JPS63132633A - 光刺激装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、光により視神経などに刺激を与える装置、
特に頭部の手術の際に使用可能な光刺激装置に関するも
のである。

（従来の技術） 人体、特に眼球に光を当てて視神経等を刺激する装置と
して、例えば実開昭５４−１２６４８３号公報あるいは
実開昭５４−１４１７８７号公報に示されているものが
ある。これらは何れも閃光（刺激光）を発する光源とし
てストロボ（ｓｔｒＯｂＯ）を用いているもので、前者
は発光部からの閃光を受光する受光素子の前段（後段）
に視感度補正手段を設けてあり、後者は閃光の光路に光
学フィルタを適宜設けるようにしである。そして、スト
ロボを内蔵した上記発光部は、一般的に周囲がフレーム
によフて囲われており、装置本体とは別個に形成されて
いる。

上記発光部の光源としては、他にＬＥＤ　（発光ダイオ
ード）を使用したものもあり、例えば水中めがねにＬＥ
Ｄを組み込んだ水中めがね式の刺激装置も採用されてい
るにのしＥＤを用いたものは、ゴーグルで光刺激を行う
ことも可能であり、アダプタを使用してパターンと色を
組み合わせた視覚刺激を行うこともできる。

また、脳話発反応の測定などにはブラウン管（陰極線管
）を用いた光刺激装置が使用され、この場合、絵柄等に
よるパターン刺激と閃光刺激の何わも行うことができる
。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記のような従来の光刺激装置にあって
は、ストロボ、ＬＥＤあるいはブラウン管を使用した何
れの方式においても発光部がフレームで囲われた大きな
形状となっており、このため眼球の直ぐ近くでの発光が
困難であり、手術中に障′Ｒとなって使用できないとい
う問題点があった。さらにブラウン管式においては、被
検者が目を開けている必要がある。

この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、眼球の直ぐ近くで発光させることができ、手術中に
も使用可能な光刺激装置を提供することを目的としてい
る。

（間が点を解決するための手段） この発明の光刺激装置には、基板上に複数の発光光源を
設けてまぶたと眼球の間に挿入可能に形成した発光部と
、その光源を制御して発光位置を切り換える制御手段と
が備えられている。

〔作用〕 発光部はまぶたと眼球の間に挿入可能に形成されている
ので、手術中に障害とならずに使用することができ、ま
た発光部には複数の発光光源が設けられており、制御手
段によって発光位置が任意に切り換えられる。

（実施例゛〕 以下、この発明の−・実施例を図面について説明する。

第１図はこの発明に係る光刺激装置の装置本体を示す図
で、正面の操作パネルの構成を示している。図において
、１は電源スィッチ、２はその表示ランプ（緑色）、３
は同期信号入力端子、４は同期信号出力端子、５は手動
用のマニュアル発光スイッチ、６は通電時間（ｍｓｅｃ
）の設定部、７は電流（発光量）の設定用つまみ、８は
その電流偵の信号出力端子、９．１０はそれぞれ左（Ｌ
）と右（Ｒ）の発光部の発光位置を切り換えるための自
照式（赤色）のモードセレクトスイッチ、１１は左右の
発光部を選択するセレクトスイッチで、中間位置にて左
右両方の発光部が選択される。１２は発光部への出力信
号のコネクタ、１３はその出力表示ランプ（赤色）であ
る。なお、装置本体内部にはこれらの操作部に対応した
制御回路が構成されており、また表示ランプ２．３はそ
の緑色と赤色の発光色のＬＥＤであっても良い。

第２図は発光部１４の正面図であり、上記のように左右
に２個設けられている（図では片方のみを示している）
、この発光部１４には基板１５上に複数（ここでは５個
）の光源１６ａ〜１６ｅが設けられており、各光源は４
つのＬＥＤチップから構成されている。そして、光源間
の距離は１０ａｓ、基板１５の大きさはｌｊ−ｍであり
、まぶたと眼球の間に挿入可能となっている。また、こ
の発光部１４は第３図に示すようにリード１７が接続さ
れており、第１図に示す装置本体内部の制御回路とコネ
クタ１２を通して接続され、基板１５の発光面１５ａは
１００〜１２０■園の球面（凹面）となっている。

次に、動作について説明する。上記構成の光刺激装置を
頭部の手術の際に使用する場合、第４図（ａ）に示すよ
うに左右の閉じた目の上に発光部１４を当て、バンデー
ジ等で固定する。なお、この時発光部１４は薄く形成さ
れており、第４図（ｂ）に示すようにまぶた１８と眼球
１９との間に挿入させることができる。第５図は発光部
１４を装着した状態を上方から見た場合の図である。

そして、手術中に視神経２０の確認の必要が生じた場合
、左右同時あるいは別々に発光部１４の各ＬＥＤを発光
させ、目に対して光刺激を与える。この時、各発光部１
４には五つの発光位置があるので、１］の軸と発光部１
４の相対位置がずれた場合でも、任意の光源１６ａ〜１
６ｅを選択して補正することができる。この五つの発光
位置は、また視野の確認のために四つの象現工〜■（第
２図参照）に分けて選択的に光刺激を加えるのに利用す
ることができる。その際、左右の目に対して独立して発
光位置を選択することがてきる。更に、全体的に強力な
光刺激を与える必要が生じた場合には、全てのＬＥＤを
点灯させて対応することが可能である。

ここで、発光部１４の各光源１６ａ〜１６ｅの発光色は
、例えば６６０ｎｍの波長を有する赤色光を用いること
ができ、その発光量はチップの状憇で設けた複数（実施
例では４個）のＬＥＤを制御することにより所望の値が
得られる。この６６０ｎｍの赤色光は血流のある体組織
を非常に通過し易く、かつ目に対する刺激値（視感度特
性の逆数）の高い色であり、効率良く刺激が加えられる
。また、発光時間は例えば０．１ｍ５ｅｃ〜９．９ｍ５
ｅｃまで可変であり、各ＬＥＤの電流を増減（例えば１
０〜１５０ｍ＾）することにより発光量を調整すること
も可能である。そして、前述したように発光部１４は、
１．５〜２ｍｓの厚みであるため、まぶた１８と眼球１
９の間に挿入することができ、手術の障害とはならない
、また、例えば脳の手術の際には視神＆％２０の経路の
状態も確認でき、視野別に光刺激を与えることもできる
ばかりでなく、前述のように左右の目に対して選択的に
光刺激を与えることができる。更に、同期信号の入出力
端子３．４が設けられているので、脳波計との同期もと
ることができ、ＬＥＤの使用によって高信頼性の発光部
１４となっている。

（発明の効果） 以［説明したように、この発明によれば、基板上に複数
の発光光源を設けて発光部を薄く形成すると共に、各光
源を制御して発光位置を切り換えられるようにしたため
、目の直ぐ近くで発光させることができ、手術中にも障
害とならずに使用できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る光刺激装置の装置本体を示す正
面図、第２図は発光部の詳細を示す構成図、第３図（ａ
）、（ｂ）は発光部の外形を示す正面図および側面図、
第４図（ａ）、（ｂ）は発光部を頭部に装着した状態の
説明図、第５図は発光部を装着した状態をＦ方から見た
図である。 ９．１０−・−モードセレクトスイッチ１１−−−−セ
レクトスイッチ １４−−−発光部 １ｓ−−−−一基板 １６ａ〜１６ｅ−・−光源 １８−・−まぶた １９−・−眼球 第１図 第２図 第４図 （ａ）　　　　　　　　（ｂ） １８：！ノドｔ； １９：ｌｌ１球

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基板上に複数の発光光源を設けてまぶたと眼球の間に挿
   入可能に形成した発光部と、その光源を制御して発光位
   置を切り換える制御手段とを備えたことを特徴とする光
   刺激装置。