JPS63125813A - セラミツクス製物品 - Google Patents

セラミツクス製物品

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Publication number
JPS63125813A
JPS63125813A JP27152186A JP27152186A JPS63125813A JP S63125813 A JPS63125813 A JP S63125813A JP 27152186 A JP27152186 A JP 27152186A JP 27152186 A JP27152186 A JP 27152186A JP S63125813 A JPS63125813 A JP S63125813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
male
screw hole
screw
insert
Prior art date
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Pending
Application number
JP27152186A
Other languages
English (en)
Inventor
一朗 宮橋
廣行 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd, Ishikawajima Construction Materials Co Ltd filed Critical Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
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Publication of JPS63125813A publication Critical patent/JPS63125813A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、特にセラミックスを素材として形成されたね
じ継手やインサート等の物品に適用されて好適なセラミ
ックス製物品に関するものである。
「従来の技術およびその問題点」 従来、ねじ込みによって鋼管等をその材軸方向に継ぐね
じ継手や、コンクリート構造物などに埋設されて各種部
材を接続ないし取り付けるインサートなどは、それらの
主体をなす継手本体、インサート本体が鉄などの金属製
であるために腐食し、この腐食に起因して、例えばねじ
継手の着脱作業が面倒になったり、あるいは、コンクリ
ートなどを劣化させたりする等の問題点が生じる。
この点の解決手段として、本出願人は、継手本体、イン
サート本体をセラミックスにて形成したねじ継手および
インサートをすでに提案した。これらセラミックス製の
ねじ継手、インサートによれば、継手本体、インサート
本体に腐食が全く生じることがなく、腐食に起因した例
えばコンクリ−トの劣化等の種々の問題度を根本的に解
決することができるといった利点がある。ところが、こ
のようなセラミックス製物品にあっても例えば次のよう
な点で検討の余地が残されていた。
すなわち、継手本体およびインサート本体などをセラミ
ックス製とした場合、継手本体、インサート本体などに
形成しておいたねじ(例えばねじ穴等)のねじ山と、こ
のねじ山に螺合されるスチールボルト等の雄型部材のね
じ山との噛み合わせ部分(ひっかかり部分)がねじ出先
端に限定される場合があり、このような際に、セラミッ
クス本体(継手本体、インサート本体等)のねじ出先端
に応力が集中し、クラックやねじ出先端が欠けてしまう
といった問題点が生じる。
「問題点を解決するための手段」 そこで第1発明では、雄型部材のおねじが螺合されるね
じ穴付きのセラミックス製本体を備え、かつ、前記ねじ
穴のねじ山を、山の頂部がねじの起点から終点に至るま
で平坦に切り欠き形成し、しかも、前記ねじ山の径を、
そのねじの有効径以上の範囲に設定したことを特徴とす
るものである。
また、第2発明では、雄型部材のおねじが螺合されるね
じ穴を有しかつ外周に雌型部材のめねじに螺合されるお
ねじを備えた筒状のセラミックス製本体を備え、かつ、
前記ねじ穴およびおねじの各ねじ山を、山の頂部がねじ
の起点から終点に至るまで平坦に切り欠き形成し、しか
も、前記ねじ穴のねじ山の径をそのねじの有効径以上の
範囲に設定するとともに、おねじのねじ山の径をそのね
じの有効径以下の範囲に設定したことを特徴とするもの
である。
「作用」 本発明のセラミックス製物品によれば、セラミックス製
本体のねじ山の頂部を所定の幅寸法を持った平坦に切欠
形成することにより、セラミックス製本体に形成される
ねじ山の高さを低くし、ねじどうしのひっかかり部分を
、強度の大きなねじの基端側に限定して、ねじ山のクラ
ックや欠けを防止する作用を発揮する。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。図面はセラミックス製物品としてインサー
トに適用した例を示す。
これらの図において、符号lはインサート本体であり、
このインサート本体1は雄型部材として用いるボルトの
挿入孔2を形成した筒状部3と、挿入孔2に同軸的に連
続するねじ穴4を形成した拡大基部5とを有し、全体が
セラミックスにより形成されて、セラミックス製本体を
構成している。
そして、前記インサート本体lのねじ穴4は、その断面
が三角形をした三角ねじを基本構造として、そのねじ山
4aの山の頂部をねじの起点から終点に至るまで平坦に
切り欠いた構成となっている。また、前記ねじ山4aの
径は、そのねじの有効径以上の範囲に設定され、これに
より、ねじ山4a自身にクラックや欠けなどが生じない
ように考慮されている。なお、図面では、有効径以上と
なるように、前記ねじ山の頂部4bの幅寸法りは、第2
図に示すように、例えばねじ山4aのピッチPの1/2
〜l/3(本実施例ではほぼl/2 )の範囲とされて
いる。これは、ねじ山4aの頂部4bの幅寸法りをピッ
チPの1/2以下に設定すると、ねじ山4aの高さH8
が低くなりすぎてボルトのねじ込み操作が悪くなり、逆
にl/3以上にすると、三角ねじのねじ山の高さH3に
近付いて幅寸法りが小さくなり、頂部4bにクラックや
欠けなどが生じるおそれがあるからである。
また、このねじ穴4の開口端側(第2図下側)のねじ山
4aの頂部4bは、インサート本体1の軸線とギ行な線
分X−Yに対して角度θをもって開口端側に行くに従っ
て下り勾配に傾斜しており、これによって、ねじ穴4の
開口端側に生じる応力を低減させてねじ穴4全体に均一
な応力が生じるように考慮されている。
このような構成のインサートにおいては、セラミックス
製であるインサート本体lのねじ山4aの頂部4bが所
定の幅寸法りを持った平坦に切欠形成されているので、
ねじどうしのひっかかり部分を、強度の大きなねじの基
端側に限定して、ねじ山4aのクラックや欠けを防止す
る作用を発揮させることができる。したがって、インサ
ート本体lをセラミックスで形成しても、セラミックス
の収縮現象によるねじ山に対する影響を極めて小さくす
ることができる。また、ねじ山4a全体の強度が向上し
、金属製インサートと同様な取り扱いが可能になる。な
お、実施例のように、拡大基部5の内周にねじ穴4を形
成し、このねじ穴4の開口端側の頂部4bにテーパをつ
けておくと、ボルトが例えば吊りボルトとして使用され
ている場合にそのボルトに常に引張力としての荷重が作
用しても、拡大基部5の外周面により一様に荷重が受け
られ、いわゆるクサビ効果が発揮され、インサート本体
lには全体的に圧縮力としての荷重が作用し、また、ね
じ穴4の開口端側に生じる応力を低減させてねじ穴4全
体に均一な応力が生じる等の作用を発揮させる。この点
は、インサート本体lを圧縮力には十分な耐力を発揮す
るセラミックス製とする上で好適である。
次に、第3図を参照して第2発明の実施例について説明
する。この実施例はセラミックス製物品として、外径の
異なる2つの雌雄型部材を接続するねじ継手に適用した
例である。
このねじ継手は、雄型部材(図示例ではボルト)IOの
挿入孔11を有する円筒状の継手本体12と、この継手
本体12の外周に形成され雌型部材(例えばインサート
など)13のねじ穴14に螺合するおねじ15と、前記
挿入孔11の奥に形成され雄型部材10のおねじ16に
螺合するねじ穴17とを備え、継手本体L2全体がセラ
ミックスにより形成されている。
そして、前記挿入孔11は、継手本体12の中心部に一
端(第1図左端)のみを開口した状態で中心軸線方向に
沿って延出しており、かつ、そのほぼ中央部から奥側に
かけて前記ねじ穴17が形成されている。
また、前記継手本体I2の外周のおねじ15は、前記挿
入孔11のねじ穴17が形成された部分(挿入孔11の
奥側の部分)の外周に位置して形成され、これによって
継手本体12には外周部および内周部に引張力が作用し
た際、仕ん断力が生じるように考慮されている。
そして、前記ねじ穴17およびおねじ15の各ねじ山1
7a、15aは、山の頂部17b、15bがねじの起点
から終点に至るまで平坦に切り欠かれており、しかも、
前記各ねじ山17a、15aのうちねじ穴17のねじ山
17aは、そのねじの有効径以上の範囲に設定され、ま
たおねじ15のねじ山15aは、そのねじの有効径以下
の範囲に設定されて、ねじ山自身にクラックや欠けなど
が生じないように考慮されている。
なお、図面では、第4図などに示すように、ねじ山17
a、15aの各頂部17b、15bの幅寸法は、ねじ山
のピッチの1/2〜1/3の範囲に設定されている。
次いで、このように構成されたねじ継手の使用方法や作
用などについて説明する。
このねじ継手を使って雄型部材IOと雌型部材13とを
接続するには、雌型部材13のねじ穴I4に継手本体1
2をねじ込み、この継手本体12の挿入孔11に雄型部
材lOを挿入してそのおねじ16をねじ穴!7に螺合す
れば良い。なお、この接続手順を、雄型部材lOに継手
本体12をねじ込んでおき、これを雌型部材13のねじ
穴16にねじ込む逆の手順によっても行うことができる
このようにして結合した状態では、継手本体12の挿入
孔11の奥側のねじ穴17に雄型部材10が、また継手
部材12の外周のおねじ15に雌型部材13がそれぞれ
ねじ結合された状態となるので、雌型部材13および雄
型部材」0にそれぞれ引張力としての荷重が作用すると
、継手本体12の内周部では挿入孔11の奥側から、ま
た継手本体4の外周部では挿入孔11の開口端側から引
張力が生じる。このため、継手本体12の内部では、継
手本体12の内周部および外周部それぞれの引張力が互
いに作用しあって、せん断力が生じ、クラックや分断な
どを発生させる原因である引張力はほとんど生じること
がない。
また、セラミックス製である継手本体12の内周および
外周それぞれのねじ山17a、15aの頂部17b、1
5bが所定の幅寸法を持った平坦に切欠形成されている
ので、ねじどうしのひっかかり部分を、強度の大きなね
じの基端側に限定して、ねじ山17a、15aのクラッ
クや欠けを防止する゛作用を発揮させることができる。
したがって、継手本体4を引張力に対して脆いセラミッ
クス製等としても大きな耐力を発揮させることができ、
かつ、軽量化を図ることができる。
なお、このように継手本体12が、セラミックス等の耐
腐食性の高い材料により形成されていると、継手部分で
のねじの腐食が起こらず、したがって、金属等の腐食し
易い場所等に対するねじ継手の適用性を向上することが
できる。特に、前記継手本体12をセラミックス製とし
た場合には、耐腐食性を向上することができる上に、耐
熱性および絶縁性に対しても向上することができる利点
がある。
第4図および第5図はそれぞれねじ山の形状の変形例を
示すものである。第4図に示すねじ山20は、台形ねじ
を基本構造としており、そのねじ山20の頂部20aの
幅しは、このねじのピッチPの【/2〜1/3の範囲に
設定されている。
また、第5図に示すねじ山30はのこ歯ねじを基本構造
としており、そのねじ山30の頂部30aの幅しは、こ
のねじのピッチPの1/2〜l/3の範囲に設定されて
いる。
なお、これら変形例のねじ山を第1図ないし第3図で示
したセラミックス製物品に適用することは可能であり、
ねじ山をこれらの構造としても前述したのと同様の作用
効果を発揮することができる。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、セラミックス製本
体のねじ山の頂部を所定の幅寸法を持った平坦に切欠形
成することにより、セラミックス製本体に形成されるね
じ山の高さを低くし、ねじどうしのひっかかり部分を、
強度の大きなねじの基端側に限定して、ねじ山のクラッ
クや欠けを防止するようにしているので、セラミックス
製本体に形成したねじ山に対する影響を極めて小さくす
ることができ、特にセラミックスを素材として形成され
たねじ継手やインサート等の物品に適用されて好適なセ
ラミックス製物品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は第1発明の一実施例を示すもので
、第1図はインサート本体の断面図、第2図は第1図鎖
線H内部を拡大した断面図、第3図は第2発明の一実施
例を示す断面図、第4図および第5図はそれぞれねし山
の変形例を示す断面図である。 l・・・・・・インサート本体、2・・・・・・挿入孔
、3・・・・・・筒状部、4・・・・・・ねじ穴、4a
・・・・・・ねじ山、4b・・・・・・ねじ山の頂部、
5・・・・・・拡大基部、10・・・・・・雄型部材、
11・・・・・・挿入孔、12・・・・・・継手本体、
13・・・・・・雌型部材、14・・・・・・ねじ穴、
I5・・・・・・おねじ、16・・・・・・おねじ、1
7・・・・・・めねじ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)雄型部材のおねじが螺合されるねじ穴付きのセラミ
    ックス製本体を備え、かつ、前記ねじ穴のねじ山は、山
    の頂部がねじの起点から終点に至るまで平坦に切り欠か
    れており、しかも、前記ねじ山の径はそのねじの有効径
    以上の範囲に設定されていることを特徴とするセラミッ
    クス製物品。 2)雄型部材のおねじが螺合されるねじ穴を有しかつ外
    周に雌型部材のめねじに螺合されるおねじを備えた筒状
    のセラミックス製本体を備え、かつ、前記ねじ穴および
    おねじの各ねじ山は、山の頂部がねじの起点から終点に
    至るまで平坦に切り欠かれており、しかも、前記ねじ穴
    のねじ山の径はそのねじの有効径以上の範囲に設定され
    、おねじのねじ山の径はそのねじの有効径以下の範囲に
    設定されていることを特徴とするセラミックス製物品。
JP27152186A 1986-11-14 1986-11-14 セラミツクス製物品 Pending JPS63125813A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27152186A JPS63125813A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 セラミツクス製物品

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JP27152186A JPS63125813A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 セラミツクス製物品

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JPS63125813A true JPS63125813A (ja) 1988-05-30

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ID=17501226

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JP27152186A Pending JPS63125813A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 セラミツクス製物品

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JP (1) JPS63125813A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003014584A1 (en) * 2001-08-07 2003-02-20 Nobuyuki Sugimura Inverse saw-tooth internal thread
JP2008291949A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Toyota Motor Corp 遊星差動ネジ型回転−直動変換機構

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