JPS63133191A

JPS63133191A - 線上光源点灯回路

Info

Publication number: JPS63133191A
Application number: JP61279794A
Authority: JP
Inventors: 大塚　忠雄; 大塚　利邦; 越智　雅文
Original assignee: Iwasaki Denki KK
Current assignee: Iwasaki Denki KK
Priority date: 1986-11-26
Filing date: 1986-11-26
Publication date: 1988-06-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、屋内外で使用されるディスプレイ装置用光源
の点灯回路、特に任意の数だけ直列接続された発光ダイ
オードを用いた線状光源の点灯回路に関するものである
。

〔従来の技術〕

従来よりディスプレイ用に多数の白熱電球を点灯する場
合は、配線を簡単にするために直列点灯回路が用いられ
ている。この回路は、使用電源電圧の値に合わせて定格
電圧値の小さいランプを多数直列接続するものであり、
２線給電できるので一列にランプを並べるディスプレイ
には都合が良かった。

しかしながら、係る回路には、直列接続されるランプの
数が電源電圧の値によって制限をうけるという不便があ
るだけでなく、白熱電球の寿命が短く、また１本の白熱
電球が切れると全体が消煙するといった不便な点があっ
た。特に点滅点灯して使用すると、白熱電球の寿命はさ
らに短かくなり、このため保守費用がかさむという問題
があった。

また、前記直列点灯回路を用いて使用電源電圧値に制限
されず所望の白熱電球数を直列接続して点灯するには、
一定電流を供給する装置が必要となる。しかし、白熱電
球の消費電力が大きいので、この装置は高価なものとな
り、係る装置を使用した直列点灯回路は実用性が無かっ
た。このような問題を解決するべく、従来の白熱電球の
直列点灯方式に代わり、発光ダイオードを用いた新たな
線状光源が考案されている（実願昭６１−１５３７６８
号）。

ところで、係る線状光源は発光ダイオードをある間隔で
並ヴて配置し、各発光ダイオード間を直列に接続し、リ
ード線導体部分を塩化ビニール等の樹脂で固めた構造と
したものである。このようにリード線導体部分を樹脂被
覆とすると、全体に柔軟性が出て曲げることが容易とな
り、加工性が向上すると共に、絶縁性、防水性が向上す
る等の効果が生じる。したがって、係る線状光源を使用
すれば、ネオンサインのような曲線の字や歯形を容易に
製作することができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前記線状光源を使用しても、線状光源の
長さにより直列接続される発光ダイオードの数が異なる
ので、発光ダイオードの電流が定格値となるように、計
算によって発光ダイオードに直列接続する抵抗の値を求
める必要があった。

直列に挿入する抵抗Ｒの値は下記の式により算出してい
た。

Ｒ＝　（Ｖ−ｎ　−Ｖｄ）　／１ ■：使用電源電圧ｎ：発光ダイオードの個数 ■：定格電流値Ｖｄ：発光ダイトート１個当たりの電圧降下このように
従来の線状光源の点灯回路は、線状光源の長さに応じて
一々直列抵抗値を変更する必要があるので不便であるだ
けでなく、誤って発光ダイオードに定格値以上の電流を
流したり、逆に誤って発光ダイオードを定格値以下の電
流で点灯することがあり問題となっていた。

本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、線状
光源の長さが変わり、接続する発光ダイオードの数が変
わっても、直列抵抗値を変更することなく、発光ダイオ
ードを定格電流値で点灯することができる線状光源点灯
回路を提供することを目的とする。

〔問題点を解決する手段〕

上記の目的を達成するための本発明は負荷の変動があっ
ても出力が一定に保たれる定電流電源と、発光ダイオー
ドを複数個接続してなり前記定電流電源に接続される線
状光源とを設けたものである。

〔作用〕

本発明は前記の手段により、定電流電源の許容範囲内に
おいて、任意の数の発光ダイオードを接続しても発光ダ
イオードの発光特性に悪影響を与えることなく、しかも
調整用の直列抵抗を接続することなく、発光ダイオード
を適正状態で点灯することができる。

（実施例〕以下に本発明の第１の実施例を第１図及び第２図を参照
して説明する。第１図は本発明の原理を示す図である。

第１図において、１は定電流電源であり、定電流電源１
には、発光ダイオードＬ　ＥＤを直列に接続した線状光
源２が接続される。定電流電源１の電圧は発光ダイオー
ドＬＥＤの定格電流である一定電流を流すように調整さ
れているものとする。尚、Ｐは交流電源である。

上記の構成によれば、負荷である綿状光源２の長さが変
わっても、常に発光ダイオードＬＥＤの定格電流である
一定の電流が流れる。このような点灯回路を用いると、
長さの異なる種々の線状光源をそれぞれ直列に接続し、
しかる後に全体を定電流電源１の端子に接続するだけで
、発光ダイオードＬＥＤを定格電流で点灯することがで
きる。

但し、定電流電源１の出力電圧の関係から、接続できる
発光ダイオードＬＥＤの最大数には制限がある。接続さ
れる発光ダイオードＬＥＤ数がこの最大数より大きい場
合には、発光ダイオードＬＥＤの数が最大数以内となる
ように、分割して複数の定電流電源１に接続し並列運転
すればよい。

第２図は本発明である線状光源点灯回路の第１の実施例
を示す図である。第２図においてＰは交流電源、Ｔは電
源トランス、Ｄ、はダイオード、Ｃ１は平滑用コンデン
サである。また、３は基準電圧源Ｅ、と、演算増幅器Ａ
と、抵抗Ｒと、トランジスタＱとからなる定電流回路で
ある。

次に、第２図のように接続された回路の動作について説
明する。演算増幅器Ａを第２図に示すように接続すると
、演算増幅器への働きにより、負荷である線状光源２の
抵抗値が変化しても、線状光源２にはＥｓ／Ｒｓで定ま
る一定の電流が流れる。すなわち、本実施例によれば接
続する発光ダイオードＬＥＤＯ数が変わっても、常に一
定の電流（発光ダイオードの定格電流）で発光ダイオー
ドＬＥＤを点灯することができる。また、仮に電流の値
を２０ｍＡ一定とすれば、１００個直列接続したとして
、発光ダイオードＬＥＤ全体の消費電力は０．０２Ａｘ
２ＶｘＬＯＯ個−４Ｗである。

この程度の容量の定電流電源であれば、線状光源点灯回
路を安価に製作することができる。尚、本実施例で直流
変換部分に高周波インパークを用いれば、装置をさらに
小型化することができる。

上記の本実施例によれば、任意の長さの発光ダイオード
の直列接続体の点灯が可能となり、また２線配線でよい
ことから非常に簡単に配線することができる。また、発
光ダイオードを用いることにより低消費電力となり電源
回路を安価に製作することができるうえに、信頼性が高
く、保守・ランプ交換等の手間が不要となる。

第３図は本発明である綿状光源点灯回路の第２の実施例
を示す図である。第３図において第２図と同一の機能を
有するものは１．同一の符号を付すことにより、その詳
細な説明を省略する。第３図においてＤは整流回路、Ｉ
Ｃ＋　、ＩＣｚ　、ＩＣ３は定電圧電源用ＩＣモジュー
ル、３ａ・３ｂ・３Ｃは定電流回路である。第３図に示
す第２の実施例が第２図に示す第１の実施例と異なるの
は、定電流回路を３個並列に設けた点にある。第２の実
施例によれば、各定電流回路３ａ・３ｂ・３ｃに各々任
意の数の発光ダイオードを有する１ａ−ｆＪ光源２ａ・
２ｂ・２ｃを接続することができる。その他の作用・効
果は第１の実施例と同様である。尚、本実施例では定電
流口゛路を３個設けたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、定電流回路は任意の数だけ並列に設けても
よい。

（発明の効果）以上説明したように本発明によれば、定電流電源を設け
であるので、負荷である線状光源の長さが変わり、接続
する発光ダイオードの数が変わっても、直列抵抗値を変
更することなく、発光ダイオードを定格電流値で点灯す
ることができる線状光源点灯回路を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す図、第２図及び第３図はそ
れぞれ本発明の１実施例を示す図である。１・・・定電流電源、２・・・線状光源、ＬＥＤ・・・
発光ダイオード、３・・・定電流回路、Ｐ・・・交流電
源、Ｄｌ・・・ダイオード、Ｄ・・・整流回路、Ｅ、・
・・基準電圧源、Ａ・・・演算増幅器、Ｒ・・・抵抗、
Ｑ・・・　トランジスタ、ＩＣ，〜ｒｃ３．・。定電圧電源用ｒｃモジュール。

Claims

【特許請求の範囲】

負荷の変動があっても出力が一定に保たれる定電流電源
と、発光ダイオードを複数個接続してなり前記定電流電
源に接続される線状光源とを具備することを特徴とする
線状光源点灯回路。