JPS63154915U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

１図に示すように周囲のノズルＮから噴出する
瓦斯は既に空気と混合気体となり、点火装置によ
り点火され、ノズルＮ面の中心から高さｈ、半径
ｒの円周に向つて夫々ｎ個の焔が噴出するように
加工する。各焔の運動が綜合され全体として火焔
の渦を形成する考案である。２図は渦巻型フレー
ムの最も単純なユニツトである。次に一般家庭用
クツキングコンロについて具体的に講造を図示す
る。１図に於て、ノズル面の半経Ｒは、加熱物体
の大小で決まると仝時にノズルから出る焔は、そ
の長さが中心に達する程度が理想である。中心に
到達しない場合は、ノズルの列を二列、三列と同
心円に増すことによりカバー出来る、勿論焔の長
さは瓦斯圧とノズルの口径により異るが、瓦斯圧
は一定としても、ノズルの口径は通過するガス量
の経済的要素を勘案して決めることが必要である
。３図はコンロの平面図である。この熱源となる
本体は、パート１とパート２とからなり、パート
１がパート２の上に密着して蓋の様に乗り、中を
瓦斯が通る構造である。図のＡＡ′，ＢＢ′にお
ける直截断面図をその下に示してある。４図は考
案したクツキングバーナー本体の断面図であり、
パート１の上面は外側に傾斜し低くなる。これよ
り煮こぼれ等の障害は外側に流れ去り、火勢に変
りがない。これも考案の一つである。５図はこの
パート１の裏面図である。５ａ図はパート１の立
体図、５ｂ図はパート２の一部の立体図で共に噛
み合い、ノズルを形成し、渦状フレームとなる心
臓部である。

補正 昭６２．７．７ 図面の簡単な説明を次のように補正する。

【図面の簡単な説明】 第１図は燃焼ガス噴出口（ノズル）Ｎの配置と
その炎の噴出方向を示す概要図を示す。第２図は
４個のノズルを備えた最小のサーキユラー・フレ
ームのユニツトである。第３図は家庭用ガスコン
ロのバーナー部の平面図である。図のＡＡ′，Ｂ
Ｂ′における直截断面図をその下部に夫々示す。
第４図は考案したクツキングバーナー本体の一例
で、３図のＣＣ′における直截断面の図を示す。
第５図は、４図のパート１，２を夫々離し、パー
ト１の裏面ノズル部の略図を示す。５ａ図はパー
ト１，５ｂ図はパート２の立体図である。パート
２の上にパート１が乗り、組合つてノズルを形成
する。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 瓦斯コンロの熱源のフレームのパターンを
   放射型から渦巻型になるように考案する。 (ロ) 火勢を強くして渦巻型のフレームを絞り込
   めば単時間に高温を得ることが出来る。 (ハ) 沸騰その他煮こぼれ等の障害に対して焔を
   守り、消火しがたい構造とした。 以上の事項についての考案でこれをサーキユラ
   ー・フレーム・コンロと名付ける。