JPS63160308A - 摺動接点装置 - Google Patents

摺動接点装置

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Publication number
JPS63160308A
JPS63160308A JP61314048A JP31404886A JPS63160308A JP S63160308 A JPS63160308 A JP S63160308A JP 61314048 A JP61314048 A JP 61314048A JP 31404886 A JP31404886 A JP 31404886A JP S63160308 A JPS63160308 A JP S63160308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thick film
sliding contact
contact
pattern
wiring board
Prior art date
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Pending
Application number
JP61314048A
Other languages
English (en)
Inventor
重雄 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、計測器、各種機械等で、検出用、制御用、設
定用、発振器用などに使用されているボリュームスイッ
チ、ポテンシオメータ、トリマー(可変抵抗器の一種)
等で用いられる摺動接点装置の改良に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来より上記のボリュームスイッチ、ポテンシオメータ
、トリマー等で用いられる摺動接点装置は、セラミック
ス基板上にカーボン(C)や酸化ルテニウム(RuO□
)などの抵抗ペーストを焼成して厚膜抵抗パターンを形
成して成る配線板と、この配線、板の厚膜抵抗パターン
に対向して摺動し得るようになされたスプリング端子材
にAg接点材をかしめ或いは溶接して成るすり接点とに
より構成されているが、この摺動接点装置は、ノイズが
発生し易く、又接触抵抗がやや高く且つ幾分ばらつきが
あって不安定であり、しかも厚比し易くて寿命が短く、
接触信頼性にやや欠けるものであった・ この為、セラミックス基板上のカーボンや酸化ルテニウ
ムの厚膜抵抗パターンのすり接点と摺動する部分を、A
g−樹脂系の導体ペーストに置き換えて硬化するかある
いは厚膜抵抗パターンのすり接点と摺動する部分にAg
−樹脂系導体ペーストを重ねて硬化することにより、接
触信頼性を改善し、又すり接点のAg接点材を硫化防止
の為、Ag−Pd30〜50w%に置き換えている。
然し乍ら、A g  P d 30〜50wt%の接点
材はHV160〜200で硬すぎるのに対し、Ag−樹
脂系の導体ペーストの硬化物である厚膜導体パターンが
軟らかい為、摩耗が多くなり、早期に寿命となる。
更にAg−Pd30〜50w t%接点材は、電気伝導
度(IAC33,8〜5.5)が低い為、発熱する等の
問題点があった。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点を解決することのできる摺動接点
装置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するための本発明の摺動接点装置は
、セラミックス基板上に、抵抗ペーストを硬化して厚膜
抵抗パターンを形成し、この厚膜抵抗パターンに接続し
てAg−樹脂系導体ペーストを焼成して厚膜導体パター
ンを形成して成る配線板と、この配線板の厚膜導体パタ
ーンに対向して摺動し得るようになされAg−Cu3〜
10wt%−Cd0.5〜5wt%の接点材がスプリン
グ端子材に取付けられて成るすり接点とにより構成され
ていることを特徴とする。
本発明の摺動接点装置に於いて、すり接点の接点材をA
g  Cu3〜10wt%−Cd 0.5〜5 tnt
%とした理、由は、Ag中のCuが3wt%或いはCd
が0.5wt%未満だと潤滑効果が薄く、そのすり接点
がセラミックス基板上のAg−樹脂系の厚膜導体パター
ンとの接触に於いて凝着、剥離が生じ、Cuが10wt
%或いはCd5が−t%を超えると、酸化物の生成量が
多くなりノイズの発止原因となるからである。
(作用) 上記の如く構成された摺動接点装置は、すり接点とセラ
ミックス基板上の厚膜導体パターンとの接触作用におい
て、すり接点のAg−Cu3〜1〇−t%−Cd 0.
5〜5 wt%t%材の硬さくHVIIO〜150)が
軟らかく滑りやすいので、接触抵抗が低く安定していて
、A−g−樹脂系厚膜導体パターンを損耗することが無
く、又凝着、剥離が殆んど無くなり、摩耗が減少するの
で、良好な接触が得られる。更にすり接点のAg−Cu
3〜10wt%−C(10,5〜5wt%接点材の電気
伝導度力月AC340〜60%と良好であるので、発熱
しない。
(実施例) 本発明の摺動接点装置の実施例を説明すると、図に示す
如き板厚0.6鰭、直径30鰭の純度98%のAfzO
’+基板l上の外周に幅3龍でRu Ozの抵抗ペース
トをスクリーン印刷し、800℃で焼成して厚さ10μ
あ厚膜抵抗パターン2を形成し、この厚膜抵抗パターン
2に接続して、周方向に、Ag−樹脂系導体ペーストを
スクリーン印刷し、130℃で硬化して、0.2鰭間隔
に幅0.2mm、長さ7龍、厚さ10μの厚膜導体パタ
ーン(Ag−樹脂26−t%)3を形成して配線板4と
した。一方、この配線板4の厚膜導体パターン3に対向
して夫々摺動するようになされた2種のすり接点5は、
Ag−Cu6wt%−Cd2wt%とAg−Cu8wt
%−Cdl−ニッケルO,ht%の2種の接点線材(直
径1.51)から作製した頭部径3fi、頭部厚さ0.
6mm、脚部径1.5鶴、脚部長1.51議の2種のリ
ベット接点6を、夫々幅4 mm、厚さ0.15mmの
Be−Cuより成るスプリング端子材7の接点取付穴に
挿入しかしめて成るものである。
このように構成された実施例1.2の摺動接点装置と1
.A g −P d30wt%接点材を有するすり接点
を配線板のAg−樹脂の厚膜導体パターンと対向させて
成る従来の摺動接点装置とを、下記の試験条件にて摺動
開閉試験を行った処、下記の表に示すような結果を得た
試験条件 接触カニ10g、動作:回転往復型(55度)、駆動:
60ストロ一ク/min、通電:12V、100mA上
記の表で明らかなように実施例1.2の摺動接点装置は
、従来例の摺動装置に比し、寿命が大概倍増しているこ
とが判る。これは゛ひとえにすり接点5のA g  C
u 3.〜l0wt%−Cd O,5〜5 wt%接点
材の硬さが軟らかく滑りやすい為、対向するAg−樹脂
系の厚膜導体パターン3を損耗することが無く、又凝着
、剥離することが無く、摩耗が減少し、更にAg  C
u3〜10wt%−CdO,5〜5nt%の接点材の電
気伝導度が良好で発熱することが無いからである。
尚、前記の寿命は、厚膜導体パターン3の摩耗により、
すり接点5がAlzOi基板との接触となって、オーブ
ン状態(接触抵抗無限大)となった場合と、厚膜導体パ
ターン3間のスリット部の目詰まりによりショートした
場合で判定した。
尚、上記実施例の摺動接点装置の配線板4は円形である
が、矩形でも良いものである。その場合、厚膜抵抗パタ
ーンは矩形の配線板の一側端に形成し、厚膜導体パター
ンは厚膜抵抗パターンに接続してその長手方向に一定間
隔に平行に形成すると良い。そしてすり接点は厚膜導体
パターンに対向して厚膜抵抗パターンの長手方向に摺動
し得るようにする。またセラミックス基板上にベローズ
形状に前後に往復させた厚膜抵抗パターンを形成し、そ
の上に厚膜導体パターンを一定間隔に並べて形成した配
線板と、この配線板の厚膜感体パターンに対向して摺動
するようにしたすり接点とより成る摺動接5点装置とし
ても良い。
さらに実施例2のようにCuあるいはCdの一部を0.
01〜Iwt%の範囲で鉄族元素で置き替えてもよいも
のである。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明の摺動接点装置は、すり
接点のAg−Cu3〜10wt%−Cd0,5〜5wt
%が硬さくHvllO〜150)が軟らかく滑りやすい
ので、接触作用においてセラミックス基板上のAg−樹
脂系厚膜導体パターンが損耗することが無く、又凝着、
剥離が殆んど無くなり、摩耗が減少するので、良好な接
触が得られる。
従って、接触信卸性が向上し、摺動接点装置の寿命が著
しく増長する。更にすり接点のAg−Cu3〜10wt
%−Cd0.5〜5wt%接点材の電気伝導度が良好で
あるので、接触作用において、発熱せず、溶着が起こり
に(い。従って、摺動接点装置の耐溶着性が著しく向上
する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の摺動接点装置の一実施例を示す概略斜視図
である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 7・・・Xアソ〉クー堤子賓T

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  セラミックス基板上に、抵抗ペーストを焼成して厚膜
    抵抗パターンを形成し、この厚膜抵抗パターンに接続し
    てAg−樹脂系導体ペーストを硬化して厚膜導体パター
    ンを形成して成る配線板と、この配線板の厚膜導体パタ
    ーンに対向して摺動し得るようになされAg−Cu3〜
    10wt%−Cd0.5〜5wt%の接点材がスプリン
    グ端子材に取り付けられて成るすり接点とにより構成さ
    れていることを特徴とする摺動接点装置。
JP61314048A 1986-12-24 1986-12-24 摺動接点装置 Pending JPS63160308A (ja)

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JP61314048A JPS63160308A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 摺動接点装置

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JP61314048A JPS63160308A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 摺動接点装置

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Publication Number Publication Date
JPS63160308A true JPS63160308A (ja) 1988-07-04

Family

ID=18048587

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JP61314048A Pending JPS63160308A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 摺動接点装置

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JP (1) JPS63160308A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8651093B2 (en) 2006-11-09 2014-02-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sludge adhesion inhibiting structure for internal combustion engine

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