JPS63140741A - 水溶性鋳型の製造方法 - Google Patents
水溶性鋳型の製造方法Info
- Publication number
- JPS63140741A JPS63140741A JP61286539A JP28653986A JPS63140741A JP S63140741 A JPS63140741 A JP S63140741A JP 61286539 A JP61286539 A JP 61286539A JP 28653986 A JP28653986 A JP 28653986A JP S63140741 A JPS63140741 A JP S63140741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- water
- magnesium sulfate
- forming
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 26
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 7
- CSNNHWWHGAXBCP-UHFFFAOYSA-L Magnesium sulfate Chemical compound [Mg+2].[O-][S+2]([O-])([O-])[O-] CSNNHWWHGAXBCP-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract description 27
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 claims description 13
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 claims description 5
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 26
- 229910052943 magnesium sulfate Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 235000019341 magnesium sulphate Nutrition 0.000 abstract description 7
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 abstract description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 4
- 239000011505 plaster Substances 0.000 abstract description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 abstract description 3
- KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910052863 mullite Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 9
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 9
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 5
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 5
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005188 flotation Methods 0.000 description 3
- 239000011777 magnesium Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N Magnesium Chemical compound [Mg] FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 2
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 2
- 150000004677 hydrates Chemical class 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 1
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 125000001153 fluoro group Chemical group F* 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 150000004688 heptahydrates Chemical class 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011802 pulverized particle Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は水溶性の鋳型、特に表層部に硫酸マグネシウム
の結晶微粒子を含む水溶性鋳型の製造方法に関するもの
である。
の結晶微粒子を含む水溶性鋳型の製造方法に関するもの
である。
(従来の技術)
本出願人(本発明者等)はダイカストマシンの如き圧力
鋳造法による鋳型に用い得る中子等の鋳型として特公昭
80−21809号の如き水溶性鋳型の製造方法を提供
した。これは石こう、硫酸マグネシウムの水和物及び耐
火物を含む混合物に水を加えてスラリーとし、このスラ
リーを型に入れて石こうを凝固せしめることで鋳型形状
を成形し、次いでこの成形物を120℃以下の温度で一
次乾燥し、更に200℃以上の温度で二次乾燥するよう
にしたものである。
鋳造法による鋳型に用い得る中子等の鋳型として特公昭
80−21809号の如き水溶性鋳型の製造方法を提供
した。これは石こう、硫酸マグネシウムの水和物及び耐
火物を含む混合物に水を加えてスラリーとし、このスラ
リーを型に入れて石こうを凝固せしめることで鋳型形状
を成形し、次いでこの成形物を120℃以下の温度で一
次乾燥し、更に200℃以上の温度で二次乾燥するよう
にしたものである。
(発明が解決しようとする問題点)
以上の従来技術によれば、表層部に硫酸マグネシウムの
微細な結晶が集まり緻密な表層部が形成でき、強度、耐
圧性に優れる鋳型が得られ、又鋳造後は水に浸漬するこ
とにより崩壊し、中子等の取り除き作業が極めて容易で
ある。
微細な結晶が集まり緻密な表層部が形成でき、強度、耐
圧性に優れる鋳型が得られ、又鋳造後は水に浸漬するこ
とにより崩壊し、中子等の取り除き作業が極めて容易で
ある。
本発明は以上の従来技術の更なる改良を企図し、成形物
(14型)の成形性の向上と成形時間の短縮化による生
産性向上と、抗折力の向上とを図るべくなされたもので
ある。
(14型)の成形性の向上と成形時間の短縮化による生
産性向上と、抗折力の向上とを図るべくなされたもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点)
以上を企図すべく本発明は、水を加えた硫酸マグネシウ
ム水和物を冷凍粉砕し、これに石こう及び耐火物を混合
してドライ状態のまま型内でブローイング成形し、その
後加圧成形して鋳型形状の成形物を得、次いでこの成形
物を120’0以下の温度で一次乾燥させ、爾後200
℃以上の温度で該成形物を二次乾燥させ水溶性鋳型を得
ることである。
ム水和物を冷凍粉砕し、これに石こう及び耐火物を混合
してドライ状態のまま型内でブローイング成形し、その
後加圧成形して鋳型形状の成形物を得、次いでこの成形
物を120’0以下の温度で一次乾燥させ、爾後200
℃以上の温度で該成形物を二次乾燥させ水溶性鋳型を得
ることである。
(上記手段による作用)
上記手段によれば、硫酸マグネシウム水和物を冷凍して
粉砕し、粉砕粒に石こう、耐火物を混合するのでドライ
の粉末状態にあり、従って型内に吹き込むブロウ成形が
行え、成形性がスラリー状態に比し大幅に向上し、又硫
酸マグネシウムの水和物を冷凍粉砕し、石こう、耐火物
とドライ状態で混合するので余剰水が少なくなり、グリ
ーン時の抗折力が向上する。
粉砕し、粉砕粒に石こう、耐火物を混合するのでドライ
の粉末状態にあり、従って型内に吹き込むブロウ成形が
行え、成形性がスラリー状態に比し大幅に向上し、又硫
酸マグネシウムの水和物を冷凍粉砕し、石こう、耐火物
とドライ状態で混合するので余剰水が少なくなり、グリ
ーン時の抗折力が向上する。
(実施例)
次に本発明の好適する一実施例を、添付図面を参照しつ
つ詳述する。
つ詳述する。
先ず硫酸マグネシウム水和物、例えば7水塩(MgSO
4拳7H20)を冷凍し、これを粉砕して粉粒状とする
。かかる粉粒体を冷凍室内等で冷凍粉粒状態で保持せし
め、かかる硫酸マグネシウム水和物に石こうと耐火物を
混合し、硫酸マグネシウム水和物と石こうとの混合比は
、好ましくは例えば7:3以上とし、フローテーション
現象の惹起と熱間強度向上を図る。
4拳7H20)を冷凍し、これを粉砕して粉粒状とする
。かかる粉粒体を冷凍室内等で冷凍粉粒状態で保持せし
め、かかる硫酸マグネシウム水和物に石こうと耐火物を
混合し、硫酸マグネシウム水和物と石こうとの混合比は
、好ましくは例えば7:3以上とし、フローテーション
現象の惹起と熱間強度向上を図る。
歯石こうに添加する硫酸マグネシウム水和物の水分子は
上記に限られず、1.2.4.5.6.12等の水分子
が結合した水和物を使用することができる。
上記に限られず、1.2.4.5.6.12等の水分子
が結合した水和物を使用することができる。
以上の混合物をドライ状態に保持し、鋳型を成形する成
形型内に吹き込んでブロー成形し、該ブロー成形後加圧
して鋳型形状の成形物を得る。
形型内に吹き込んでブロー成形し、該ブロー成形後加圧
して鋳型形状の成形物を得る。
得られた成形物を乾燥炉に投入し、120℃以下の温度
で2〜3時間−次乾燥を行う、−次乾燥を120℃以下
としたのは、120℃以上で乾燥を行うと石こうの水和
物(CaSO4・2H20)及び硫酸マグネシウム水和
物の脱水反応が急激に発生し、フローテーションによっ
て生じた鋳型最外表面の緻密な層の通気が悪くなって鋳
型が部分的に破裂状態となってしまい、鋳型として用い
得なくなるからである。
で2〜3時間−次乾燥を行う、−次乾燥を120℃以下
としたのは、120℃以上で乾燥を行うと石こうの水和
物(CaSO4・2H20)及び硫酸マグネシウム水和
物の脱水反応が急激に発生し、フローテーションによっ
て生じた鋳型最外表面の緻密な層の通気が悪くなって鋳
型が部分的に破裂状態となってしまい、鋳型として用い
得なくなるからである。
一次乾燥した成形物を更に200℃以上の温度で二次乾
燥せしめ、ここで200℃以上としたのは、この温度以
下で二次乾燥を行うと石こうの水和物の脱水反応が阻害
され鋳造後に残留結晶水かに製品に悪影響を及ぼす虞れ
があるからである。
燥せしめ、ここで200℃以上としたのは、この温度以
下で二次乾燥を行うと石こうの水和物の脱水反応が阻害
され鋳造後に残留結晶水かに製品に悪影響を及ぼす虞れ
があるからである。
得られた鋳型、実施例では中子を断面にして第1図に示
し、図で明らかな如く中子は3層からなり、中子(1)
の最外側を形成する表層(2)にはMg5O+が多く含
まれており、組織的にはF&酸マグネシウムの結晶粒子
を多く含んだ極めて!&密なものとなっている。そして
中間層(3)は表層(2)よりもMg、SO4の含有借
が若干少なくなっており、組織的には若干粗くなってお
り、最も内側の中心層(4)には硫酸マグネシウムの結
晶粒子が極めて少なく、粗い組織となっている。
し、図で明らかな如く中子は3層からなり、中子(1)
の最外側を形成する表層(2)にはMg5O+が多く含
まれており、組織的にはF&酸マグネシウムの結晶粒子
を多く含んだ極めて!&密なものとなっている。そして
中間層(3)は表層(2)よりもMg、SO4の含有借
が若干少なくなっており、組織的には若干粗くなってお
り、最も内側の中心層(4)には硫酸マグネシウムの結
晶粒子が極めて少なく、粗い組織となっている。
以上において、硫酸マグネシウムの水和物を冷凍し、粉
砕して石こう、耐火物と混合してドライ状態としたのは
、余剰水を少なくすることによりグリーン時の抗折力が
向上することと、乾爆後に発生するひび、割れ等を防止
し、品質の向上が図れるためである。又ドライ状態にす
ることにより型での成形性が向上し、離型時間が短縮さ
れ、従来のスラリー状のものの流し込みの場合には含水
量が20%以上になると成形ができなくなるが。
砕して石こう、耐火物と混合してドライ状態としたのは
、余剰水を少なくすることによりグリーン時の抗折力が
向上することと、乾爆後に発生するひび、割れ等を防止
し、品質の向上が図れるためである。又ドライ状態にす
ることにより型での成形性が向上し、離型時間が短縮さ
れ、従来のスラリー状のものの流し込みの場合には含水
量が20%以上になると成形ができなくなるが。
本発明の場合はドライ状態なので成形が容易である。
第2図に含水量とグリーン時の抗折力との関係を示し、
含水量が少ない程抗折力が高いことが分かる。
含水量が少ない程抗折力が高いことが分かる。
第3図に離型時間と抗折力との関係を示し、(A)は本
発明を、(B)はスラリー状で流し込みによる特願昭5
7−62003号(特公昭130−21809号)のも
のを示し、流し込みに比較し離型時間が短かいことが分
かる。
発明を、(B)はスラリー状で流し込みによる特願昭5
7−62003号(特公昭130−21809号)のも
のを示し、流し込みに比較し離型時間が短かいことが分
かる。
ところで前記の一次乾燥、二次乾燥に代えて乾燥時間を
大幅に短縮するために120℃以下の乾燥炉で上記成形
物を6%の減水量迄一次乾燥し、次いでマイクロウェー
ブで二次乾燥せしめても良い。これによると、120℃
で乾燥することにより60分で6%の減水量に達し、以
後マイクロウェーブで乾燥することにより乾燥時間を大
幅に短縮し、生産効率が著しく向上する。
大幅に短縮するために120℃以下の乾燥炉で上記成形
物を6%の減水量迄一次乾燥し、次いでマイクロウェー
ブで二次乾燥せしめても良い。これによると、120℃
で乾燥することにより60分で6%の減水量に達し、以
後マイクロウェーブで乾燥することにより乾燥時間を大
幅に短縮し、生産効率が著しく向上する。
以下に具体的な実施例について述べる。
(実施例1)
硫酸マグネシウム7vt%に水12vt%を混合し、−
10℃で氷らせ、20メツシユのふるいで粉砕し、これ
に粉末耐火物としてのムライトフラロ−15vt%、石
こう15wt%を入れ、更に粒状耐火物として珪砂(A
FS35 ) 51%を入れて一10℃の冷凍庫内で型
内にブロー圧4 Kg/ Cm2でブローイング形成し
、その後50 Kg/ Cm2の圧力で加圧形成し、約
2分経過した後凝固した成形物を取り出し、直ちに90
℃の乾燥炉で約3吟間−次乾燥し、その後250℃の乾
燥炉で4時間程二次乾煙せしめて抗折力60 Kz/
Crm2の中子を得た。この中子を自動車用エンジンの
シリンダヘッド用のボート中子として型内にセットし、
射出圧力600Kg/ Crm2.溶湯温度700℃0
)フルミーラム合金を加圧鋳造した処、差し込みの全く
ない良好な鋳肌の製品が得られた。そして鋳造後の中子
の排除には10 Kg/ Crm2の圧力で80℃の温
水を噴出せしめた処容易に中子は崩壊溶出した。
10℃で氷らせ、20メツシユのふるいで粉砕し、これ
に粉末耐火物としてのムライトフラロ−15vt%、石
こう15wt%を入れ、更に粒状耐火物として珪砂(A
FS35 ) 51%を入れて一10℃の冷凍庫内で型
内にブロー圧4 Kg/ Cm2でブローイング形成し
、その後50 Kg/ Cm2の圧力で加圧形成し、約
2分経過した後凝固した成形物を取り出し、直ちに90
℃の乾燥炉で約3吟間−次乾燥し、その後250℃の乾
燥炉で4時間程二次乾煙せしめて抗折力60 Kz/
Crm2の中子を得た。この中子を自動車用エンジンの
シリンダヘッド用のボート中子として型内にセットし、
射出圧力600Kg/ Crm2.溶湯温度700℃0
)フルミーラム合金を加圧鋳造した処、差し込みの全く
ない良好な鋳肌の製品が得られた。そして鋳造後の中子
の排除には10 Kg/ Crm2の圧力で80℃の温
水を噴出せしめた処容易に中子は崩壊溶出した。
更に以上の実施例1の一次、二次乾燥に代えて凝固した
成形物を取り出し、該成形物を120℃以下の乾燥炉で
6%の減水量迄一次乾燥し、爾後マイクロウェーブで5
分二次乾燥せしめて抗折力60 Kg/ C覆2の中子
を得た。
成形物を取り出し、該成形物を120℃以下の乾燥炉で
6%の減水量迄一次乾燥し、爾後マイクロウェーブで5
分二次乾燥せしめて抗折力60 Kg/ C覆2の中子
を得た。
(実施例2)
Ti酸マグネシウム6%It%に水11vt%を混合し
、−10℃で水らせ20メツシユのふるいで粉砕し、こ
れに粉末耐火物としてのライトフラロー15wt%、石
こう15vt%を入れ、更に粒状耐火物として珪砂51
vt%を入れ前記実施例1と同様な条件下で自動車用エ
ンジンのシリンダヘッド鋳造用の抗折力60 Kg/
Cm2のボート中子を製造した。この中子を型にセット
し、実施例1と同様の条件で鋳造した処、差し込みの全
くない良好な鋳肌の製品が得られた。
、−10℃で水らせ20メツシユのふるいで粉砕し、こ
れに粉末耐火物としてのライトフラロー15wt%、石
こう15vt%を入れ、更に粒状耐火物として珪砂51
vt%を入れ前記実施例1と同様な条件下で自動車用エ
ンジンのシリンダヘッド鋳造用の抗折力60 Kg/
Cm2のボート中子を製造した。この中子を型にセット
し、実施例1と同様の条件で鋳造した処、差し込みの全
くない良好な鋳肌の製品が得られた。
鋳造後の中子の排除には10Kg/ Cm2の圧力で8
0℃の温水を噴出せしめた処、容易に中子は崩壊溶出し
た。
0℃の温水を噴出せしめた処、容易に中子は崩壊溶出し
た。
第4図に乾燥温度と抗折力の関係を本発明(A)と流し
込みによる特願昭57−82003号(特公昭80−2
1809号)(B)とで比較して示す、これで明らかな
ように同一温度条件下が抗折力に優れることが理解でき
る。
込みによる特願昭57−82003号(特公昭80−2
1809号)(B)とで比較して示す、これで明らかな
ように同一温度条件下が抗折力に優れることが理解でき
る。
(発明の効果)
以上で明らかな如く本発明によれば、硫酸マグネシウム
水和物を冷凍して粉砕し、石こう、耐火物とドライ状態
で混合して成形し、乾燥するようにしたので、先ず余剰
ど水を少くして成形でき、ブロー成形が可能となって成
形の容易化、成形時間の短縮が図られ、従って中子等の
生産性を大幅に向上させることができるとともに、スラ
リー状のものに比して抗折力も向上し、又硫酸マグネシ
ウム水和物のフローテーション現象も従前と同様に得ら
れることから寸法精度に優れ、鋳肌の良好な製品を得る
ことができ、更に水での崩壊性に優れる等多大の利点が
ある。
水和物を冷凍して粉砕し、石こう、耐火物とドライ状態
で混合して成形し、乾燥するようにしたので、先ず余剰
ど水を少くして成形でき、ブロー成形が可能となって成
形の容易化、成形時間の短縮が図られ、従って中子等の
生産性を大幅に向上させることができるとともに、スラ
リー状のものに比して抗折力も向上し、又硫酸マグネシ
ウム水和物のフローテーション現象も従前と同様に得ら
れることから寸法精度に優れ、鋳肌の良好な製品を得る
ことができ、更に水での崩壊性に優れる等多大の利点が
ある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は中子の内部構
造を示す断面図、第2図は含水量と抗折力の関係を示す
グラフ、第3図は離型時間と抗折力の関係を示すグラフ
、第4図は乾燥温度と抗折力の関係を示すグラフである
。
造を示す断面図、第2図は含水量と抗折力の関係を示す
グラフ、第3図は離型時間と抗折力の関係を示すグラフ
、第4図は乾燥温度と抗折力の関係を示すグラフである
。
Claims (2)
- (1)水を加えた硫酸マグネシウム水和物を冷凍粉砕し
、これに石こう及び耐火物を混合してドライ状態のまま
型内でブローイング成形し、その後加圧成形して鋳型形
状の成形物を得、次いでこの成形物を120℃以下の温
度で一次乾燥させ、爾後200℃以上の温度で該成形物
を二次乾燥させるようにしたことを特徴とする水溶性鋳
型の製造方法。 - (2)前記成形物を120℃以下の温度で少くとも6%
減水量迄一次乾燥し、爾後マイクロウェーブで該成形物
を二次乾燥させるようした前記特許請求の範囲第1項の
水溶性鋳型の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61286539A JPS63140741A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 水溶性鋳型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61286539A JPS63140741A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 水溶性鋳型の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63140741A true JPS63140741A (ja) | 1988-06-13 |
JPH0371934B2 JPH0371934B2 (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=17705719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61286539A Granted JPS63140741A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 水溶性鋳型の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63140741A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1449601A1 (en) * | 2003-02-21 | 2004-08-25 | Mazda Motor Corporation | Water-soluble casting mold and method for manufacturing the same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179558A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Honda Motor Co Ltd | 水溶性鋳型を用いた精密鋳造法 |
JPS58179539A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Honda Motor Co Ltd | 水溶性鋳型の製造方法 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP61286539A patent/JPS63140741A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179558A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Honda Motor Co Ltd | 水溶性鋳型を用いた精密鋳造法 |
JPS58179539A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Honda Motor Co Ltd | 水溶性鋳型の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1449601A1 (en) * | 2003-02-21 | 2004-08-25 | Mazda Motor Corporation | Water-soluble casting mold and method for manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0371934B2 (ja) | 1991-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3963818A (en) | Water soluble core for pressure die casting and process for making the same | |
JP2009023003A (ja) | 鋳型用のフェルールと他のフィーディングヘッドと供給要素とを製造するための組成物及びその手順 | |
US4150704A (en) | Method of producing sand mounds having a frozen surface | |
US5310420A (en) | Refractory containing investment material and method of making | |
US3473599A (en) | Production of metal castings | |
US4106945A (en) | Investment material | |
JPS63140741A (ja) | 水溶性鋳型の製造方法 | |
JPH0824996B2 (ja) | 水溶性中子及びその製造方法 | |
US5373891A (en) | Investment material and mold for dental use and burnout thereof | |
JPS5952018B2 (ja) | 水溶性鋳型を用いた精密鋳造法 | |
KR101118092B1 (ko) | 주조물의 제조원가를 줄이기 위한 주조방법 | |
JPH0371932B2 (ja) | ||
US3548914A (en) | Soluble core fabrication | |
JPH0249818B2 (ja) | ||
JPS58179539A (ja) | 水溶性鋳型の製造方法 | |
US2754220A (en) | Permeable plaster mold | |
JPH0636954B2 (ja) | 易崩壊性鋳型用組成物 | |
JPS6015418B2 (ja) | 圧力鋳造用砂中子の製造方法 | |
US2639478A (en) | Process of preparing patterns | |
JP3186005B2 (ja) | 鋳造用中子 | |
US1547787A (en) | Shrink-head casing | |
RU2051008C1 (ru) | Способ изготовления художественных отливок по удаляемым моделям | |
US1558237A (en) | Method of manufacturing shrink-head casings | |
JPH05318024A (ja) | ダイカスト鋳造用崩壊性置中子 | |
JP3300743B2 (ja) | セラミック鋳型の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |