JPS63152401A - ボデイス−ツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はブラジャー部からガードル部までが一連にな
って体形を美しく整える婦人用下着であるボディスーツ
に関する。

（従来の技術） 従来ボディスーツは着用者の体形、肉質及び肉量に応じ
て、強い締付力のある生地とそうでない生地の選択によ
り矯正力の強いものと弱いもの、また整容機能を乳房に
、または腹部に或いは臀部に重点を結いたものなど種々
にデザインされて提案されている。そして全体的に矯正
力を強く望まず、ブラジャー部のカップがソフトで運動
対応性を求めるタイプのものはハーフパワーネットを素
材として、各カップの下辺にバイアステープを配してカ
ップに運動性を与えているが、ウェストからブラジャー
部までの体側面を覆っている胴部は、体形上、ウェスト
からブラジャー部に至るに従ってその縦方向の伸び率が
次第に大きくなっており、従ってウェストから上の上半
部はブラジャー部を最大とする下向きの力が常に作用し
ている。

このような状態下で手を挙げる、身体を反らす或いは身
体を横に曲げるなどの体表面が上方向などに伸びる運動
があると前記する下向きの力が増幅される。このような
下向きの力がブラジャー部の両カップに作用していて、
体表面の上方向などの伸びに伴って乳房が上方向などへ
大きく動くと、バイアステープによる運動性が付与され
ていてもカップはその動きに追従できず、乳房がカップ
から外れる。この結果カップが型くずれしてずり下がっ
た状態となって乳房への適合性が失われる問題があった
。なおりツブにはカップに上向きの力を与えている伸縮
性ストランプが備わっているが、ストラップはカップを
、該カップが乳房を覆い、収容する位置を保つように保
持する手段であり、前記のようなカップのずり下がりを
防ぐような伸縮力はなく、またそのような伸縮力のある
ものを用いたならば着用感が極めて悪（なることになる
。

（解決しようとする問題点） この発明は前記する点に鑑み、手を挙げる、身体を反ら
すなどの諸運動がある場合にもブラジャー部のカップが
、円滑にフィツトする、運動対応性の良好なボディスー
ツを提供することを目的とする。

（問題点を解決する手段） この発明は手を挙げる、身体を反らすなどの身体の諸運
動における体表面の縦方向の伸びは身体の体側面におけ
るものが顕著であること、そしてブラジャー部のカップ
による乳房の保型機能は、カップが乳房の脇側部分を適
確に覆い且つ収容して支持していれば保型機能が充分に
発揮されること及び乳房は、乳頭から下の部分が肉量が
多くしかも前中心方向への運動よりも脇方向への運動が
大きいことに着目している。

つぎにこの発明を図面に示す一実施態様に基いて説明す
る Ａは、ハーフパワーネット又はパワーネットなどの縦横
伸縮性生地によりブラジャー部ａ、胴部す及びガードル
部Ｃを一連に形成してなるボディスーツ本体を示し、こ
の本体Ａはつぎのように区分された各月で以って形成さ
れている。

すなわち正面を覆うフロント片１、各体側面を覆うサイ
ド片２及び背面を覆うバック片３から成り立っている。

そのフロント片１とバック片３は締付効果を求める縦方
向に比べて横方向の伸縮性の大きい生地を素材としてい
るが、サイド片２はそれらとは反対の横方向に比べて縦
方向の伸縮性の大きい生地を素材としている。実施品に
おいては縦方向（又は横方向）に比べて横方向（又は縦
方向）の伸縮性の大きい生地を縦横に使い分けて各素材
としている。

そしてブラジャー部ａにおける各カップ６はつぎのよう
にして形成されている。すなわち各カップ６は上カップ
６ａと下カップ６ｂから成り、その上カップ６ａは横方
向に比べて縦方向伸縮性の大きい部片の上縁に前中心ま
で延びるレース部片を配して膨出形成されている。下カ
ップ６ｂは前記するフロント片１からなり、それはカッ
プ下辺の前中心寄りの一部分を開放して、その開放した
部分よりフロント片１を延長させ、このフロント片１の
延長部片１ａで以って、所要ダーツをとって膨出形成さ
れている。

カップ下辺における開放させる前中心寄りの一部分は、
カップのトップの真下若しくはその真下より稍々前中心
に近づく位置から前中心までの部分としている。

このように形成される各カップ６はその全体が胴部すと
区分されずに部分的に一連となり、そして各カップ下辺
の脇側寄り残余の部分に伸縮性紐状テープ７を配してい
る。

カップ下辺における伸縮性紐状テープ７を備える部分及
び該部分に連なるカップ脇側の上周縁一部４から、前記
するサイド片２が帯状になって後方に向って斜下向きに
延びて、胴部すそしてガードル部０脚口縁５までの各体
側面を覆うようにしている。

フロント片１とサイド片２との各切替線にはカップ下辺
の伸縮性紐状テープ７に連なる伸縮性紐状テープ８を配
し、これによりカップ６の支持機能を得るようにしてい
る。

図中９はサイド片２とバック片３との切替線、１０はバ
ック片３の後中心切替線、１１はブラジャー部ａにおけ
るストラップ、１２は胴部すにおける裏当布を備える腹
部押え部分、１３はガードル部Ｃにおける開閉自在な股
布部、１４はそのホックなる開閉手段を示す。

なお矢印は伸縮方向を示し、その大小は伸縮性の大小を
表す。

このようなこの発明のボディスーツは、その本体Ａは、
フロント片１、サイド片２及びバック片３に区分された
各月で以って形成され、そのサイド片２は、フロント片
１、バック片３と異なり、横方向に比べて縦方向伸縮性
が大きい生地を素材としながら、伸縮性テープ７を備え
るカップ下辺の脇側寄りの部分及び該部分に連なるカッ
プ脇側の上周縁一部４から胴部すそしてガードル部０脚
口縁５に亘って帯状に各体側面を覆うものである。

従ってサイド片２は脳回りに部分的に縦方向によく伸び
る部分を形成するから、ウェストから上の上半部全体に
作用する下向きの力を弱め、そして縦方向の伸びが顕著
である体側面の伸縮に適切に対応する機能を発揮する。

ａ、このようなサイド片２に、ブラジャー部ａにおける
各カップ６が、カップ下辺の前中心寄りの開放した部分
を除く残余の部分を精舎個所として連接している。

ｂ、また各カップ６は、その下カップ６ｂがカップ下辺
の前中心寄りの開放した部分より延長させたフロント片
１の延長部片１ａで形成されて部分的に胴部すに一連と
なっている。

従って手を挙げる、身体を反らすなどの諸運動により、
体側面皮正面の体表面が上方向や斜上方脇方向に伸び、
その伸びに伴って乳房が体表面のそれらの方向に動いて
もサイド片２の縦方向によく伸びる作用及び下カップ６
ｂの部分的な伸び作用により乳房の動きにカップ６が円
滑に追従していく運動対応性が生じる。また体表面が脇
方向に伸びて乳房が脇方向に動くときは下カップ６ｂの
伸び作用及び下カップ６ｂの胴部すに連なる部分が横方
向に伸びてカップ６の脇方向への動く作用が得られて、
その乳房の量的に大きく且つ運動量の大きい動きに円滑
に追従していく運動対応性が生しる。

そしてカップ６に、その下カップ６ｂに部分的に胴部す
に一体的に連なる部分があることはカップ６に大きな自
由度を与え、非常に運動し易くなる（発明の効果） 以上のようにこの発明は、手を挙げる、身体を反らす或
いは身体を横に曲げるなどの諸運動、特にその運動が大
きい場合であってもカップのすり下りを防止してカップ
の乳房への適合性を損わない運動対応性を発揮し且つ運
動し易い効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は正面図、第２図は背面図、第３図は側面図であ
る。 Ａ−ボディスーツ　ａ−ブラジャー部 ｂ　−胴部　ｃ−ガードル部　１−フロント片２−サイ
ド片　３−・−バック片 ４−ブラジャー部ａの脇側上周縁 ５−・−ガードル部Ｃの脚口縁 ６・−カップ　６ａ−上カップ　６ｂ・−下カップ７．
８−伸縮性紐状テープ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ブラジャー部（ａ）、胴部（ｂ）及びガードル部（
   ｃ）からなるボディスーツの本体（Ａ）はフロント片（
   １）、サイド片（２）及びバック片（３）からなり、そ
   のフロント片（１）は正面を覆い且つ各カップ（６）下
   辺の前中心寄りの開放した一部分から延長してその延長
   部分（１ａ）で以って各カップ（６）の下カップ（６ｂ
   ）を形成し、そのサイド片（２）は各カップ（６）下辺
   の脇側寄りの残余の部分及び該部分に連なるカップ脇側
   の上周縁一部（４）から胴部（ｂ）そしてガードル部 （ｃ）脚口縁（５）までを帯状になって各体側面を覆い
   、フロント片（１）、バック片（３）とは反対の、横方
   向に比べて縦方向伸縮性が大きい生地を素材とするもの
   であり、そしてそのバック片（３）は背面を覆うもので
   あることを特徴とするボディスーツ。