JPS63135751A - 冷凍サイクル - Google Patents

冷凍サイクル

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JPS63135751A
JPS63135751A JP28154686A JP28154686A JPS63135751A JP S63135751 A JPS63135751 A JP S63135751A JP 28154686 A JP28154686 A JP 28154686A JP 28154686 A JP28154686 A JP 28154686A JP S63135751 A JPS63135751 A JP S63135751A
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JP
Japan
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regenerator
cooler
refrigerator
refrigeration cycle
compressor
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JP28154686A
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English (en)
Inventor
則秋 阪本
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、冷蔵庫等の冷凍機に用いられる冷、凍サイク
ルに関する。
(従来の技術) 従来の冷凍サイクルは、第5図に示すような構成であっ
た。すなわち、コンプレッサ1からコンデンサ3及びキ
ャピラリ 5を順次介して冷却器7に至り、この冷却器
7から7キユムレータ9を介して前記コンプレッサ1に
至る冷媒流路を、バイブ11により構成した冷凍サイク
ルである。
以上のような冷凍サイクルを有する冷凍機を用いた冷蔵
庫では、庫内温度に応じてコンプレッサ1の運転をし、
又はその運転の停止をするようにしていた。
(発明が解決しようとする問題点) したがって、外気温が高いときに−は庫内温度が上昇し
やすいために、コンプレッサ1の運転時間が長(なり、
このときには、多数の冷蔵庫やエアコン等の冷凍機に用
いられている他のコンプレッサが同時に運転され、さら
に、他の機器の電力需要も加わるため、夏場の昼間(特
に、午後1時から3時の間)には、電力需要がピークに
達していた。
電力会社は、このピーク電力を供給するのに十分な発電
及び送配電設備を設けて、これに対処してきた。しかし
ながら、この設備の容量は、前記電力需要のピーク時以
外の時には、過剰なものとなる。したがって、各機器で
の使用電力の平準化が大きな社会的要求となっている。
そこで、本出願人は、昭和61年特許願第203924
号において、冷却器と蓄冷器とを4ンブレツサに並列接
続し、冷却器と蓄冷器との間に別途伝熱経路を設け、こ
の伝熱経路に弁を配して蓄冷器を蓄放冷可能にし、以て
、電力需要のピーク時以外の時例えば夜゛間に蓄冷し、
ピーク時には蓄冷器から放冷することにより、冷凍機の
機能を損うことなく、電力需要のピーク時にコンプレッ
サの運転を停止することができる冷凍サイクルを提案し
た。ところが、この冷凍サイクルは、特別な伝熱経路を
必要とし、この伝熱経路に弁を配する必要があるために
、構造がややm雑となる問題点があった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、
電力需要のピーク時以外の時に蓄冷し、ピーク時に放冷
することにより、冷凍機の機能を損うことなく、ピーク
時にコンプレッサの運転を停止することができる冷凍サ
イクルであって、コンパクトで構造が簡単なものを提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、前記の目的を達成するために、冷却器と蓄冷
器とをコンプレッサに並列接続し、冷凍室内の空気に接
する位置に、この蓄冷器を配することにより、蓄冷器か
ら冷凍室内の空気−に直接放冷するものである。
(作 用) 前記電力需゛要のピーク時以外の時例えば夜間には、コ
ンプレッサが運転されるから、冷却器ばかりでなく、こ
の冷却器と並列に接続された蓄冷器にも冷媒が供給され
る。この冷媒によって蓄冷器は蓄冷する。
一方、ピーク時には、コンプレッサの運転が停止される
。しかしながら、蓄冷器が空気に接する位置にこれを配
しているために、蓄冷された蓄冷器から空気に直接放冷
を行うことができるため、コンプレッサの運転が停止さ
れているにもがかわらず冷凍機の機能を果すことができ
る。
(実施例) 次に、本発明の冷凍サイクルの実施例について、冷蔵庫
に用いた例を説明する。
第1図は、本発明の冷凍サイクルの構成図であり、バイ
ブ11によって次のように接続される。
すなわち、コンプレッサ1の吐出口1aは、コンデンサ
3を介して三方電磁弁13の流入口13aに接続される
。さらに、この三方f21!弁13の第1の流出口13
bは、キャピラリ 5、冷却器7及びアキュムレータ 
9を順次介して前記コンプレッサ1の吸入口1bに接続
される。また、三方電磁弁13の第2の流出口13cは
、蓄冷器用キャピラリ17及び蓄冷器15を順次介して
、前記アキュムレータ9に接続される。冷却器7と蓄冷
器15との間には、特別な伝熱経路は設けられず、蓄冷
器15は、空気に接する位置に配され、この蓄冷器15
がら空気に直接放冷を行うことができるようにしている
三方電磁弁13のコイルが通電されないときには、その
流入口13aと第1の流出口すなわち冷却器側流出口1
3bとの間の流通が選択され、コンプレッサ1からコン
デンサ3、三方fil弁13およびキャピラリ 5を順
次介して冷fA器7に至り、この冷却器7からアキュム
レータ 9を介して前記コンプレッサ1に至る冷媒流路
が構成される。これに対して三方[i弁13のコイルに
通電されたときには、その流入口13aと第2の流出口
すなわち蓄冷器側流出口13Cとの間の流通が選択され
、コンプレッサ1からコンデンサ3、三方電磁弁13お
よび蓄冷器用キャピラリ17を順次介して蓄冷器15に
至り、この蓄冷器15からアキュムレータ9を介して前
記コンプレッサ1に至る冷媒流路が構成される。
通常運転時には、三方電磁弁13の冷却器側流出口13
bが開かれ、その蓄冷器側流出口13cが閉じられでい
る。このときの冷凍サイクルの作用は、次のとおりであ
る。すなわち、コンプレッサ1の吐出口1aから吐出さ
れたガス冷媒は、コンデンサ3を通る時に熱を奪われて
凝縮し、液体となる。
この液冷媒は、三方電磁弁13を通してキャピラリ5に
導かれる。このキャピラリ 5は、内径を小さくしであ
るため、液冷媒は、これを通過する時に、その圧力と温
度とが五がる。低温低圧となった液冷媒は、冷却器7に
供給され、ここで蒸発する時に外部から熱を奪う。この
ときの冷却作用が、冷凍機に利用される。前記コンプレ
ッサ1は、アキュムレータ9を通して、吸入口1bから
気化された冷媒のみを吸入し、再びこれを吐出する。
蓄冷をするときには、三方電磁弁13の冷却器側流出口
13bが閉じられ、その蓄冷器側流出口13Cが開かれ
る。したがって、コンデンサ3から供給される液冷媒は
、蓄冷器用キャピラリ17に送られる。この液冷媒は、
蓄冷器用キャピラリ17を通過する時に、その圧力と温
度とが下がる。低温低圧となった液冷媒は、蓄冷器15
に供給され、ここで蒸発する。このとき、蓄冷器15の
内部の蓄冷材から熱を奪う。すなわち、蓄冷材が冷却さ
れ、蓄冷する。蓄冷器15で気化されてできたガス冷媒
は、アキュムレータ9を通して前記コンプレッサ1によ
り吸入され、再び吐出される。
前記電力需要のピーク時には、コンプレッサ1の運転が
停止される。このとき、冷却された蓄冷材が直接周囲か
ら潜熱を奪うから、このときの冷却作用が、冷凍機の機
能として利用される。
第2図は、蓄冷器15の構造の例を示す断面図である。
フィンチューブ式冷却器19は、塩化カルシウム・ブラ
イン等の蓄冷材21とともに第1及び第2のシート23
.25の間に配される。冷却器19は、次のような構造
である。すなわち、例えばアルミニウム押出し成形によ
って製造される従来と同様のパイプ27が順次U字状に
屈曲しており、このバイブ27は、第1のシート23に
接触して取付けられる。このバイブ27の各直線部分に
は、2枚の長い板状フィン29の長辺が取付けられてい
る。このフィン29は、パイプ27と蓄冷材21との接
触面積を大きくすることによって、熱交換効率を良くす
るために設けられる。バイブ27の一端は、前記蓄冷器
用キャピラリ11に接続され、他端は、前記アキュムレ
ータ 9に接続される。なお、バイブ27は、U字状で
はなくコの字状に設けてもよい。
蓄冷時には、前記蓄冷器用キャピラリ17から供給され
た低温低圧の液冷媒は、パイプ27を通過する時に、蓄
冷材21と熱交換して蒸発する。このとき、蓄冷材21
が冷却され蓄冷する。放冷時には、蓄冷された蓄冷材2
1が、第1のシート23及び/又は第2のシート25を
介して、これに接する周囲の空気から潜熱を直接奪う。
なお、冷却器7は、従来と同様の構造であって、順次U
字状に屈曲したパイプが多数のフィンを貫通したフィン
チューブ式冷却器が用いられる。
さて、第3図は、以上に説明した冷凍サイクルを冷蔵庫
に配した例を示す図であって、冷蔵庫の正面に平行な面
で切断した断面図である。
この冷蔵庫の外側の部分は、外箱33と内箱35との二
重構造となっており、その間に断熱材49が充填され、
庫内の保冷を実現している。庫内は、水平に配された中
間仕切壁37により上部の冷凍室39と下部の冷蔵室4
1との2室に仕切られている。
冷却器7は、冷凍室39の背板40の後方に配される。
蓄冷器15は、次のように配される。すなわち、前記第
1のシート23が、冷凍室39の4内面すなわち上面、
)面及び左右の面を禍成し、前記第2のシート25が、
内箱35の冷凍室部分に接するように配される。つまり
、第1のシート23が、冷凍室39内の空気に接するこ
とができるように配される。
この際、第1のシート23の冷凍室39側表面にフィン
を設けることにより、伝熱面積を大きくすることもでき
る。なお、第1のシート23は、冷凍室39の4内面の
うち、例えば下面及び左右の面を構成するようにしても
よいし、あるいは下面のみを構成するようにしてもよい
さて、同図中には図示を省略しているが、第1図と同様
に、コンプレッサ1からコンデンサ3を経て供給された
液冷媒は、三方電磁弁13の流入口13aに至る。この
三方電磁弁13の冷W器側流出口13bは、キャピラリ
 5を介して前記冷却器7に接続される。また、三方電
磁弁13の蓄冷器側流出口13cは、蓄冷器用キャピラ
リ17を介して蓄冷器15に接続される。そして、冷却
器7と蓄冷器15との出力配管は、ともにアキュムレー
タ9を経て、前記コンプレッサに至る。
さらに、冷凍室39の奥の前記冷却器7の直上には、冷
却ファン51が配され、背板40に設けられた冷凍室上
部吹出口53及び冷凍室下部吹出口55から冷気を送出
することができるようにしている。
前記中間仕切壁37の冷凍室側前方には、図示しない冷
凍室吸込口が設けられ、ここから冷却器7に至る冷凍室
中間ダクト59が水平に形成されている。
また、冷却器7の奥には、冷RfH背面部の内箱35に
沿って、冷却ファン51から冷蔵室吹出口61に至る図
示しない冷蔵室ダクトが垂直に設けられている。この冷
蔵室吹出口61は、ダンパー65により、開閉可能とし
ている。前記中間仕切壁37の冷蔵室側前方には、図示
しない冷蔵室吸込口が設けられ、ここから前記冷却器1
に至る冷蔵室中間ダクト69が水平に形成されている。
この冷蔵室中間ダクト69の出口には、図示しないガラ
ス管ヒータが配され、その上方に配されている冷却器7
の除霜を可能としている。
三方電磁弁13は、図示しないタイマーの作用により開
閉される。このタイマーは、夏場以外にはセットされず
、三方電磁弁13の冷却器側流出口13bは開いたまま
であり、その蓄冷器側流出口13Cが閉じられて、冷蔵
庫は通常運転をする。この通常運転時には、前記のよう
にキャピラリ 5から冷却器7に供給される低温低圧の
液冷媒が、冷却器7において蒸発する時に、外部から熱
を奪う。
したがって、冷凍室中間ダクト59を通して取入れられ
た空気は、冷却器7と熱交換して冷却された後、冷却フ
ァン51によって、冷凍室上部吹出口53及び冷凍室下
部吹出口55を通して冷凍v39に送出され、その室内
に収納された食品等と熱交換した後、再び冷凍室吸込口
57から取入れられる。すなわち、ここに冷凍室空気循
環流が形成される。また、ダンパー65が開放されてい
るときは、冷却器7によって冷やされた空気の一部は、
図示しない冷蔵室ダクト及び冷蔵室吹出口61を順次通
して冷蔵室41に流れ込み、その室内に収納された食品
等と熱交換した後、冷蔵室中間ダクト69を通して冷却
器7に至り、再び冷却される。すなわち、ここに冷蔵室
空気循環流が形成される。
ところが、夏場には前記タイマーがセットされ、このタ
イマーの作用により、夏場の夜間には、三方電磁弁13
の冷却器側流出口13bが閉じられ、その蓄冷器側流出
口13cが開かれる。したがって、液冷媒が、三方N磁
弁13の蓄冷器側流出口13Cを通して蓄冷器15に供
給されるから、蓄冷が行われる。このようにして液冷媒
を蓄冷器15に供給すると、冷却器1に液冷媒が供給さ
れなくなり、庫内の温度が上昇する。蓄冷をする夜間は
冷蔵庫の扉の開閉回数が少ないため、この温度上昇はわ
ずかであるが、設定温度以上に達した場合には、電磁弁
13を切換えて、液冷媒を冷却器7に供給する。
一方、電力需要のピーク時例えば外気温が高い夏場の午
後1時から3時の間には、前記タイマーの作用により、
コンプレッサ1が強制的に運転を停止される。しかしな
がら、前記蓄冷器15から蓄冷された蓄冷材21が、第
1のシート23を介してこれに接するものから潜熱を直
接奪うため、冷凍室3つ内の空気に直接放冷が行われる
とともに、冷凍室39内面のうち特にその下面の部分を
構成する蓄冷器部分は、この上に接して収納された食品
等と直接熱交換して、これを冷却する。また、必要に応
じて冷却ファン51を運転すれば、これによって送出さ
れた空気は、冷凍室39の内面を構成する蓄冷器15と
接触して熱交換して冷却され、冷凍室中間ダクト59を
通して取入れられる。したがって、ダンパー65が開放
されているときには、その空気の一部は、冷蔵室吹出口
61を通して冷蔵室41に流れ込み、その室内に収納さ
れた食品等と熱交換してこれを冷やすことができる。す
なわち、コンプレッサ1の運転が停止されているにもか
かわらず、蓄冷器15の放冷により冷凍機の機能を果す
ことができる。
さて、以上の説明は、いわゆる直冷式の場合の例である
が、蓄冷器15を次のような位置に配して、いわゆる間
冷式としてもよい。すなわち、蓄冷器15を前記冷却器
7と同じく、冷凍室39の背板40の後方に配するとと
もに、新たに空気循環流切換手段を配する。その他の構
成については、直冷式の場合と同様である。
このような間冷式の場合、通常運転時には、空気循環流
切換手段の切換えにより、前記冷凍室空気循環流及び前
記冷凍室空気循環流が、直冷式の場合と同様に冷却器7
を通るように形成される。
夏場の夜間に、蓄冷器15に蓄冷が行われる点において
も、直冷式の場合と同様である。一方、電力需要のピー
ク時に、コンプレッサ1が強制的に運転を停止されたと
きには、空気循環流切換手段の切換えにより、前記冷凍
室空気循環流及び前記冷凍室空気循環流が、蓄冷器15
を通るように形成される。すなわち、蓄冷された蓄冷材
21が、第1のシート23及び第2のシート25を介し
て、これに接する周囲の空気から潜熱を直接奪うため、
直冷式の場合と同様に、コンプレッサ1の運転を停止し
ても蓄冷器15の放冷により冷凍機の機能を果すことが
できる。
なお、直冷式の場合においても、間冷式の場合において
も、蓄冷材21の凝固温度を、冷却器7から送出される
冷気の温度より高く選定することにより、蓄冷器15に
着霜しないようにすることができる。例えば、通常運転
時に冷却器7から送出される冷気の温度が一20℃であ
るときには、蓄冷材21の凝固温度が一18℃となるよ
うに蓄冷材21を選定する。このようにすると、蓄冷器
15に霜が着いてもこれが昇華するから、蓄冷器15に
は着霜せず、着霜は冷却器7に限られる。この冷却器7
に着いた霜は、前記冷蔵室中間ダクト69の出口に配さ
れた図示しないガラス管ヒータに通電することによって
、取除かれる。なお、前記のような位置に蓄冷器15を
配した間冷式の場合には、蓄冷材21の凝固温度を任意
に選定しても、ガラス管ヒータによって、冷却器7の除
霜ばかりでなく蓄冷器15の除霜を行うこともできる。
さて、以上の実施例では、三方電磁弁13を用いていた
。しかしながら、この代りに二つの三方電磁弁を配する
ようにしてもよい。すなわち、第4図は、このような本
発明の他の実施例を示す冷凍サイクルの構成図であり、
二つの三方[1弁14゜16が配されている。このうち
、一つの三方電磁弁14の流入口14a及び流出口14
bは、それぞれコンデンサ3及びキャピラリ 5に接続
され、他の三方電磁弁16の流入口16a及び流出口1
6bは、それぞれ前記コンデンサ3及び蓄冷器用キャピ
ラリ17に接続される。この冷凍サイクルの他の接続及
び冷蔵庫への配設は、前記と同様であるので、その説明
は省略する。
第4図において、通常運転時には、三方電磁弁14の流
出口14bが開かれ、三方Nll弁16の流出口16b
が閉じられて、液冷媒が冷却器7に供給される。蓄冷時
には、三方電磁弁14の流出口14bが閉じられ、三方
電磁弁16の流出口16bが開かれて、液冷媒が蓄冷器
15に供給される。なお、蓄冷時において、冷却器7に
液冷媒が供給されなくなるために、庫内の温度が上昇し
たときには、三方電磁弁14の流出口14bと、三方電
磁弁16の流出口16bとを、ともに開くことにより、
蓄冷と同時に庫内の冷却をすることができる。このとき
、例えば蓄冷器用キャピラリ17の絞りによる抵抗を、
キャピラリ 5の絞りによる抵抗の6倍以上の大きさに
すれば、冷却器1の冷凍能力が、通常運転時に比べてほ
とんど低下しないようにすることができ、庫内を速やか
に冷却することができる。
また、三方電磁弁13又は三方電磁弁14.16として
、弁を開閉する時だけ通電すればよいタイプのものを使
用すると、弁を動かす必要のない時は、これらの電磁弁
に通電しないでよいため、省エネルギーとなる。これら
の電磁弁に代えて他の種類の弁にしてもよい。
さらに、以上°の説明では、一つの冷却器7を配してい
たが、複数の冷却器を配してもよい。
[発明の効果] 以上に述べた本発明の構成によれば、電力需要のピーク
時以外の時に蓄冷し、ピーク時には蓄冷器から放冷する
ことにより、冷凍機の機能を損うことなく、電力需要の
ピーク時にコンプレッサの運転を停止することができる
。したがって、本発明の冷凍サイクルを使用した冷凍機
の使用電力の平準化が可能になるため、電力会社の電力
供給量の平準化が計られ、深夜電力料金制度や産業用蓄
熱契約制度の採用により、冷凍機のランニングコストの
うち使用電力料金を低減することができる。
しかも、冷却器と蓄冷器との間には、特別な伝熱経路を
設けていないので、この冷凍サイクルは、コンパクトで
構造が簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す冷凍サイクルの構成図、
第2図は前回の冷凍サイクルに用いられる蓄冷器の例を
示す断面図、第3図は第1図の本発明の冷凍サイクルを
冷蔵庫に配した例を示すこの冷蔵庫の正面に平行な面で
切断した断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す冷
凍サイクルの構成図、第5図は従来の冷凍サイクルの構
成図である。 符号の説明 1・・・コンプレッサ、3・・・コンデンサ、5・・・
キャピラリ、7・・・冷却器、9・・・アキュムレータ
、11・・・バイブ、13・・・三方電磁弁、14.1
6・・・三方電磁弁、15・・・蓄冷器、17・・・蓄
冷器用キャピラリ、19・・・フィンチューブ式冷却器
、21・・・蓄冷材、23・・・第1のシート、25・
・・第2のシート、27・・・バイブ、29・・・フィ
ン、31・・・断熱材製容器、39・・・冷凍室、41
・・・冷蔵室、51・・・冷Wフ1ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、冷却器と蓄冷器とをコンプレッサに並列接続し、冷
    凍室内の空気に接する位置に前記蓄冷器を配することに
    より、前記蓄冷器から前記空気に直接放冷することを特
    徴とする冷凍サイクル。 2、蓄冷器が、冷凍室の内面を構成することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の冷凍サイクル。 3、蓄冷器が、冷凍室外に配され、空気循環流切換手段
    の切換えにより、冷凍室及び前記蓄冷器を通る空気循環
    流が形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の冷凍サイクル。
JP28154686A 1986-11-25 1986-11-25 冷凍サイクル Pending JPS63135751A (ja)

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JP28154686A JPS63135751A (ja) 1986-11-25 1986-11-25 冷凍サイクル

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JP28154686A JPS63135751A (ja) 1986-11-25 1986-11-25 冷凍サイクル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172850A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172850A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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