JPS63150150A

JPS63150150A - ライン加工用長距離環状振動バレル加工機

Info

Publication number: JPS63150150A
Application number: JP21404187A
Authority: JP
Inventors: Hisamine Kobayashi; 久峰小林
Original assignee: Tipton Manufacturing Corp
Current assignee: Tipton Manufacturing Corp
Priority date: 1987-08-27
Filing date: 1987-08-27
Publication date: 1988-06-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、両端で対向する複数対の半円形バレルを同
数対の直線状バレルで接続し、これを上下に配列してな
る中心対称型環状振動バレルをスプリングにより機台上
へ懸吊すると共に、その中央中心部にｆＲ動発振機を装
着し、バレル内のマスを螺旋流動させ、該螺旋流動する
研磨材内に工作物を挿入して研磨するようにしたライン
加工用長距離環状振動バレル加工機であって、バレル加
工機の製造、販売分野に属するものである。

（従来の技術）従来、ボックス型振動バレルのラインを延長したもので
は、独特許ＤＢＰ１０４７９９３、同ＤＢＰ１０３６０
９２及び米国特許第３０７１．９００号に記載された発
明が知られているが、これによりライン加工するには、
マスの駆動と分離及び循環の為に装置が必要であった。

又−リーークル型振動バレルのラインを延長したもので
は、従来バレルの２倍位までの延長距部内に止ることが
、特公昭５０−１６５５８号及び特開昭５３−１４１９
９５号によって示されている。

（発明により解決すべき問題点）前記ボックス型を用いてライン加工するには、加工機以
外に循環の為の装置を必要とし、装置の巨大化と設備費
の高騰化は避けられず、実用性に乏しい。又サークル型
振動バレルは、前記特公昭５０−１．６５５８号に記載
された発明のように、本体のバレルは直角乃至鋭角の折
り曲り角を有し、又はバレル本体より異常にはみ出しな
選別装置を付設するなど、非対称型構造とされており、
側底ライン化に至らず、又必ずしも正常な加工か得られ
なかった。

又、特開昭５３−１４１９９５号に記載された発明は、
バレルの「長手方向に延びた空間に唯一個の振動発生機
のみを内蔵するのではなく、多数の発生機を内蔵するこ
とを可能にする」と明細書に特記し、且つ第１図より第
９図までの全区とその説明記事にも尽く不平衡重錘が、
同一１〜ルクによる同一方向回転の同期駆動を可能とす
る装置の考慮がなされていない複数個の振動発生機を用
いたものが明記しであることより、この発明者が極めて
重大な銘誤に陥っており、実用性が乏しいことが明らか
となった。

即ち、複数個の発振機による振動面内のマスに起る非同
調振動の現象は、マスを正逆不定の方向にさまよりぜ、
又はバレルよりマスを横渇させたりする。この為バレル
を前記特開昭５３−１．４１９９５リーの第２図のよう
に、外方へ折り曲げて傾斜させ、従来にない複雑異常な
柘造に製作して徒に製作費を増大し、却ってマスの流動
を阻害して、工作物の加工効果を激減さぜるものである
。

（間超点を解決するた為の手段）然るにこの発明に、１れば、両端で対向する半円形バレ
ルに、平行する直線状バレルを接続して一体の環状バレ
ルとし、この環状バレルを複数段に上下に配置し、その
中央中心部に唯一個の振動発振機を装着して、非同調加
振力を皆無とするｉＢ　−加振力のみによって、全バレ
ルを加振加工するＪニー　４　＝うにし、従来最大の課題であった前記ボックス型振動バ
レルとサークル型振動バレルでなし得なかった簡単な構
成によるライン加工用振動バレル研磨機を完成しなので
ある。

即ちこの発明の目的とするところは、工作物を所定時間
のタクト単位で選択的に−サイクル中で加工し、広い加
工時間範囲内において、選択的にライン加工できるよう
にしたものである。特に環状バレルを上下多段に配設す
ることによって、従来考えられなかったような長距離環
状循環加工が可能となり、しかも中途に勾配部が介在す
る為に、加工効率も著しく向」−することが認められた
。

（発明の作用）即ちこの発明によれば、長距離環状バレルを上下多段に
配置し、その最上部のバレルと下部のバレルとを連結し
たので、単一環状バレルの複数倍の長距離にわたって、
上り勾配で研磨することかできる。

（実施例）次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明ず即ち、機
台１上へ多数のスプリング２．２を介して支板３を振動
自在に懸架し、前記支板３の中央部には中空筒４（環状
バレルの中芯筒であって、平面楕円状）を設置しである
。前記支板３上へは、中空筒４の外側へ、２対の半円形
バレル５．６と、これに連結する直線状バレル７．８よ
りなる環状バレル９．１０か上下に積み重ねられており
、各段のバレルは、若干の勾配をもって、上段のバレル
に連結している。また前記中空筒４の中央部には、支板
３の取付孔へ８％＞）モータ１１がフランジ１２によっ
て固定され、振動モータ１１の」−下回転軸１３．１３
ａには重錘１４．１４ａが偏心して固定しである。また
上段環状バレルの最上部付近のバレル底には、固定堰１
５、フラップ１６及び選別篩１７よりなる選別装置が設
けられ、選別篩」７の先端下部にはシ、ｙ−−１□　：
Ｉ−８の上端か臨まぜてあり、シュート１８の下端部は
、下Ｆ９．環状バレルの最低部上へ臨まぜである。前記
各段の環状バレル内へ所定量の研磨材を装入し、振動モ
ータ１１を始動すると共に、前記シュー１へ１８を介し
て工作物を順次供給ずれは、環状バレルが加振されるこ
とによって、マスは矢示１９．１９ａのように進行し、
研磨しつつ逐次押し上げられる。このようにして最上段
に達しなならば、逐次選別装置−にへ移って篩別され、
工作物は矢示２０のように外部へ取り出され、研磨材は
シュート１８を経て再び最下段の環状バレル内へ戻され
るので、この際、工作物を適量宛供給ずれは、引続き研
磨が続行される。前記において、研磨材を排出する時に
は、振動モータを逆転し、最下段の環状バレルに設けた
排出口２１から排出する。前記振動バレルは、その全長
が一段環状バレルの長さに比し、２倍以Ｆになるので（
途中取出しはない）比較的長い加工時間を要する工作物
の場合（例えば６０分〜１２０分）に適する。

次の第３図に示す幅寸法Ｍは、最下段のバレルの底部よ
り最上段のバレルのフラップ、又は選別網の何れか高い
方の位置までの高さＨの２倍、又それを超えていること
が条件である。２倍以下の＝　７一時には、積み重ねバレルの全高が過大となり、バレル内
のマスの螺旋流動が崩れるので、加工能力を著しく減退
させ、選別能力をも低下させるので、折角の積み重ねバ
レルの効果を減殺する。

（発明の効果）即ちこの発明によれば、長距離環状バレルを多段に積み
」−げ、各段のバレルは相互に連結しくよって全体が傾
斜する）、全体を単一加振力で振動させなので、工作物
は勾配を螺旋」−昇して効率よく加工されると共に、長
時間加工を−サイクルでライン状になし得る効果がある
。然して比較的狭い床面積で必要な長比Ｍ振動加工がで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の平面図、第２図は同じく正
面図、第３図は同じく第２図中Ａ−Ａ断面拡大図である
。

Claims

【特許請求の範囲】１　所定間隔をもって対向する半円形バレルを直線状バ
レルで接続して一体化した環状バレルを機台上へ多数の
懸垂スプリングで支持した振動バレル加工機において、
前記環状バレルは全長Ｌが全幅Ｍの数倍乃至数拾倍の中
心対称型であり、前記環状バレルはゆるやかな勾配をも
たせて多段に積み上げられ、最上段のバレルの終端側に
選別装置を設け、該選別装置端よりバレル中央の空間を
経て最下段のバレルへ接続することを特徴としたライン
加工用長距離環状振動バレル加工機２　環状バレルは、その幅Ｍが積み上げ高さＨの２倍又
は２倍以上とした特許請求の範囲第１項記載のライン加
工用長距離環状振動バレル加工機３　環状バレルは、全長Ｌを幅Ｍの５倍乃至１５倍とし
た特許請求の範囲第１項記載のライン加工用長距離環状
振動バレル加工機