JPS63159791A - 原子炉用シ−ルリング材 - Google Patents
原子炉用シ−ルリング材Info
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- JPS63159791A JPS63159791A JP61306588A JP30658886A JPS63159791A JP S63159791 A JPS63159791 A JP S63159791A JP 61306588 A JP61306588 A JP 61306588A JP 30658886 A JP30658886 A JP 30658886A JP S63159791 A JPS63159791 A JP S63159791A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Sealing Material Composition (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、無潤滑で稼動する耐摩耗部材に係り、特に、
高温、高水圧下で運転される原子炉用シールリング材に
用いる材料についての改良に関する。
高温、高水圧下で運転される原子炉用シールリング材に
用いる材料についての改良に関する。
機械類のほとんどが摩擦機構部を有しており、その寿命
を左右する重要な部品である。また機械の種類、すなわ
ち機器の摩擦条件によって摩擦機構部の適用材料は異な
ってくる。特に潤滑剤を用いることのできない条件での
摩擦部材、あるいは潤滑剤を使用しても高速、高面圧摩
擦により潤滑膜が著しく薄くなシ無潤滑に近い条件での
摩擦が生じる。このような苛酷な条件に耐える材料は、
融点が高く耐焼付性の高い材料であること、潤滑剤を含
有又は含浸させ摩擦熱の発生を少なくできる材料である
こと、摩擦熱が発生しても摩擦面から放散又は伝導でき
る熱伝導率の高い材料であることが要求される。
を左右する重要な部品である。また機械の種類、すなわ
ち機器の摩擦条件によって摩擦機構部の適用材料は異な
ってくる。特に潤滑剤を用いることのできない条件での
摩擦部材、あるいは潤滑剤を使用しても高速、高面圧摩
擦により潤滑膜が著しく薄くなシ無潤滑に近い条件での
摩擦が生じる。このような苛酷な条件に耐える材料は、
融点が高く耐焼付性の高い材料であること、潤滑剤を含
有又は含浸させ摩擦熱の発生を少なくできる材料である
こと、摩擦熱が発生しても摩擦面から放散又は伝導でき
る熱伝導率の高い材料であることが要求される。
一般にセラミックスは融点が高く、硬さも高いところか
ら、前記した条件をほぼ満たしているが、熱伝導率が著
しく小さい。そのためj4!擦熱が界面に蓄積し、急激
な膨張と収縮が生じて容易に破損してしまうため使用で
きない。このため特公昭59−50765号ではセラミ
ックスに対し固体潤滑剤である黒鉛を添加、複合化し、
摩擦熱の発ミックスは熱伝導率がo、+ Oal /α
、IC以下と小さい。また複合化によシ強度の低下も生
じる。
ら、前記した条件をほぼ満たしているが、熱伝導率が著
しく小さい。そのためj4!擦熱が界面に蓄積し、急激
な膨張と収縮が生じて容易に破損してしまうため使用で
きない。このため特公昭59−50765号ではセラミ
ックスに対し固体潤滑剤である黒鉛を添加、複合化し、
摩擦熱の発ミックスは熱伝導率がo、+ Oal /α
、IC以下と小さい。また複合化によシ強度の低下も生
じる。
一方前記した条件のほかに従来からの耐摩耗金属では使
用不可能な腐食性雰囲気で摩擦する部材も考えられる。
用不可能な腐食性雰囲気で摩擦する部材も考えられる。
このような部材には耐食性が要求されるが、セラミック
スはこれ全十分に満足させる。しかし原子炉におけるよ
うな高温高水圧で摩擦する場合、密度の低いセラミック
スでは、内部まで水圧がかかり耐えることができず破損
してしまうという問題がある。その念め、このような部
材には主として黒鉛が使用されてf!友。しかし寿命の
点で問題があり、短期間で摩耗してしまう大きな欠点が
あった。また黒鉛は強度が5〜7ky/u12と他のセ
ラミックス材料に比較して著しく低へその之め小さな衝
撃により破損してしまう。
スはこれ全十分に満足させる。しかし原子炉におけるよ
うな高温高水圧で摩擦する場合、密度の低いセラミック
スでは、内部まで水圧がかかり耐えることができず破損
してしまうという問題がある。その念め、このような部
材には主として黒鉛が使用されてf!友。しかし寿命の
点で問題があり、短期間で摩耗してしまう大きな欠点が
あった。また黒鉛は強度が5〜7ky/u12と他のセ
ラミックス材料に比較して著しく低へその之め小さな衝
撃により破損してしまう。
前記したように従来のセラミックスハ、熱伝導性が悪く
、摩擦面の温度が上昇し、き裂が生じ破損してしまう問
題がある。一方高温、高水圧中で使用される原子炉用耐
摩耗部材としては高密度、高強度の材料が要求されるが
、従来のC粉末添加5zOでは密度が低く十分な強度が
得られない。C粉末の場合、粒径が+、aμm 前後と
小さいことと摺動性の点から添加量が多くなるため均一
分散が難しく、C粉末が集合して焼結体中に存在する。
、摩擦面の温度が上昇し、き裂が生じ破損してしまう問
題がある。一方高温、高水圧中で使用される原子炉用耐
摩耗部材としては高密度、高強度の材料が要求されるが
、従来のC粉末添加5zOでは密度が低く十分な強度が
得られない。C粉末の場合、粒径が+、aμm 前後と
小さいことと摺動性の点から添加量が多くなるため均一
分散が難しく、C粉末が集合して焼結体中に存在する。
そのため高水圧中でFioが流出して破損することが分
った。一方、C粉末の粒径が大きくなるとマトリックス
よシ脱落する問題が生じ、現在粉末添加では実用化に至
っていない。一方、SZCの高密度焼結助剤としてはB
化合物やAj 化合物が知られているが、これはSl
C粒界に残りやすく、高温高圧水中では粒界腐食の原因
となる。
った。一方、C粉末の粒径が大きくなるとマトリックス
よシ脱落する問題が生じ、現在粉末添加では実用化に至
っていない。一方、SZCの高密度焼結助剤としてはB
化合物やAj 化合物が知られているが、これはSl
C粒界に残りやすく、高温高圧水中では粒界腐食の原因
となる。
本発明の目的は、高熱伝導性で高温、高水圧中でも使用
可能な耐摩耗性に優れ几原子炉用シールリング材セラミ
ックス複合材料を提供することにある。
可能な耐摩耗性に優れ几原子炉用シールリング材セラミ
ックス複合材料を提供することにある。
本発明を概説すれば、本発明は原子炉用シールリング材
に関する発明であって、 BeOf 0.03〜15重
量%含有する51a−Beo混合粉末に10〜30重量
%のC7アイパを添加し、焼結することにより作製され
る5IC−Boo−0ファイバ複合焼結体からなること
を特徴とする。
に関する発明であって、 BeOf 0.03〜15重
量%含有する51a−Beo混合粉末に10〜30重量
%のC7アイパを添加し、焼結することにより作製され
る5IC−Boo−0ファイバ複合焼結体からなること
を特徴とする。
本発明者らは前記し友問題点につき検討を加え次結果、
本発明に至った。熱伝導率の優れ次セラミックスとして
は、S工aに0.03〜+5重tXのBooを添加した
焼結体が公知である。また、BeOには耐湿性があるこ
とも確認した。これを母材とし、耐摩耗at内向上ぜる
友めにCのファイバの添加によって前記してきた問題点
を解決できることを見出し友。ファイバ添加によって粉
末添加では得られない特注を発揮させることができる。
本発明に至った。熱伝導率の優れ次セラミックスとして
は、S工aに0.03〜+5重tXのBooを添加した
焼結体が公知である。また、BeOには耐湿性があるこ
とも確認した。これを母材とし、耐摩耗at内向上ぜる
友めにCのファイバの添加によって前記してきた問題点
を解決できることを見出し友。ファイバ添加によって粉
末添加では得られない特注を発揮させることができる。
す毫わち、結晶性が良好で高アスペクト比を持ったCフ
ァイバの添加により、密度の向上及び強度の向上と共に
、高水圧中でもCの流出又は脱落が防止されるためであ
る。
ァイバの添加により、密度の向上及び強度の向上と共に
、高水圧中でもCの流出又は脱落が防止されるためであ
る。
本発明のS工G−BeO−Cファイバは高密度、高強度
であるため従来の5zc−C粉末に比較して著しく優れ
念性能を発揮する。特に高温、高圧水中で摺動動作する
原子炉用シールリング材に最適である。
であるため従来の5zc−C粉末に比較して著しく優れ
念性能を発揮する。特に高温、高圧水中で摺動動作する
原子炉用シールリング材に最適である。
なお、C7アイパとしては、直径が0.5〜30μm
で、且つアスペクト比が50〜3000であるものが、
好ましく、そしてマトリックス中に無秩序に配向されて
いることが好適である。
で、且つアスペクト比が50〜3000であるものが、
好ましく、そしてマトリックス中に無秩序に配向されて
いることが好適である。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されない。
本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例I
S工C粉末(平均粒径2.0μm)と焼結助剤として2
重11xoseo粉末とを所定量秤量し、らいかい機に
て十分に混合した。なお、本実施例では2重′Wk%一
定としたが、0.05〜15重量%の範囲では同様の結
果が得られることを確認している。この混合粉末にφ8
μmXIoooμmのCファイバ添加し、同様にらいか
い機にて無秩序に混合し友。なお、Cファイバの配列を
無秩序、あるいは摺動面に直角又は平行に配向し比容複
合焼結体を作製し、摺動試験を行った。その結果、無秩
序、直角配列、平行配列の順に悪くなり、特に無秩序配
列が優れてい念。第1−1−1図〜第1−3−2図にそ
の摺動面露出部の形状及びその断面を模式図として示す
。!+ −1−1図は無秩序配列の摺動面の平面図、第
+−3−2図はその断面図、第1〜2−1図は直角配列
の摺動面の平面図、第1−2−2図はその断面図、第1
−5−1図は平行配列の摺動面の平面図、第+−3−2
[ilはその断面図である。各図において、符号AはC
ファイバ、Bはマトリックスを意味する。これらの図に
よれば、平行配列は表面に潤滑剤であるCファイバが全
く露出していない場合があり、直角配列の場合は露出部
が少ない。それに比較して無秩序配列の場合は露出部が
非常に多いことが優れた特性を発揮する理由である。こ
のため本実施例ではいずれも無秩序配列で行った。
重11xoseo粉末とを所定量秤量し、らいかい機に
て十分に混合した。なお、本実施例では2重′Wk%一
定としたが、0.05〜15重量%の範囲では同様の結
果が得られることを確認している。この混合粉末にφ8
μmXIoooμmのCファイバ添加し、同様にらいか
い機にて無秩序に混合し友。なお、Cファイバの配列を
無秩序、あるいは摺動面に直角又は平行に配向し比容複
合焼結体を作製し、摺動試験を行った。その結果、無秩
序、直角配列、平行配列の順に悪くなり、特に無秩序配
列が優れてい念。第1−1−1図〜第1−3−2図にそ
の摺動面露出部の形状及びその断面を模式図として示す
。!+ −1−1図は無秩序配列の摺動面の平面図、第
+−3−2図はその断面図、第1〜2−1図は直角配列
の摺動面の平面図、第1−2−2図はその断面図、第1
−5−1図は平行配列の摺動面の平面図、第+−3−2
[ilはその断面図である。各図において、符号AはC
ファイバ、Bはマトリックスを意味する。これらの図に
よれば、平行配列は表面に潤滑剤であるCファイバが全
く露出していない場合があり、直角配列の場合は露出部
が少ない。それに比較して無秩序配列の場合は露出部が
非常に多いことが優れた特性を発揮する理由である。こ
のため本実施例ではいずれも無秩序配列で行った。
Cファイバの添加量を10.20,50.40及び50
重量%添加した混合粉末を用意し友。同様に比較の九め
平均粒径5μm のC粉末添加の混合粉末 ゛
も用意した。これをブレスで1 ton /crP
N2加圧して厚さ1Offilt、直径170關φのグ
リーンボディを作製し友。これ全黒鉛ダイスを用いたホ
ットプレスにセットして真空中でs o Okg /
an2の加圧下で最高加熱温度2100Cで焼結し次。
重量%添加した混合粉末を用意し友。同様に比較の九め
平均粒径5μm のC粉末添加の混合粉末 ゛
も用意した。これをブレスで1 ton /crP
N2加圧して厚さ1Offilt、直径170關φのグ
リーンボディを作製し友。これ全黒鉛ダイスを用いたホ
ットプレスにセットして真空中でs o Okg /
an2の加圧下で最高加熱温度2100Cで焼結し次。
単体のSXCも同様に焼結し比。
作製L ft ’a 給体ヨF) 5 wxtX +
Om” X 20 tm’の試験片を採取して、水中秤
量法によって相対密度を求め友。第2図にその結果を示
す。すなわち第2図は、混和剤添加t(重t%、横軸)
と相対密度(%、縦軸)との関係を示すグラフであり、
符号2は5zO−2BaO−C7アイバ、3は131C
−2BeO−C粉末を意味する。第2図によれば、a7
アイバ及びC粉末添加共に添加量の増加と共に、密度は
減少し几。しかし、07アイバ添加の場合、30重tX
まで添加しても密度が90%以上であるのに対し、比較
材のC粉末添加では、10重量3強で90X以下になっ
てしまつ友。
Om” X 20 tm’の試験片を採取して、水中秤
量法によって相対密度を求め友。第2図にその結果を示
す。すなわち第2図は、混和剤添加t(重t%、横軸)
と相対密度(%、縦軸)との関係を示すグラフであり、
符号2は5zO−2BaO−C7アイバ、3は131C
−2BeO−C粉末を意味する。第2図によれば、a7
アイバ及びC粉末添加共に添加量の増加と共に、密度は
減少し几。しかし、07アイバ添加の場合、30重tX
まで添加しても密度が90%以上であるのに対し、比較
材のC粉末添加では、10重量3強で90X以下になっ
てしまつ友。
第3図は288C,85気圧の高温、高圧純水中にオー
トクレーブ、tooo時間経過後の寸法変化(ふくれ)
を調べた結果を寸法変化率(%)で示したグラフである
。第5図によれば、本発明のCファイバ番加S工0−B
eO複合焼結体は、Cファイバ量が20重iiXではほ
とんど寸法変化はなく30重置火でも少ない。焼結体の
密度が87XとなるCファイバ量の40重量%では寸法
変化が大き過ぎて実用上問題となるが、Cファイバの流
出はなかつ几。一方、比較材のC粉末添加では20it
%添加でも寸法変化が大きく、ふくれが生じ、また一方
ではC粉末が流出してしまう。添加量が大きい40重量
%では水圧のためにくずれてしまった。
トクレーブ、tooo時間経過後の寸法変化(ふくれ)
を調べた結果を寸法変化率(%)で示したグラフである
。第5図によれば、本発明のCファイバ番加S工0−B
eO複合焼結体は、Cファイバ量が20重iiXではほ
とんど寸法変化はなく30重置火でも少ない。焼結体の
密度が87XとなるCファイバ量の40重量%では寸法
変化が大き過ぎて実用上問題となるが、Cファイバの流
出はなかつ几。一方、比較材のC粉末添加では20it
%添加でも寸法変化が大きく、ふくれが生じ、また一方
ではC粉末が流出してしまう。添加量が大きい40重量
%では水圧のためにくずれてしまった。
実施例2
実施例1と同様に5zC−2BeO−20ft%のCフ
ァイバ複合体と比較材の乾式による摩耗試験を行った。
ァイバ複合体と比較材の乾式による摩耗試験を行った。
結果?第4図に、摩耗減量(x t o−’ crl/
hr)のグラフとして示し次。グラフによれば黒鉛に比
較し著しく摩耗液が少ない。また、 SlC−2BeO
−20G粉末とは同等である。
hr)のグラフとして示し次。グラフによれば黒鉛に比
較し著しく摩耗液が少ない。また、 SlC−2BeO
−20G粉末とは同等である。
第5図は、混和剤添加t(重ff%、横軸)と水中での
摩擦係数(μ、縦軸)との関係を示したグラフであり、
符号1は黒鉛、2は8zO−2BeO−07アイバ、3
は5zO−2BeO−C粉末を意味すル(以下、同じ)
。第5図によれば水中での摩擦係数では優れ九結果を示
した。すなわち、乾式では同等であるが、水中では20
重量%で比較すると粉末添加の0.09μに対して、C
ファイバでは0.05μと約2倍優れている。Cファイ
バの添加tは10〜50重量%が良好である。すなわち
、10重量%未満では摩擦係数が十分でなく、30重量
%を超える量添加すると強度、密度、水中での性能が劣
るためである。
摩擦係数(μ、縦軸)との関係を示したグラフであり、
符号1は黒鉛、2は8zO−2BeO−07アイバ、3
は5zO−2BeO−C粉末を意味すル(以下、同じ)
。第5図によれば水中での摩擦係数では優れ九結果を示
した。すなわち、乾式では同等であるが、水中では20
重量%で比較すると粉末添加の0.09μに対して、C
ファイバでは0.05μと約2倍優れている。Cファイ
バの添加tは10〜50重量%が良好である。すなわち
、10重量%未満では摩擦係数が十分でなく、30重量
%を超える量添加すると強度、密度、水中での性能が劣
るためである。
実施例3
実施例筒で作製した焼結体よシ!lIItX41m”X
40 tm’ の試験片を採取して4点法による曲げ強
度を求めた。第6図にその結果2示す。参考のため黒鉛
単体の値も示しである。第6図は混和剤添加t(重量%
、横軸)と曲げ強さくσb4 、 kg/W112)と
の関係を示したグラフである。本発明のSIC−2Ba
O−c ファイバ複合焼結体の強度が30重tX添加
でも黒鉛単体の2倍強でちゃ、比較材81C−2BeO
−C粉末の約2倍の値を示す。現在、原子炉用シール材
として用いられている黒鉛の寿命+−2倍にするために
は強度も2倍以上でなければならない。その几めにはC
ファイバの添加量は30重tx以下とすべきである。
40 tm’ の試験片を採取して4点法による曲げ強
度を求めた。第6図にその結果2示す。参考のため黒鉛
単体の値も示しである。第6図は混和剤添加t(重量%
、横軸)と曲げ強さくσb4 、 kg/W112)と
の関係を示したグラフである。本発明のSIC−2Ba
O−c ファイバ複合焼結体の強度が30重tX添加
でも黒鉛単体の2倍強でちゃ、比較材81C−2BeO
−C粉末の約2倍の値を示す。現在、原子炉用シール材
として用いられている黒鉛の寿命+−2倍にするために
は強度も2倍以上でなければならない。その几めにはC
ファイバの添加量は30重tx以下とすべきである。
実施例4
第7図はアスペクト比(横軸)と相対密度(X。
縦軸)との関係を示したグラフである。また、第暮表に
アスペクト比300のファイバ径による相対密度の変化
を示す。
アスペクト比300のファイバ径による相対密度の変化
を示す。
第1表
第7図から明らかなように、アスペクト比50未満では
相対密度が不十分であり、5000超でも同様である。
相対密度が不十分であり、5000超でも同様である。
この結果アスペクト比は50から3000の範囲が適当
である。
である。
一方、ファイバ径は、第1表に示すように、0.5〜3
0μm が良好な範囲であり、30A11 を超えると
相対密度が劣るため、高温、高圧水中で使用するには不
適当である。
0μm が良好な範囲であり、30A11 を超えると
相対密度が劣るため、高温、高圧水中で使用するには不
適当である。
実施例5
第8図に、本発明のSlC−2BeO−20X Cファ
イバ(8μmXIoooμm)複合焼結体2を用いて作
製した原子炉用シールリングを模式図として示す。すな
わち、第8−1図は平面図、第8−2図はそのY−Y線
における断面図であり、各数値の単位は鴎である。
イバ(8μmXIoooμm)複合焼結体2を用いて作
製した原子炉用シールリングを模式図として示す。すな
わち、第8−1図は平面図、第8−2図はそのY−Y線
における断面図であり、各数値の単位は鴎である。
この中に、外径44.5φ×内径34.5φの5O3−
504(イオン窒化:Hマ ++00)のバイブを入れ
て、速度0.dm/s、面圧52kg/z2(雰囲気:
高温、高水圧中、温度28811:’、85気おで片道
IQOOnzの往復摺動試験をSOO回行つた。その結
果、何らの異状も認められなかった。
504(イオン窒化:Hマ ++00)のバイブを入れ
て、速度0.dm/s、面圧52kg/z2(雰囲気:
高温、高水圧中、温度28811:’、85気おで片道
IQOOnzの往復摺動試験をSOO回行つた。その結
果、何らの異状も認められなかった。
以上説明し友ように、本発明の原子炉用シールリング材
は、Cファイバが潤滑剤の役目を果し、無潤滑での高速
、高面圧の摩擦に良好である。また、C粉末では高温、
高水圧中では使用できないのに対して、本発明のシール
リング材では優れた性能を発揮することができる。
は、Cファイバが潤滑剤の役目を果し、無潤滑での高速
、高面圧の摩擦に良好である。また、C粉末では高温、
高水圧中では使用できないのに対して、本発明のシール
リング材では優れた性能を発揮することができる。
第1−曹−1図〜WXl −5−2図は、Cファイバの
配列法による摺動面露出部の形状と、断面を対比した模
式図であり、第+−+−1図、第1=2−1図及び第1
−3−1図は各摺動面露出部の平面図、第1−1−2図
、第1−2−2図及び第1−3−2図は相当する断面図
、第2図は混和剤添加量と相対密度との関係を示すグラ
フ、第3図は各試料のオートクレーブテストの結果を示
すグラフ、第4図は各試料の乾式の摩耗域tを示すグラ
フ、第5図は混和剤添加量と水中での摩擦係数との関係
を示すグラフ、第6図は混和剤添加量と曲げ強きとの関
係を示すグラフ、第7図はアスペクト比と相対密度との
関係を示すグラフ、@8−1図は本発明の材料を用い次
原子炉用シールリングの1例の平面図、第8−2図はそ
のY−Y線における断面図である。
配列法による摺動面露出部の形状と、断面を対比した模
式図であり、第+−+−1図、第1=2−1図及び第1
−3−1図は各摺動面露出部の平面図、第1−1−2図
、第1−2−2図及び第1−3−2図は相当する断面図
、第2図は混和剤添加量と相対密度との関係を示すグラ
フ、第3図は各試料のオートクレーブテストの結果を示
すグラフ、第4図は各試料の乾式の摩耗域tを示すグラ
フ、第5図は混和剤添加量と水中での摩擦係数との関係
を示すグラフ、第6図は混和剤添加量と曲げ強きとの関
係を示すグラフ、第7図はアスペクト比と相対密度との
関係を示すグラフ、@8−1図は本発明の材料を用い次
原子炉用シールリングの1例の平面図、第8−2図はそ
のY−Y線における断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、BeOを0.03〜15重量%含有するSlC−B
eO混合粉末に10〜30重量%のCフアイバを添加し
、焼結することにより作製されるSlC−BeO−Cフ
アイバ複合焼結体からなることを特徴とする原子炉用シ
ールリング材。 2、該Cフアイバは、その直径が0.5〜30μmで、
且つアスペクト比が50〜3000である特許請求の範
囲第1項記載の原子炉用シールリング材。 3、該Cフアイバは、SlC−BeOマトリツクス中に
無秩序に配向されている特許請求の範囲第1項又は第2
項記載の原子炉用シールリング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61306588A JPH0743434B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 原子炉用シ−ルリング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61306588A JPH0743434B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 原子炉用シ−ルリング材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159791A true JPS63159791A (ja) | 1988-07-02 |
JPH0743434B2 JPH0743434B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17958874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61306588A Expired - Lifetime JPH0743434B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 原子炉用シ−ルリング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743434B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012052950A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 低触媒被毒性シール材を適用した沸騰水型原子力プラント |
CN114323528A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-04-12 | 北京理工大学 | 适于槽键式块体的板车式碰撞试验装置及试验方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2899436A4 (en) * | 2013-04-09 | 2016-07-27 | Eagle Ind Co Ltd | SLIDING SEALING ELEMENT |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP61306588A patent/JPH0743434B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012052950A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 低触媒被毒性シール材を適用した沸騰水型原子力プラント |
CN114323528A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-04-12 | 北京理工大学 | 适于槽键式块体的板车式碰撞试验装置及试验方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743434B2 (ja) | 1995-05-15 |
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