JPS63150435A - ガスタービンエンジンの制御装置及び方法 - Google Patents

ガスタービンエンジンの制御装置及び方法

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JPS63150435A
JPS63150435A JP62304384A JP30438487A JPS63150435A JP S63150435 A JPS63150435 A JP S63150435A JP 62304384 A JP62304384 A JP 62304384A JP 30438487 A JP30438487 A JP 30438487A JP S63150435 A JPS63150435 A JP S63150435A
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    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C9/00Controlling gas-turbine plants; Controlling fuel supply in air- breathing jet-propulsion plants
    • F02C9/26Control of fuel supply
    • F02C9/28Regulating systems responsive to plant or ambient parameters, e.g. temperature, pressure, rotor speed

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガスタービンエンジンのエンジンυ1mシステ
ム及び方法に関する。
従来の技術 ガスタービンエンジンの燃料制御システムはエンジン排
気圧のエンジン空気取入口全圧に対する比Ps/Pzで
定義されるエンジン圧力比(EPR)の如きエンジンパ
ラメータにもとづいて)1ル一プ動作を行なう。すなわ
ち、望ましいあるいは基準のEPRがスロットル設定状
態及び周囲の大気状態にもとづいて計算されてエンジン
の実際のEPRと比較され、その結果に応じて燃料供給
量がEPRの誤差をU口にするように変化される。
基準EPRあるいは実際のEPRの計算に必要な信号の
いずれかが検出できないような場合には制御ta1作は
別の制御モード、例えばエンジンが2軸ガスタービンエ
ンジンであるような場合は低圧コンプレッサの速度N1
に球いてなされることを余儀なくされる。このような場
合、N1の基準値(NIREF>が大気状態及びスロッ
トル設定状態にもとづいて計算される。このNIREF
は実際のNIと比較され、その結果に応じて燃料供給量
がN1とNIREFとの誤差をピロにするように変化さ
れる。しかし、これらの巽なった基準値の特性は異なっ
ているため制御モードの切換えに際しエンジン速度が一
時的に急変する可能性がある。これを「バンブ」と称す
る。バンブは航空機のパイロットや乗客に不安を与える
ばかりでなくエンジンの動作状態を変化させている際、
例えばパイロットが緊急にエンジン出力を全開にしてい
るような際に生じるとエンジンが期待通りに応答せず危
険な状態を生じさせる。
ユナイテッド チクノロシーズ コーポレーションのプ
ラット アンド ホイットニ一部門が製造しているPW
2037形2軸エンジンではかかるIII御モードの変
化が生じた場合に新たな基準パラメータを故障の瞬間に
故障した基準パラメータの値に適合させることによりバ
ンブを除去している。より詳細には、EPRが主モード
でありNIがバックアップモードである場合EPRに基
いた制御動作がなされている間N1の値を連続的にモニ
タし、EPR制御モードが故障すると故障の直前のN1
の値を制御に使い、NIREFの値をこのNIの値に等
しくなるように適合させる。EPR制御モードが故障(
た直後の望ましいN1の値(すなわち適合されたNIR
,EFのla)が故障前のN1の値とはり同じであれば
バンブは事実上除去される。これはエンジンが定常状態
で動作している際にあるいはゆっくりした加減速動作を
している際にEPRNtljモードが故障した場合に相
当する。一方EPR制御モードの故障がエンジンが大き
く状態を変化させ始めるあたりで生じると、EPRII
JilBモードの故障が生じた時点におけるエンジン速
度と、EPR1lltllモードの故障が生じた時点に
おける新たなスロットル設定位置におけるEPRに対応
した望ましいエンジン速度(NIREF)とが大きく異
なるためバンブは除去されずに残る。これに応じてフォ
ールトロジックが過大な補償を行ないその結果エンジン
推力が大きく低下してしまう。
発明が解決しようとする問題点 そこで本発明の−の目的はガスタービンエンジンの制御
モードを第1のエンジンパラメータにもとづいたモード
から別のエンジンパラメータにもとづいたモードに切換
える際切換えに伴って生じるエンジン動作への影響が最
小化されるガスタービンエンジンの燃料制御システム及
び方法を提供するにある。
本発明の別の目的はガスタービンエンジンの制御モード
を−の制御モードから他の制御モードにエンジンが加減
速動作している最中においてもエンジン動作への影響が
最小になるように移行させることのできるガスタービン
エンジンの燃料制御システム及び方法を提供するにある
問題点を解決するための手段 要約すると、本発明は燃料流量をエンジン圧力比の如き
主パラメータの関数である計画値(スケジュール)−に
もとづいて制御し、主パラメータモードでの制御動作が
不安定になった場合には圧縮機速度の如き副パラメータ
の関数である別の計画値にもとづいて制御に切換えるガ
スタービンエンジンの割り装置を提供する。制御モード
をa1パラメータにもとづいた制御に切換える場合、副
パラメータの計画値は主パラメータの最後に得られた良
好な値に等しくなるようにトリムを加えられて下方修正
され、これにより制御モードが切換えられる際のエンジ
ン出力レベルの急変が回避される。
下方修正のためのトリム同は限られている。すなわち、
主制御モードでの制御I!I]作がエンジンが過渡的動
作をしている最中に故障した場合、下方修正のためのト
リム皇は副パラメータの基準値の計画値と主制御モード
が故障する直前に主パラメータと副パラメータとの間に
成立する既知の圏係にもとづいて冥1算された副パラメ
ータの計算値との差に等しくなるように制限される。こ
のように下方修正のためのトリムmを1限することによ
りエンジンが過渡的動作をしている最中に制御モードの
切換えが生じた場合でも主制御モードから副制御モード
への移行は滑らかに行なわせることが可能になる。
作用 本発明によるガスタービンエンジンの制御装置は燃料流
量を主パラメータ4画値に基づいて制御し、主パラメー
タを信頼性をもって決定することができなくなるとD1
パラメータ計画値にもとづいたυItllに切換えるが
、その際主パラメータと副パラメータとの間に成立する
既知の関係にもとづいてエンジンをvJnさせるのに望
ましい副パラメータの値を連続して計算し、主パラメー
タが失われた場合S1パラメータ基準値の語画値と主パ
ラメータが使えなくなる直館のn1パラメータ計粋値と
の差を使って副パラメータa準値の計画値に加えられる
下方修正トリム量の大きさを制限する。
本発明制御技術では下方修正トリム量の限界値が主パラ
メータ計画値にもとづいて新たなスロットル設定状態に
おける副パラメータの所望値の推定値を使うことにより
常時計算される。主パラメータを使うυ制御モードがエ
ンジンが過渡的動作をしている最中に故障した場合、こ
の推定値は主パラメータ制御モードが故障した瞬間には
(特に過渡的状態において副パラメータが比較的ゆっく
りと変化する場合に)B1パラメータの実際の値とかな
り異なっている可能性があり、むしろ主パラメータが失
われなかった場合に新たなスロットル設定値で要求され
る副パラメータの値にはるかに近い。
好ましい実施例では主パラメータはEPRであり副パラ
メータにはエンジン速度が使われる。EPRに問題が生
じると制御装置は制御パラメータをエンジン速度経過値
に切換えて燃料流出の制御を行なう。速度計画値はEP
R計画値とは同じではないため補正しなければスロット
ルを動かさなくても切換えの瞬間にエンジン速度が急変
してしまう。本発明は制御装置ではEPRに問題が生じ
ると速度計画値がEPRが使えなくなる直航のエンジン
速度の計画値と実際値との差に等しい値を有するトリム
を加えられ、スロットル設定状態に対応するEPRと速
度計画値との差が補償される。
これにより動作モードを切換えた前後で同一のエンジン
速度が指定される。このトリム量はEPRが使えなくな
った時点における実際のエンジン速度ではなくEPRに
問題が生じる前にEPR計画値にもとづいて計算された
スロットル設定位置に対応する望ましいエンジン速度の
推定値を使って計算されたトリム値以下に制限される。
このようにする理由はエンジンが状態を変化させている
最中においては実際のエンジン速度はスロットル位置の
変化に応じてEPR計画値が指定する速度よりもはかる
に低いためである。このtill限を設けなければエン
ジンが過渡的状態にある最中にEPRに問題が生じた場
合におけるトリムが過大になる危険がある。
実施例 本発明の以上の及びその他の目的、特徴及び利点は以下
に図面を参照しながら行なう好ましい実施例の詳細な説
明より明らかとなろう。
以下の説明では本発明の一実施例として参照符号10で
概括的に示す2軸ターボフアンガスタービンエンジンを
考える。エンジン10は低圧タービン14にシャフトを
介して結合された低圧圧縮機12と;高圧タービン18
にシャフトを介して結合された高圧圧縮1116と:^
圧正圧縮機高圧タービンとの間に配設された燃焼部20
とよりなる。複数の燃料ノズル22が燃焼部20の燃焼
器24に燃料を噴射する。ノズル22へ供給される燃料
の流量は弁26により変化される。
電子エンジン制御装置が燃料流量をパイロットの要求(
スロットル設定)や様々な航空機及びエンジンパラメー
タにともづいてまた様々なパラメータ間に成立する理論
的及び経験的関係式に従って自動制御する。本実施例で
は電子エンジン制御装置による燃料PE多制御の際の主
制御モードの動作はエンジン出口圧(B5)に対するエ
ンジン入口圧(B2)の比として定義されるエンジン圧
力比(EPR)にもとづいて実行される。図示したよう
に、入口圧P2をあらわす信@28ど出口圧P5をあら
わす信号30とが除専各32に供給される。除算器32
はエンジン圧力比EPRをあらわす信号34を出力し、
信号34はブロック36で示した燃料制御部分に供給さ
れる。この燃料制御部分36は実際のEPRと比較され
るエンジン圧力比の計画値であるEPRスケジュールを
格納している。制御部分36は信号38を燃料ノズル弁
26に送って燃料流量を制御し実際のEPRがその時の
スロットル設定に対応したEPRスケジュールと一致す
るようにエンジン速度を変化させる。
主燃料$1111!lパラメータであるEPR,あるい
はEPRスケジュールが使用できなくなった場合あるい
は信頼できなくなった場合(このような状態を以下EP
Rモード故障と称する)、制御部分36は燃料流量制御
を副燃料副部パラメータである低圧側圧縮機速度N1に
もとづいた制御に切換える。図面を参照するに、制御部
分40が低圧側圧縮機基準速度J1画鎮NIREFをあ
らわすスケジュールされた出力信号42を連続的に発生
する。
この基準速度は現在の状態及び現在のスロットル設定下
においてエンジンが許容する最大速度である。実際の低
圧圧縮機の速度N+@あられす信号44が減篩器46に
おいてNIREFから減算され、得られた差をあらわす
信号48がスイッチ50に供給される。勿論エンジンは
まだEPRにもとづいてυ11111されている状態に
あるが、N1は制御部分中に組込まれたEPRスケジュ
ールよりEPRの関数となる。
EPRモード故障が生じると信号52がスイッチ50に
供給される。信号52が存在しなければスイッチ50の
出力53は信号48の各時点での計粋値になりロー選択
ゲート54に供給される。
一方スイッチ50に信号52が供給されるとスイッチ5
0の出力信号53はスイッチ5oに信号52が供給され
る直前の信号48の計詐値に対応する信号56になる。
これ以降はこの時の信号48の値がロー選択ゲート54
に連続的に供給される。
関数発生器58は航空機のマツハ数Mηをあらわす信号
60及びEPRスケジュールをあらわす111部分36
からの信号61を連続的に供給される。関数発生器58
はこれらの入力信号にもとづ□いて低圧圧縮機入口温度
に対して補正された低圧圧縮機速度をあらわす信号62
 (NE C2)を嚢生ずる。本発明の技術分野で周知
のように、補正された低圧圧縮機速度をあらわす信号6
2と適当な乗数信号64(低圧圧縮機入口温度の関数)
とが乗算器66に供給され低圧側ロータ速度(NE )
の推定値をあらわす信号68が求められる。この低圧側
ロータの推定速度信号68は減騨器70でNIREFよ
り減算され、得られた差信号72がスイッチ74に供給
される。
EPRモード故障が生じると信号76がスイッチ74に
供給される。信号76が存在しない場合はスイッチ74
は各時点の信号72の4杓値をそのまま通過させる。−
力信号76が供給されるとスイッチ74の出力信゛号7
8はスイッチ74が信号76を供給される直前の信@7
2の計埠値をあらわす信号80に等しくなる。すなわち
、信号78の値はNIREFと、EPRスケジュール及
び現時点のエンジンスロットル設定値にもとづいて推定
された低圧〔l−夕速度との差をあらわす。
この低圧ロータ速度の推定値は各時点の低圧ロータ速度
N1にもとづくものではない。そこで、スロットルを勅
かした直後かつエンジンが以前の速度から新たな速度へ
移行する前にEPRスケジ1−ルが使用不能あるいは信
頼できなくなった場合でも推定圧縮機速度Nεをあらわ
す信号68は新たなスロットル設定に対応したEPRス
ケジュールで使われる速度に略等しくなる。これに対し
、速度信号44はEPRモード故障の際の実際のエンジ
ン速度であり、これはスロットル設定及びEPRスケジ
ュールにもとづいた望ましい速度と大きく異なっている
速度差信号78及び53はいずれもロー選択ゲート54
に供給され2つの信号のうちより低レベルの信号が出力
信号82として選択されてハイ選択ゲート84に供給さ
れる。このハイ選択ゲート84には信号82の他に信号
86が供給される。
この信号86は常にゼロとされる。そこで信号82が負
の場合ハイ選択ゲート84の出力信号88はぜ0になる
。それ以外の場合は信号88の値は信号82の値と等し
くなる。このハイ選択ゲート84を設けることにより信
号88 (NIREF)リム)が負になることが回避される。信
号88が負になる事態は減速中に・EPRモ−ド故障が
生じた場合に発生する。信号88が負になると信号92
の値がNIREFよりも大きくなるが、NIREFはエ
ンジンの安全な運転に際し許容される低圧圧縮機の最大
速度であるためかかる事態は避けねばならない。この結
果、NIREFには負のトリムのみが加えられる。
信号88の値は減算7!M90中にNIREFより減粋
され、その結果形成された差信号92が現在の実際の低
圧側圧縮機速度をあらわす18号44と共に減悴器94
に供給される。こうして得られた実際のエンジン速度N
1と望ましいエンジン速度との差をあらわす信号92が
制御部分36に供給される。EPR信号34あるいは制
御部分36中に格納されているEPRスケジュールが使
えなくなったりあるいは信頼できなくなった場合、v!
御部分36は弁26を制御して燃料流山を誤差信号96
がゼロになるように変化させる。
定常状態で運転中のエンジンに「バンプ」が生じるのを
回避するには制御システムのトリム制限機構がエンジン
の定常動作中にEPRモード故障が生じた場合にトリム
動作に影響しないことが必要である。これは信号68の
値がEPRモードにおいてスロットル設定に対応する圧
縮機速度の値よりも常に小である場合に保−1される。
従って、関数発生器58で使用されるマツハ数曲線はE
PRモード故障が生じた場合にNEがEPRスケジュー
ルで指定される速度を決して超えないように、好ましく
はそれよりやや小になるように選択される。
本実施例では主パラメータをEPRとしたが、本発明は
EPR以外の主パラメータ(例えばファン圧力比あるい
は加重ファン/エンジン圧力比)を使用する場合にも適
用できるのは勿論である。
エンジンを動作させる際に一制御システムで必要とされ
るパラメータのあるものが故障した場合、そのパラメー
タの実測値のかわりに合成値を計算して使用することが
公知である。例えば、燃焼室圧を本出願人が所有するデ
ーピッド エム、ニュワース他の米国特許第4,212
.161号により合成することが可能である。本制御シ
ステムではNIの合成値(以下Nl5YNと記す)を計
算しN1の実測値が得られない場合や信頼できない場合
に使用するのが好ましい。
別の制御モードに急に切換える場合、パラメータの実測
値から合成値への切換えの際に「バンプ」が発生する可
能性がある。第2図の制御論即はかかるバンプを除去す
る技術を示す。第2図の例では合成されるパラメータは
N1である。N1の合成値は最も新しい有効な情報にも
とづいて計算され、常に更新されており、N1の実81
値が使用不能になったり信頼できなくなったりした場合
(N+*$I)いつでも使用することができる。第2図
を参照するに、航空機のマツハ数と、低圧圧縮機入口で
の温度について補正された高圧圧縮機速度(N2C2)
とが関数発生器200に供給される。関数発生器200
は定圧圧縮機入口での温度について補正された低圧圧縮
機速度の推定値(NI 5YNC2)をあらわす出力信
@202を出力する。信号202の値はマツハ数と補正
高圧圧縮機速度との間に成立するエンジンの定常動作特
性にもとづいて経験的に導かれた関係より求められる。
本発明の技術分野で周知の如く、低圧圧縮機の速度推定
値信号202と適当な乗数信号204(これは第1図の
乗算器64の場合の乗数と同じ)とが乗算器205に供
給されて低圧ロータ速度(N+5vN)の推定値ないし
合成値をあらわす信号206が得られる。Nl5YNの
値をあらわす信号206はエンジンの定常状態動作の際
の高圧ロータと低圧ロータとの間の経験的関係にもとづ
いており、信号206は補償器208を通される。エン
ジンが過渡的動nを行なう際補正高圧ロータ速度N2 
C2の動的特性が出力Nl5YNC2の特性と置換えら
れる。定常状態では補ffi器208は作用しない。こ
のような補償器は本発明の技術分野では周知である。
補t!i75208よりライン99上に出力されるNl
5YN出力信号99はN1の実測値をあらわす信号44
と共に減算器100に連続的に供給される。減算器10
0より出力される信号99と44の差信号102はNI
が故障している(すなわち使用できないか信頼できない
)か否かをあらわす信号106と共にスイッチ104に
供給される。
信号106がN1が正常であることを示している場合、
スイッチ104の出力信号108はN1とNl5YNの
各時点での差の計p値をあらわす。
一方、信号106がN1が不良であることを示した場合
は出力信号108はスイッチ104に故障を告げる信号
が供給される直前のN1とN25YNとの差の計詩値を
あらわす信号110に等しくなる。いずれにせよ、スイ
ッチ104の出力信号108はNl5YNをあらわす信
号99と共に減粋器112に送られ減算鼎112の出力
信号114がN1の実測値をあらわす信号44と共に別
のスイッチ 116に送られる。
故障指示信号106はまたスイッチ116にも供給され
る。信号106がN1が正常であることを指示していれ
ばN1をあらわす信号44はスイッチ116を通過し出
力信@118として出力される。一方N1が不良であれ
ば信号118はN1の推定値をあらわす信号114と同
じ値をとる。好ましい実施例では信@118が第11図
減算器94に供給される信号44を置換える。
本発明によればN1が故障した瞬間(すなわちNl5Y
Nの使用に切換えた瞬間)に出力信号114の値が、及
びこれに伴って信号118の値も、実質的に故障の直前
に得られた正常なN1の測定値に等しくされる。その結
果、切換えの瞬間にバンブが生じることはなく、エンジ
ンはNl5YNの関数として連続的に制御される。
以上説明した実際のエンジン速度から合成エンジン速度
への切換えの際のバンプを除去する方法は任意の実測パ
ラメータを使用したエンジン制御からそのパラメータの
合成値を使用したエンジン制御に制御パラメータを切換
える場合にも有効であることは明らかである。
本発明の思想及び要旨内で様々な変形や省略が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるυ161!装置を使用した2軸ガ
スタービンエンジンの概略的ブロック図、第2図は本発
明制a装置の別の実施例を示す図である。 10・・・ガスタービンエンジン、12・・・低圧圧縮
機、14・・・低圧タービン、16・・・高圧圧縮機、
18・・・高圧タービン、20・・・燃焼部、22・・
・燃料ノズル、24・・・燃焼室、26・・・燃料ノズ
ル弁、28・・・P2(fi号、30・・・P5信号、
32・・・除算器、34・・・EPR信号、36.40
・・・制御部分、38゜53.56.78.80.82
,86.88゜92、 102. 106. 108.
 110. 114. 118゜202、 204. 
206・・・信号、42・・・NIREF信号、44・
・・N1信号、46.70.90.94,100゜11
2・・・減算品、48.72・・・差信号、50.74
゜104、 116・・・スイッチ、52.76・・・
EPRモード故障信号、54.84・・・ゲート、58
,200・・・関数発生器、60・・・マツハ数信号、
61・・・EPRスケジュール信号、62・・・N2O
2信号、64・・・乗数信号、66、 205・・・乗
篩z168・・・NE倍信号96・・・誤差信号、99
・・・ライン、208・・・補償器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機と、燃焼器と、タービンとを有する航空機
    用ガスタービンエンジンにおいて、エンジンの動作を第
    1のパラメータの実際値を連続して求め、該第1のパラ
    メータの基準値である計画値を該第1のパラメータの実
    際値と比較し、該第1のパラメータの実際値と計画値と
    の差がゼロになるように燃焼室へ供給される燃料の流量
    を変化させ、該第1のパラメータの計画値又は実際値が
    求められず従って、第1のパラメータが失われたと考え
    られる場合には圧縮機速度である第2のパラメータの基
    準値の計画値と圧縮機速度の実際値との差がゼロになる
    ように燃料流量を変化させ、その際圧縮機速度基準値の
    計画値と該第1のパラメータが失われる直前に求められ
    た圧縮機速度の実際値との差として定義されるトリムを
    計算して圧縮機速度基準値の計画値に加える動作を行な
    うことにより制御する制御装置を使った航空機用ガスタ
    ービンエンジンの制御方法であって: 圧縮機速度の推定値を第1のパラメーターの計画値の関
    数として連続して推定し; 圧縮機基準速度の計画値と該圧縮機速度の推定値との間
    の差を連続して計算し; 該第1のパラメータが失われた場合、圧縮機基準速度計
    画値に加えられる該トリム計算値を該第1のパラメータ
    が失われる直前に前記段階で連続して計算された差より
    も小になるように制限する段階を有することを特徴とす
    る方法。
  2. (2)エンジン圧力比が該第1のパラメータとして使わ
    れ、該圧縮機速度を連続して推定する段階は圧縮機速度
    をエンジン圧力比の関数として推定する過程を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)該圧縮機速度を連続して推定する段階は圧縮機速
    度をエンジン圧力比計画値及び航空機マッハ数の関数と
    して推定する過程を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の方法。
  4. (4)該エンジンは2軸ターボファンエンジンであり、
    該第2のパラメータとして低圧圧縮機の速度が使われる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)該連続して計算される差は圧縮機速度基準値の計
    画値と該第1のパラメータにもとづいた制御モードにお
    いて要求される圧縮機速度との差を下回らないことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)圧縮機と、燃焼器と、タービンと、第1のパラメ
    ータの実際値を連続して測定する手段とを有する航空機
    用ガスタービンエンジンを制御するための、該第1のパ
    ラメータの実際値を該第1のパラメータの基準値の計画
    値と比較するための手段と;該第1のパラメータの計画
    値又は実際値が求められず従って第1のパラメータが失
    われたと考えられる場合に第1の信号を発生する手段と
    ;該第1の信号が発生されていない場合に第1のパラメ
    ータの実際値と計画値との差をゼロにするように燃焼室
    へ供給される燃料の流量を連続して変調する手段と;第
    1のトリムを圧縮機基準速度と該第1のパラメータが失
    われる直前に求められた圧縮機の実際の速度との差とし
    て計算する手段とを含む航空機用ガスタービンエンジン
    制御装置であって: 1)第1の信号を供給される手段と;2)圧縮機速度を
    該第1のパラメータの計画値の関数として連続して推定
    する手段と;3)トリム限界値を圧縮機基準速度計画値
    と圧縮機速度推定節との差として連続して計算する計算
    手段と;4)該第1の信号の供給に応じて該計算手段に
    より該第1の信号が供給される直前に計算されたトリム
    限界値をあらわす第2の信号を発生する手段とを含むト
    リム限界値決定手段と; 該第1のトリムとトリム限界値のうち小さい方を選択し
    て該第1の信号が供給された場合に圧縮機基準速度計画
    値に加える手段とを有し;該変調手段は該第1の信号が
    発生された場合に燃焼器に供給される燃料の流量を実際
    の圧縮機速度とトリムされた圧縮機基準速度の計画値と
    の差がゼロになるように変化させる手段を含むことを特
    徴とする装置。
  7. (7)該第1のパラメータはエンジン圧力比であること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の装置。
  8. (8)該推定手段は圧縮機速度の値をエンジン圧力比の
    実際値と航空機のマッハ数の関数として連続して推定す
    る手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第7項記
    載の装置
  9. (9)該制御装置は低圧圧縮機と高圧圧縮機とを備えた
    2軸ターボファンエンジンと協働し、該第2のパラメー
    タとして低圧圧縮機の速度が使われることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項記載の装置。
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