JPS63140126A - クラツチ作動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、伝動クラッチを入切りする作動装置に関し
、トラクタ、コンバイン、芝刈機等の移動農機のクラッ
チ装置に利用できる。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 一定の回転位置で伝動クラッチの入切りを行うために、
伝動クラッチの切り方向はカムの傾斜面に沿わせて順次
滑らかに作動させ、伝動クラッチ入り方向へは急速に作
動させる。このような形態では、伝動クラッチが急速に
入りになるため伝動機構の受ける衝撃が大きく、耐久性
も短くなり易い。

問題点を解決するための手段 この発明は、伝動クラッチ（１）を入切りするクラッチ
作動アーム（２）を、回転により該伝動クラッチ（１）
入方向へは傾斜面（３）でばね（４）に抗して押圧しな
がら順次滑らかに作動させ該伝動クラッチ（１）切方向
へは段部（５）で該ばね（４）の弾発によって急速に作
動させるクラッチ作動カム（６）で連動構成してなるク
ラッチ作動装置の構成とする。

発明の作用 伝動クラッチ＋１１を切位置におくときは、クラッチ作
動カム（６）は回転停止の状態にあり、クラッチ作動ア
ーム（２）はこのクラッチ作動カム（６）の段部（５）
をばね（４）で引かれて落ちた位置にある。伝動クラッ
チ（１）を入れるときはクラッチ作動カム（６）を回転
することによって、段部（５）にあるクラッチ作動ア−
ム（２）が傾斜面（３）をばね（４）に抗して抑圧作動
されて、伝動クラッチ（１１が順次滑らかに入りになっ
て伝動される。クラッチ作動アームで２）が段部（５）
に落ちる直前の位置で、クラッチ作動カム（６）の回転
を止めると、伝動クラッチ（１）を入れたま＼の状態と
することができる。又、伝動クラッチ（１）を切るとき
は、該クラッチ作動カム（６）を回転することによって
、クラッチ作動アーム（２）をクラッチ作動カム（６）
の段部（５）に位置させると、クラッチ作動アーム（２
）が段部（５）をばね（４）弾発によって急速に落ちて
切り状態となる。

発明の効果 このように伝動クラッチ（１）を入りにするときは、ク
ラッチ作動カム（６）の傾斜面（３）に沿わせてクラッ
チ作動アーム（２）をばね（４）に抗ルで移動させるも
のであるから、伝動クラッチ（１）を円滑に連継でき、
伝動衝撃を少なくすることができる。又、逆に伝動クラ
ッチ（１）を切るときは、段部（５）においてクラッチ
作動アーム（２）をばね（４）の弾発力で落すことによ
って、伝動クラッチ（１）の切りを急速に行わせて、切
りタイミングを合せ易く、的確なりラッチ作動を行わせ
ることができる。

実施例 なお、図例において、伝動クラッチ（１）は、エンジン
側の入力軸（７）とミッションケースｔＢｌ側の出方軸
（９）との間に、摩擦盤（１ω（１１）形態に設けられ
、出力軸（９）回りに回転自在に嵌合せるシフターリン
グ（１りを、クラッチ作動アーム（２〕又は（１３の操
作で軸方向へ移動することによって、該摩擦盤（１ω（
１１）を接圧させて伝動クラッチ入りにしたり、又摩擦
盤ｆｌ（１ＦＩ＋１を離して伝動クラッチ切りにする構
成である。ｏ４Ｊはその入力軸（７）側のクラッチケー
スで該摩擦盤（！〔を軸方向へ移動自在にして保持して
いる。（１９は出方軸（９）の先端部にスプライン嵌合
させて一体回転する摩擦受座で、他方の摩擦盤（１１）
を嵌合して軸方向へ摺動自在に保持し、該出力軸（９）
に嵌合して摩擦盤（１１の端面を受ける抑圧盤ｆ＋６１
との間には、ばね（１カを設けて常時摩擦盤＋ｌ０ＮＩ
＋１を圧接させて伝動クラッチ（１）を接続するように
付勢している。

各クラッチ作動アーム（２）　ｆｌ旧ｆミッションケー
ス（８）から突設せるブラケットに、ピンｆｌ［ｌ　（
１９によって枢着し、シフター１２Ｇ（２１１を該シフ
ターリング（１イのシフター溝Ｃａ（２３に係合させて
いる。シフター溝（２Ｂ（２３の軸方向幅は、各シフタ
ーＣＧ２υの幅よりも広く形成していて、各シフター２
１　（２１１により独立的に操作できる構成である。こ
のうち一方のクラッチアーム（２）は、クラッチ作動カ
ム（６）によって操作できるもので、他方のクラッチア
ーム（１１は、フートペタルの操作によってロッド（２
４＋を介して操作される構成である。

クラッチ作動カム（６）は、カム軸四に回転自在に設け
、モータ四の電動によって回転できる。クラッチ作動カ
ム（６）の軸方向の一側には、滑らかに軸方向へ傾斜す
る傾斜面（３）と、傾斜面（３）の頂面から回転平坦面
（５）の回転始端部に至る間に軸方向に沿う段部（５）
を形成して、これら平坦面（５）から傾斜面（３）及び
段部（５）に亘る回転カム面に該クラッチ作りアーム（
２）の先端部をばね（４）で弾発して摺接させている。

このクラッチ作動カム（６）の軸方向の他側には、クラ
ッチ爪ｆｆ１１と係合できるクラッチ爪＋２９１を設け
、該クラッチ爪１２１はカム軸四と一体的に回転するも
ので、シフターＯｌによる操作で軸方向へ移動自在にし
てスプライン嵌合させている。又、カム軸四の先端側に
は回転自在の螺旋口υを設けて、該クラッチ爪＋２１の
係合によって回転できる構成とし、この螺旋０υの外周
に螺合せる作動リング（財）からロッドｏ３を連結して
リフトアーム軸（ロ）を回転するよう連ＦＩＪ構成し、
このリフトアーム軸０４１の回動によってトラクタに連
結したモアー等の作業機を昇降させることができる。該
クラッチ爪Ｑ旧よ、クラッチ作動カム（６）を係合回転
させて、モータＱｅの回転により出力軸（９）への伝動
クラッチ（１）を入切り作動させたり、ａ旋０υを係合
回転させて、リフトアーム軸０４１を回動させることが
できる。ＯＱはミッションケース（８）の一部に取付け
たブラケットで、該カム軸？９を軸受けしている。ＯＱ
は操作ワイヤである。

シフター０１１１を操作してクラッチ爪（２１をクラッ
チ作動カム（６）のクラッチ爪１２１に係合させた状態
で、伝動クラッチ（１）の入切り操作を行う。モータＣ
ｅの電動スイッチ、又は制御回路等によって、モータＣ
ｅが第１図の位置で停止しているときは、クラッチ作動
アーム（２）は傾斜面（３）の頂部にあってシフターリ
ング（ＩＺは矢印（イ）方向へ引かれて、摩擦盤（１■
（１１）は接圧された状態にあり、伝動クラッチ（１）
は入りの状態にある。

ここで伝動クラッチ（１）を切るときは、モータ２ｅを
電動することによりクラッチ作動カム（６）が回動され
て、ばね（４）で弾発されているクラッチ作動アーム（
２）が段部（５）を急速に落されて平坦面（ｎに至り、
これによってシフターリング（１シが反矢印（イ）方向
へ移動されて、摩擦盤（１０１（＋０間を離して、伝動
クラッチ（１）は瞬時に切りの位置になる。

又、更にこの状態から伝動クラッチ（１）を入りにする
には、モータｒ２ｅを電動することにより、クラッチ作
動カム（６）の回転によって、傾斜面（３）でクラッチ
作動アーム（２）が順次押されて、シフターリング（１
シが矢印（イ）方向へ移動され、摩擦盤（１（１１１１
０が該傾斜面（３）による作動に従って接圧されて伝動
クラッチ（１）を入りにする。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は側断面
図、第２図、第３図はその一部の平断面図である。 図中、符号（１）は伝動クラッチ、（２）はクラッチ作
動アーム、（３）は傾斜面、（４）はばね、（５）は段
部、（６）はクラッチ作動カムを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝動クラッチ（１）を入切りするクラッチ作動アーム（
   ２）を、回転により該伝動クラッチ（１）入方向へは傾
   斜面（３）でばね（４）に抗して押圧しながら順次滑ら
   かに作動させ該伝動クラッチ（１）切方向へは段部（５
   ）で該ばね（４）の弾発によって急速に作動させるクラ
   ッチ作動カム（６）で連動構成してなるクラッチ作動装
   置。