JPS63152977A - 新規な型のプラスミノ−ゲン活性化因子の製造方法 - Google Patents

新規な型のプラスミノ−ゲン活性化因子の製造方法

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JPS63152977A
JPS63152977A JP61299727A JP29972786A JPS63152977A JP S63152977 A JPS63152977 A JP S63152977A JP 61299727 A JP61299727 A JP 61299727A JP 29972786 A JP29972786 A JP 29972786A JP S63152977 A JPS63152977 A JP S63152977A
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JP
Japan
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serum
peptones
free medium
plasminogen activator
production
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Application number
JP61299727A
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English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Koji Itagaki
康治 板垣
Naotaka Yasuda
尚孝 保田
Kanji Too
侃二 東尾
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童呈上優程■公団 本発明は、ヒト組織由来の正常2倍体線維芽細胞を培養
して、プラスミノーゲン活性化因子(以下ブラスミノー
ゲンアクチベーターと称する)を高い生産性で製造し得
る方法に関する。
更來■及玉 従来、血栓塞栓症(Thros+boe+wbolic
 disorders)の治療には、ヒトの尿又は腎臓
細胞培養液から得られたウロキナーゼ及びβ−溶血性連
鎖球菌(β−haemolytic 5treptoc
occi)の培養液から単離されたストレプトキナーゼ
がブラスミノーゲンアクチベーターとして線維素溶解剤
に用いられている。
しかしながら、これらの線維素(フィブリン)に対する
親和性が低いため、治療効果を得るには大量に投与され
ることが多(、したがって、内出血等の副作用を生ずる
場合や特にストレプトキナーゼは微生物由来の物質であ
るためヒトに投与すると、アレルギーを起こす場合のあ
ることが知ら      ゛れている。このような状況
から、フィブリン親和性が高くかつ血栓溶解性の優れた
副作用の少ない血栓溶解剤の提供が要望されている。
而して、近年、ヒト組織由来の正常細胞により産生され
る、ウロキナーゼとは分子量的及び免疫学的に異なる新
しいタイプのプラスミノーゲンアクチベーターに関する
研究が数多く報告されている。例えば、Vetterl
ein et al はヒト胎児肺由来の正常2倍体線
維芽細胞IMR−90が分子1so、oo。
〜60,000のウロキナーゼ型プラスミノーゲンアク
チベーターと抗ウロキナーゼ抗体により中和されない分
子量73,000の新しい型のプラスミノーゲンアクチ
ベーターとを産生ずることを明らかにしている〔ジャー
ナルオブバイオロジカルケミストリイ(J、Biol、
Chew、)254,575〜578(1979)及び
255゜3665〜3672 (1980)。
また、Wilson et al は8退会のヒト胎児
肺由来の正常2倍体線維芽細胞、ヒト成人食道由来の正
常上皮細胞及び一部のヒト成人膀胱由来の正常上皮細胞
が分子160,000のウロキナーゼ型のプラスミノー
ゲンアクチベーターのほかに分子量70 、000の抗
ウロキナーゼ抗体に中和されない新しい型のブラスミノ
ーゲンアクチベーターを産生ずることを確認している〔
カンサー リサーチ(cancerResearch 
40.933〜938.(1980))。
しかしながら、これら上記の新しい型のブラスミノーゲ
ンアクチベーターについては、その単離、精製が未だ十
分になされていないため、その酵素化学的性質も一次構
造も明らかにされていない。
本発明者は、さきに上述したような新しい型のブラスミ
ノーゲンアクチベーターの酵素化学的性質を明らかにし
、その効率的な分離、精製及び調整法を開発した(特願
昭60−85760号)、。
因に、この新しい型のブラスミノーゲンアクチベーター
は、ウロキナーゼに比べてフィブリン親和性が高く、極
めて耐熱性である特性を存し、免疫学的にウロキナーゼ
と異なる分子種である。
ところで、ヒト組織由来の正常細胞により産生される上
述したような新しい型のブラスミノーゲンアクチベータ
ーの生産に関して、最近、種々の方法が提案されるよう
になった。
例えば、上記正常細胞を培養し、細胞が2密的(con
fluent)に達した後、生産誘導物質としてカゼイ
ン加水分解物や各種ペプチド類を添加した無血清培地中
で培養する方法(特開昭58−65219号)及び上記
誘導物質として動物肉を酵素処理して得られるペプトン
類を用いる方法(特開昭59−134733号)が提案
されている。しかしながら、上述したような誘導物質の
みを用いる培養方法では工業的に適した生産性を得るこ
とは困難であって、実用性に乏しいという問題がある。
本発明者は、さきにヒト組織由来の正常2倍体線維芽細
胞を高細胞密度で、a)ペプトン類とホスホリパーゼA
2又はりボキシゲナーゼの各賦活性物質とを添加した無
血清培地で培養、もしくはh)生産誘導物質としてペプ
トン類とCa”イオノフオア及びプロティンキナーゼC
の賦活物質とを添加した無血清培地で培養することによ
り、該天然型ブラスミノーゲンアクチヘーターの生産性
を亮めるための方法(特願昭61−47804号)を開
発したが、その後研究を進めた結果、正常2倍体線維芽
細胞の培養に当っての生産誘導物質として更に種々の物
質が使用し得ることを見出し、本発明をなすに至った。
明が7しようとする諜 したがって、本発明は、ヒト組織由来の正常2倍体線維
芽細胞により産生される特定な酵素化学的性質を有する
新しい天然型のプラスミノーゲンアクチベーターを、上
記細胞を特定な種々の物質を組合わせて添加した無血清
培地中で生産誘導させて培養することにより、著しく高
い生産性で製造し得る方法を提供することを課題とする
以下本発明の詳細な説明する。
衾呪■盪底 本発明の特徴は、ヒト組織由来の正常2倍体綿維芽細胞
を高細胞密度で、(a)生産誘導物質として、ホスホリ
パーゼA2、ホスホリパーゼC、ブラデイキニン、コン
カナバリンA及びフィトヘマグルチニンから成る群から
選択される1種もしくは2種以上とペプトン類とを添加
した無血清培地で培養するか、(bl生産誘導物質とし
て、ジブチリルサイクリックAMP又はフォルスコリン
とペプトン類とを添加した無血清培地で培養するか、も
しくは(c)トロンビンとペプトン類とを添加した無血
清培地で培養することにより下記の酵素化学的性質を有
するブラスミノーゲンアクチベーターを生産することに
ある。
(イ)分子量: SO3−ポリアクリルアミドゲル電気泳動による測定で
65.000〜72.000 (ロ)蛋白分解酵素としての分W4= p−アミノベンツアミジン ジフロロフオスフエイト(
DFP)メシル酸ガベキサート(FOY)により活性阻
害を受けるセリンプロテアーゼの一種。
(ハ)基質S−2288に対するに一値(sole八〇
にへ :  1.16X10−’ Vmax(mole/m1ll、  unit)  V
max  :  1.7XlO−8(ニ)至適pH及び
安定pH範囲: 7.5〜9.0.5〜10 (ホ)比活性(Iu/mg) :  16.6〜18.
7X1G’(W HOt−P^スタンダードにより測定
)(へ)作用適温の範囲(t):  39〜41゜(ト
)活性阻害金属イオン: Co”、Zn富9、Cd”、HgZ−1Ni”及びCu
8(チ)フィブリン親和性(結合比率、%)83.1(
す)コンカナバリンAカラムへの吸着性: 有(ヌ)抗
ウロキナーゼポリクローナル抗体による活性中和:  
  全く中和されない (ル)耐熱性(残存活性 %): 本発明は、上述した通り、ヒト組織由来の正常2倍体線
維芽細胞を血清培地もしくは無血清培地で培養して高細
胞密度となしたものを、上記(al lblもしくは(
c)の様な生産誘導物質を組合わせることを特徴とする
ものであって、このような誘導物質を組合わせて用いる
ことによる目的とするプラスミノーゲンアクチベーター
の生産性の向上効果は、下記知見に基づく。
すなわち、本発明者等は、ヒト組織由来の正常2倍体線
維芽細胞による新しい型のブラスミノーゲンアクチベー
ターのペプトン類による生産誘導機構を調べた結果、下
記の知見が得られた。
l)ペプトン類によるプラスミノーゲンアクチベーター
の生産誘導は、細胞外Ca”°濃度依存であること、2
)ペプトン類の細胞刺激によって細胞外Ca”の流入、
細胞内結合Ca”″の遊離、あるいは、細胞内から細胞
外へのCa”の流出(efflux)の抑嘲等により、
細胞内Ca”″濃度が上昇して、Ca”依存の系が活性
化され、生産に関与する0例えば、細胞内Ca”°によ
ってホスホリパーゼA8が活性化され、アラキドン酸カ
スケードのりポキシゲナーゼ経路(Iipoxygna
se pathway)が生産に関与する。
現在、細胞内Ca”動員については、■細胞内外のCa
”濃度差による受動濃度拡散による細胞内へのCa”″
流入、■メチル基転移酵素が活性化され、リン脂質のメ
チル化によって、局所的に膜の流動性が高まりCa”の
流入が起こる。■ホスホチジルイノシトールのturn
overが亢進され、ホスホチジルイノシトールのホス
ホリパーゼCによる分解が促進され、分解産物であるイ
ノシトール3リンM(IP、)フオスラアチジン酸(P
A)によってCa”動員が起こる。 IP3は細胞内結
合性Ca”″を遊離、PAはイオノフオア−として細胞
外から細胞内へのCa”流入を起こすことが知られてい
る。
以上の知見を基に、種々の細胞においてCa”″動員を
ひき起こす物質を検討した結果、ホスホリパーゼC,ホ
スホリパーゼAx、ブラデイキニン、レクチンであるコ
ンカナバリンA、フィトヘマグルチニン等の物質は、ヒ
ト組織由来の正常2倍体線維芽細胞においてプラスミノ
ーゲンアクチベーターの生産を誘導し、又、上記物質と
ペプトン類とを組合わせることにより、生産性を著しく
向上させることを見出した。
細胞膜を通過出来ないホルモンや伝達物質は細胞股上に
存在する受容体と結合して、その情報を細胞内に伝える
機構をもつことは、よく知られており、cAMP 、 
Ca”が細胞内情報伝達物質として注目されている。そ
こで本発明者らは、c AMPの誘導体で膜の透過性が
良く、ホスホジェステラーゼに分解されにくいと言われ
るジブチリルcAMP((Bu)z−AMP ) 、A
denylaLe cyclase活性化により細胞内
cAMPを上昇させるフォルスコリンとペプトン類の組
合わせにおいて、上記物質がペプトン類によるブラスミ
ノーゲンアクチベーター生産=、<を更に助長すること
を見出した。又、線維芽細胞や血管内皮細胞がプラスミ
ノーゲンアクチベーターを合成するのみならず、分子f
f150.000前後の阻iF囚子(セリンプロテアー
ゼインヒビター)をも合成し、この阻害因子が組織型及
びウロキナーゼ型のブラスミノーゲンアクチベーターの
機能を阻害することが多くの報告にみられる〔プロス−
ディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス・ニー
・ニス・ニー(Proc、Natl、Acad、Sci
、USA)78.2340〜2344.1981)。
ブラスミノーゲンアクチベーターと阻害因子との関係は
、細胞表面に阻害因子の受容体(Receptor)が
存在し、細胞よりプラスミノーゲンアクチベーターと阻
害因子が分泌され、阻害因子はセリンプロティア−ゼイ
ンヒビターであり、プラスミノーゲンアクチベーターの
活性中心に結合し゛ζ活性化され、細胞表面にある阻害
因子受容体に結合して、細胞内にインターナリゼイショ
ンされ、リソシーム内でプラスミノーゲンアクチベータ
ーは分解され、阻害因子は分解されずに再利用される。
一方、トロンビンはブラスミノーゲンアクチヘークーと
同様にセリンプロテアーゼであり、阻害因子に対して、
ブラスミノーゲンアクチベーターよりトロンビンの方が
調和性(八ff1nity)が高いため、トロンビンを
添加すると、阻害因子とトロンビンの結合が起こり、結
果として、遊離のプラスミノーゲンアクチベーターが多
くなり、プラスミノーゲンアクチベーター活性が上昇す
ると考えられる。
本発明者らは、ペプトン類とトロンビンを併用投与する
ことにより、べ、ブトン頻によるプラスミノーゲンアク
チベーターの生産誘導においてトロンビンが上記理由に
て、更に助長することを見出した。
本発明は、上記知見に基づき、上述したブラスミノーゲ
ンアクチベークー生産誘導物質とペプトン類を併用投与
することにより、従来公知のペプトン類単独を生産誘導
物質として用いる生産誘導方法に比べて、上記の新しい
型のプラスミノーゲンアクチヘーターの生産性を著しく
向上し得たものである。
本発明において、新しい型のプラスミノーゲンアクチベ
ーターの生産細胞として用いるヒト組織由来の正常2倍
体綿維芽細胞は、通常の培養に用いられる血清培地もし
くは無血清培地中で常法により培養して増殖させ、次い
で高細胞密度、好ましくはlXl0’細胞/l1)以上
の細胞密度で前記(a)、fblもしくは(c1の生産
誘導物質とペプトン類とを組合わせて添加した無血清培
地中で培養する。この培養に際して生産誘導物質として
用いられるペプトン類は、通常の微生物の培養培地に用
いられるものであって、一般には動物肉を酵素分解して
調整され、このようなペプトン類としては、プロテオー
スペブトン、ネオペプトン等の市販品がロット差が少な
く高い生産誘導効果を示すので好ましく、ペプトン類の
培地への添加濃度は、0.1〜2.0%(W/W)が好
ましい、8亥ブラスミノーゲンアクチベーターの生産誘
導は、細胞外Ca”?H度依存であり、その添加量はC
aC1gとして1.8〜5.0+aMが好ましく 5.
0s+Mを越えると、細胞に対する1貝傷がみられるの
で好ましくない。また各生産誘導物質の添加量は、ホス
ホリパーゼC0.2〜2.0 unit/cw lホス
ホリパーゼAz100〜1000unit/+ 1、ブ
ラデイキニン1O−7〜10−’M 、コンカナバリン
A1〜200μg/1ell、フィトヘマグルチニン1
〜200μg/s 1ジブチリルサイクリックAMP 
1〜100μ門、フォルスコリンlXl0″6〜I X
 10−’M、トロンビン0.5〜2.0 unit/
s+1が好ましく、上記物質とペプトンill 0.2
〜2.0%(W/W)  とCa”°1.8〜5.0m
Mを同時投与することにより、新しい型のプラスミノー
ゲンアクチベーターの生産性を著しく高めることができ
る。
本発明に従って、上述のようにして増殖細胞を培養する
ことにより培地中に生産されたプラスミノーゲンアクチ
ベーターの生産量は、下記手法により測定する。
ブラスミノーゲンアクチベーターの測定法:プラスミノ
ーゲンに冨んだヒトフィブリノーゲン(KABI社製)
0.1wt%、低融点アガロース(牛丼化学社製) 0
.13wt%及びトロンビン(持出製薬社製) 0.2
m l (25単位/sl)から作成したフィブリン平
板を用い、世界保健機構(WHO)から入手したヒト組
織型プラスミノーゲンアクチベーター(t−PA)を標
準品(WHOt−P^スタンダード)としたフィブリン
プレート法で測定する。すなわち、上記培養により生産
されたプラスミノーゲンアクチベーターを含有する培養
液を0.02%Tween 80及び0.15M食塩を
含む0.01Mリン酸緩衝液(pH7゜4)で希釈し、
上記フィブリン平板に設けた直径3禦鋼の穴に該希釈試
料の5μlを入れ、37℃で18時間放置した後、形成
されるフィブリン溶液窓の大きさを、上記WHO−t−
P^スタンダードを同様に操作して形成されたフィブリ
ン溶液窓の大きさと比較して、目的の新しい型のブラス
ミノーゲンアクチベーターの国際単位(Iu/+ 1 
)を求めることができる。
以下に実施例を示して本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 ヒト胎児由来の正常2倍体線維芽細胞、IMR−90(
ATCC、CCL 186)を15個の組繊培養フラス
コ(25cd)中で培養し、細胞が集密的(コンフルエ
ント)に達した後(細胞密度1.5 x 10’/25
aJ) 、滅菌したPBS (リン酸緩衝液)でそれぞ
れ2回洗浄し、次いで上記フラスコ各5個には1.0%
(W/W)プロテオースペプトン及びCa”3.6mM
を添加した無血清培地DMliM(pH7,4) En
slを加えた、別の5個のフラスコに、ホスホリパーゼ
C(1,0unit/m l )及びCa”3.6mM
を添加した無血清培地のDMEM(pH7,4)5鋤l
を加えた。各5個のフラスコに1%(W/W)プロテオ
ースペブトンとホスホリパーゼC0.5unit/−j
!とCa”3.6mMを添加した無血清培地ノDMEM
(pH7,4)5−1を加え、それぞれ5%c−含有空
気中37℃で9日間培養を行い、培養液中に分泌された
目的プラスミノーゲンアクチベーターの生産量を測定し
た。結果は表1に示すとおりである。
実施例2 実施例1と同様にII′1R−90細胞を15個の組織
培養フラスコ中でそれぞれ培養し、細胞がコンフルエン
トに達した後(細胞密度1.5 x 10’/25aJ
) 、滅菌したPBSでそれぞれ2回洗浄し、次いで上
記フラスコ5個に1%(−ル)プロテオースペブトン及
びCa”3.6mMを添加した無血清培地DM’EM(
pH7,4)5mlを加え、別のフラスコ5個に、ホス
ホリパーゼA z 500unit/+m 12とCa
”3.6mMとプロテオースペプトン1.0%(W/W
)を添加した無血清培地DM[4M(pH7,4)5(
1)7!を加え、それぞれ5%CO□含有空気中37℃
で8日間培養を行い、培養液中に分泌された目的ブラス
ミノーゲンアクチベーターの生産量を測定した。結果は
表2に示すとおりである。
実施例3 実施例1と同様に団ト90細胞を10個の組織培養フラ
スコ中でそれぞれ培養し、細胞がコンフルエントに達し
た後、滅菌したPBSでそれぞれ2回洗浄し、次いで上
記フラスコ5個に1%(−/リ プロテオースペブトン
及び3.6mMCa”を添加した無血清培地DMEM(
pt+ 7.4) 5nj!を加え、別のフラスコ5個
に1%(W/W)プロテオースベプトンとブラデイキニ
ン10−6MとCa”3.6mMを添加した無血清培地
DMEM (pH7,4)5m6を加え、それぞれ5%
co。
含有空気中37℃で8日間培養を行い、培養液中に分泌
された目的ブラスミノーゲンアクチベーターの生産量を
測定した。結果は表3に示すとおりである。
実施例4 実施例1と同様にIMR−90細胞を25個の組織培養
フラスコ中でそれぞれ培養し、細胞がコンフルエントに
達した後、滅菌したPBSでそれぞれ2回洗浄し、次い
で上記フラスコ5個にCa”3.6mMを添加した無血
清培地DMEM5s1、別のフラスコ5個に、プロテオ
ースペプトン1.Owt%とCa”3.6mMを添加し
た無血清培地DMEM5mJを加え、別のフラスコ5個
に、コンカナバリンA20μg/+* lとCa”。
3.6mM添加した無血清培地DMEM 5slを加え
、別のフラスコ5個にフィトヘマグルチニン20μg/
鴎lとCa”″3.6mM添加した無血清培地DMEM
5m+ 1を加え、別のフラスコ5個にプロテオースペ
プトン1.ht%とコンカナバリンA20.c+g/+
4!とCa”3.6sM添加した無血清培地DMEM5
+* lを加え、それぞれ5%COt含有空気中37℃
で7日間培養を行い、培養液中に分泌された目的プラス
ミノーゲンアクチベーターの生産量を測定した。結果は
表4に示すとおりである。
実施例5 実施例1と同様に団R−90細胞を20個の組織培養フ
ラスコ中でそれぞれ培養し、細胞がコンフルエントに達
した後、滅菌したPBSでそれぞれ2回洗浄し、次いで
上記フラスコ5個にCa”3.6mMを添加した無血清
培地DMEM 5mlを加え、別のフラスコ5個に、ジ
ブチリルサイクリックA M P 0.61mMとCa
”3.6mMを添加した無血?〃培地DMEM 5g+
/を加え、別のフラスコ5個に、プロテオースペプトン
1%(W/W)とCa”3.6IIM添加した無血清培
地DMEM5#l 1を加え、別のフラスコ5個にプロ
テオースペブトン1.0%(W/W)とフォルスコリン
2xlO−’MとCa”3.6a+M添加した無血清培
地DIIEMを加え、それぞれ5%C0.含有空気中3
7℃でIO口間培養を行い、培養液中に分泌された目的
プラスミノーゲンアクチベーターの生産量を測定した。
結果は表5に示すとおりである。
実施例6 実施例1と同様にrMR−90細胞を10個の組織培養
フラスコ中でそれぞれ培養し、細胞がコンフルエントに
達した後、滅菌したPBSでそれぞれ2回洗浄し、次い
で上記フラスコ5個にプロテオースペブトン1.0%(
W/W)とCa”3.6+wMを添加した無血清培地6
0+w 1を加え、別のフラスコ5個に、プロテオース
ペブトン1.0%(W/W)とトロンビン1unit/
+s1とCa”3.6mMを添加した無血清培地60w
 Itを加え、それぞれ5%C0ff1含有空気中37
℃で1)日間培養を行い、培養液中に分泌された目的プ
ラスミノーゲンアクチベーターの生産型を測定した。結
果は表6に示すとおりである。
手続補正書 昭和63年3月14日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第299727号2
、発明の名称 新規な型のプラスミノーゲン活性化因子
の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称  (669)雪印乳業株式会社4、代理人 住 所 東京都港区東新橋2丁目7番7号新橋国際ビル
5、補正命令の日付  自 発 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象   明  細  書 8、補正の内容 明細書を下記のとおり補正する。
(1)第4頁、第2行目にr 10− ’〜10−’J
とあるをrlo−’〜10−’M Jと補正する。
(2)第5頁、第3行目に「〜5X10−’Jとあるを
[〜5 xlO−’M Jと補正する。
(3)第5頁、第7行目に「0.5〜20」とあるを「
0.5〜2.0」と補正する。
(4)第13頁、第7行目に「流入、」とあるを「流入
(inf 1ux)、」と補正する。
(5)第13頁、第7行目に[遊離1,1とあるを「遊
#(mobilization)、」と補正する。
−6)第13頁、下から6行目にrCa”動員」とある
をrCa”″濃度上昇機構」と補正する。
(7)第14頁、第3行目に[酸(IF5) Jとある
を「酸(IPi) 、Jと補正する。
:8)第14頁、第3行目〜第4行目にrCa”動員」
とあるを[細胞内Ca”°濃度上昇」と補正する。
:9)第16頁、下から8行目に「調和性」とあるを「
親和性」と補正する。
(10)第18頁、下から4行目に「1〜100μ門」
とあるを「1〜1000μ門」と補正する。
(1))第20頁、第3行目に「溶液窓」とあるを「溶
解窓」と補正する。
(■2)第20頁、第5行目に「溶液窓」とあるを「溶
解窓」と補正する。
(13)第24頁、表2の培養6日後の欄において、「
950±240」とあるを「690±42.4Jと補正
する。
(14)第31頁、下から5行目に「無血清培地」とあ
るを「無血清培地DMEM Jと補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ヒト組織由来の正常2倍体線維芽細胞を培養して
    下記の酵素化学的性質を有するプラスミノーゲン活性化
    因子を製造する方法において、上記正常2倍体線維芽細
    胞を血清培地もしくは無血清培地で培養して増殖させ、
    次いで高細胞密度で(a)生産誘導物質として、ホスホ
    リパーゼA_2、ホスホリパーゼC、ブラデイキニン、
    コンカナバリンA及びフイトヘマグルチニンから成る群
    から選択される1種もしくは2種以上とペプトン類とを
    添加した無血清培地で培養するか、(b)生産誘導物質
    として、ジブチリルサイクリツクAMP又はフオルスコ
    リンとペプトン類とを添加した無血清培地で培養するか
    、もしくは(c)トロンビンとペプトン類とを添加した
    無血清培地で培養することを特徴とする上記プラスミノ
    ーゲン活性化因子の製造方法; (イ)分子量: SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動による測定で
    65,000〜72,000 (ロ)蛋白分解酵素としての分類: p−アミノベンツアミジン ジフロロフオスフエイト(
    DFP)メシル酸ガベキサート(FOY)により活性阻
    害を受けるセリンプロテアー ゼの一種。 (ハ)基質S−2288に対するKm値(mole/l
    )Km:1.16×10^−^3 Vmax(mole/min、unit)Vmax:1
    .7×10^−^8(ニ)至適pH及び安定pH範囲: 7.5〜9.0、5〜10 (ホ)比活性(Iu/mg):16.6〜18.7×1
    0^4(WHO t−PAスタンダードにより測定)(
    ヘ)作用適温の範囲(℃):39〜41 (ト)活性阻害金属イオン: Co^2^+、Zn^2^+、Cd^2^+、Hg^2
    ^+、Ni^2^+及びCu^2^+(チ)フイブリン
    親和性(結合比率、%)83.1(リ)コンカナバリン
    Aカラムへの吸着性:有(ヌ)抗ウロキナーゼポリクロ
    ーナル抗体による活性中和:全く中和されない (ル)耐熱性(残存活性%): [60℃で60分間加熱100.0%、95℃で5分間
    加熱100.0%](2)上記増殖させた正常2倍体線
    維芽細胞を、l×10^4細胞/ml以上の高細胞密度
    で培養する特許請求の範囲第(1)項記載の製造方法。 (3)生産誘導物質として、ホスホリパーゼA_210
    0〜1000unit/mlとペプトン類0.1〜2.
    0%(W/W)及びCa^2^+1.8〜5.0mMの
    各濃度で無血清培地に添加する特許請求の範囲第(1)
    項記載の製造方法。 (4)生産誘導物質として、ホスホリパーゼC0.1〜
    2.0unit/mlとペプトン類0.1〜2.0%(
    W/W)及びCa^2^+1.8〜5.0mMの各濃度
    になるように無血清培地に添加する特許請求の範囲第(
    1)項記載の製造方法。 (5)生産誘導物質としてブラデイキニン10^−^7
    〜10^−^5とペプトン類0.1〜2.0%(W/W
    )及びCa^2^+1.8〜5.0mMの各濃度になる
    ように無血清培地に添加する特許請求の範囲第(1)項
    記載の製造方法。 (6)生産誘導物質として、コンカナバリンA1〜10
    0μg/mlとペプトン類0.1〜2.0%(W/W)
    及びCa^2^+1.8〜5.0mMの各濃度になるよ
    うに無血清培地に添加する特許請求の範囲第(1)項記
    載の製造方法。 (7)生産誘導物質として、フイトヘマグルチニン1〜
    100μg/mlとペプトン類0.1〜2.0%(W/
    W)及びCa^2^+1.8〜5.0mMの各濃度にな
    るように無血清培地に添加する特許請求の範囲第(1)
    項記載の製造方法。 (8)生産誘導物質として、ジブチリルサイクリツクA
    MP1〜1000μMとペプトン類0.1〜2.0%(
    W/W)及びCa^2^+1.8〜5.0mMの各濃度
    になるように無血清培地に添加する特許請求の範囲第(
    1)項記載の製造方法。 (9)生産誘導物質として、フオルスコリン2×10^
    −^6〜5×10^−^5とペプトン類0.1〜2.0
    %(W/W)及びCa^2^+1.8〜5.0mMの各
    濃度になるように無血清培地に添加する特許請求の範囲
    第(1)項記載の製造方法。 (10)生産誘導物質として、トロンビン0.5〜20
    unit/mlとペプトン類0.1〜2.0%(W/W
    )及びCa^2^+1.8〜5.0mMの各濃度になる
    ように無血清培地に添加する特許請求の範囲第(1)項
    記載の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989002917A1 (en) * 1987-10-01 1989-04-06 Porton Products Limited Production of plasminogen activator from cells at which lectin is added to the culture medium

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