JPS63125817A - 摩耗感知ボ−ルジヨイント - Google Patents

摩耗感知ボ−ルジヨイント

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Publication number
JPS63125817A
JPS63125817A JP27354886A JP27354886A JPS63125817A JP S63125817 A JPS63125817 A JP S63125817A JP 27354886 A JP27354886 A JP 27354886A JP 27354886 A JP27354886 A JP 27354886A JP S63125817 A JPS63125817 A JP S63125817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hall element
permanent magnet
ball joint
wear
magnetic force
Prior art date
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Pending
Application number
JP27354886A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikatoshi Mori
森 慎逸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Musashi Seimitsu Industry Co Ltd filed Critical Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Priority to JP27354886A priority Critical patent/JPS63125817A/ja
Publication of JPS63125817A publication Critical patent/JPS63125817A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば自動車懸架装置等に使用されるボール
ジヨイントの内部摩耗を感知することに関する。
従来の技術 ボールジヨイントの内部摩耗を感知する従来技術として
は、本件出願人による特願昭60−273622号の如
く、ボールジヨイントの内部に永久磁石を設けると共に
、その永久磁石に対向させてボールジヨイント外周の適
所に永久磁石の磁力を感知するホール素子を配設するも
のがある。
このボールジヨイントは、ボールジヨイント内部摩耗に
応じて永久磁石が移動するようにし、永久磁石の移動に
よって変化する検出磁力で、ボールジヨイント内部の摩
耗限界を感知しようとするものである。
発明が解決しようとする間頭点 ところで自動車懸架装置に使用されるボールジヨイント
は、外気温、路面の輻射熱、自身の摩擦熱等の影響で使
用中の温度が大幅に変動する。そのため第5図に示す如
く永久磁石11の磁力を検出するホール素子12を定電
圧回路17により定電圧駆動すると、前述の如き温度変
化を受けてホール素子12の測定値も大幅に変動する。
即ち、ホール電圧一温度特性を表わす第6図に示される
如く、ホール素子を定電圧駆動し、温度を20°から8
0°に変化させると、ホール電圧は約42係も変化する
しかも、29.2 mV乃至17 mVというホール電
圧値q」 は、第4図に示される如くボールジヨイント厚さ3mm
程度の標準的な閉止板を使用した際に、摩耗限界に到達
したか否かを判定するホール素子検出レベルと同等付近
に成るため、摩耗感知の信頼性は全く低いものとなる。
この点、第5図に示す如く、増幅器22後の信号処理回
路15に温度補正回路23を設けることも考えられるが
、一般に温度補正回路は現時点の温度をサーミスタ等に
より測定し、その測定温度と基準温度との差を求め、そ
の差分に応じた係数を入力直にかけて出力させるなど回
路が複雑と成シ、かつ占有スペースも大きくなってボー
ルジヨイント外形を大型化する問題があった。
問題点を解決するだめの手段 ボールジヨイントの内部に永久磁石を設けると共に、該
ボールジヨイント外周にその永久磁石に対向して磁力を
感知する一方のホール素子とその永久磁石に離間されて
磁力を略感知しな′V−=他方の温度参照用のホール素
子とを配設し、かつ前記両ホール素子の出力を引き算す
る演算回路を設ける。
作        用 磁気の影響を受けたホール素子の出力から温度を検出し
たホール素子の出力が引き算され、温度変化分を取り除
いた真のボールジヨイント内部摩耗による出力変化を読
み取ることができる。
実   施   例 以下本発明の実施例のその構成を図面に基づいて説明す
る。
第1図は自動車のフロントサスペンションニ用いラレル
ロアーボールジョイント1を表わしている。
このボールジヨイント1は、スタンド3、ソケット2、
荷重支持軸受7、摩耗補償軸受8、閉止板10を具備し
ている。
ソケット2は円筒状で両端に開口を有し、その一方の開
口は閉止板10で閉鎮され、他方の開口6はスタッドの
柄部4を揺動自在に突出させてい閉止板10は、ステン
レス鋼またはアルミ合、14など剛性のある非磁性材料
によって形成されている0 スタッド3は、柄部4の一端に球状の頭部5を有する。
スタッドの頭部5は、柄部側の半部が荷重支持軸受7に
支持され、長柄部側の半部が摩耗補償軸受8によって支
持された状態でソケット2内に配置される。
しかも頭部5は、摩耗補償軸受8が閉止板10の装着で
圧縮されることにより、摩耗補償軸受の円筒部9の弾発
力でソケット開口6に向けて常に押圧されている。
そのためボールジヨイント1使用中に頭部5或は軸受7
,8が摩耗すると、摩耗補償軸受8は、ソケット開口6
に接近する方向へ相対移動することになる。
また、荷重支持軸受7及び摩耗補償軸受8は、ナイロン
、ポリエチレン、ポリアセクール、ポリウレタンなど摩
耗特性の優れた樹脂から適当に選ばれる。この実施例に
おいて摩耗補償軸受8は、ポリウレタンのような高い弾
性を有するものが良いO この摩耗補償軸受8の反球座面側の底面には、永久磁石
11が接着結合されている。この永久磁石11が形成す
る磁場は非磁性材料の閉止板10の外にも広がっている
閉止板10は、ソケット開口周縁部が該閉止板10の上
にかしめ変形されて、ソケット開口に固定されている。
12は前記永久磁石11の磁力を感知するホール素子で
、ボールジョイント1内部摩耗を調べるため、永久磁石
11に対向するよう、閉止板10の反摩耗補償軸受側の
側面に装着されている。
このホール素子12としては、Ga As (ガリウム
ヒ素)糸のものを用いた。
13は、温度参照用のホール素子で、永久磁石11の磁
力影響を避けてできる限りボールジヨイント1の温度の
みによる出力変化を検出できるよう、永久磁石11から
離間した位置に配設されている。
このホール素子13と前述の磁力感知用のホール素子1
2は、完全に同一仕様であることが望まれ、より好まし
くは同一ロノドから取遵出されたものが好適である。
まだホール素子12.13に隣接させて、電源回路14
、信号処理回路15、発信器16が被覆層30に覆われ
た状態で、閉止板10に一体的に装着されている。
上述のホール素子12.13及び回路等は第3図に示す
如く接続されており、バッテリ制御回路21の働きによ
り所定間隔で電池20より電流が送出され、定電圧回路
17が両ホール素子12゜13を駆動する。
両ホール素子12.13から出力されるホール電圧は、
演算回路25である差動増幅器で引き算されることによ
り、温度影響による出力変化分が除去される。
その結果、真に磁力影響による出力変化のみが判断回路
24に到達し、その判断回路24でボールジヨイントが
正常か異常摩耗しているか判断される。
その後、その判断結果は発信器16から無線で送信され
る。
なお判断回路24は、第2図に示される如く、永久磁石
11とホール素子12との対向間隔りが一定以上になっ
たとき、異常摩耗、即ち摩耗限界に到達したとして感知
出力を出すように設定される。
つぎに上記ボールジヨイントにおける摩耗感知について
説明する。
前述した如く第1図に示すボールジヨイント組立状態に
おいて、永久磁石11による磁場が閉止板10の外にも
広カってお)、第4図に示でれる如くホール素子12に
より磁力が強く感知される状態にある。但し、永久磁石
11に離間して配設された温度参照用のホール素子13
には、略磁力が感知されない。
仮にボールジヨイントが使用中に異常摩耗を起こし、第
2図に示す如く摩耗補償軸受8の円筒部9がその弾発力
で復元すると、頭部5がソヶソ開ロ6方向へ相対移動す
ると共に永久磁石11も開口6方向へ移動する。
そのことにより、永久磁石11とホール素子12との対
向間隔りが大きくなり、ホール素子12によって検出さ
れる磁力が弱く成る。
従って、上記対向間隔りが予め設定した値に達している
と、判断回路24により、ボールジヨイント1が摩耗限
界に達したことを感知し、発信器16から該当信号を発
する。
効       果 以上のように本発明によれば、磁気の影響を受けたホー
ル素子の出力から温度を検出したホール素子の出力が引
き算され、温度変化分を取り除いた真のボールジヨイン
ト内部摩耗による出力変化を読み取ることができるので
、ボールジヨイント使用中の湿度変化にかかわらず、こ
の種摩耗感知ボールジヨイントの内部摩耗限界、憬知精
度を格段に高めることができるとともに、大きなスペー
スを占有する複雑な温度補正回路を設ける必要もなく摩
耗感知部の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を表わすもので、摩耗感知ボー
ルジヨイントの断面平面図。第2図は第1図図示ボール
ジヨイントの摩耗状態を表わす要部の断面平面図。第3
図は摩耗感知装置の原理説明図。第4図はホール電圧一
対向間隔特性図。第5図は従来の摩耗感知装置の原理説
明図。第6図はホール電圧一温度特性図である。 (記号の説明) 1・・・・・・ボールジヨイント。  11・・・・・
・永久磁石。 12・・・・・(@力感知用の)ホール素子。 13・・・・・・(温度参照用の)ホール素子。 25・・・・・・演算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボールジョイント1の内部に永久磁石11を設けると共
    に、該ボールジョイント外周にその永久磁石11に対向
    して磁力を感知する一方のホール素子12とその永久磁
    石11に離間されて磁力を略感知しない他方の温度参照
    用のホール素子13とを配設し、かつ前記両ホール素子
    12、13の出力を引き算する演算回路25を設けたこ
    とを特徴とする摩耗感知ボールジョイント。
JP27354886A 1986-11-17 1986-11-17 摩耗感知ボ−ルジヨイント Pending JPS63125817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27354886A JPS63125817A (ja) 1986-11-17 1986-11-17 摩耗感知ボ−ルジヨイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27354886A JPS63125817A (ja) 1986-11-17 1986-11-17 摩耗感知ボ−ルジヨイント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63125817A true JPS63125817A (ja) 1988-05-30

Family

ID=17529355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27354886A Pending JPS63125817A (ja) 1986-11-17 1986-11-17 摩耗感知ボ−ルジヨイント

Country Status (1)

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JP (1) JPS63125817A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6879240B2 (en) * 2001-07-18 2005-04-12 ZF Lenförder Metallwaren AG Ball joint with integrated angle sensor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6879240B2 (en) * 2001-07-18 2005-04-12 ZF Lenförder Metallwaren AG Ball joint with integrated angle sensor

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