JPS63165708A - ワイヤロ−プの長さ測定装置 - Google Patents

ワイヤロ−プの長さ測定装置

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JPS63165708A
JPS63165708A JP31615686A JP31615686A JPS63165708A JP S63165708 A JPS63165708 A JP S63165708A JP 31615686 A JP31615686 A JP 31615686A JP 31615686 A JP31615686 A JP 31615686A JP S63165708 A JPS63165708 A JP S63165708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
length
iron
iron detector
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP31615686A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Uemura
植村 三良
Toshiaki Toho
東方 利明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Macome Corp
Original Assignee
Macome Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP31615686A priority Critical patent/JPS63165708A/ja
Publication of JPS63165708A publication Critical patent/JPS63165708A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤロープの長さ、詳しくは移動した長さ
を測定する装置に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
ワイヤロープは、種々の長さの測定によく用いられる0
例えば、水深を測るのに錘(おもり)を付けたワイヤロ
ープが使用されるが、この場合そのワイヤロープの底に
達するまでの長さを測る必要がある。ワイヤロープの長
さを測る従来の方法として、ローブにローラーを接触さ
せローラーの回転量を計数して長さを表示するものがあ
る。しかし、この方法は、ローラーのスリップにより精
度の低いことが欠点である。
また、高精度のワイヤロープの長さ測定装置として、次
のようなものがある。これは、走行中のローブの一部に
磁気的にパルスを記録し、一定距離例えば1m離れた位
置でこの記録信号を検出してパルスを再生し、パルスが
再生された瞬間再びパルスを記録するというように次々
にパルスの再生・記録をローブ全長に亘って繰返し、ロ
ーブ上に1m毎にパルスを記録してこれらの再生パルス
を計数することによりローブの長さを計測するものであ
る。しかし、この方法は、非常に高い精度が得られる反
面、装置が高価で使用が制限される欠点がある。
したがって、本発明は、ワイヤロープの全長又は移動長
を精密に且つ低価格で測定しうる測定装置を得ようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ワイヤロープの材料が鉄線で磁性体であるこ
とと、東にした素線を一定数(例えば6本)組合せて撚
(よ)った構造であることに着目し、鉄検出器を用いて
ワイヤローブの撚りピッチの数を計数し、これに撚りピ
ッチの長さを掛は合せることによりローブ移動長(全長
を含む。)を測定するようにした。
〔作用〕
第6及び第7図は、代表的なワイヤローブの側面及び断
面図である。これらの図に示すように、ワイヤローブの
断面外周は凹凸になっており、長平方向においては側面
に一定間隔の凹凸(撚りピンチ)が認められる。撚り方
に強弱の差はあっ°ζも、撚りピッチの長さは同一規格
のものではほぼ一定である。したがって、ローブ全長又
は移動長にわたり撚りピッチの数を計数すると、ローブ
の全長又は移動長はこの数に比例する。ローブが鉄線で
あるから、鉄材を高感度で検出できるセンサを用いるこ
とにより、容易にローブの撚りピンチ数を計数すること
ができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の好適な実施例を示す構成図である。
同図に示すように、ワイヤローブをガイドするため3個
のローラーでワイヤローブを挟み、このワイヤガイド機
構に2個の鉄検出器のヘッドをワイヤローブに接近して
(例えば0.5ミリの間隔で)取付ける。ワイヤガイド
機構は、このような目的に合うものであればどんな構造
でもよい。
鉄検出器としては、種々の方式のものが考えられるが、
後述のように非接触、高感度で安定な検出器が適当であ
る。2個の鉄検出器ヘッドは、鉄検出器の検出回路出力
がsinとcosの関係になるように成る間隔をおいて
取付ける(後述参照)。これらのsin及びcos波形
の出力から加算・減算パルス回路において加算、減算の
パルスを作り、その数を加減算計数器(可逆カウンタ)
で計数する。
この技法は、各種のスケールやエンコーダで常用されて
いるもので、詳細説明は省略する。上記の計数値は、距
離変換表示回路において、同回路に予め設定された撚り
ピッチの長さと掛算され距離として表示される。
単に一方向にローブを移動してその長さを測るだけであ
れば、鉄検出器は1個でもよいが、本実施例のように2
個を用いて装置を構成すれば、ローブが正逆両方向に移
動する場合差引きどちらの方向にどれだけ移動したか(
正味の移動長)を正確に計測することができると共に、
雑音の混入に対して非常に強く安定したものになる。
第2図は、本発明に用いて好適の鉄検出器ヘッドの例を
示す一部断面図である。同図に示すように、これは、ヘ
ッドの検出面に平行して配置した可飽和コイルと、検出
面に垂直方向のバイアス磁界を生じる磁石とを有するも
のである。ヘッドの検出面に磁性体が近づくと、バイア
ス磁界に変化が生じ、X軸方向の成分が変化する。第3
図は、鉄検出器において第2図のヘッドと組合せて用い
る検出回路の例を示す回路図である。同図において、可
飽和コアに施された巻線Ll、L2は第2図の可飽和コ
イルに対応するもので、O20は高周波パルス発振器、
R1,R2は直列抵抗、Dt+D2はダイオード、(,
1,C2は平滑容量、ri+r2は出力抵抗を示し、D
L、C11rx及びD 21C2+r2はそれぞれR1
,R2両端の電圧を整流検波する回路を構成し、再検波
電圧の差電圧がコンデンサC3の両端に出力として現わ
れる。かような検出回路では、X軸方向に外部磁界が加
わるとき出力を生じる。
第4図は、第2図に示す鉄検出器ヘッドの検出面に一定
間隔dで鉄片をY方向に移動したときの第3図の検出回
路出力波形を示す鉄検出特性図である。同図に示すよう
に、鉄片が近づくと始め正の電圧を生じ、正面に来たと
き0となり、遠ざかるとき負の電圧を生じる。使用した
鉄片は、×方向幅3ミリ、Y方向長さ20ミリ、Z方向
高さ10ミリの軟鉄板である。鉄片が1個のときは、第
4図のような正負のパルスを出力するが、鉄片が一定間
隔例えば10ミリのピッチで並んでいるときは、出力波
形は正弦(sin )波に近い形になる。第4図に示す
ように、ヘッドとの間隔dが1ミリのとき約PPl0V
の出力が得られた。
第5図は、第1図の実施例において、上述した鉄検出器
を使用し第6及び第7図に示すようなワイヤロープ・サ
ンプルについて実測したときの検出出力波形を示すもの
である。使用したワイヤロープは、「3号19本線6撚
り中心繊維(6X19)普通Z撚り」と呼ばれるもので
、外径は16ミリ、撚りピンチは実測値20ミリであっ
た。第5図には、鉄検出器とワイ・ヤロープの間隔dが
0.3ミリ及び1ミリの場合の出力波形(ただし、一方
の波形のみ)を示した。
なお、第1図において2個の鉄検出器ヘッドは、前述の
ようにsinとcosの関係になる出力波形を得るため
、撚りピッチをλとするとき の間隔をおいて配置する0例えば、λ=20ミリの場合
、2(I!の鉄検出器ヘッドの間隔を15ミリ又は25
ミリ又は・・・とする、こうすると、2個の検出出力波
形はsinとcosの関係になる。
また、撚りピンチについては、成る決まった規格ではか
なり正確に一定であるが、温度変化や経時変化により変
わる可能性があるので、撚りピッチの正確な値を知るた
め通宜或いは定期的に測定をする必要がある。しかし、
本発明では、撚りピッチ数を計数するので繰返し誤差は
0になる。したがって、ローラーの回転をエンコーダで
計数する従来の方法よりも、格段の高精度が得られる。
〔応用例〕
本発明は、ワイヤロープの全長ばかりでなく正味の移動
長を高精度で計測できるので、単にローブの製造時に使
用するだけでなく、位置測定のスケールとして利用でき
る。例えば、クレーンのワイヤロープで物体を吊り下げ
又は吊り上げる場合、ワイヤロープは荷重を吊るための
ものであるが、本発明によりロープの下降又は上昇によ
る差引き正味の移動長を計測すれば荷重の位置検出用ス
ケールとなり、クレーン操作の自動化に役立つ。
また、大型の門形クレーンの場合、縦横の移動距離が数
百米に達し且つ環境が悪いため、従来のスケールによる
距離計測は殆ど行われていない。
しかし、本発明は、長いワイヤロープをスケールとして
使用しうるので、このように移動距離が長い場合でも容
易に距離の測定に利用できる。
これらの応用例は一例にすぎず、本発明は、クレーンと
同様にワイヤロープを動力伝達に使う水門の開閉ゲート
などの位置検出用スケールに応用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明によれば、次の如き顕著な
効果が得られる。
1)ワイヤロープの全長のみならず正味の移動長を精密
に且つ低価格で測定することができる。
2)したがって、ワイヤロープを使用するクレーン、エ
レベータ、ケーブルカー、水門ゲート等の機械装置にお
いて、ワイヤロープを位置検出用スケールとして利用す
ることができる。
3)大型の門形クレーンのように移動距離が長大な産業
機械において、ワイヤロープを長大なスケールとして利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例を示す構成図、第2図は
第1図の鉄検出器のヘッドの例を示す一部断面図、第3
図は同鉄検出器の検出回路の例を示す接続図、第4図は
間鉄検出器の出力特性図、第5図は第1図構成によりワ
イヤロープから検出した出力波形の例を示す図、第6及
び第7図はそれぞれワイヤロープの例を示す側面及び断
面図である。 なお、図面に符号を使用していないので、符号の説明は
行わない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 移動するワイヤロープをガイドするワイヤガイド機構と
    、上記ワイヤロープに近接して配置した鉄検出器と、こ
    の鉄検出器の出力信号をパルスに変換する手段と、上記
    パルスを計数する手段と、その計数値を距離に変換して
    表示する手段とを具えたワイヤロープの長さ測定装置。
JP31615686A 1986-12-26 1986-12-26 ワイヤロ−プの長さ測定装置 Pending JPS63165708A (ja)

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JP31615686A JPS63165708A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ワイヤロ−プの長さ測定装置

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JPS63165708A true JPS63165708A (ja) 1988-07-09

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JP31615686A Pending JPS63165708A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ワイヤロ−プの長さ測定装置

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