JPS63128575A

JPS63128575A - コネクタおよびその製造方法

Info

Publication number: JPS63128575A
Application number: JP61273421A
Authority: JP
Inventors: 英夫宮澤; 甲田　栄作
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1986-11-17
Filing date: 1986-11-17
Publication date: 1988-06-01
Also published as: JPH0345517B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕接触端子の引出し端子部に設けた突部を絶縁体の櫛歯部
に設けた凹部に係合させることにより固定されたコネク
タおよびその製造方法であり、接触端子の引出し端子部
が前後方向に対して勤かなくなり、絶縁体に確実に固定
ばれた状態となるものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は電子機器同士を複数組、接続するためのコネク
タに係り、特に一端が手出ディップ等処理を施す引出し
端子となったコンタクトを絶縁体に固定したものに関す
る。

す、本間馳を簡易なＩＩ！底で解決するものが望まれて
いる。

〔従来の技術〕

従来のコネクタは寥６図に示すように略１字状の接触端
子１′の接触部側を絶縁体の挿入穴に固定し、その後引
圧し端子１２’の不所望な動きを防ぐために端子と同数
の穴６が形成された絶縁板５の１穴６が引出し端子１２
′に挿入されるように絶縁体２′と絶縁数２′とを一体
化した構造および製造方法であった。

〔発明が解決しようとした問題点〕

上記従来のコネクタおよび製造方法であると、まず接触
端子の引出し端子部を固定するための別部品（絶縁板）
が必要となり、構造の複雑化、および高価となるという
問題がある。

また絶縁体に接触端子を固定した後、更に絶縁板を取付
ける１穆が必要であり、且つ取付けの際、複数の引出し
端子を対応する絶縁板に挿入しなけれはならず位置合せ
が困難で接触端子が挿入時に破損する可能性が大きい。

本発明は上記問題点を解決することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するため本発明は、一片が相手側コネ
クタとの接触部、他片が外部引出し端子とはれた略し字
状の複数の接触端子が、相手側コネクタの挿入穴を有す
る絶縁体に、前記接触部の先端が該挿入穴の開口＊に位
置するよう固定されるコネクタにおいて、前記複数の接
触端子はその引出し端子に片側あるかは両ｉｌｌにはり
出す突部が設けられており、また前記絶縁体は相手側コ
ネクタの挿入穴の後方で且つ挿入穴より下方に位置する
部分より相手側コネクタの挿入方向と同一方向外部に突
出する複数の突片よりなる櫛歯部を有し、′＃櫛歯Ｎ汀
その突片の下面が端部より内１ｌｌｌ１１に向い低くな
るように傾斜しておりν呼、該傾斜部が終了する側面に
け前記接触端子の突部に対応する凹部が設けられており
、前記接触端子の引出し端子が絶縁体の櫛歯部に対し直
交し、且つ引出し端子の突部が櫛歯部の凹部に係合され
るように固定されて因ることを特徴としたコネクタおよ
び、引出し端子が絶縁体の櫛歯部に直交し、更に引出し
端子の突部上面が櫛歯部の各突片の下面に接触する状態
とし、前記接触部の上下方同位Ｉｔけ固定したままで、
前記引出し端子の突部上面が前記突片の下面に形成され
た傾斜部に接触した状態で移動するように接触端子を更
に挿入し、前記突部が傾斜部を乗り越えた時点で櫛歯部
に設けた凹部に係合させ、固定すること全特徴としたコ
ネクタの製造方法を提供する０〔作用〕上記手段によると、絶縁体櫛歯部の凹部に引出し端子に
形成した突部が係合し、簡単な構造および製造方法であ
りながら引出し端子の固定が確実なものとなる。

〔実施例〕

以下図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

類１図（ＡｌｔＢｌけ本実施例における前方および後方
からの外観斜視図（接触端子を一部省略しである）、第
２図は本実施例の接触端子、ｆｊＪ、３図は本実施例の
絶縁体櫛歯部の拡大図、第４図（ａＨｂＨｃｌば裏面側
より見た引出し端子と櫛歯部との保合を達成するまでの
１８を説明するための図である。

これら図において、１は接触端子、１１け接触部、１２
け引出し端子、］３け引出し端子１２に形成された突部
、２．け絶縁体、２１け相手側コネクタが挿入される挿
入穴、２２け櫛歯部、２３は櫛歯部２２を形成する突片
、２４け突片２３に形成された凹部、２５け傾斜部であ
る。

まず接触端子１の構造を説明する。

接触端子１けＩ［２図に示すように１片は湾曲する接触
部１１で、他片は該接触部１１に対して略直角に屈曲し
た外部引出し端子１２となり、この引出し端子１２には
両側にけり出した突Ｎ１３が形成されている。

欠に絶縁体２について説明する０絶縁体２Ｆ；１Ｍ１図（２）かられかるように前方に大
きく開口する相手側コネクタの挿入穴２１を有し、この
挿入穴２１け第１図Ｂに示すように後方部に連通してい
る。また挿入穴２１の後方下部からは外側に向って複数
の突片２３が突出しており、櫛歯部２２を形成しｊＬｎ
る。この突片２３け箪３図に示すようにその下面は端部
から内側に向う方向に低くなるよう傾斜しており（２５
）、その傾斜の終了する位置の側面に＃″を接触端子１
の突部１３に対応する凹部２４が形成されている。

また絶縁体２には＄１図（２）に示すようにその開口部
２１の周囲には正にシールド用の金属製シェル３が、そ
してその両側には相手側コネクタの挿入時に相手側コネ
クタに係合して確実な接続状態を行うためのワイヤスプ
リング４が取付けられている。

次に絶縁体２に接触端子１を挿入固定するまでの工程に
ついて説明する。

絶縁体２の後方より接触端子】の接触部１１が挿入穴２
１に挿入され、引出し端子１２が櫛歯部２２の複数の突
片２３間に直交して、且つ引出し端子１２の突部１３の
上面が、突片２３の下面に接触するように配置する０そ
して図示なき治具により接触端子１　（特に引出し端子
１２部分）を押圧して接触部１１が絶縁体２の挿入穴２
１の開口部付近に付備し、引出し端子１２の突部１３が
絶縁体２の櫛歯部２２の凹部２４に係合するよう固定す
る。

この時の櫛歯部２２における引出し端子１２の動きを駆
４因に示す。これは１１！６縁体２を反転、すなわち裏
面側から見た様子を示している。

まず、接触端子１の接触部１１の先ｙ＃証を挿入穴２１
に挿入すると、ｆａ１図に示すように引出し端子１２の
突部１３の上面（＄４図では下側の而）が櫛歯部２２の
突片２３の下面１１４図でσ上側の面）に接触する。次
に引出し端子１′２の数ケ所に押しあてるような図示せ
ぬ治具で矢印方向に押圧する。この時絶縁体２の挿入穴
２１内に位置する接触部１１けその上下方向にけ動かな
いよう押圧される。従って引出し端子１２＃ｉその突部
１３が傾斜部２５に位置する際、屈曲部付近から変形し
［ｂ１図に示す如く傾いた状態となる。そして更に押圧
すると突部１３は傾斜部２５を乗り越えて（ｃ１図に示
す如く凹部２４に係合し、・引出し端子１２が不所望な
動きをしなりよう固定される。

和５図は他の実施例を説明する斜視図である。

一本の突片２３ＫＭ１の傾斜部２５ａ％駆１の凹部２４
ａ％第２の傾斜部２５ｂ、第２の凹部２４ｂ　が形成さ
れており、例えば絶縁体２の挿入穴２１の前方側に位置
する接触端子１の接触部が相手１１１１コネクタを上下
よりはばむように接触するような構成の場合に図に示す
ように多段構造とした。

〔効果〕

本発明のコネクタおよびその製造方法によれば簡単な構
造、単純な製造方法でありながら、引出し端子の絶縁体
に対する固定が確実なものとなり不Ｗｒ望な動きによる
破損等を防止することができる０

【図面の簡単な説明】

第１図囚ｉＢｌは本発明の一実施例コネクタ前方および
後方からの外観斜視図、第２図は本発明にかかる接触端
子、纂３図は本発明にかかる絶縁体櫛歯部、第４図（ａ
ｌ（ｂｌｌｃｌは駆１図の一部を裏面側より見た引出し
端子と櫛歯部との保合工程を説明する図、紺５図は本発
明の他の実施例を説明する引出し端子と櫛歯部の斜視図
、第６図に従来のコネクタを説明するための斜視図であ
る。〔符号の説明〕１・・・接触端子、　　　１１・・・接触部、】２・・
・引出し端子、１３・・・突部、２・・・絶縁体、　　
　　２】・・・挿入穴、２２・・・櫛歯部、　　　２３
・・・突片、２４・・・凹部、　　　２５・・・傾斜部
、３・・・金！ＡＭシェル、４・・・ワイヤスプリング
、一つと方５例のタトＷ余十視距］　（剤’７）￥　１
　図　（八） −突□１１塁９１のタト１１２２斜視図（１灸方ン第１
　図（Ｂ）本鞘朗１てＢ１ア５接Ｒ贅綿チ￥２目本発＠Ｉ’、δ１７る。Ｓ１！縁俳め櫛壷郁第　３　図引出し錦）ヒｍ歯郁と焦合エキ！〒　４　図１世の実物１列１てよる引出し篇テと穆Ｉ針郁第　５　
図咋疋釆コキクタの固定構−遁５第　６　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一片が相手側コネクタとの接触部（１１）、他片
が外部引出し端子（１２）とされた略Ｌ字状の複数の接
触端子（１）が、相手側コネクタの挿入穴（２１）を有
する絶縁体（２）に、前記接触部（１１）の先端が該挿
入穴（２１）の開口端に位置するよう固定されるコネク
タにおいて、前記複数の接触端子（１）はその引出し端子（１２）に
片側あるいは両側にはり出す突部（１３）が設けられて
おり、また前記絶縁体（２）は相手側コネクタの挿入穴
（２１）の後方で且つ挿入穴（２１）より下方に位置す
る部分より相手側コネクタの挿入方向と同一方向外部に
突出する複数の突片（２３）よりなる櫛歯部（２２）を
有し、該櫛歯部（２２）はその突片（２３）の下面が端部より
内側に向い低くなるように傾斜しており（２５）該傾斜
部（２５）が終了する側面には前記接触端子（１）の突
部（１３）に対応する凹部（２４）が設けられており、前記接触端子（１）の引出し端子（１２）が絶縁体（２
）の櫛歯部（２２）に対し直交し、且つ引出し端子（１
２）の突部（１３）が櫛歯部（２２）の凹部（２４）に
係合されるように固定されていることを特徴としたコネ
クタ。
（２）前記絶縁体（２）の櫛歯部（２２）下面の傾斜部
（２５）および凹部（２４）がそれぞれ一本の突片（２
３）に対し複数設けられ、該凹部（２４）に対応する数
の接触端子（１）が固定された多段端子構造とされてい
ることを特徴とした特許請求の範囲第１項記載のコネク
タ。
（３）一方が相手側コネクタとの接触部（１１）、他片
が外部引出し端子（１２）とされた略Ｌ字状の複数の接
触端子（１）が、相手側コネクタの挿入穴（２１）を有
する絶縁体（２）に前記接触部（１１）の先端が該挿入
穴（２１）の開口端に位置するよう固定されるコネクタ
の製造方法において、前記複数の接触端子（１）の引出し端子（１２）には片
側あるいは両側にはり出す突部（１３）が設けられてお
り、また前記絶縁体（２）には相手側コネクタの挿入穴
（２１）の後方で且つ挿入穴（２１）より下方に位置す
る部分より、相手側コネクタの挿入方向と同一方向外部
に突出する突片（２３）よりなる櫛歯部（２２）が形成
され、且つ該櫛歯部（２２）はその突片（２３）の下面
が端部より内側に向い低くなるよう傾斜しており、前記
接触端子（１）を前記絶縁体（２）に固定するに際して
、前記絶縁体（２）の相手側コネクタ挿入穴（２１）の後
方より挿入し前記複数の接触端子（１）をその接触部（
１１）が挿入穴（２１）に、引出し端子（１２）が絶縁体（２）の櫛歯部（２２）に
直交し、更に引出し端子（１２）の突部（１３）上面が
櫛歯部（２２）の各突片（２３）の下面に接触する状態
とし、前記接触部（１１）の上下方向位置は固定したま
まで、前記引出し端子（１２）の突部（１３）上面が前
記突片（２３）の下面に、形成された傾斜部（２５）に
接触した状態で移動するように接触端子（１）を更に挿
入し、前記突部（１３）が傾斜部（２５）を乗り越えた
時点で櫛歯部（２２）に設けた凹部（２４）に係合させ
、固定することを特徴としたコネクタの製造方法。