JPS63155196A - 無声音検出方法 - Google Patents

無声音検出方法

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Publication number
JPS63155196A
JPS63155196A JP30451586A JP30451586A JPS63155196A JP S63155196 A JPS63155196 A JP S63155196A JP 30451586 A JP30451586 A JP 30451586A JP 30451586 A JP30451586 A JP 30451586A JP S63155196 A JPS63155196 A JP S63155196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
autocorrelation function
unvoiced
sound
frequency
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP30451586A
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English (en)
Inventor
健作 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63155196A publication Critical patent/JPS63155196A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 人力音声の自己相関関数を積分し、積分結果に含まれる
最低周波数を推定し、音声のピッチの下限周波数と比較
して人力音声の有声音/無声音を判定する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、音声からピンチを抽出するに際し、ピンチ抽
出の対象とならぬ無声音を検出する無声音検出方法の改
良に関する。
音声から重要なパラメータの一つであるピッチを高精度
に抽出する為には、音声の中でピンチの抽出対象として
必要な有声音のみを残し、他の無声音並びに音声の全く
無い無声の状態(以後無声の状態を含み無声音と総称す
る)を除去する無声音検出方法の精度向上が強く要望さ
れる。
〔従来の技術〕
一般にを声音は周期性を有する為、自己相関関数は大き
い値を示し、無声音は周期性を持たぬ為、自己相関関数
は小さい値を示す。従って有声音と無声音とを自己相関
関数で識別する基準値を設け、対象とする音声の自己相
関関数を基準値と比較することにより無声音を検出する
ことが考慮される。
第5図は、かかる原理を用いた従来ある無声音検出方法
の一例を示す図である。
第5図において、自己相関関数算出回路2は、入力端子
1から入力される音声Xに対し、エネルギで正規化した
短時間自己相関関数R(i)  (以後単に自己相関関
数と称する)を(1)式に基づき算出し、判定回路3に
伝達する。
−l ・・・・・・(1) 但し、W(k)  :窓関数 X (n+k) 、X (n+に+i)  :音声n:
積分区間の始点 i:自己相関関数の遅延量 に:積分区間(例えば128) なおj、nおよびkは、何れも標本化周期T(例えば1
25マイクロ秒)を単位とする。
判定回路3は、自己相関関数算出回路2から伝達された
自己相関関数R(i)を、予め定められたtytt値(
例えば完全な周期性を有する有声音が示す自己相関関数
値=1と、完全な非周期性を有する無声音が示す自己相
関関数−〇との中間値として0.5に定める)と比較し
、自己相関関数R(i)が基準値(0,5)を上回れば
有声音、下回れば無声音と判定し、判定結果を出力端子
4から出力し、図示されぬピッチ抽出回路に伝達する。
ピッチ抽出回路は、有声音の判定結果が伝達された場合
には、公知の方法により音声に対してピッチ抽出処理を
実行し、無声音の判定結果が伝達された場合には、音声
に対してピッチ抽出処理を実行せず、判定結果(無声音
)のみを出力する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上の説明から明らかな如く、従来ある無声音検出方法
においては、対象とする音声の自己相関関数R(i)が
基準値を下廻る場合には無声音と判定していた。
然し有声音も、例えば音韻の変化点では周期性が崩れ、
自己相関関数R(i)が基準値を下回って無声音として
検出される恐れがある。かかる場合を考慮して基準値を
低く設定すると、自己相関関数値の大きい無声音が検出
され難くなり、無声音の検出精度が低下する問題点があ
った。
なお自己相関関数R(i)を用いて無声音を検出する方
法の他に、無声音のエネルギが有声音の夫に比し一般的
に小さいことを利用し、エネルギの大小で無声音を検出
する方法も試みられているが、音声のエネルギも発声状
態により大幅に変動し、無声音を検出する為のエネルギ
基準値の設定が困難であり、自己相関関数R(i)を用
いると同様に無声音の検出精度が低下する問題点があっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理を示す図である。
第1図において、100は本発明により設けられ、入力
音声の自己相関関数を算出する過程である。
200は本発明により設けられ、過程100で算出され
た自己相関関数を積分する過程である。
300は本発明により設けられ、過程200で算出され
た自己相関関数の積分結果に含まれる最低周波数を推定
し、音声が存するピッチの下限と定められた周波数とを
比較する過程である。
400は本発明により設けられ、過程300による比較
結果に基づいて、入力音声を有声音および無声音の何れ
かと判定する過程である。
〔作用〕
通常の有声音が有するピンチは、50ヘルツ乃至500
ヘルツの範囲(ピンチ周波数領域と称する)にあること
が公知である。従って、ピンチ周波数領域を下廻る周波
数を含む音声は有声音では無く、ピンチ抽出処理の対象
とならぬ無声音と判定される。
本発明はかかる原理に基づき、対象音声に含まれる最低
周波数を推定し、ピッチ周波数領域より充分低く定めら
れた周波数(以後下限周波数と称する)と比較する。
最低周波数は、自己相関関数が原信号の周期性を保存し
ていることに着目し、対象音声の自己相関関数を積分す
ることにより、高周波数成分を抑圧して低周波数成分を
強調し、積分結果の零交差点の間隔から推定する。
次に推定された最低周波数と、下限周波数とを比較し、
最低周波数が下限周波数を下回る場合には無声音と判定
する。
従って、自己相関関数、或いはエネルギの比較的大きな
無声音も検出可能となり、ピンチの抽出処理の精度を向
上することが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第2図は本発明の一実施例による無声音検出方法を示す
図であり、第3図は第2図における最低周波数推定過程
を例示する図であり、第4図(a)および第4図(bl
は第2図の動作を説明する波形図である。なお、全図を
通じて同一符号は同一対象物を示す。
第2図において、自己相関関数算出回路2は前述と同様
に、入力端子1から入力される音声Xに対し、自己相関
関数R(i)を(1)式に基づき算出し、積分回路10
に伝達する。
なお遅延量iの上限は、前述のピンチ周波数領域を充分
包含する範囲(例えば下限周波数の周期を24ミリ秒と
すると192)に設定する。
積分回路10は、受信した自己相関関数R(i)の高周
波数成分を抑圧して低周波数成分を強調する為に、各遅
延量iに就いて(2)式の如く積分し、得られた積分結
果5(i)を零交差点抽出回路20に伝達する。
5(i)=ΣR(j)          ・・・・・
・(2)−l 零交差点抽出回路20は、受信した積分結果5(i)の
極性だけを抽出した平均自己相関関数Ra(i)を(3
)式により算出する。
Ra (i) =SGN  (S(i) )(但し、S
GN  (A)はへの極性を示す。)更に零交差点抽出
回路20は、算出した平均自己相関関数Ra (i)か
ら、i=1乃至192の範囲内に存在する零交差点B 
M A X B (y)  (但しy−1乃至Y〕を抽
出し、最低周波数推定回路30に伝達する。
最低周波数推定回路30は、伝達された零交差点B M
 A X B (y)の間隔が、積分回路10による積
分効果により、遅延量iの増加と共に音声Xの最低周波
数に漸近していることを利用し、零交差点B M A 
X B Cy>から第3図に示される過程により最低周
波数を推定する。
先ず最低周波数推定回路30は、条件式(4)が成立す
るか否かを検査しく第3図ステップSl)、条件式(4
)が成立する場合には、平均自己相関関数Ra (i)
は遅延量i = l乃至192の範囲内に負から正への
零交差を持たず、即ち平均自己相関関数Ra (j)の
与える周期が下限周波数(本例では周期24ミリ秒)を
下回るとして、音声Xは有声音では無いと判定する(ス
テップS4)。
Y≦1              ・・・・・・(4
)一方条件式(4)が成立しなかった場合には、最低周
波数推定回路30は、更に条件式(5)または(6)が
成立するか否かを検査しくステップS2およびS3)、
条件式(5)または(6)が成立した場合には、平均自
己相関関数Ra (i)の与える周期が256標本化周
期(即ち32ミリ秒)以上であり、最低周波数が下限周
波数(周期24ミリ秒)を下回るとして、音声Xはを声
音では無いと判定する(ステップ34)。
BMAXB (Y)≦64     ・・・・・・(5
)BMAXB (1)≧128    ・・・・・・(
6)一方条件式(4)乃至(5)が何れも成立しなかっ
た場合には、最低周波数推定回路30は音声Xを有声音
と判定する(ステップS5)。
最低周波数推定回路30は、判定結果を出力端子4から
出力し、図示されぬピンチ抽出回路に伝達する。
第4図(a)および第4図(b)は何れも無声音に対す
る自己相関関数R(i)および平均自己相関関数Ra 
(i)を例示した図であり、第4図(a)は条件式(4
)が成立した場合を例示し、第4図(b)は条件式(5
)が成立した場合を例示し、第2図に示される無声音検
出方法によれば何れも無声音と判定される。第5図に示
される無声音検出方法によれば、基準値を0.5と設定
した場合には無声音と判定されぬ恐れがある。
以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、音声
Xの自己相関関数R(i)を積分して最低周波数を推定
し、所定の下限周波数を下回るか否かにより無声音を検
出することが可能となる。
なお、第2図乃至第4図はあく迄本発明の一実施例に過
ぎず、例えば下限周波数、並びに最低周波数推定条件は
図示されるものに限定されることは無く、ピンチの下限
の設定に応して他に幾多の変形が考慮されるが、何れの
場合にも本発明の効果は変わらない。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、自己相関関数、或いはエネルギ
の比較的大きな無声音も検出可能となり、ピンチの抽出
処理の精度を向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す図、第2図は本発明の一実
施例による無声音検出方法を示す図、第3図は第2図に
おける最低周波数推定過程を例示する図、第4図(al
および第4図(blは第2図の動作を説明する波形図、
第5図は従来ある無声音検出方法の一例を示す図である
。 図において、1は入力端子、2は自己相関関数算出回路
、3は判定回路、4は出力端子、10は積分回路、20
は零交差点・抽出回路、30は最低周波数推定回路、を
示す。          71.−一一(b) 蚕52.しJa)hイにε存ギー叩丁3J支迂多巨1阜
 4.酊

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力音声の自己相関関数を算出し(100)、該算出さ
    れた自己相関関数を積分し(200)、該自己相関関数
    の積分結果に含まれる最低周波数を推定して音声のピッ
    チの下限と定められた周波数と比較し(300)、 該比較結果に基づき前記入力音声が有声音および無声音
    の何れかを判定する(400)ことを特徴とする無声音
    検出方法。
JP30451586A 1986-12-19 1986-12-19 無声音検出方法 Pending JPS63155196A (ja)

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JP30451586A JPS63155196A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 無声音検出方法

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JPS63155196A true JPS63155196A (ja) 1988-06-28

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