JPS63126512A - フイルタ−カ−トリツジ製造方法 - Google Patents

フイルタ−カ−トリツジ製造方法

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JPS63126512A
JPS63126512A JP61269953A JP26995386A JPS63126512A JP S63126512 A JPS63126512 A JP S63126512A JP 61269953 A JP61269953 A JP 61269953A JP 26995386 A JP26995386 A JP 26995386A JP S63126512 A JPS63126512 A JP S63126512A
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JP
Japan
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filtration membrane
filtration
support
membrane
adhesive
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Pending
Application number
JP61269953A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Naruo
成尾 匡一
Sumio Otani
純生 大谷
Masahiro Eto
江藤 雅弘
Akira Matsumoto
章 松本
Masanori Ishiguro
石黒 雅則
Masao Tsuruta
鶴田 征男
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D65/00Accessories or auxiliary operations, in general, for separation processes or apparatus using semi-permeable membranes
    • B01D65/003Membrane bonding or sealing

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は微孔性濾過膜を組込んだ濾過用のフィルターカ
ートリッジの製造方法に関するものであり、特に製薬工
業における薬剤の濾過や薬剤製造に用いられる洗浄水の
製造の九めの精製水、純水の一過%訃よび半導体製造工
業を初めとする微細な加工を行なう電子工業分野におい
て使用される超純水製造のための精製水、純水の濾過、
食品工業におけるアルコール飲料の製造工程における一
過、実験室における超純水製造の九めの精製水、純水の
一過その他精密濾過に用いられ、10μm以下、特に1
μm以下のサブミクロンオーダーの微粒子や微生物eF
遇する精密濾過用のフィルターカートリッジの濾過膜接
着方法に関するものである。
(従来の技術) 微孔性濾過膜を組込んだフィルターカートリッジとして
は微孔性濾過膜をプリーツ状に加工して折り目をつけ、
このプリーツ折り目を平行にしな方向に高さをもった円
筒形の濾過膜構造体を形成し、プラスチック部材でこの
円筒形の濾過膜構造体の円筒内部と外部を保護し、円筒
形端部に他のプラスチック部材を接着してシールされた
構造体のプリーツタイプフィルターカートリッジが従来
多用されて来た。このプリーツタイプフィルターカート
リッジは単位体積当りの濾過膜の組込み面積(有効濾過
面積)を大きくすることができるため、単位時間当りの
一過流量が大きく、前述の工業分野、実験室で大量−適
用フィルターとして重用されている。
このフィルターは専用のハウジングを取付けて使われる
が、近年この取付けの手間を省略することを目的として
、あるいは少量−過を目的として、多種の液体を短時間
で濾過し、フィルターを頻繁に取換えるような濾過ライ
ン用の濾過手段として、有効−過面積が(105〜I1
4,2程度で濾過膜構造体とハウジングを一体とした使
い捨てフィルターカートリッジ(或はカプセル型フィル
ターカートリッジと称される)が用いられるようになっ
て来九。まな金属ハウジングに取付けて用いる同様に有
効−過面積の小さい少量濾過用のミニフィルターカート
リッジと呼ばれるものも用いられている。ミニフィルタ
ーカートリッジは前述の使い捨てフィルターカートリッ
ジの濾過膜構造体と濾過部分は同一または類似しており
、ハウジングに取付けるべくシール構造を有する濾過膜
構造体を有し九構造である。使い捨てフィルターカート
リッジおよびミニフィルターカートリッジは普通プリー
ツタイプと特開昭56−129016号公報に開示され
るが如き平板型濾過ユニットを積層した平板型−過ユニ
ット積層タイプ(或はスタックドディスタタイプと称さ
れる)がある。使い捨てフィルターカートリッジおよび
ミニフィルターカートリッジのプリーツタイプの構造及
び製造法は前述のハウジングに取付けて使用するプリー
ツタイプフィルターカートリッジと本質的には同一であ
り、使い捨てフィルターカートリッジのプリーツタイプ
の場合は濾過膜構造体を形成後これをプラスチック製ハ
ウジングに挿入する工程が付は加えられる。使い捨てフ
ィルターカートリッジおよびミニフィルターカートリッ
ジの平板型−過ユニット積層タイプの構造、製造法は基
本的には以下の通りである。
膜構造体の基本的構造である平板型濾過ユニットは、外
周および中心部を円形ないしは多角形に打ち抜い念2枚
の濾過膜1−(円形の場合はドーナツ状になる)平行な
面を有する平板状支持体(場合によっては2枚の成形部
材を貼り合せて一体とじ九支持体もある)に外周部、内
周部あるいは必要に応じて所定の部位を接着し念構成で
ある。特に外周部と内周部は液密性のあるように接着に
よってシールされなければならない。平板状支持体は、
普通、2枚の濾過膜を表裏に貼り合せることにより構成
され念内部空間が、炉遇された液体の流路を形成するよ
うに設計されている。すなわち。
平板状支持体は上記の如く2枚の濾過膜を内側から保持
すると共に、−過された液体が平板型−過ユニットの中
央部へ所望の流出ができるようK、該支持体の内周部に
一過流出用の中央開口部を備えた骨幹構造になっている
そして平板型−過ユニットの中央部に接着手段を施し複
数の平板型−過ユニット同志を接着するととくより該ユ
ニットの厚み方向に積層され念テ過膜構造体が形成され
る。この積層体の上部に濾過膜を保護する念めの上部保
護板が最上段の平板型−過ユニットの濾過膜と一定の間
隔を設けて結合される。また最下部も同様の目的、ミニ
カートリッジフィルターの場合はハウジングのセットを
確実にするための目的も加えて下部保護板が設けられる
。このように形成された積層型の濾過膜構造体は使い捨
てフィルターカートリッジの製造の場合にはハウジング
に接着され、ミニフィルターカートリッジの製造の場合
にはハウジングにセットすべくOリングなどのシール材
がはめ込まれる溝を有するシール部が接合される。
これら使い捨てフィルターカートリッジおよびミニフィ
ルターカートリッジの目的とするところは、例えば、一
定体積あ念りの一過面積を大きくする。すなわちコンパ
クトな濾過モジュールを提供すること、小さな濾過圧で
濾過すること%濾過精度をよくすること、カートリッジ
フィルターの濾過ラインへの脱着を容易にすること、取
扱い時の擦過や衝撃による微孔性膜の損傷を防止するこ
と%デ過コストヲ安価にすること、残液量の少ないこと
等を載げることが出来る。
(本発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来における濾過膜の支持体への接着は
、例えば支持体に対し良溶媒で、濾過膜に対して非溶媒
である接着剤を用1/kfe:、接着方法が行われてい
る。この方法による接着は、支持体が溶けて該支持体の
樹脂が多孔質の濾過膜の孔内に含浸することによる結合
、す々わちアンカー効果とも云える結合である。従って
、一般に極めて薄く脆弱な濾過膜を解かすことなく接着
できるので、接着時における濾過膜の例えば溶けること
による損傷等を回避することが出来るが、結合作用が弱
く、又液密性などの点に問題が6つ光。一方、−過膜に
対して良溶媒である接着剤を用いると、接着するタイミ
ングがむずかしく、−過膜の溶は過ぎによる損傷等が発
生し易い問題、さらには−過膜が溶解したり溶解による
著しい膨潤を生じ、接着剤が乾燥固化して収縮すること
により、濾過膜の接着部位の変形や亀裂損傷が発生する
問題があツ7’t。又、ヒートシールによる接着の場合
は、濾過膜に機械的な力が加わるため、−過膜が損傷し
易い欠点があつ九。特にこれらの問題は極めて高精度の
一過を行うフィルターカートリッジにおいては大きな問
題であつ九。  ・ 又、従来の平板型濾過ユニットにおいては2例えば特開
昭56−1290t6号公報に開示された構造は、−過
膜に、−過液圧に耐え得る強度をもたせるために、平板
状支持体が同心状の多数のリブを備え、このリブに濾過
膜が貼着された構造であるために、濾過膜とリブとを接
着し九部分は濾過膜としての機能を果すことができない
。すなわち、−過膜としての機能を果さないロス部分の
面積が大きく、−過膜全体の面積からして濾過有効面積
が少なくなってしまう問題があった。さらに、フィルタ
ーカートリッジの構造、特に液流路の部分の構造が上記
公報に開示されなものの如く複雑であると、液流れが悪
くなるばかシか、残液抜き等圧おいても問題を抱えてh
た。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、第
10目的Fi濾過膜の耐圧性を向上できると共に液密性
に優れ、さらにFffl膜の一過有効面積を大きくする
こともできる平板積層型のフィルターカートリッジ製造
方法を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明の上記目的は、流体通路を有する平板状の支持体
の上下両表面をコロナ放電処理あるいはグロー放電処理
あるいは紫外線照射処理あるいは酸洗い処理をした後に
、前記支持体と濾過膜との双方に対して非溶媒である溶
媒に溶解し念ポリマー接着剤を用いて、該双方の部材を
接着シールすることを特徴とする平板積層型のフィルタ
ーカートリッジ製造方法により達成することができる。
以下、本発明の方法を実施したフィルターカートリッジ
について説明する。
第1図は、本発明の方法の一実施態様である平板積層型
のフィルターカートリッジに装着されるテ過膜構造体1
の一部断面側面図である。第2図及第5図は第1図の一
部拡大断面図であり、第4図は平板状支持体の一部平面
図である。
第1図に示すように濾過膜構造体1は、上下2枚の飼え
ば円盤状の濾過膜2を有して構成される最小単位の平板
型−過ユニットが複数個積み重ねられた構成になってい
る。−過膜構造体1は、その中央に、個々の平板型濾過
ユニットの中央開口部1Gと連通ずる複数の連通孔5f
e備えた筒状のコア4が設けられておシ、積み重ねられ
た平板型−過ユニットの上部及び下部には、濾過ユニッ
トを保護する上部保護板7及び下部保護板8が設けられ
ており、さらに、ユニット厚み方向に清った外周りプロ
が上下保護板7,8間を架は渡し、かつ各−過スニット
を保持するように円周方向適宜間隔で設けられているこ
とにより、濾過膜構造体1の剛性を適宜保つように構成
されている。
上記の濾過膜構造体1の最小単位である列えば円盤形状
の平板型濾過ユニットは、第2図において拡大断面図に
示す如き構成である。すなわち、流体通路を有する平板
状の支持体20(第4図参照)の上下両面に液流通性を
有する濾過膜保持部材である、例えば、網状体16に保
持され念p通膜2が、少なくとも濾過膜2の内周縁部1
1及び外周縁部12において、支持体の内周リム3及び
外周リム13に接着部れている。
なお、第4図に示す如く支持体20は内周リム3と外周
リム13とが、例えば放射状に設けられ九スポーク部1
9により繋がっている。
この支持体20の上下両表面を、例えば、コロナ放電、
グロー放電、紫外線(tyv)照射、酸洗い等の処理を
施した後に濾過膜2を接着する。なお、これらの処理は
、必要に応じて濾過膜2との接着部位のみであってもよ
い。
濾過膜2と支持体20との接着は、両部材に対して共に
非溶媒の溶剤を含有するポリマー溶液の接着剤17を例
えば内外周りム3,13にコートし、その上から網状体
16と濾過膜2t−接触させる(第3図参照)。この結
果、支持体20及び濾過膜2の相方の樹脂が共に溶けず
に、ポリマー接着剤17が網状体16のすき間にまんべ
んなく充填して接着作用に供し、合わせて溶剤が例えば
、適宜加熱による強制除去あるいは自然除去されること
により接着が完了する。
接着剤17の溶剤として、例えばヘプタン、オクタン、
石油エーテルの如き鎖状炭化水素、ベンゼン、トルエン
、キシレンの如き芳香族炭化水素、クロロホルム、塩化
エチレン% 1.1.1− トI) /ロルエタンの如
きハロゲン化炭化水素、メタノール、エタノール、イン
プロパツールの如キアルコール類、イソブチルエーテル
、ジオキサン、テトラヒドロフランの如きエーテル類、
アセトン、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコール
の如きケトン類、酢酸エチル、ギ酸プロピルプロピオン
酸メチル、安息香酸メチルの如きエステル類、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレンクリコールジ
エチルエーテル、エチレンクリコール七ツメチルエーテ
ルアセテート、ジエチレングリコールメチルエチルエー
テルの如き多価アルコール誘導体等を挙げることかで゛
き、これらの溶剤の中から、支持体20及び濾過膜2の
材質の組み合せによって適宜単独溶剤あるいは2種以上
の混合溶剤を選ぶことができる。接着剤中に含有するポ
リマーは、支持体20及び−過膜2として用いることが
できる素材の中から、溶剤に非溶な樹脂を適宜選択して
用いることができる。
このように、支持体20の表面処理を施すことによって
、処理表面は適宜硬化すると共に接着剤との馴染を好く
することができる。さらに、ポリマー溶液の接着剤17
を用いれば、その濃度を適宜調節でき、接着のタイミン
グを所望の時期にし易くできると共に、接着剤17の濾
過膜2への浸透度を調節することができる。又、接着剤
17に適宜粘度をもたせることによシ、接着箇所あるい
は面積を所望にすることができる。これを溶剤のみで行
なおうとすれば、粘度が低いため、膜中に毛管現象です
いこまれ接着代を規制できず、しかも溶剤を支持体上に
保持することもできない。
なお、支持体20の材質は特に限定するものではないが
、加工性などの点からプラスチック樹脂が好適であり、
中でも不活性でありかつ適宜剛性を有する樹脂として、
例えば、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスルホ
ン、ポリフッ化ビニリデン、ポリオキシメチレン樹脂、
ポリアミド、フェニル−ホルムアルデヒド樹脂、ポリテ
トラフルオロエチレン、あるいは四フッ化エチレン、パ
ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体等のふっ素
st脂、 ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリプロ
ピノン、ポリエチレン々どを適宜選択して用いることが
できる。又、濾過膜2は例えば、ポリアミド、ポリスル
ホン、ポリフッ化ビニリデン、ドリアセチルセルローズ
、ポリテトラフルオロエチvy4どを素材としたものを
用いることができる。従って、例えば、支持体20にポ
リカーボネートを用い、濾過膜2にポリスルホンを用い
た場合、接着剤としては、例えば硝酸セルローズ10部
、メタノール80部、トルエン10部!り成るポリマー
溶液を用いることができる。
上記のような接着方法を用いることにより、接着時にお
いて、上記の如き調節性に加え、濾過膜2が溶解して著
しく膨潤し念り、接着剤が乾燥して固化した後も濾過膜
2の著しい収縮による変形や亀裂を回避することができ
、極めて良好な接着を行うことができる。又、接着部位
を押圧しても、核部位にあたる濾過膜2が膨潤していな
いので押圧による濾過膜2の損傷等を防止することがで
きる。又、濾過膜2と網状体16とが、例えば、スポッ
ト的に部分接着され組体として、支持体20に接着する
ようにすれば、一般に脆弱である濾過膜2のなり扱い性
はよくなり、平板型濾過ユニットの生産性を向上するこ
とができる。
このように濾過膜2の内周縁部11及び外周縁部12が
支持体の円周全域に亘って極めて良好に接着されている
ことにより、ヂ過前(−次側)の液と濾過後(二次側)
の液との液密性を確実に保つことができる。又、このよ
うに−過膜2全体が網状体16により保持されているこ
とにより、従来の如く濾過膜がその内周側から外周側ま
でほぼ全域に亘って極めて細かく支持貼着しな構造にし
なくても、濾過圧に対して充分耐えることができ、かつ
、濾過有効面積を大きくすることができる。
上記の場合は、−過膜2及び網状体16が共にそれらの
内外周縁部11.12においてのみ支持体に貼着した構
造としたが、本発明においてはこのような態様に限るも
のではなく、内外周縁部以外の一過領域において、例え
ば、スポーク状(図示しない)の部分と網状体16及び
濾過膜2とが適宜接着した構造とすることもできる。又
、濾過膜保持部材としては網状体16に限るものではな
く、例えば不織布などであってもよい。
なお、コア4の下方側の所は、従来と同様にハウジング
(図示しない)と液密性を保って連結する構造を有して
いることは言うまでもない。
上記の如く構成した濾過膜構造体1を備、tJフィルタ
ーカートリッジに訃けるろ液の経路は第2図の矢印で示
す如くなっている。すなわち、図示しないハウジング内
に流入し7121.F液は、内外周が封止された上下濾
過膜2の外側(1次側)の適宜液圧によって濾過膜2に
浸透して行き、内周縁部11、外周縁部12及びスポッ
ト接着部17以外の全領域において微粒子や微生物等の
不純物が戸遇されて濾過@2の内側(2次側)に進入し
、ひきつづいて内周リム3に形成された複数の中央開口
部10を通り、この中央開口部10に繋がった連通孔5
からコア4の中空部分を経て、フィルターカートリッジ
から排出され所望の濾過工程がなされる。
このように上記濾過膜2の一過作用に供する部分1−1
:%内周リム3に固着された内周縁部11および外周縁
部12以外のほぼ全領域であるので、従来ノ平板型−過
ユニットタイプの如く、−過膜が内周側から外周側まで
ほぼ全域に亘って細かく支持体20に貼着支持された構
造のものに比べて、濾過面積を大きくすることができる
と共に、−過圧を小さく抑えることもできる。又、濾過
膜2はその全体が網状体16によって保持されていると
共に接着が確実になされているので、該濾過膜2自体が
比較的腰の弱い材質によって構成された場合であっても
、−過圧に対する耐圧性を持たせることができ、さらに
、上記の支持体20の形状が、従来に比べて極めて簡略
化した液路を形成するようになされていることにより、
F液の流れが良く、濾過工程の終段における濾過残量を
少なくすることができる。
上記実施態様においては、液流通性のある濾過膜保持部
材(網状体16)を支持体20と濾過膜2との間に介在
させ九が2本発明においては濾過膜保持部材を設け々く
ともよいことは云うまでもない。
(発明の効果) 以上詳細に述べたように、本発明の方法によれば、接着
作用の調節が所望にでき、濾過膜の溶は過ぎならびに接
着剤の乾燥に伴う接着部位のp過膜収縮による変形や膜
亀裂、押圧による該濾過膜の損傷を回避できると共に、
極めて確実な接着を行うことができるので、接着部位の
液密性に優れ、又、−過膜の耐圧性、さらには生産性を
向上させることができる。又、濾過膜保持部材によp濾
過膜を保持した構成とすることで、濾過膜の強度が実効
的に高められていることにより、従来のごとく濾過膜は
、複雑な構造の支持体に細かく接着する必要がなく、濾
過膜の濾過作用に供する有効面積を大きくすることがで
きるので、目詰まり等の点から濾過寿命を長くでき、か
つ、−過動率が向上し、迅速な濾過を行うことができる
。又、本発明による平板型−過ユニットは、支持体の構
造が簡略化できるので、F液の流路の簡略化を図ること
ができ、エアー抜きあるいは残液抜き等を極めて容易に
行うことができる等の種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を用いた一実施態様の要部を一部
破断した側面図、第2図は第1図の一部拡大断面図、第
5図は本実施態様における濾過膜の接着部分を示す拡大
断面図、第4図は本実施態様における支持体の平面図で
ある。 図中符号: 1・・・濾過膜構造体、   2・・・−過膜。 5・・・内周リム、      4・・・コア。 5・・・連通孔、       6・・・外周りブ、7
・・・上部保護板、    8・・・下部保護板。 10・・・中央開口部、    11・・・内周縁部、
12・・・外周縁部%     13・・・外周リム、
16・・・網状体、      17・・・接着剤、1
9・・・スポーク部、   20・・・支持体。 (ほか3名) 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)流体通路を有する平板状の支持体の上下両表面をコ
    ロナ放電処理あるいはグロー放電処理あるいは紫外線照
    射処理あるいは酸洗い処理をした後に、前記支持体と濾
    過膜との双方に対して非溶媒である溶媒に溶解したポリ
    マー接着剤を用いて、該双方の部材を接着シールするこ
    とを特徴とする平板積層型のフィルターカートリッジ製
    造方法。 2)前記支持体と前記濾過膜との間に液流通性を有する
    濾過膜保持部材を介在させたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のフィルターカートリッジ製造方法
JP61269953A 1986-11-14 1986-11-14 フイルタ−カ−トリツジ製造方法 Pending JPS63126512A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994026398A1 (en) * 1993-05-17 1994-11-24 Kubota Corporation Filtration film element and method of manufacturing the same
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