に
注入する。注入された全血は遠心力によって誘導室Ｚの
壁面に移動し、管路８を経て溝３に入る。分離容器にの
中の全血は遠心力によって、赤血球ｎ、白血球ν、血し
ょうＢに分かれる。全血の注入を続けることによって、
各成分層は大きくなｈながら中心方向へ移動する。全血
を一定量入れる゛と、溝２と溝３は血液成分で満たされ
石。管路７は血液ポンプ（図示せず）によって閉鎖され
ているため、全血の注入を続けることにより、分離容器
にの内部圧力が高くなり、溝２の一番内側に在る血しょ
うｎは、管路１０よね流体継手１の部屋簡に流入し、部
屋おの中で環状の層を形成し、部屋おの中心方向に大き
くなる。しかし、部屋羽はプレート巧とカバーＩによっ
て気密が保たれているため、血しようは途中から中心方
向に移動できず、固定シール論の径が１段大きくなって
いる外周面の管路脂の開口部から管路脂へ流入し、管路
５を経て血液バッグに溜まる。分離容器にの中で、白血
球層ｐが溝２まで移動したときに全血の注入を止め、分
離容器にの回転を止める。この時点で溝３には赤血球、
溝２には白血球と少量の血しようが溜まる。

次に、外部動力装置によってホルダー４を下げ、固定シ
ールあの下面とゴム円板ｎを密着させる。それによって
静止部と回転部の間には、３本の独立した流路が形成さ
れる。溝３の赤血球１１は、管路８よね誘導室器を経て
、管路す、管路６より、ｔＩＩＩ２の白血球２と少量の
血しようｎは、管路９よね溝２１を経て、管路２）、管
路７より、夫々の成分を別々に血液バッグに取り出す。

分離容器１４から成分を取れ出す時に、分離容器ドの中
は負圧になるため、管路５、管路ｌより部屋（を経て管
路１０より分離容器ｙの中に滅菌された空気が入る。

この流体継手１によって、血しよう脂を血液分離中１ζ
全血の注入圧力によって分離容器ｙの外へ取り出すこと
が可能となり、血液ポンプが２台で済む。また、分離後
の各溝からの成分取り出しが同時にできるため、短時間
成分採取が可能となる本実施例においては、流体継手１
か形成する互いに独立した流路の本数を３本としたが、
回転シールの管路数と下面の溝の数及び回転部の管路数
を増やすことにより、実施例より多い流路を形成するこ
とが可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、分離容器Ｙの中からの分離血液成分採
取が２台の血液ポンプで可能となるため、採分採血装置
の小型化及び低価格化が図れる。

また、分離後の分離血液成分を同時に、別々に採取する
ことが可能となり、成分採血時間の短縮化が図れ、装置
の性能向上となる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は夫々本発明実施例の分離容器断面図で
ある。 第３図、第４図は夫々本発明実施例の流体継手断面図で
ある。 第５図、第６図は夫々従来の分離容器断面図である。 第７図、第８図は夫々従来の流体継手断面図である。 １は流体継手、２は溝、３は溝、４〜Ｘ１は管路である
。 特許出願人の名称　　日立工機株式会社牙１図 弊３凹 ｊＰ４日 ム 木５図 十６図 牙７図 カ８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 血液を遠心分離により、密度に従って複数の成分に分離
   し、分離した成分を別々に取り出すことが可能な、血液
   分離容器の静止部と回転部から成る流体継手において、
   静止部は下面に突起と１本の環状の溝と、その溝と上面
   を連絡する管路Ａと、突起部先端と上面を連絡する管路
   Ｂと、外周面と上面を連絡する管路Ｃと、外部との気密
   を保つためのカバーを有し、回転部は静止部を囲む円筒
   容器であり、静止部下面に相対する面には、溝の管路Ａ
   と連絡する管路Ｄと、突起部管路Ｂと連絡する管路Ｅを
   有するゴム円板と、管路Ｃと連絡する管路Ｆを有し、下
   記の通路手段を特徴とする流体継手の構造と通路手段。 （イ）分離容器回転時は、静止部下面と回転部ゴム円板
   の面を離し、管路Ｂより管路Ｅを通して血液を分離容器
   内に入れる。 （ロ）分離容器回転時に、分離容器から分離した血液成
   分を管路Ｆより管路Ｃを通して外部血液バッグに取り出
   す。 （ハ）分離容器静止時は、静止部下面と回転部ゴム円板
   の面を密着させ、管路Ｄより管路Ａを通して１血液成分
   を、管路Ｅより管路Ｂを通して１血液成分を別々に外部
   血液バックに取り出す。