JPS63122998A - ラジオアイソト−プ自動分注装置 - Google Patents

ラジオアイソト−プ自動分注装置

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JPS63122998A
JPS63122998A JP26936586A JP26936586A JPS63122998A JP S63122998 A JPS63122998 A JP S63122998A JP 26936586 A JP26936586 A JP 26936586A JP 26936586 A JP26936586 A JP 26936586A JP S63122998 A JPS63122998 A JP S63122998A
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修三 阿部
松波 怜
永松 直
雅昭 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、作業者の被曝を少なくするためのラジオアイ
ソトープ自動分注装置に係り、更に詳しく云えば、ラジ
オアイソトープ溶液の比放射能を測定し、また生理食塩
溶液で希釈して比放射能を所定の値に調整した後、薬剤
入りの標識バイアルに、ラジオアイソトープ溶液を自動
的に所定量注入することにより、作業者の被曝を少なく
したラジオアイソトープ自動分注装置に関するものであ
る。
[従来の技術] ラジオアイソトープ(以下、RIと略す)て標識された
薬剤(以下、標識薬と略す)が人体に注入されると、標
識薬の種類によって人体の特定の組織または臓器に選択
的に集まる。これを適当な検出機器により観察すること
によって、注目している組織または臓器の生理学的ない
し病態生理学的な情報を得ることができる。
標識用のRIとしては多くの核種が使われるがテクネチ
ウム−99m(Tc−99m)が最も多く使用されてい
る。ところで、T c −99mはM o −99の娘
核種であるが、半減期が6時間と短いため、M o −
99およびその娘核種Tc −99rnが入っており、
Tc−99mだけを選択的に取り出すことのできる。一
般にチクネジエネレータと呼ばれる装置から必要の都度
Tc−99mの入ったR、I溶液を取り出している。し
かし、チクネジエネレータから取り出されたRI温溶液
比放射能は、チクネジエネレータが製造されてからの経
過期間や製造者によって異なる。従って、所定の量の標
識薬を調製するためにはRI温溶液比放射能を、正しく
測定しなければならない。また、R1溶液を生理食塩溶
液で希釈し、所定の比放射能に調整しなければならない
こともある。
従来、標識薬の調製は、RI温溶液収容されたRIバイ
アルの放射悌強度を測定し、一方、RIバイアル中の溶
液量を多くは目測し、その量と放射f七強度とから比放
射能を測定した後、必要なRI溶液量を注射針等で採取
し、薬剤の入ったバイアルへ注入することを手作業で行
なっていた。
このような、手作業によるRIの取扱いは、長期間の作
業による累積放射線被曝線量が多くなり、人体に重大な
障害を与える恐れがあるという欠点があった。
そこで1.このような手作業による取扱いを改善し、作
業者に対する被曝量を低減するための装置として、特開
昭59−51400号公報に記載の装置が知られている
この装置によれば、テクネチウムの溶液が収容されてい
るテクネチウムバイアルと、生理食塩溶液が収容されて
いる生食バイアルとから、注入経路の途中に配置された
流量制御器の働きにより、薬剤入りの標識バイアルにテ
クネチウム溶液あるいは生理食塩溶液の所定量が自動的
に注入されている。従って、このラジオアイソトープ自
動注入装置においては、取扱い作業者の被曝量が相当程
度低減されるという利点を有している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記特開昭59−51400号公報記載
の装置にあっては、テクネバイアルの比放射能測定手段
はなく、該装置を使用する前に、予め別の手段で測定、
計算しておく必要がある。
また、この装置においては、標識バイアルは1個しかな
く、複数の標識化合物を調製するに当っては、分注法の
標識バイアルを取外し、別容器の標識バイアルを再びセ
ットする必要がある。従って、これらの作業の際の被曝
は免れ得す、しかもその操作が極めて煩雑になる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたもので、本発
明によれば、ラジオアイソトープ溶液を収容するラジオ
アイソトープバイアルと、生理食塩溶液を収容する生食
バイアルと、前記ラジオアイソトープ溶液あるいは生理
食塩溶液の所定量が自動的に注入される薬剤入りの標識
バイアルとから主としてなるラジオアイソトープ自動分
注装置において、 前記ラジオアイソトープバイアルから所定量吸引するこ
とにより溶液量を計量する手段と、溶液量が計量された
前記溶液が注入される希釈バイアルと、 前記希釈バイアルの放射1@強度を測定する放射線検出
器とを備え、 前記希釈バイアルに注入された量と、前記放射線検出器
で測定した放射梯強度とから比放射能を測定することを
特徴とするラジオアイソトープ自動分注装置、および ラジオアイソトープ溶液を収容するラジオアイソトープ
バイアルと、生理食塩溶液を収容する生食バイアルと、
前記ラジオアイソトープ溶液あるいは生理食塩溶液の所
定量が自動的に注入される薬剤入りの標識バイアルとか
ら主としてなるラジオアイソトープ自動分注装置におい
て。
前記生食バイアルから所定量吸引することにより溶液量
を計量する手段と、 溶液量が計量された前記溶液が注入される希釈バイアル
と、 前記希釈バイアルの放射能強度を測定する放射線検出器
とを備え。
溶液量及びその放射能強度が既知のラジオアイソトープ
溶液の収容された前記希釈バイアルに、前記生食バイア
ルから、溶液量を計量する前記手段により所定量の生理
食塩溶液を採取、注入することにより比放射能を調整す
ることを特徴とするラジオアイソトープ自動分注装置が
提供される。
以下、実施例に対応する第1図を用いて、本発明の構成
の概要を説明する。
RI原液が入っているRIバイアル1、例えば注射筒の
ようにシリンダとピストン機構で構成される容積計量器
であるシリンジ2.生理食塩溶液が入っている生食バイ
アル3、RI原液あるいは生理食塩溶液を移注する希釈
バイアル4は、チューブ5■により互いに接続されてい
る。チューブ5■の途中には流路開閉弁6■〜6@が設
けられている。シリンジ2のピストン2■は駆動装′j
!17によって直線駆動されるようになっている。尚、
希釈バイアル4の放射能強度は、放射線検出器15によ
って測定される。
RIバイアルlとシリンジ2を接続するチューブ5■の
途中にはチューブ内の溶液の有無を検出する、液切れ検
出器8が設けられている。またシリンジ2と希釈バイア
ル4を接続するチューブの途中には、チューブ内の圧力
を検出する圧力検出器9が設けられている。
溶液あるいは気体が流れるチューブ5(5■。
5■・・・)を主な構成とする流路系は一体化した配管
ユニットとしてシートに取付けられている。
R1溶液あるいは生理食塩溶液が所定量注入される標識
バイアルlO■〜1o■は、それぞれ鉛遮蔽容器11■
〜11■に入れられ、可搬式の枠体であるカートリッジ
12に収納されている。
標! バイアルlO■〜10■に刺し込まれた、該バイ
アル内の気体の給排気を行なう注射針18[相]〜18
0に接続されたチューブ5■〜5[相]の他端はオーバ
ーフローバッグ13に接続されている。そして、装置全
体はコンピュータ装置14によって制御されている。
[作用] このように構成された装置において、第1の発明におい
ては、装置の動作前は希釈バイアル4は空であり、シリ
ンジ2のピストン2■はシリンジ2の底まで押しこまれ
ており、開閉弁6■〜6゜は全て閉じている。
装置の動作を開始させると、開閉弁6■か開いた後、駆
動装置7によってピストン2■が所定ストローク引き抜
かれることによって、RIバイアル1からRI原液がシ
リンジ2に所定量採取される。次に、開閉弁6■が閉じ
られ、開閉弁6■が開かれた後、ピストン2■が駆動装
置7によりシリンジ2の底まで押し込まれることによっ
て、希釈バイアル4には所定量のRI原液が注入される
。希釈バイアル4に注入された所定量のR1原液の放射
能強度は放射線検出器15によって測定される。希釈バ
イアル4へ注入された溶液量と測定された放射能強度を
公知の方法でコンピュータ装置14に取り込んで計算処
理させることにより、希釈バイアル4中のRI温溶液単
位体積当りの放射能強度すなわち比放射能を知ることが
出来る。
液切れ検出器8はチューブ5■に溶液が入っているかど
うかを検出するもので、例えば光透過型センサのような
公知の検出器であり、RIバイアル1内の注射針18■
上端までのRI原液を希釈バイアル4へ計量移注する際
の終了点を知る手段、あるいは同じく所定の量を移注す
る際のRI原液の不足を知る手段として使用する。
第2の発明においては、例えば第1の発明で測定された
溶液量および比放射能が既知のR1溶液が希釈バイアル
4の中に入っているとき、その比放射能を希釈調整した
い場合、ピストン2■がシリンジ2の底にある状態で開
閉弁6■のみか開かれ、駆動装置7によってピストン2
■が所定ストローク引き抜かれることによって、生食バ
イアル3から生理食塩溶液がシリンジ2に所定量採取さ
れる。
次に開閉弁6■が閉じられ、開閉弁6■が開かれた後、
ピストン2■がシリンジ2の底まで押し込まれることに
よって、希釈バイアル4には所定量の生理食塩溶液が注
入され、希釈バイアル4内のRI温溶液希釈され、比放
射能が調整される。
圧力検出器9は、チューブ5が開閉弁6■〜6@に夫々
正しくセットされているかどうか、開閉弁が正しく作動
するかどうか、あるいはチューブ5■に漏れがないかど
うかを検出する手段である。例えば、開閉弁6■のみを
開いて所定量の空気をシリンジ2に採取し、6@以外の
開閉弁は全て閉じてピストン2■を所定量押し下げたと
き、所定の圧力に達しなければ、何らかの異常であるこ
とを示している。
[実施例] 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説
明する。
第1図は本発明の一実施例の概要を示しており、RIバ
イアル部A、容積計量部B、放射線検出部C5生食バイ
アル部D、標識バイアル部E、流路制御部F、およびオ
ーバーフローバッグ部Gとから主として構成されている
第1図において、RIバイアルl、トレインバイアル1
6、標識バイアル10■〜lO■は各々放射線遮蔽のた
め鉛容器11■〜11■に入っている。
各バイアルには、溶液を採取または注入するための注射
針18■〜18■およびバイアル内の気体を排出または
導入するための注射針18■〜isoが刺し込まれてい
る。
流路制御部Fを構成する流路開閉弁6■〜6゜はチュー
ブ5■を押圧あるいは弛緩させることにより、チューブ
5■内の溶液または気体の流路を開閉制御する。
容積計量部Bは、注射器を使用したシリンジ2および注
射器のピストン2■を直線駆動するためのパルスモータ
を使用した駆動装置7から構成されている。
放射線検出部Cは、希釈バイアル4および井戸型放射線
検出器15で構成されている。
標識バイアル部Eは、標識バイアルlO■〜10■を各
々収納する鉛遮蔽容器11■〜11■がセットできる可
搬式のカートリッジ12で構成されている。標識バイア
ル10■〜lO■にはチューブ5■に接続された溶液体
あるいは気体を注入するための注射針18■〜18■が
刺し込まれている。また該バイアル内の気体を排出する
ために刺し込まれた注射針18[相]〜180は、各々
チューブ5■〜5[株]を通じて緩衝用容器であるオー
バーフローバッグ13に接続され、該注射針を通じて万
−各々の該バイアルからの溶液のオーバーフローが生じ
た時の装置内の汚染を防止している。なお、オーバーフ
ローバッグ13はチューブ50を通じて大気に開放され
ている。鉛遮蔽容器11■〜ll■の底には、各標識バ
イアルの口栓の高さが同じになるように、必要に応じて
スペーサ19が挿入されている。
RIバイアルlに刺し込まれているR1原液採取用の注
射針18■とシリンジ2を接続しているチューブ5の途
中にチューブ内の溶液の有無を検出する液切れ検出器8
が、またシリンジ2と希釈バイアル4とを接続するチュ
ーブの途中から枝分れしたチューブの一端は圧力検出器
9に接続され、チューブ系の異常を検出する手段として
使用する。
バイアル内へ気体を導入又は排出するための注射針18
■〜180は各々チューブ5■〜5■に接続され、さら
にチューブ5■〜5■の他の端に接続されたフィルター
17■〜17■を介して大気に通じている。
RIバイアルlとその鉛遮蔽容器11■、シリンジ2と
そのピストン2■、生食バイアル3、希釈バイアル4、
トレインバイアル16とその鉛遮蔽容器11■、配管ユ
ニット20、カートリッジ12は、各々図示していない
本体装置に着脱可1kになっている。
各標識バイアルへの分注動作が終了したら、希釈バイア
ル4に残ったRI温溶液シリンジ2を介して、トレイン
バイアル16へ移注される。
本発明にがかるRI自動分注装置は、マイクロコンピュ
ータあるいはパーソナルコンピュータおよび検出器の信
号取り込み、開閉弁、駆動装置等のインターフェースと
から主として構成されているコンピュータ装ff114
で制御される。コンピュータ装置14の役割は、当装置
を動作させるための設定値の作業員からの入方受は付け
、溶液量計量のための駆動装置7の制御、比放射能の計
算、標識バイアルlO■〜10■への所定fiのRx溶
液を分注するために必要な各開閉器の制御1図示してい
ない各種動作指令ボタンに基ずく動作制御、および計算
結果や動作状態を表示することが主なものである。
次に、第1図に示す実施例について、図面を参照しなが
ら、本発明のラジオアイソトープ自動分注装置の操作お
よび動作をその手順に従って説明する。
■、所定個数の標識バイアル10をカートリッジ12に
セットする。
・各標識バイアル10に注入、脱気のための注射針18
■、18■・・・をセットする。
・−度に分注する標識バイアルloをカートリッジ12
ヘセツトする。(最高5個)■、配管ユニット、20を
分注装置ヘセットする。
・チューブ5■をピンチバルブ6■、6■・・・にセッ
トする。
・標識バイアルカートリッジ12をセットする。
・標識バイアル10の注射針18■、18■・・・、 
18o、 180・・・全所定(7)チューブ5■、5
■、5■・・・へ接続する。
・トレインバイアル16、希釈バイアル4も同様に注射
針18■、18■を接続する。
・希釈バイアル4は、井戸型放射線検出器15の中ヘセ
ットする。
・シリンジ2をチューブ5■に接続し、駆動装置7ヘセ
ツトする。
■、開閉弁6■、6■・・−および配管の漏れ並びに閉
塞テスト ・コンピュータ装置14の所定のボタンを押すことによ
り、分注装置は次の動作を行なう。
■開閉弁6■、6■・・−の全てを閉じ、シリンジ2で
エア加圧し、圧力センサの値から漏れをテストする。
■開閉弁6■、6■・・・を順次開閉してゆき、圧力を
検知し、開閉弁6■、6■・・・の作動をテストする。
■0分注するデータをコンピユータ装置14ヘキー人力 ・各標識バイアルlOの目標放射梯、容量、バイアルサ
イズ、薬剤の量および核種基を入力する。
■入力終了後、コンピュータ装714では、各標識バイ
アルlOへの注入R1液の比放射能、容量を計算する。
■、生食バイアル3をセットする。
■、チクネジエネレータから取り出したR1バイアルl
をセットする。
■0分注開始 ・コンピュータ装置14の所定のボタンを押すことによ
り分注装置は次の動作を行なう。
■RIバイアルlからRI原液をシリンジ2で吸引し、
希釈バイアル4へ移す。
■シリンジ2のサイクルからRI原液の容量を算出。
■RI原液の放射能強度測定。
■標識バイアルlOへ注入する比放射能の一番高いもの
に合せてR1原液を生理食塩溶液で希釈・混合する。
■標識バイアル10へRI温溶液計算し注入する。
■濃度調整および管路洗浄用の所定量の生理食塩溶液を
標識バイアル10へ注入する。
■シリンジ2でエアを吸引し、管路内の残留液をエアで
該当の標識バイアル10へ送りこむ。
■その他の標識バイアル10についても上記■〜■の操
作を繰り返す。
尚、比放射能が他のものより非常に低いものを作る時は
、R1溶液を更に希釈、混合し、最後に分注する。
■分注が完了したら、各系統毎に管路内をシリンジ2で
吸引し注射針18■、18■・・・内の残留液分をトレ
インバイアル16へ送入する。
[相]コンピュータ装314へ分注終了の表示をする。
尚、分注内容については、その都度プリンタへ印字する
第2図は、本発明に係るラジオアイソトープ自動分注装
置の他の実施例を示す。
前記の実施例と異なる点は、放射線検出器15を図示し
ていない駆動機構によって移動可71にしたこと、希釈
バイアル4を着脱可俺な鉛遮蔽容器11■に収納するよ
うにしたこと、および放射fEを測定するため、鉛遮蔽
容器11■〜11■の底部に孔があけられていることで
ある。
未実施例において、前記した実施例と異なる主な動作を
次に説明する。
RIバイアルl内のRI原液の溶液量を計jXEシ、希
釈バイアル4内へ移注する動作においては、放射線検出
器15は液切れ検出部22へ移動し、放射源強度の減少
をもってチューブ5内の溶液の有無を検出する。希釈バ
イアル4の放射飽強度を測定する動作時においては、放
射線検出器15は希釈バイアル4の下部へ移動する。所
定量のRI温溶液希釈バイアル4から夫々標識バイアル
10■〜10■へ分注した後は、順次lO■〜lO■の
下部へ移動して、夫々の放射源強度を測定することがで
きる。
第3図は、チューブ5■、5■・・・の着脱操作を容易
にするため、シート23上にチューブ5■。
5■・・・の大部分が固定され、一体化された配管ユニ
ット20の実施例を示す。
接続具21■〜21Oは夫々注射針18■〜180との
接続具である。接続具21o、21(2E)は夫々シリ
ンジ2、圧力検出器9との接続具である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のラジオアイソトープ自動
分注装置によれば、溶液量計量用のシリンジおよび希釈
バイアルを設けたことにより、希釈バイアル中へ既知容
量のRI原液を注入することができるので、その放射源
強度を測定すればRI原液の比放射能を正しく知ること
ができ、また、該シリンジによって生理食塩溶液を所定
量希釈バイアルへ注入することにより比放射能を調整す
ることがてきる。
更に、液切れ検出器を設けたことにより、RIバイアル
から希釈バイアルへのRID液の計量移住に際し、液切
れを検出することができるのて、その容量を正しく知る
ことができる。
また、チューブの途中に圧力検出器を設けたから、チュ
ーブ系の漏れ等の異常を検出でき、一方、チューブ系は
配管ユニットとして一体化することにより、チューブの
脱着操作が容易となった。
さらに、鉛遮蔽容器に入れた標識バイアルを可搬式のカ
ートリッジに収納できるようにしたので、本体装置への
標識バイアルのセットが容易になり、カートリッジ運搬
の際の被曝も少なくすることかできる。
RI原液の比放射濠の測定、希釈調整、標識バイアルへ
のRI温溶液分注操作は、本体装置に各バイアルをセッ
トした後は自動的に行なわれるので、作業者の放射線被
曝を最少限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図5第2図は本発
明の他の実施例を示す構成図、第3図はシート上にチュ
ーブが固定され一体化された配管ユニットの実施例を示
す構成図である。 1−RIバイアル、2・・・シリンジ、3・・・生食バ
イアル、4・・・希釈バイアル、7・・・駆動装置、8
・・・液切れ検出器、9・・・圧力検出器、io■〜1
0■・・・標識バイアル、11■〜11■・・へ鉛遮蔽
容器、12・・・カートリッジ、13・・・オーバーフ
ローバッグ、14・・−コンピュータ装置、15・・・
放射線検出器、16−・・トレインバイアル、17・・
・フィルター、19・・・スペーサー、20・・・配管
ユニット。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラジオアイソトープ溶液を収容するラジオアイソ
    トープバイアルと、生理食塩溶液を収容する生食バイア
    ルと、前記ラジオアイソトープ溶液あるいは生理食塩溶
    液の所定量が自動的に注入される薬剤入りの標識バイア
    ルとから主としてなるラジオアイソトープ自動分注装置
    において、 前記ラジオアイソトープバイアルから所定量吸引するこ
    とにより溶液量を計量する手段と、溶液量が計量された
    前記溶液が注入される希釈バイアルと、 前記希釈バイアルの放射能強度を測定する放射線検出器
    とを備え、 前記希釈バイアルに注入された量と、前記放射線検出器
    で測定した放射能強度とから比放射能を測定することを
    特徴とするラジオアイソトープ自動分注装置。
  2. (2)ラジオアイソトープ溶液を収容するラジオアイソ
    トープバイアルと、生理食塩溶液を収容する生食バイア
    ルと、前記ラジオアイソトープ溶液あるいは生理食塩溶
    液の所定量が自動的に注入される薬剤入りの標識バイア
    ルとから主としてなるラジオアイソトープ自動分注装置
    において、 前記生食バイアルから所定量吸引することにより溶液量
    を計量する手段と、 溶液量が計量された前記溶液が注入される希釈バイアル
    と、 前記希釈バイアルの放射能強度を測定する放射線検出器
    とを備え、 溶液量及びその放射能強度が既知のラジオアイソトープ
    溶液の収容された前記希釈バイアルに、前記生食バイア
    ルから、溶液量を計量する前記手段により所定量の生理
    食塩溶液を採取、注入することにより比放射能を調整す
    ることを特徴とするラジオアイソトープ自動分注装置。
  3. (3)ラジオアイソトープバイアルと溶液量を計量する
    手段とを接続するチューブの途中に、液切れ検出手段を
    備えた特許請求の範囲第1項または第2項記載のラジオ
    アイソトープ自動分注装置。
  4. (4)溶液量を計量する手段と、希釈バイアルを接続す
    るチューブの途中に、圧力検出手段を備えた特許請求の
    範囲第1項または第2項記載のラジオアイソトープ自動
    分注装置。
  5. (5)溶液あるいは気体が流れるチューブを、シートに
    取付け一体化した特許請求の範囲第1項または第2項記
    載のラジオアイソトープ自動分注装置。
  6. (6)前記標識バイアルを収納する複数の鉛遮蔽容器が
    、可搬式の枠体に取付けられている特許請求の範囲第1
    項または第2項記載のラジオアイソトープ自動分注装置
  7. (7)前記標識バイアルに挿入されたバイアル内気体の
    給排気を行なう注射針に接続されたチューブの他の端を
    、緩衝用容器に接続した特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のラジオアイソトープ自動分注装置。
JP26936586A 1986-09-16 1986-11-12 ラジオアイソトープ自動分注装置及び自動分注方法 Expired - Lifetime JPH0648319B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26936586A JPH0648319B2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12 ラジオアイソトープ自動分注装置及び自動分注方法
US07/097,025 US4853546A (en) 1986-09-16 1987-09-16 Automatic radioisotope filling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26936586A JPH0648319B2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12 ラジオアイソトープ自動分注装置及び自動分注方法

Publications (2)

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