JPS63134010A

JPS63134010A - 脱水機

Info

Publication number: JPS63134010A
Application number: JP61280640A
Authority: JP
Inventors: Takeo Mori; 毛利　武雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-11-27
Filing date: 1986-11-27
Publication date: 1988-06-06
Anticipated expiration: 2010-05-31
Also published as: JPH0749083B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、汚水を濾過室に導入し、該汚水自身の圧力
によって濾布を通して脱水する脱水機に関する。

（従来技術）脱水ケーシングの内部に内側の濾布と外側の多孔板とに
よって閉鎖された濾過室が設けられ、該濾過室に汚水を
導入し、該汚水自身の圧力によって濾過脱水する脱水機
が公知である（特公昭５’５８８号、特公昭５５−３５
９６７号、特開昭５７−２０７５１２号を参照）。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、従来例では被処理物の粒子の大きさや性状によ
っては、脱水が不十分となる間ヱがあった。すなわち、
当該脱水機ごとに濾過室の容積が一定であるため、汚水
１こおける固体分の粒子が小さい場合に、液体分が多く
残っているのに拘わらず、濾室の中で固体分が密となり
、それ以上の脱水が困難となっていた。

この発明の目的は、汚水の固体分の粒子の大小にかかわ
らず良好な脱水状態を達成できる脱水機を提供すること
にある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するため、この発明に係る脱水機は、多
孔板の凹部の深さを異なるものに交換してｉｆ通過室容
積を可変としている。

（実施例）以下に、この発明の一実施例を図を参照して説明する。

脱水機の全体構成および基本的作用を第１図（イ）（ロ
）および第２図（イ）（ロ）に示している。

ｆ１２図（イ）（ロ）を参照して、脱水機１のフレーム
２にはエアシリンダ３が設けられ、このエアシリンダ３
にはヒン：）４を介して脱水ケーシング５が吊り下げら
れている。

この脱水ケーシング５は、左ケーシング５ａ。

右ケーシング５ｂおよび中央ケーシング５ｃがら分割枯
成されている。

左ケーシング５ａと右ケーシング５ｂとは、それぞれ連
結部材６によって前記フレーム２に連結されている。符
号６ａは、その回転連結部である。

同図（イ）に示すように、エアシリンダ３を引き上げる
と親木ケーシング５が閉じられ、この閉じた状態で汚水
の投入、脱水が行なわれる。

この閉じた状態では左右の連結部材６は水平にロックさ
れているので、脱水ケーシング５の開口は防止される。

一方、同図（ロ）に示すように、エアシリンダ３を押し
下げると脱水ケーシング５は開かれ、固体分の排出がな
される。

第１図（イ）（ロ）を参照して、左ケーシング５ａと右
ケーシング５ｂの内９７ａ、７ｂとギャップ８ａ、８ｂ
をおいて、外側に多孔板９ａ、９ｂ、内側に濾布１０ａ
、１０ｂとを二重にして設けられている。また、中央ケ
ーシング５ｃにおける内部の左右側にも多孔板９ｃとは
布１０ｃとが、濾布１０ｃを外側にして二重に設けられ
ている。

濾布１０ａ、１０ｂ、１０ｃによって閉鎖されて左ケー
シング５ａと右ケーシング５ｂの内部には、ｉ！！過室
１１ａ、ｌｌｂが形成されている。

左ケーシング５ａと右ケーシング５１〕の中央には、そ
れぞれ汚水の導入口１２ａ、１２ｂが設けられている。

一方、左ケーシング５ａ、右ケーシング５１）および中
央ケーシング５ｃの下部には、液体分の排出口１３ａ、
　　１３ｂ、　　１３ｃが設けられている。

また、左ケーシング５ａと右ケーシング５ｂおよび中央
ケーシング５ｃには、それぞれエア噴出口１４ａ、　　
１４ｂ、　　１４ｃが設けられており、第１図（ロ）お
よび第２図（ロ）に示した脱水ケーシング５の開口状態
において圧縮エアを吹き込み、固体分を排出するととも
に多孔板９ａ、９ｂ、９ｃおよび濾布１０ａ、　　１０
ｂ、　　１０ｃに付着した固体分を吹き飛ばして目詰ま
りを防止する。

中央ケーシング５ｃの内部には、補強用板１５が設けら
れている。また、左ケーシング５ａと右ケーシング５ｂ
の上下端には、脱水ケーシング５の閉じた状態において
中央ケーシング５Ｃと密着するパツキン１６が設けられ
ている。

前記導入口１２ａ、１２ｂ１排出口１３ａ、１３ＩＪ、
１３ｃおよびエア噴出口１４ａ、　　１４ｂ、　　１４
ｃには、第１図（イ）（ロ）に示すようにホース１７が
接続されている。

脱水工程では、１１図（イ）に示すように、導入口１２
ａ、１２ｂから汚水を濾過室１１ａ、１１）コに圧入し
、該汚水自身の圧力によって濾過室１１ａ、ｌｌｂが高
圧となり、液体分が濾布１０ａ１１０ｂ、１０ｃを通過
しギャップ８ａ、８ｂおよび中央ケーシングの内部５ｃ
’　を伝わって下方に流れ、排出口１３ａ、１３ｂ、１
３ｃから排出され、固体分はＩｉ過室１１ａ、１１１〕
に残る。

脱水工程の後、第１図（ロ）に示すように脱水ケーシン
グ５を開き、エア噴出口１４ａ、１４ｂ、１４ｃがら圧
縮エアを噴出し、固体分を排出するとともに多孔板９ａ
、９ｂ、９ｃおよび濾布１０ａ、　　１０ｂ、　　１０
ｃの目詰まりを防ぐ。

上記脱水機では、多孔板９ａおよび濾布１０ａ、１０ｂ
はねじ１８により左ケーシング５ａ、右ケーシング５ｂ
に着ＦＢＬ自在に取り付けられている。

濾布１０ａ、１０ｂと多孔版９ａ、９ｂを取り外した後
（第３図参照）、第４図に示すように多孔板９　ａ（９
ａ）をその凹部１９の深さｄの異なる多孔板９ａ’　（
９ｂ’　）に交換して濾過室１１ａ、ｉｉｂの容積を変
えることができる。

たとえば、ｒｊＳ４図に示すように凹部１９の深さｄが
第１図の多孔板９ａと比較して浅い多孔板９ａ’に交換
するとＩｆｌ過室１１ａ′がＰｔｒＪ１図のものより薄
く容積が小さいものとなる。そのため、汚水の固体分の
粒子が小さく短時間に密になる場合でも、十分に脱水で
きる。

しかし、固体分の粒子が大である場合には、濾過室１１
ａ、ｌｌｂの容積を大きなものにして親水時間を短くし
て能率を向上させたほうが好ましい。

多孔板９　ａ（９ｂ）、濾布１０ａ（１０ｂ）の取付は
手段はねじに限らず、ラチット式その他の手段としでも
よい。また、多孔板９　ａ（９ｂ）と濾布１０ｎ（１０
ｂ）とは別々に取り付けてもよい。

なお、生フンの場合のように、放置しておくと内壁７　
ａ（７１＋）に付着した固体分が成長してギャンブ８ａ
１（８ｂ）がｗ１本されることがある。この場合、ＰＳ
３図に示すように多孔板９　ａ（９ｂ）および濾布１０
ａ（１０ｂ）を取り外した状態で、左ケーシング５ａ、
右ケーシング５ｂの内壁７ａ、７ｂに付着した固体分を
取り除くことができる。

（発明の効果）この発明は、多孔板を凹部の深さを異なるものに交換し
て濾過室の容積を可変としてν・るため、汚水の固体分
の粒子の大小や性状のいかんにかかわらず良好な脱水効
果を達成できる。

【図面の簡単な説明】

？５１図（イ）（ロ）は、この発明の実施例の基本構成
および基本的作用を示した縦断面図である。第２図（イ）（ロ）は、第１図（イ）（ロ）に対応する
る。１：脱水機　５：脱水ケーシング５ａ：左ケーシング　５ｂ：右ケーシング５ｃ：中央ケ
ーシング９ａ、９ｂ、９ｃ：多孔板１０ａ、１０ｂ、　　１０ｃＪＩ布１１ａ、ｌｌｂ：Ｉｔ通過室８：ねじ　１９：ｌ！１部　ｄ：深さ代理人　弁理士
　辻　三部（ばか１名）第　１　図（イ） ′Ｉｓ　１　図（ロ）第２図（−’ｒ＞　　　　　　（０）第３図第４ φＣ

Claims

【特許請求の範囲】脱水ケーシングの内部に内側の濾布と外側の多孔板とに
よって閉鎖された濾過室が設けられ、該濾過室に汚水を
導入し、該汚水自身の圧力によって濾過脱水する脱水機
において、前記多孔板を脱着自在として交換可能とし、該多孔板に
よって形成される凹部からなる濾過室の深さを異なるも
のにして前記濾過室の容積を可変としたことを特徴とす
る脱水機。