JPS63123196A - ガラス破損検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラス破損検知装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の装置は、公開実用昭６０−３４６８５号に記載の
ように、ガラス面に電線または導電金属箔等の連続した
導電部材を貼着する方法が考案されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、ガラスの一部分のみが破損しく１） た場合、導電材が破壊されず、ガラス破損を検知できな
いという問題があった。また、透明ガラスの破損を検知
する場合、導電材がガラスの透明感を損なうという問題
もあった。

本発明の目的は、ガラスの一部分のみが破損した場合に
もガラス破損を検出でき、尚かつガラスの透明感を損な
わない、高精度なガラス破損検出装置を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ガラスを２重構造とし、ガラス間に間隙を
設け、前記間隙内に導電流体を封入するとともに、前記
導電流体内に複数の電極を設け、この電極に直列に電源
および検出器を接続する事により、達成される。

〔作用〕

平常時、前記電極間は導電流体によつい、電気的に接続
されているため、検出器は動作状態となっている。ガラ
スが破損すると、前記間隙内に封入された導電流体が破
損部より流出することにより、前記電極間が電気的に不
導通状態となり、検出塁は不動作状態となるため、ガラ
ス破損を検知できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図および第２図により説
明する。

第１図および第２図において、５はガラス本体でありガ
ラス内部には空隙が設けられ、２の導電流体が封入され
ている。また、前記導電流体内には、１の電極が一対設
置されており、この電極には３の交流電源および４の検
知用リレーが直列に接続されている。

以下、本実施例の動作について説明する。

平常時１、前記電極１相互間は導電流体２により導通と
なるため、検知用リレー４に電流が流れ、検知用リレー
４は動作状態となる。

ガラスが破損すると、破損箇所から導電流体２が流出し
、電極１は導電流体２と接触しなくなるため、電極１相
互間の導通が悪くなり検知用リレー４が不動作となる事
により、ガラスの破損を検知する事ができる。また、ガ
ラスの一部分のみが破損した場合にも、導電流体２は流
出するためガラスの破損を高精度に検知することができ
る。

尚、本実施例は検知用電極１が一対の場合について述べ
たが、検知用電極１を複数取付は検知用リレー４と直列
に接続する事により、より高精度なガラス破損検知が可
能となる。また、本実施例では、検知装置としてリレー
を例に述べたが、他の電流検出装置、例えばＬＥＤ等へ
の変更も可能である。

なお、導電流体に透明な物体、例えば水道水を用いる事
により、ガラスの透明感を損う事なく、ガラス破損検知
が可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ガラスの一部分のみが破損した場合に
も、導電流体が流出するためガラスの破損を高精度に検
知できる効果がある。また、ガラス表面に導電材等を取
付ける必要もないため、ガラスの透明感を損わないとい
う効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例になる、一部ガラス間隙部分
を展開した斜視図、第２図は第１図のａ−ａ′線断面図
である。 １・・・検知用電極、２・・・導電流体、３・・・電源
、４・・・検知用リレー、５・・・ガラス。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、２枚のガラスに間隙を設けるとともに密閉構造とし
   、前記間隙内に導電流体を封入し、この導電流体内に複
   数の電極を設け、この電極に電源と直列に検出器を接続
   したことを特徴とするガラス破損検出装置。