JPS63131902A - 排熱回収熱交換器 - Google Patents

排熱回収熱交換器

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Publication number
JPS63131902A
JPS63131902A JP27662386A JP27662386A JPS63131902A JP S63131902 A JPS63131902 A JP S63131902A JP 27662386 A JP27662386 A JP 27662386A JP 27662386 A JP27662386 A JP 27662386A JP S63131902 A JPS63131902 A JP S63131902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
catalyst layer
denitrification
heat recovery
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP27662386A
Other languages
English (en)
Inventor
三塚 隆正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63131902A publication Critical patent/JPS63131902A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はコンバインドサイクル発電プラントに係り、特
にプラントの一方の原動機である蒸気タービンへの作動
蒸気を生成するために設置される排熱回収熱交換器に関
する。
(従来の技術) 近年、コンバインドサイクル発電方式が電源構成の多様
化の要請に応えるものとして注目されている。この発電
方式の特徴は在来の方式のものと比べ高い熱効率が達成
されること、起動停止が容易な運転特性を有することな
どであり、さらに実用化されているプラントでは燃料と
して液化天然ガスが用いられ・ることがら、煤塵や硫黄
酸化物の発生が全くなく、環境汚染が拡がるのを防止で
きる利点がある。
しかしながら、環境汚染に大きな影響のある窒素酸化物
(NOx)については燃焼機構上発生を食い止めること
が難しく、環境汚染対策を進める場合の隘路となってい
る。
従来、 このNOxの低減するために次のような方法が
用いられている。すなわち、第5図はNOXを窒素に還
元するための脱硝装置が設置される排熱回収熱交換器の
主要な構成を示すもので、胴1内には排ガスの流れる方
向に過熱器2.蒸発器3.および節炭器4が順次設けら
れ、脱硝触媒層5は還元剤、たとえばアンモニアを排ガ
ス中に送り込む注入装置6の下流側、具体的には蒸発器
3を2つに分割した間の部分に設置されている。
なお、図中符号7は蒸気ドラム、符号8は給水ポンプを
それぞれ示している。
上記構成において、注入装置6がら空気で希釈j した
アンモニアガスを排ガス中に送り込むと、排ガスとアン
モニアとが混合され、下流側の脱硝触媒層5に流れる。
この脱硝触媒層5内を排ガスが通過してNOxが窒素と
蒸気とに分解されるが、ここでの反応式は次のとおりで
ある。
すなわち、4NO+4NH3+O,→4N2+6H20
2No、+4NH,+O,→3N2+6H20一般に、
この脱硝反応には最適温度が存在する。
かかる排熱回収熱交換器の場合、350〜420℃の範
囲であり、脱硝触媒層5が蒸発器3を2つに割った位置
に配置されるのはこのためである。また、脱硝触媒層5
は耐食性の優れた金属材料、たとえばステンレス鋼を波
板状に成形し、その表面を触媒で被覆して触媒エレメン
トとし、この触媒エレメントをブロック状に組立てて形
成される。
さらに、脱硝反応が適切であるためには単位面積当りの
排ガス流量を一定以下の値に抑える必要がある。このた
め、100〜200MW級のコンバインドサイクル発電
プラントにおける脱硝触媒層5は約10メートルの長さ
に敷設される。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したよう゛に排ガスの脱硝プロセスは排熱回収熱交
換器の胴1内の排ガス温度分布に従い、最適化が図られ
る。このため、脱硝触媒層5の敷設場所が蒸発器3の設
置場所と重なり、蒸発器3が2つの管束部分に分割され
てそれらの間を結ぶ配管等の構造部品のために装置が複
雑化するという問題がある。
一方、排熱回収熱交換器の胴1の寸法が長手方向に脱硝
触媒層5の敷設距離分だけ延び、元来大きな装置である
排熱回収熱交換器がますます大型化して据付スペースの
増加を招いている。
本発明は従来の排熱回収熱交換器における上記の問題に
対処して蒸発器を2分割構造とすることなしに脱硝プロ
セスの最適化を図り、かつ排熱回収熱交換器の小型化に
寄与することのできる排熱回収熱交換器を提供すること
にある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明による排熱回収熱交換器は脱硝触媒の反応に適す
る温度領域中に設けられる伝熱管が脱硝触媒からなる触
媒層をその外面に備えることを特徴とするものである。
(作用) ガスタービンの排ガス中に注入されたアンモニアガスは
伝熱管の周囲で脱硝触媒からなる触媒層路 と接触する。 こす声妙により排ガス中のNOxが還元
されて窒素と蒸気とに分解される。このとき、触媒層は
排ガスの温度分布に従う脱硝反応が最も進みやすい温度
域(350〜420℃)に設けられており、脱硝プロセ
スが従来の専用に設けられた脱硝触媒層によるものと同
等に保たれる。
また、従来の脱硝触媒層に代わる伝熱管周りの触媒層に
より蒸発器は単一の管束構造に形成され、従来のように
2つの部分に分けられた管束を連絡させる必要がなくな
る。
(実施例) 第1図において、本実施例の排熱回収熱交換器は胴10
内に過熱器11.蒸発器12および節炭器13を有する
。これらの過熱器11.蒸発器12および節炭器13の
伝熱面積は基本的には従来のものと同様であり′、伝熱
管は平滑管の表面にフィンを一体に設けたフィン付管と
して構成される。すなわち、第2図に示されるように伝
熱管14は周方向に均一な厚さに形成された平滑管15
と、この平滑管15の表面から突出しているフィン16
とから構成される装これらの伝熱914のうち、脱硝触
媒の反応に適する温度領域、たとえば第1図の二点鎖線
にて囲われる領域にある伝熱管14はフィン16の表面
を含めて平滑管15の各部が脱硝触媒により被覆され、
触媒層17が形成される。
上記構成において、注入装置6から排ガス中に送り込ま
れたアンモニアガスは排ガスと混合して過熱器11に達
する。ここで、過熱器11を構成している各伝熱管14
にはフィン16の表面を含む平滑管15の外面に触媒層
17が形成されており、そこでアンモニアガスと触媒と
が接触し、排ガス中のNOXが還元されて窒素と蒸気と
に分解される。
このとき、触媒層17は最適温度範囲にあり、脱硝プロ
セスは従来の専用に設けられた脱硝触媒層5におけるも
のと異なるところがない。
一方、蒸発器12は従来の脱硝触媒層5がなくなり、単
一の管束構造に形成される。このため、従来の蒸発器3
のように管束を2つの部分に分ける必要がなく、それら
の間に結ぶ配管等の構造部品が不要となり、装置を簡素
なものとすることができる。また、従来の脱硝触媒層5
が不要なために胴10の長さはその敷設距離分だけ短く
なり、排熱回収熱交゛換器の小型化が達成されて据付ス
ペースの減少がもたらされる。
なお、上記実施例では触媒層17がフィン16の表面を
含む平滑管15の外面に被覆されて所定の触媒面積を保
つようになっているが、触媒層の形成にあたっては脱硝
触媒を予めリング状に固形化しておき、第3図に示され
るように伝熱管18を構成する場合に平滑管19の外面
に触媒層20として一体化することも可能である。
また、触媒層は次の方法によっても形成することができ
る。すなわち、伝熱管を構成する平滑管およびフィンの
双方あるいは一方の素材に脱硝触媒を含浸させておくも
ので、第4図に示される実施例における伝熱管21は各
々脱硝触媒を含浸させた平滑管22とフィン23とから
なるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は脱硝触媒の反応に適する温
度領域中に設けられる伝熱管が脱硝触媒を表面に被覆し
て構成される、あるいは脱硝触媒からなる触媒層を備え
ているから、脱硝反応は伝熱管表面にて促進され、脱硝
プロセスのための特別なスペースを必要としない。
したがって、本発明によれば蒸発器は単一構造に形成す
ることができ、これにより排熱回収熱交換器の胴の寸法
が長手方向に短かくなり、その全据付スペースの減少が
図れるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による排熱回収熱交換器の一実施例を示
す構成図、第2図は本発明に係る伝熱管の構成図、第3
図および第4図は伝熱管の他の実施例を示す構成図、第
5図は従来の排熱回収熱交換器を示す構成図である。 10・・・胴       11・・・過熱器12・・
・蒸発器     13・・・節炭器14、18.21
・・・伝熱管 15.19.22・・・平滑管16、2
3・・・フィン   17.20・・・触媒層第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)排ガスの流れる胴内に多数の伝熱管により形成し
    た過熱器、蒸発器および節炭器を排ガスの高温側より順
    次配置すると共に、前記過熱器の上流側には窒素酸化物
    を低減するための還元剤を排ガス中に注入する分配装置
    を設けてなる排熱回収熱交換器において、脱硝触媒の反
    応に適する温度領域中に設けられる前記伝熱管が脱硝触
    媒からなる触媒層をその外面に備えることを特徴とする
    排熱回収熱交換器。
  2. (2)触媒層がフィンの表面を含む平滑管の外面に被覆
    された脱硝触媒により形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の排熱回収熱交換器。
  3. (3)触媒層が平滑管の外面に固定されたリング状の固
    形脱硝触媒により形成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の排熱回収熱交換器。
JP27662386A 1986-11-21 1986-11-21 排熱回収熱交換器 Pending JPS63131902A (ja)

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JPS63131902A true JPS63131902A (ja) 1988-06-03

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