JPS631561Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631561Y2 JPS631561Y2 JP1979108895U JP10889579U JPS631561Y2 JP S631561 Y2 JPS631561 Y2 JP S631561Y2 JP 1979108895 U JP1979108895 U JP 1979108895U JP 10889579 U JP10889579 U JP 10889579U JP S631561 Y2 JPS631561 Y2 JP S631561Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- power supply
- reactor
- switch
- load
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、核融合プラズマ加熱用中性子ビーム
入射装置（以下NBIと略す）のアーク電源など
のように急速な電流立上りが要求される直流電源
装置に関するものである。
入射装置（以下NBIと略す）のアーク電源など
のように急速な電流立上りが要求される直流電源
装置に関するものである。
NBI電源は、NBIを駆動する各種の電源で成
りたつている。アーク電源は、これらの電源の一
つで、一種の直流、定電流回路であるが、NBI
の良好なビーム入射を実現するうえで、適切な電
流の立上り特性を持つものが必要である。アーク
電流の立上り特性は、また他のNBI電源、例え
ばビームの加速を行なう加速電源の駆動条件等に
より、適切な値に選定するのが好ましく、電流立
上げ時間を制御できるものが必要となる。またこ
の電流立上げ時間は、数μsec〜数十μsecと短時間
であることから、電流の立上げ回路としては、高
速制御性を必要としており、電流値も数百Ａ〜数
千Ａという大電流を扱うことから、従来これらア
ーク電流の立上り特性を適切に制御するものがな
かなか得られない現状であつた。
りたつている。アーク電源は、これらの電源の一
つで、一種の直流、定電流回路であるが、NBI
の良好なビーム入射を実現するうえで、適切な電
流の立上り特性を持つものが必要である。アーク
電流の立上り特性は、また他のNBI電源、例え
ばビームの加速を行なう加速電源の駆動条件等に
より、適切な値に選定するのが好ましく、電流立
上げ時間を制御できるものが必要となる。またこ
の電流立上げ時間は、数μsec〜数十μsecと短時間
であることから、電流の立上げ回路としては、高
速制御性を必要としており、電流値も数百Ａ〜数
千Ａという大電流を扱うことから、従来これらア
ーク電流の立上り特性を適切に制御するものがな
かなか得られない現状であつた。
本考案の目的は、以上に述べた数百Ａ〜数千Ａ
という大電流の立上り特性を数μsec〜数十μsecの
範囲で容易に制御することが可能な急速立上直流
電源装置を提供することにある。
という大電流の立上り特性を数μsec〜数十μsecの
範囲で容易に制御することが可能な急速立上直流
電源装置を提供することにある。
以下本考案を第１図および第３図に示す各実施
例について説明する。
例について説明する。
第１図は、本考案の一実施例を示す回路図であ
る。第１図において、先ず１番目のスイツチ１７
から５番目のスイツチ２１までの各スイツチ１
７，１８，１９，２０，２１は全て閉じており、
各々に流れる電流は等しいとする。これらの電流
は、直流電源１１より、１番目の直流リアクトル
１２から５番目の直流リアクトル１６までの各々
の直流リアクトル１２，１３，１４，１５，１６
を介して流れている。この状態においては、負荷
２７には電流が流れず、最終負荷電流ITの５分の
１の電流が各スイツチと直流リアクトルの回路に
流れている。この状態からアーク電流起動指令に
より時点t0でスイツチ１７を開くと直流リアクト
ル１２の電流は、ダイオード２２を介して負荷２
７の回路に転流する。次に時点t1でスイツチ１８
を開くと直流リアクトル１３の電流は、同様にダ
イオード２３を介して、負荷２７に流れ、以下時
点t2でスイツチ１９、時点t3でスイツチ２０、時
点t4でスイツチ２１を開くことにより、負荷２７
の電流ILは階段状にITまで上昇し、最終的に第２
図に示すような電流立上げ特性が得られる。ここ
で、電流立上り時間の制御は、t0からt4に至る時
間を制御することで可能となり、立上り波形につ
いてもt0とt1間、t1とt2間……と各々のスイツチ
を開放する間隔を調整することで、制御が可能と
なる。また立上り波形の精度については、スイツ
チ数を調整すれば良くスイツチ数に応じた直流リ
アクトル数を構成することで精度の設定ができ
る。第１図の実施例では、アーク電流の最終値IT
に対して約20％の精度で立上り波形を制御してい
る。この場合各直流リアクトルの電流は、ほぼ
各々の直流リアクトル、及び配線の直流抵抗分で
決まり、これらの抵抗分をそろえることで各直流
リアクトルの電流は平衡を保つ。
る。第１図において、先ず１番目のスイツチ１７
から５番目のスイツチ２１までの各スイツチ１
７，１８，１９，２０，２１は全て閉じており、
各々に流れる電流は等しいとする。これらの電流
は、直流電源１１より、１番目の直流リアクトル
１２から５番目の直流リアクトル１６までの各々
の直流リアクトル１２，１３，１４，１５，１６
を介して流れている。この状態においては、負荷
２７には電流が流れず、最終負荷電流ITの５分の
１の電流が各スイツチと直流リアクトルの回路に
流れている。この状態からアーク電流起動指令に
より時点t0でスイツチ１７を開くと直流リアクト
ル１２の電流は、ダイオード２２を介して負荷２
７の回路に転流する。次に時点t1でスイツチ１８
を開くと直流リアクトル１３の電流は、同様にダ
イオード２３を介して、負荷２７に流れ、以下時
点t2でスイツチ１９、時点t3でスイツチ２０、時
点t4でスイツチ２１を開くことにより、負荷２７
の電流ILは階段状にITまで上昇し、最終的に第２
図に示すような電流立上げ特性が得られる。ここ
で、電流立上り時間の制御は、t0からt4に至る時
間を制御することで可能となり、立上り波形につ
いてもt0とt1間、t1とt2間……と各々のスイツチ
を開放する間隔を調整することで、制御が可能と
なる。また立上り波形の精度については、スイツ
チ数を調整すれば良くスイツチ数に応じた直流リ
アクトル数を構成することで精度の設定ができ
る。第１図の実施例では、アーク電流の最終値IT
に対して約20％の精度で立上り波形を制御してい
る。この場合各直流リアクトルの電流は、ほぼ
各々の直流リアクトル、及び配線の直流抵抗分で
決まり、これらの抵抗分をそろえることで各直流
リアクトルの電流は平衡を保つ。
第３図は、本考案の他の実施例を示すもので、
第１図と同じ記号は、同一素子を示し、１１Ａ〜
１１Ｅは各リアクトルごとに設けられた直流電源
である。第３図の特徴は、直流電源を各々の直流
リアクトル、スイツチと同数設けそれぞれの電圧
を任意に可変設定することにより各スイツチによ
る立上げ電流を独立に制御できることである。第
４図は、第３図の回路による負荷２７の電流立上
り特性を示すもので、t0，t1，t2，t3，t4は、各ス
イツチ１７，１８，１９，２０，２１を開いた時
点を示している。ここで時点t0以前においては、
各スイツチ１７，１８，１９，２０，２１は全て
閉じており、スイツチ１７を流れる電流は、直流
電源１１ＡによりIT1に制御され、同様にスイツ
チ１８，１９，２０，２１を流れる電流をIT2，
IT3，IT4，IT5に制御することで所望の電流立上り
特性を得ることができる。また第３図の回路方式
においても必要な精度、分解能に応じてスイツチ
数および各スイツチを流れる電流を調整すれば良
い。
第１図と同じ記号は、同一素子を示し、１１Ａ〜
１１Ｅは各リアクトルごとに設けられた直流電源
である。第３図の特徴は、直流電源を各々の直流
リアクトル、スイツチと同数設けそれぞれの電圧
を任意に可変設定することにより各スイツチによ
る立上げ電流を独立に制御できることである。第
４図は、第３図の回路による負荷２７の電流立上
り特性を示すもので、t0，t1，t2，t3，t4は、各ス
イツチ１７，１８，１９，２０，２１を開いた時
点を示している。ここで時点t0以前においては、
各スイツチ１７，１８，１９，２０，２１は全て
閉じており、スイツチ１７を流れる電流は、直流
電源１１ＡによりIT1に制御され、同様にスイツ
チ１８，１９，２０，２１を流れる電流をIT2，
IT3，IT4，IT5に制御することで所望の電流立上り
特性を得ることができる。また第３図の回路方式
においても必要な精度、分解能に応じてスイツチ
数および各スイツチを流れる電流を調整すれば良
い。
以上説明したように、本考案によれば、定電流
回路を構成する直流リアクトルを複数個設けて電
流を分割し、複数に分割した直流リアクトルの電
流を段階的に負荷に供給することにより立上り時
間を容易に制御でき、電流立上り波形、電流値の
大小等に対してはスイツチ数の選定やスイツチ開
放時間および各電源電圧の制御により様々な電流
立上り特性が得られる合理的な急速立上直流電源
装置を得ることができる。
回路を構成する直流リアクトルを複数個設けて電
流を分割し、複数に分割した直流リアクトルの電
流を段階的に負荷に供給することにより立上り時
間を容易に制御でき、電流立上り波形、電流値の
大小等に対してはスイツチ数の選定やスイツチ開
放時間および各電源電圧の制御により様々な電流
立上り特性が得られる合理的な急速立上直流電源
装置を得ることができる。
第１図は、本考案の一実施例を示す回路図、第
２図は、第１図の回路の動作波形図、第３図は、
本考案の他の実施例を示す回路図、第４図は、第
３図の回路の動作波形図である。 １１，１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ，１１Ｄ，１１
Ｅ……直流電源、１２，１３，１４，１５，１６
……直流リアクトル、１７，１８，１９，２０，
２１……スイツチ、２２，２３，２４，２５，２
６……ダイオード、２７……負荷。
２図は、第１図の回路の動作波形図、第３図は、
本考案の他の実施例を示す回路図、第４図は、第
３図の回路の動作波形図である。 １１，１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ，１１Ｄ，１１
Ｅ……直流電源、１２，１３，１４，１５，１６
……直流リアクトル、１７，１８，１９，２０，
２１……スイツチ、２２，２３，２４，２５，２
６……ダイオード、２７……負荷。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直流電源からそれぞれ直流リアクトルおよび
ダイオードより成る複数の直列回路を介して並
列に負荷に電流を供給すると共に、上記各直流
リアクトルを介して上記直流電源を短絡するそ
れぞれのスイツチを設け、上記負荷に電流を投
入するとき先ず上記各スイツチを閉じて各直流
リアクトルにそれぞれ所定の直流電流を流して
おき、上記スイツチを順次開くことによつて各
直流リアクトルの電流をそれぞれのダイオード
を介して順次負荷に転流させることを特徴とす
る急速立上直流電源装置。 (2) 直流電源を各直流リアクトルに対して共通に
設けた実用新案登録請求の範囲第１項記載の急
速立上直流電源装置。 (3) 直流電源を各直流リアクトル毎に別々に設
け、別々に電圧設定できるようにした実用新案
登録請求の範囲第１項記載の急速立上直流電源
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979108895U JPS631561Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979108895U JPS631561Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5627833U JPS5627833U (ja) | 1981-03-16 |
| JPS631561Y2 true JPS631561Y2 (ja) | 1988-01-14 |
Family
ID=29341495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979108895U Expired JPS631561Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS631561Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS601361U (ja) * | 1983-06-19 | 1985-01-08 | 本間 泰二 | 額縁 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5479474U (ja) * | 1977-11-17 | 1979-06-06 |
-
1979
- 1979-08-09 JP JP1979108895U patent/JPS631561Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5627833U (ja) | 1981-03-16 |
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