JPS63126986A - パルプ漂白度制御方法 - Google Patents

パルプ漂白度制御方法

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JPS63126986A
JPS63126986A JP26941186A JP26941186A JPS63126986A JP S63126986 A JPS63126986 A JP S63126986A JP 26941186 A JP26941186 A JP 26941186A JP 26941186 A JP26941186 A JP 26941186A JP S63126986 A JPS63126986 A JP S63126986A
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JP
Japan
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bleaching
pulp
control
hypochlorite
whiteness
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JP26941186A
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長尾 雅市
多田 友紀
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パルプ漂白における漂白薬品の添加量を適正
に調節しパルプの漂白度を制御する方法に関するもので
ある。
(従来技術) パルプを漂白する場合の漂白薬品には、塩素、次亜塩素
酸塩、二酸化塩素、苛性ソーダ等が使用される。これら
の漂白薬品は複数の漂白工程で順次使用されてパルプの
白色度を高めていくことになる。
漂白に関し一般的な漂白順序としては、例えば第一段目
に塩素、第二段目に苛性ソーダ、第三第目に次亜塩素酸
塩、第四段目に二酸化塩素を使用する方法が採られてい
る。
そしてパルプの種類、生産量等の条件が変動した場合、
その変動に応じて漂白薬品の適正量の使用が重要な条件
となるが、この適正量を調節するのに最も簡便な方法と
して、光学センサーをパルプスラリー中に挿入してパル
プの白色度又は色調を検出し、その信号によって各漂白
薬品の添加量をフィードバック制御する手法がある。現
に、塩素段での漂白にはこの手法が多(採られている。
その理由は、漂白初段では仕込パルプ濃度をコントロー
ルしているため、パルプ濃度が比較的安定していること
、塩素段のパルプ白色度又は色調は高低差に幅があり、
センサーにとってもその変化を検出し易いレベルにあり
比較的制御がうまく行くためである。
ところが、次亜塩素酸塩による漂白段では、光学センサ
ーの使用も試みられてはいるものの、しかし現段階では
、まだ実用上の自動制御は出来ていないのが現状である
。その理由は、第一に次亜塩素酸塩による漂白工程では
、一般に精密なパルプ濃度管理がされておらずパルプ濃
度が約10%前後で漂白されるため、パルプ濃度の変化
の影響を受けやすいためである。そして理由の第二は、
次亜塩素酸塩で漂白されたパルプは高白色度(ハンター
白色度計での測定値が65〜80%)であるため、白色
度又は色調の高低を検出し難いレベルにあること、など
のためである。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、パルプの種類、生産量等パルプの条件が変化
した場合でもパルプ漂白における漂白薬品、殊に次亜塩
素酸塩または/及び次亜塩素酸塩に続く漂白工程におけ
る漂白薬品の適正添加量を調節し、パルプの漂白度を制
御する改良方法を提供することを目的とするものである
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者等は、上記目的のもとに次亜塩素酸塩により漂
白したパルプの白色度と、この漂白工程で排出されるパ
ルプの絞り排水との関連性について調査を行ってきた結
果、パルプの白色度と排水の色度との間には約70〜8
0%の確立で極めて高い相関があることを発見した。そ
こで木発明者等は、該排水の色度をパルプ漂白度の指標
とするならば、漂白薬品の適正添加量の調節のために利
用し得るという極めてユニークな発想に着目し、その手
段について鋭意検削を行った。その結果以下の構成より
なる発明を完成したのである。即ち、本発明は、予め、
次亜塩素酸塩による漂白工程から排出されるパルプ排水
の色度とパルプの白色度との相関を制御部に入力してお
き、漂白パルプの諸条件の変化で漂白度が変化するのを
調節するため、次亜塩素酸塩による漂白工程から排出さ
れるパルプ排水の色度信号に基づき次亜塩素酸塩及び/
又は次亜塩素酸塩に続く漂白工程における漂白薬品の適
正添加量を演算制御することを特徴とするものである。
(作用) 上記の構成を更に具体的に図面に基づいて説明すれば、
次亜塩素酸塩による漂白工程におけるパルプの絞り排水
1は、パルプの漂白段に設置された洗滌装置2から排出
されることから、ここに排水色度計3を設置しておき、
排水の色度を連続的に又は定期的に測定し、その測定信
号を制御部4(例えばマイコンを内蔵し演算機能を有す
る調節器等が使用される)で受すす、次亜塩素酸塩及び
/又は次亜塩素酸塩に続く漂白工程における漂白薬品の
過不足を演算した上で各々の添加装置に適正添加量を制
御するよう指示するようになっている(点線で示してい
る)。この場合の指示は、次亜塩素酸塩の添加装置に対
してはフィードバック制御となり、次亜塩素酸塩に続く
漂白工程における漂白薬品の添加装置に対してはフィー
ドフォアード制御を採ることになる。
なお、次亜塩素酸塩による漂白工程における絞り排水の
P Hは、工程に大幅な変動がない限り比較的安定して
いるため色度への影響は殆ど無視できる。しかし該絞り
排水の色度は主としてリグニンによるものであり、リグ
ニンの特徴としてキノン系の助色基を持つため、P H
によって色度が若干変化する。従って該排水のP H値
が何等かの理由で変動する場合は、P H値を検出し色
度を補正することが望ましい。
(効果) 本発明の方法によればパルプ条件が変動した場合にこれ
まで次亜塩素酸塩による漂白の適正制御が実質的に出来
難い状況にあったものが極めてタイムリーに自動制御し
得ること及び最新の漂白装置として最近注目を集めてい
る置換漂白システム(カミャ社グイナミソクブリーチン
グ)に適用すると特に優れた効果が発揮される。即ち、
該置換漂白装置(第3図)の特徴は、単一容器内で多段
漂白を完了してしまうこととイ1せて装置の構造上パル
プスラリー中には白色度を測定するセンサーの挿入が難
しく、従って全漂白工程が終了してU7まうまでは漂白
品質を検出することができず、そのため品質制御の面で
問題が残されているわけであるが、本発明の方法は容易
に適用でき、前記の問題点を解消することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ディフューザースクリーン使用によるCEH
D漂白の場合における本発明の詳細な説明図であり、第
2図は、ドラム式フィルター使用によるCBHD漂白の
場合における本発明の詳細な説明図であり、第3図は、
置換漂白装置を使用したD/CEHED漂白の場合にお
ける本発明の詳細な説明図である。 1・・・パルプの絞り排水 2・・・次亜塩素酸塩による漂白工程の洗滌装置3・・
・排水色度計 4・・・制御部 5・・・PHメーター C・・・塩素による漂白工程 E・・・アルカリによる抽出工程 H・・・次亜塩素酸塩による漂白工程 D・・・二酸化塩素による漂白工程 P・・・高濃度ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 予め、次亜塩素酸塩による漂白工程から排出されるパル
    プ排水の色度とパルプの白色度との相関を制御部に入力
    しておき、漂白パルプの諸条件の変化で漂白度が変化す
    るのを調節するため、次亜塩素酸塩による漂白工程から
    排出されるパルプ排水の色度信号に基づき次亜塩素酸塩
    及び/又は次亜塩素酸塩に続く漂白工程における漂白薬
    品の適正添加量を演算制御することを特徴とするパルプ
    漂白度制御方法。
JP61269411A 1986-11-11 1986-11-11 パルプ漂白度制御方法 Expired - Fee Related JPH073038B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4898105A (ja) * 1972-02-28 1973-12-13

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JPS4898105A (ja) * 1972-02-28 1973-12-13

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